数値化「中毒」ノベーション(1865回) episode artwork

EPISODE · Jun 4, 2026 · 16 MIN

数値化「中毒」ノベーション(1865回)

from 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" · host kotaro zamma

早稲田大学文学学術院教授で、専門はパーソナリティ心理学、発達心理学の小塩真司[おしお・あつし]さんより、エビデンス重視、数値重視の落とし穴について、目から鱗がおちる思いでした曰く"グッドハートによれば、ある「指標」が報酬や利益、評価と結びつけられると、人々はその指標を最大化すること自体に集中し、もともとの目的や価値を忘れてしまう傾向があります。政策や制度が善意によって設計されていても、指標が目標に変化していくことで、人々の行動は「数値を上げる」方向に最適化されていくのです。""だからこそ、私たちは測定や評価を用いるとき、その背後にある「何のためにその指標を使うのか」という問いを常に意識し続ける必要があります。"ここから私は思いました1、わかりやすさバイアス2、エビデンスよりコンテキスト3、ネガティブケイパビリティと大義1、わかりやすさバイアス確証バイアス、利用可能ヒューリスティック、アンカリングバイアス、代表性ヒューリスティックなどなど、我々が抗いにくい様々なバイアスがありますがそれらのバイアスを駆逐するために、エビデンスという必殺技があって、例えば数値化を用いるべきで、最近ではデータとエビデンスに基づく判断をすべきであるというお話に納得していた私でしたが実は、そのエビデンスを用いることに、罠が生じてくる、というお話に、衝撃をいただきましたこれは私なりに考えると、もしかしたら、わかりやすいことへ飛びついてしまう、わかりやすさバイアスということもあるのかもしれないなあと思ってしまいましたこれがエビデンスなので、と言いながら、数値だけを見せられると、みんな、ははあ、とひれ伏してしまうそんなパワーを数値化というのもは持っていると思いましたもしかしたら、物語化というのも、わかりやすさバイアスの一つなのかもしれない、とかと思うと誰もが信じてしまう、わかりやすいものには罠がある、くらいの、クリティカルシンキングは持っておかねばならないなあと思いました2、エビデンスよりコンテキストグッドハートの法則は、言われてみれば、数値化目標をした途端に、その目標数値そのものを達成するために、手段が目標化してしまう経験は、自分も何度もしてきたなあと思いますイノベーションに関しても、どれだけの数をアクセラレーションしたか、とか、オープンイノベーションのイベントで何人集まったとか本来は、世の中を変えるプロジェクトを生み出すことが目的のはずが、その施策の短期的なKPIに奔走してしまうことだったり来年度の予算どりを確保するために、本質的な内容ではない数値的なものを成果にしてみたり、思い出すと色々な苦労をしていましたその渦中にいた身としては、それも継続していくためには、継続しなくては本来の目的も達成できないから、という矛盾の中でも苦しんでもいた気がしますなぜその数値を目的にしたのか?というそもそもの背景や目的を忘れがちになってしまうし、異動で人が変わると尚更忘れ去られていってしまうその背景にあるコンテキストこそ、引き継がなくてはならなくて、常日頃、それを確認しながらの数値化をしていく必要があるなと、改めて思いました3、ネガティブケイパビリティと大義そいういう意味では、いくらデータ・ドリブン経営で、エビデンスとしての数値が並んだとしても、そこにある背景やコンテキストがどのようなものが重要なのかそれを問い続ける、いわゆるクリティカルシンキングと、簡単でわかりやすい答えに飛びつかないネガティブケイパビリティが大切だしそもそも何を大義をして掲げていたのか、本当に到達したいことはなんだったんだっけ?という、ラテラルシンキングも重要と思いましたイノベータリップルモデルにおける、パッションから始まり、仲間と共に、誰かが喜んでくれる大義を目指すその大義は、決して、数値化されるものだけではなくて、社会のどんな人をより良くしようとしているか、どんなより良き世界を作り上げていこうとしているのかその大義を忘れないで進んでいくということが、大切な気がしましたということで一言で言えば数値化「中毒」ノベーションそんな話をしています参考:本: 「数値化」中毒 なぜ手段が目的に変わるのか 著 者:小塩真司 発行所:株式会社PHP研究所 製作日:二〇二六年五月十一日

早稲田大学文学学術院教授で、専門はパーソナリティ心理学、発達心理学の小塩真司[おしお・あつし]さんより、エビデンス重視、数値重視の落とし穴について、目から鱗がおちる思いでした曰く"グッドハートによれば、ある「指標」が報酬や利益、評価と結びつけられると、人々はその指標を最大化すること自体に集中し、もともとの目的や価値を忘れてしまう傾向があります。政策や制度が善意によって設計されていても、指標が目標に変化していくことで、人々の行動は「数値を上げる」方向に最適化されていくのです。""だからこそ、私たちは測定や評価を用いるとき、その背後にある「何のためにその指標を使うのか」という問いを常に意識し続ける必要があります。"ここから私は思いました1、わかりやすさバイアス2、エビデンスよりコンテキスト3、ネガティブケイパビリティと大義1、わかりやすさバイアス確証バイアス、利用可能ヒューリスティック、アンカリングバイアス、代表性ヒューリスティックなどなど、我々が抗いにくい様々なバイアスがありますがそれらのバイアスを駆逐するために、エビデンスという必殺技があって、例えば数値化を用いるべきで、最近ではデータとエビデンスに基づく判断をすべきであるというお話に納得していた私でしたが実は、そのエビデンスを用いることに、罠が生じてくる、というお話に、衝撃をいただきましたこれは私なりに考えると、もしかしたら、わかりやすいことへ飛びついてしまう、わかりやすさバイアスということもあるのかもしれないなあと思ってしまいましたこれがエビデンスなので、と言いながら、数値だけを見せられると、みんな、ははあ、とひれ伏してしまうそんなパワーを数値化というのもは持っていると思いましたもしかしたら、物語化というのも、わかりやすさバイアスの一つなのかもしれない、とかと思うと誰もが信じてしまう、わかりやすいものには罠がある、くらいの、クリティカルシンキングは持っておかねばならないなあと思いました2、エビデンスよりコンテキストグッドハートの法則は、言われてみれば、数値化目標をした途端に、その目標数値そのものを達成するために、手段が目標化してしまう経験は、自分も何度もしてきたなあと思いますイノベーションに関しても、どれだけの数をアクセラレーションしたか、とか、オープンイノベーションのイベントで何人集まったとか本来は、世の中を変えるプロジェクトを生み出すことが目的のはずが、その施策の短期的なKPIに奔走してしまうことだったり来年度の予算どりを確保するために、本質的な内容ではない数値的なものを成果にしてみたり、思い出すと色々な苦労をしていましたその渦中にいた身としては、それも継続していくためには、継続しなくては本来の目的も達成できないから、という矛盾の中でも苦しんでもいた気がしますなぜその数値を目的にしたのか?というそもそもの背景や目的を忘れがちになってしまうし、異動で人が変わると尚更忘れ去られていってしまうその背景にあるコンテキストこそ、引き継がなくてはならなくて、常日頃、それを確認しながらの数値化をしていく必要があるなと、改めて思いました3、ネガティブケイパビリティと大義そいういう意味では、いくらデータ・ドリブン経営で、エビデンスとしての数値が並んだとしても、そこにある背景やコンテキストがどのようなものが重要なのかそれを問い続ける、いわゆるクリティカルシンキングと、簡単でわかりやすい答えに飛びつかないネガティブケイパビリティが大切だしそもそも何を大義をして掲げていたのか、本当に到達したいことはなんだったんだっけ?という、ラテラルシンキングも重要と思いましたイノベータリップルモデルにおける、パッションから始まり、仲間と共に、誰かが喜んでくれる大義を目指すその大義は、決して、数値化されるものだけではなくて、社会のどんな人をより良くしようとしているか、どんなより良き世界を作り上げていこうとしているのかその大義を忘れないで進んでいくということが、大切な気がしましたということで一言で言えば数値化「中毒」ノベーションそんな話をしています参考:本: 「数値化」中毒 なぜ手段が目的に変わるのか 著 者:小塩真司 発行所:株式会社PHP研究所 製作日:二〇二六年五月十一日

NOW PLAYING

数値化「中毒」ノベーション(1865回)

0:00 16:55

No transcript for this episode yet

We transcribe on demand. Request one and we'll notify you when it's ready — usually under 10 minutes.

いろはにマネーの「ながら学習」 IrohaniMoney この番組では、インターン生2人が、金融、経済、投資関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。インターン生の会話を「ながら聴き」する感覚で一緒に勉強していきましょう!ご意見箱フォーム:https://forms.gle/TTGaVP2TJksNMKJo7ぜひお便りや感想をお待ちしています!公式X:https://x.com/irohanimoney番組のハッシュタグは「#いろはにながら」です。番組への感想をお待ちしています!いろはにマネー:https://www.bridge-salon.jp/money/姉妹サイト:https://kabu.bridge-salon.jp/姉妹サイト:https://bridge-salon.jp/(株)インベストメントブリッジ運営 繁盛店にしたいなら私の話を聞きなさい! K-MIX KIKURA 静岡市のチーズケーキ専門店『すずとら』創業者、現在は夫婦で経営する『ITAMAE朝太郎』の女将である小川陽子が、悩める女性店舗経営者に送る応援型ポッドキャストです。美容サロン、飲食店、物販など様々な店舗を起業した経験から、今までの失敗談を含めてあなたの起業・店舗経営に役立つ魔法のエッセンスをズバッとお伝えします。番組へのメッセージやご感想は公式LINEかメルマガへお気軽にご連絡ください。公式LINE:https://kiby8fuo.autosns.app/line公式メルマガ:https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=IRnMelaqEvInstagram:https://www.instagram.com/yokoneko0829YouTube:https://youtube.com/@user-hx4ge5kt2g▼MC:小川陽子㈱ベルエキップ・プラス代表取締役。美容、カフェ業を経て50歳を機に洋菓子店を事業売却。店舗ビジネス20年4事業10店舗実績。売れて信頼されるロングセラービジネス法で女性店舗経営者をサポート。宅建士。 Generally American (A Journey in American English) Christopher M. Chandler, Kris Schauer Hello, Hola, Guten Tag, Bonjour, こんにちは !Welcome everyone, this is a podcast for those wanting to learn about U.S. culture through Standard American English, also known as General American. We talk about various different topics related to the U.S. and the U.S.'s relations with other countries. My co-host and I would like to think of this as more of a journey because you never know where it’ll take us. Plus, since the journey’s more important than the end or the start, we hope that you’ll be willing to join us! Let’s see where it takes us! NYJK REAL TALK RADIO Shintaro Tanaka ニューヨークからリアルな声をお届けします。ブルックリン在住のフリージャーナリスト、田中真太郎が毎日違うパーソナリティー、ゲストと、地元で起こっていることを中心に話をしていきます。一口にニューヨークシティーといってもブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、マンハッタン、スタテンアイランドと5地区でも違い、さらにその中に300あるといわれるエリア(neighborhood)でも住民や街の様相は違います。飾られただけではない、リアルな姿を地元のリアルな声で伝えます。

Frequently Asked Questions

How long is this episode of 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"?

This episode is 16 minutes long.

When was this 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" episode published?

This episode was published on June 4, 2026.

What is this episode about?

早稲田大学文学学術院教授で、専門はパーソナリティ心理学、発達心理学の小塩真司[おしお・あつし]さんより、エビデンス重視、数値重視の落とし穴について、目から鱗がおちる思いでした曰く"グッドハートによれば、ある「指標」が報酬や利益、評価と結びつけられると、人々はその指標を最大化すること自体に集中し、もともとの目的や価値を忘れてしまう傾向があります。政策や制度が善意によって設計されていても、指標が目標に変化していくことで、人々の行動は「数値を上げる」方向に最適化されていくのです。""だからこそ、私たち...

Can I download this 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" episode?

Yes, you can download this episode by clicking the download button on the episode player, or subscribe to the podcast in your preferred podcast app for automatic downloads.
URL copied to clipboard!