EPISODE · Sep 10, 2025 · 11 MIN
スピリチュアルな 本棚 # 44 : 賢いお金の使い方 パート 11
from 心靈書架 Spiritual Bookshelf スピリチュアルな 本棚 Spirituelles Bücherregal · host 飛利浦 Phillip
みなさん、こんにちは。今週はいかがお過ごしですか?今日も「Poor Charlie’s Almanack(チャーリー・マンガーの名言集)」シリーズに戻ってきました。今回は第10章「マンガーの常識」についてお話しします。この章は、2007年にチャーリー・マンガーが南カリフォルニア大学ロースクールで行った講演をもとにしています。彼はそのスピーチで、どうすれば人生で成功できるのか、さらには世界的なレベルの富を築くことができるのかを、卒業生に向けて語りました。1. 孝の大切さマンガーは孔子をとても尊敬していて、その中でも「孝」──つまり親や年長者を大切にする考え方を高く評価していました。孝は人間に生まれつき備わった本能でもありますが、教育を通じて世代から世代へと受け継がれていくべきものだ、と彼は言います。なぜそれが大事なのでしょうか?孝というのは、感謝、責任感、そして尊敬の心を育てるものです。これらは信頼される人間性や規律の基盤になります。そしてその資質こそ、投資にも必要なもの──忍耐、長期的な視点、信頼性につながるのです。マンガーはアメリカ社会を例に挙げました。孝を重んじ、教育を大切にするアジア系のコミュニティが、学問・キャリア・経済力において急速に地位を高めてきたことを指摘しています。彼は言います。「伝統的な価値観を軽く見るな。それは時間とともに目に見えない大きなアドバンテージを生み出すのだ」と。 2. 果実を得るには、まず根を育てよマンガーはこうも言っています。「欲しいものを手に入れる最も確実な方法は、自分自身がそれにふさわしい人間になることだ」考えてみましょう。 •果実は、お金、名声、成功。 •根は、人間性、能力、誠実さ。根が弱ければ、たとえ果実を得ても長続きしません。彼はこの考え方を「黄金律」とも結びつけました。「自分がしてほしいことを、人にもしてあげなさい」人を公平に扱えば信頼を得られる。法律でも、ビジネスでも、投資でも、信頼こそが最も価値のある資産なのです。 3. 正しい「愛」を選ぶマンガーは「愛」についても語りました。ただし、普通の恋愛観とは違います。彼が言うのは「価値ある愛(worthy love)」を持てということ。それは、自分より優れていて、賢くて、刺激を与えてくれる人に尊敬や愛情を向けることです。そういう人を愛し、慕うことで、自分自身が高められ、挑戦を受け、成長できるのです。一方で、依存的で破壊的な愛には注意が必要です。サマセット・モームの小説『人間の絆』に描かれているような、相手に縛られ、苦しみ、堕落させられる愛。マンガーはそれを「病気」だと断言しました。彼のアドバイスはシンプルです。👉「そういう愛にハマったら、すぐに抜け出せ」ここで投資との共通点に気づきますよね。 •良い投資は、長期的に成長し、複利のリターンをもたらす。 •悪い投資は、資産を食いつぶし、価値を壊してしまう。人間関係や愛情も同じです。「自分を高めてくれる人や情熱を選べ」4. 知恵は道徳的な責任最後に、マンガーが強調した最大のポイントはこれです。「知恵を持つこと自体が、道徳的な責任である」ではどうやって知恵を得るのか?生涯学び続けることです。卒業時に持っている知識だけに頼ってはいけません。世界は常に変化しています。ある時代に通用した方法が、次の時代には通用しないこともある。だからこそマンガーもウォーレン・バフェットも「学習マシーン」になったのです。バフェットは毎日の半分を読書に使い、残りの時間は信頼できる人との深い対話に費やしています。そして彼は「昨日よりも少し賢くなって眠りにつく」ことを毎日の目標にしているそうです。マンガーは、この継続的な学びの習慣こそが、人生をどんどん良くしていく人と、停滞してしまう人を分ける、と言います。哲学者ホワイトヘッドの言葉も引用しています。「人類が本当に進歩したのは、“発明の方法を発明した”ときだ」同じように、私たちが成長するのは「学び方を学んだ」ときなのです。 ここで大事なのは、単なる雑学を集めることではありません。学ぶべきは時代を超えて通用する大きな原理原則。マンガーはこれを「モデルの格子構造(latticework of models)」と呼びました。これらが習慣化すれば、投資、問題解決、日常生活のあらゆる場面で自然に役立つのです。 さて、今日のエピソードはここまでです。どうでしたか?マンガーのアドバイスで心に響いたものはありましたか?例えば「お金より信頼を大事にする」とか、「愛を投資のように考える」とか。 ぜひ今週、どれか一つでも実践してみてください。もし今日のお話が役に立ったと思ったら、チャンネル登録やシェアをお願いします。それでは、みなさんの人生に知恵と喜び、そしてより豊かな意味をもたらすことを願っています。また次回お会いしましょう!
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みなさん、こんにちは。今週はいかがお過ごしですか? 今日も「Poor Charlie’s Almanack(チャーリー・マンガーの名言集)」シリーズに戻ってきました。今回は第10章「マンガーの常識」についてお話しします。 この章は、2007年にチャーリー・マンガーが南カリフォルニア大学ロースクールで行った講演をもとにしています。彼はそのスピーチで、どうすれば人生で成功できるのか、さらには世界的なレベルの富を築くことができるのかを、卒業生に向けて語りました。 1. 孝の大切さ マンガーは孔子をとても尊敬していて、その中でも「孝」──つまり親や年長者を大切にする考え方を高く評価していました。 孝は人間に生まれつき備わった本能でもありますが、教育を通じて世代から世代へと受け継がれていくべきものだ、と彼は言います。 なぜそれが大事なのでしょうか? 孝というのは、感謝、責任感、そして尊敬の心を育てるものです。これらは信頼される人間性や規律の基盤になります。そしてその資質こそ、投資にも必要なもの──忍耐、長期的な視点、信頼性につながるのです。 マンガーはアメリカ社会を例に挙げました。孝を重ん...
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