Tatami Canopy
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Tatami Canopy 雨の跡を見下ろして 錆びた街が沈んでゆく 竹の影が風を編み 空に畳を広げていた (ゆらり ゆらり) (遠く 遠く) 高層の谷を渡る 青い繊維の回廊 裸足の子らが笑えば 夜明けの灯りが揺れる 捨てられた階段には もう誰も戻らない 同じ空を分け合って 名もない歌を結ぶ 傷だらけの昨日でも 抱き寄せれば温かい 空の村は静かに 新しい季節を呼ぶ (そっと そっと) Tatami Canopy 雲の上で息をする 絡み合った竹の道 心まで繋いでゆく Tatami Canopy 境界線はいらない 濡れた世界見下ろして 僕らは空に根を張る (ああ ああ) (ひかり ひかり) 割れた窓の向こうには 沈む街路の残響 けれど屋根の市場には 甘い湯気が立ち昇る 古い肩書きもなく 誰も上には立たない 交わす椀のぬくもりで 明日の形を描く 嵐が橋を揺らしても 編み込まれた願いは切れない 失くした場所を数えるより ここで未来を育てたい (月明かり 揺れて) (静かに 歌う) Tatami Canopy 星の下で輪になって 幾千もの足音が 新しい道を刻む Tatami Canopy 空へ伸びる共同体 沈まぬ夢を抱きしめ 僕らは風と暮らしてる Tatami Canopy 終わらない夜の先へ 編み上げたこの世界 優しさで満ちてゆく (ああ ああ) (ゆらり ゆらり) 竹の葉音が響いて 空の畳は揺れている 朝焼けを渡りながら 僕らは今日を生きてゆく (遠く 遠く) (静かに)
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