Wabi-Sabi Code
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Wabi-Sabi Code 錆びた端子に雨が落ちる (ゆら ゆら) 欠けた画面に草が芽吹く (ひび ひび) 静かな夜の地下回線 誰かが未来を壊してる (そっと) 白い塔の管理室 均一な朝を流してる 感情まで圧縮され 街路樹さえ番号化 古い鍵盤叩きながら 名もない影が忍び込む 崩れかけた記述だけ まだ人の匂いがした 完璧じゃなくていい 揺らぎを残して 消えかけた雑音から 種は息を吹き返す Wabi-Sabi Code 割れた光を繋いで (ほどけてく) 冷たい都市の隙間へ 苔が静かに広がる Wabi-Sabi Code 壊れたままで歌え (ささやいて) 終わりかけの配線に 鳥の影が舞い降りる 監視塔の赤い目は 昨日だけを保存する けれど古い端末には 忘れられた空がある 信号機の沈黙から 風の音が流れ込み コンクリートの裂け目に 小さな花が揺れてた 削除不能の落書き 閉じ込められた呼吸器 無菌都市の論理式 崩す微熱の古い意志 乱れた行に宿る脈 規格外こそ生きる証 濁る画素の向こう側 土の匂いが戻りだす (ひとつ) (ふたつ) 亀裂を植えて 無音の壁を剥がしてく 月明かりの非常階段 誰も知らない秘密回路 錆びた電線揺れるたび 森の気配が近づいた 止まらない雨の中で 誰かが笑っていた 壊れることで初めて 世界は息を始める Wabi-Sabi Code 欠けた夢を抱きしめ (そのままで) 均された地図の果てまで 緑は静かに侵食する Wabi-Sabi Code 朽ちてゆくまま踊れ (ゆっくりと) 忘れ去られた街角に 新しい季節が芽吹く Wabi-Sabi Code 終わらない雑音の中 (ひびいてる) 不完全なこの鼓動が 明日の壁を砕いてく 雨に濡れた旧式端末 (ちら ちら) 朝焼け滲む高架線 ひび割れた都市の奥で 小さな風が笑ってる (ゆら ゆら)
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