EPISODE · May 31, 2026 · 12 MIN
御聖体の祝日
from A Spiritual Journey from Dust to the Fire of Mission · host Father Robertus Bambang Rudianto SJ
今日の黙想は、エマオへ向かう弟子たちの旅のように、戸惑いの中から始まります。けれども、主はその道の途中に、すでに歩み寄っておられるのです。見えなくても、わからなくても、主は共に歩いてくださる。今日の第一朗読では、神がエジプトの頑なさのただ中に御手を伸ばされる姿が語られます。出エジプトの出来事は、単なる昔話ではありません。人間が自分の力で世界を支配できると思い込んだとき、その傲慢さがどれほど重いものになるかを、私たちに思い起こさせます。けれども同時に、神は民の叫びを見捨てない方だということも、そこに示されているのです。詩編147編は、その神を讃えます。主はエルサレムを建て上げ、打ち砕かれた心を癒し、天の雲をまとい、御言葉を地に送ってくださる。しかも主は、私たちに最良の小麦を与え、平和を置いてくださる方です。飢えと渇きのただ中で、私たちが本当に必要としているものを、神はちゃんと知っておられるのですね。そして使徒パウロは、コリントの教会に向けて、こう語ります。私たちが祝福の杯を祝福するとき、それはキリストの血にあずかること、裂かれたパンをいただくとき、それはキリストの体にあずかることだ、と。ひとつのパンを分かち合うことで、私たちは多くいても、ひとつの体になる。ここに、教会のいちばん深い神秘があります。ヨハネ福音書では、主イエスがはっきりと言われます。『わたしは、天から降ってきた生けるパンである。』そして『わたしの肉を食べ、わたしの血を飲む者は永遠の命を得る』と。少し厳しく聞こえるかもしれません。けれども、これは脅しではなく、招きです。主は、ご自身を惜しまず与え尽くして、私たちに命をお与えになるのです。
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