EPISODE · Nov 27, 2025 · 27 MIN
「元ラグビー日本代表 菊谷崇さんの驚きの習慣」
from ブレインフレンドリーラジオ · host Brain Friendly Lab
ブレインフレンドリーラジオ、今回のエピソードでは、「街で見かけた(インターネットで見た)」ブレインフレンドリーなエピソードとして、元ラグビー日本代表の菊谷崇さんの驚きの習慣をテーマに対談しました。パーソナリティは綿引いずみと石原正雄です。菊谷さんが実践していた、外部からの批判的な情報(脅威)を遮断し、脳のパフォーマンスを最大化するための戦略から、意思決定と冷静な分析を支える「自己選択感(オートノミー)」の重要性について、脳科学の視点から解説します。• 外部情報の意図的な遮断: 元ラグビー日本代表の菊谷さんは、ご自身の試合を分析する際、実況や解説の音声を全てミュートにしていました。これは、批判的なコメント(社会的な脅威)を聞くのを避け、分析という自分の目的にはその情報が必要ないと意図的に選択するためです。• 脳と脅威による選択肢の狭まり: 脳は「脅威を感じていない状態(喜んでいる状態)」にあると、より多くの選択肢を思いつくことがリサーチ結果で示されています。建設的な思考やクリエイティブなアイデアは、脳がリラックスした状態にあることで得られやすくなります。• 自己選択感(オートノミー)の役割: 脳が喜ぶ重要な要素の一つに「自己選択感(オートノミー)」があります。これは、実際に選ぶ権利があるかよりも「選んだ感じがする」ことが重要であり、外部からのアドバイスや批判であっても、自分が「選んで取り入れる」という感覚を持つことで、脳はそれを脅威ではなく喜びとして捉えることができます。• 物理的脅威と社会的脅威: 脳は、目の前のクマのような物理的な脅威と、公の場での厳しい批判のような社会的な脅威に対して、同じ部位が反応することが分かっています。脅威の度合いにはレベル1、2、3があり、レベル3ではパニック状態となり、思考する余地はありません。• 「反省は短めに」との関連: 前回の「忘れ物と反省」に関するエピソードでも触れた通り、反省(後悔)をすればするほど脳はうまく動かないという特性があり、今回の「外部批判のミュート」という選択は、脳を冷静な状態に保ち、より良い対応や分析を導くというブレインフレンドリーな考え方と深くリンクしています。
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