EPISODE · May 25, 2026 · 4 MIN
診断名、間違ってたの??
from こころと仕事の相談室|つじもとともみ の Substack Podcast · host 適応障害・休職相談室|つじもとともみ
ゆるリワークの辻本智美です。このアカウントでは、SNSで見かけた、適応障害で休職中の方のお悩みに、復職支援の専門家として、勝手にアンサーしています。今日は、「適応障害と診断されたけど、あとから診断名が変わることってあるんですか?」というテーマでお話します。たとえば最初は、これは、実際かなりあります。「職場のストレスで眠れなくなった」「会社に行けなくなった」「気分が落ち込んでいる」という状態で受診すると、まずは「適応障害」と診断されることがあります。でも、その後の経過を見ていく中で、診断名が変わっていくことがあるんですね。たとえば、・ストレスが減っても気分の波が続く・急に活動的になる時期がある・寝なくても元気な時期がある・昔から気分の浮き沈みが強かったみたいなことがあると、双極症、いわゆる双極性障害の可能性が考えられることもあるそうです。また、休職して体を休めているのに・ずっと気分の落ち込みが続く・楽しめない状態が長く続く・朝が特につらい・自分を責め続けてしまうみたいな特徴がはっきりしてくると、「うつ病」と診断されることもあるそうです。これを聞くと、「じゃあ最初の診断って間違ってたの?」と思う方もおられるかもしれません。でも、精神科って、実は“あとから分かること”がすごく多い世界なんです。血液検査みたいに、「この数値だからこの病気です」と一発で決まるわけではありません。だから精神科では、どんなことでつらくなったか、どんな症状が続いているか、睡眠や生活リズム、気分の波、これまでの経過などを、時間をかけて見ながら、少しずつ理解していくそうです。以前、うつ病リワーク学会で聞いた講演でも、「精神科の診断は、その時点での“ベストに近い仮説”」というお話がありました。つまり、「今見えている情報の中で、一番近いもの」として診断している部分があるんですね。だから、診断名が変わること自体は、珍しいことではありません。特に若い年代では、最初は適応障害やうつ状態と言われていて、数年後に双極症の特徴が見えてくるケースもあるそうです。大事なのは、「今の自分に、どんなサポートが必要か」を考えていくことなんですね。休職中って、診断名そのものが気になって、SNSやネット検索を繰り返してしまう時もあるかもしれません。・ちゃんと眠れているか・生活リズムが整っているか・無理しすぎていないか・ストレスサインに気づけるかみたいなことの方が、回復には大切だったりします。このアカウントでは、休職中の不安や、復職への悩みについて、復職支援の専門家として発信しています。毎日夜9時半頃に、ポッドキャストを更新していますので、フォローしてお待ちください。 This is a public episode. If you would like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit yururiwork.substack.com
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