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PODCAST · society

本おたくとよもやま話

今日のテーマとなる本は──という切り出しから始めるPodcast。1冊の本をテーマによもやま話。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおの雑談から、ちょっとした気づきが得られたり、本との向き合い方を考えるきっかけになれば。※毎週(だいたい)金曜日更新【パーソナリティ】📕えなり / ライター年120冊以上の読書量を活かした記事執筆。求人広告営業および求人ライティング、採用担当を経てライターに。採用広報記事のほか、イベントレポートを執筆。独自に取材記事の執筆も行う。読書と観劇とフランス語学習が趣味。▼Xhttps://x.com/enari_fr▼ポートフォリオ(本に関係するお仕事募集中です!)https://waiting-jumbo-6c9.notion.site/Enari-Kanna-e578dea6fb2f45a28a6aa9a444de34f7▼選書サービスはじめました(2025年7月追記)https://note.com/enari_fr/n/n835b702081ec🐱たかしお(Takashi Okubo)|『薄明』その人だけの「言葉」や「物語」を──。オリジナルサービス『薄明』創ります。記事コンテンツ制作支援・Podcastなどマルチに活動中。フリーランスコミュニティ『湖はんリトリート』主宰🏡猫とアニメとお酒が好き🐱🍻日録駄文家✒️▼薄明https://aboard-stock-fd7.notion.site/2520ada621e480d286ade4c360b524a8▼X https://x.com/takashi_okb313▼活動内容まとめhttps://my.prairie.cards/u/takashio▼たかしお主宰コミュニティ『湖はんリトリート』 https://aboard-stock-fd7.notion.site/9da643665c36438ba2b88968d647dee2

  1. 126

    #126 『こころは遺伝する』

    著者:ロバート・プロミン 出版社:河出書房新社 https://www.kawade.co.jp/sp/isbn/9784309310039/ 知能や性格の個人差に、遺伝がいかに大きな影響を与えているかを解き明かす「行動遺伝学」の世界的権威による一冊。 最新のDNA研究が、自分たちの「自分らしさ」の正体を浮き彫りにします。 【話すこと】 ・内向的・外向的といった性格や認知能力の約50%は遺伝の影響を受けている ・養子縁組の調査:育ての親よりも、会ったことのない生みの親に似ていくという結果 ・心理学において「25%」でも大いに影響があると言われる中、遺伝子の「50%」は圧倒的 ・DNAが環境を作らせる?本好きな遺伝子を持つ子は、自ら本のある環境を求める ・環境の影響はランダム。良い学校に入れても、遺伝的な数学の苦手さは変えられない ・なぞなぞが得意なのは「頭の柔らかさ」ではなく、遺伝的な特徴なのかもしれない(たぶん違うと思う) ・遺伝子は親から半分ずつもらう組み合わせ。普通の両親からアインシュタインが生まれる理由 ・一卵性双生児の調査。離婚などのライフイベントも、その3割はDNAで説明できるという衝撃 ・DNAはどこにいる?えなり論「自分という宇宙を司る創造神」のような立ち位置 ・体重も約3割は遺伝。同じものを食べて育つ、血の繋がらない養子同士の体重相関はほぼゼロ ・同居パートナーと生活すると言動は似てくるが、体型や太りやすさの反応は違うよね ・環境で自分が変わるのは嫌ですか?たかしおは「半分半分」 ・「前向きな諦め」を持ちつつも、環境による変化やワクワクも楽しみたいという価値観 ・「この環境なら誰でもそうなる」という環境決定論が苦手なえなり。固有のコアがある安心感 ・子供時代の興味と今の趣味(猫やアニメなど)が結びつかず、自分の「コア」を探すたかしお ・自分のDNA的なコアは「女性的なコミュニケーションへの親和性」かも? ・唾液だけでわかる市販の遺伝子検査キット(3〜4万円)で、性格や病気リスクを知りたい! ・遺伝子検査は病院に行かなくてもできる。自分の取り扱い説明書として知っておくべきだな~ 一言 自分の性格を「努力不足」や「環境のせい」ではなく「DNAの設計図」として捉えてみると、少し生きやすくなるかもしれない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #行動遺伝学 #遺伝子 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  2. 125

    #125 『生を祝う』

    著者:李 琴峰 https://publications.asahi.com/product/23139.html 胎児が「この世に生まれたいかどうか」を選択できるようになった近未来を描く物語。 同意を得ずに産むことが人権侵害とされる世界で、女性同士のカップルが妊娠・出産に向き合う姿を通し、命と選択の尊さを問う小説。 【話すこと】 ・胎児が出生に同意しないと産めない、という斬新な世界線 ・「胎児に意思を聞くべき」という思想を持つえなりさんが強く惹かれた設定 ・大好きな作家・朝井リョウさんの推薦も、本を手に取る大きな後押しになった ・太宰治の「生まれて、すみません」(二十世紀旗手)にえなりさんが共感できない理由 ・同意なしの出産は人権侵害?作中で描かれる強烈な倫理観 ・胎児は何をもって「生まれたい」と判断するの? ・たかしお「生まれてきてすみません」は親との繋がりを強く意識している証拠 ・今の自分は「後天的なもの」でできていると考える、独自の自己責任論 ・作中の独自指数。厚労省が10段階で算出する「生存難易度指数」という設定 ・治安や戦争リスクから考える、日本の物理的な生存難易度は3〜4くらいかも? ・一方で、気遣いが多くピリピリしている日本の「精神的」生存難易度は8〜9だと思う ・AIの発展や資本主義の豊かさが、逆に人間の生きづらさや制約を生む構造 ・昔(昭和くらい)の方が単純で、ある意味、生きやすかったとも言えるかも ・「自分の意思で生まれることを選んだ」という同意証明書の効能 ・えなり「自分で選んだという事実が、人生を踏ん張る強い力になる」と思えた ・たかしお的には、過去の決断を後から「塗り替えられない」ことは逆に足枷になるような気も ・事実に対する解釈を自分都合で変えられるからこそ、人はしぶとく生きていける ・えなり的には、こういう本を待ってた。と思った一冊だった 一言 「自分の意思で選んだ」という事実は、人生を踏ん張る力になるか、それとも逃げ道を奪う足枷になるか #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #李琴峰 #生を祝う #朝日新聞出版 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  3. 124

    #124 『暁星』

    今回の本は『暁星』。 著者:湊かなえ https://fr.futabasha.co.jp/special/minatokanae/news/akeboshi_1/ 現役文科大臣が刺殺された事件をきっかけに、犯人の手記を通じて新興宗教と家族の崩壊を描く社会派ミステリー・サスペンス。 イヤミス(嫌なミステリー)の代表作家が描く、誰にでも起こり得る「愛と狂気」の物語。 たかしお「Audibleで聴くのも、超おすすめです」。 (*)…ディスクリプションの最後に、参考までにたかしおの聴き方を記載しておきますのでよかったら 【話すこと】 ・冒頭少しだけ、Podcastフェスの振り返り。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました!!! ・湊かなえ作品は初体験のたかしお。Audible(オーディブル)で聴く読書に挑戦 ・大好きな声優、櫻井孝宏さんと早見沙織さんの朗読にテンションが上がった ・「イヤミスの女王」こと、湊かなえさんにおける「黒湊」と「白湊」 ・本作の読後感は「グレー湊」かも。スッキリしないけれど妙に納得してしまう結末 ・テーマ①「人の愛について」。心臓病の弟を救うため新興宗教にすがった母親など ・大切な人を思うそれぞれの「愛」が、絶妙にズレて不幸を招いていく恐ろしさ ・『呪術廻戦』のとある名言「愛ほど歪んだ呪いはない」を体現するような展開 ・悪意ではなく、相手を大切に思う純粋な気持ちだからこそ責められない苦しさ ・テーマ②「資本主義と権威主義の闇」。大手出版社の圧力で絶たれた父親の人生 ・人の上に立つ人、権力を持つ人の特徴とその立場が、最悪の相乗効果を生み出している気がする ・テーマ③「ヒロインは実在するのか?」。フィクションとノンフィクションの境界線 ・「この物語はフィクションである」という一文が仕掛ける、巧妙な謎解き ・たかしおには全然わかりませんでした。「アホな考察しているなー」と思いながら穏やかな心で聴いてください ・ただ言えるのは、二度読み(聴き)必至な作品だなと。視点が変わると全く違う景色が見えるスルメ構造 ・紙で読むか、音声で聴くか。プロの声優による感情表現で没入感が高まる魅力 ・最後はアフタートーク的に。話し方のレッスンを受けたたかしお、伝わる話し方を心がけようと思います 一言 相手を強く思う「愛」こそが、時に人を最も深く呪うものになる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #湊かなえ #双葉社 #Audible (*) たかしおは、AudibleではなくAmazon Musicで視聴しています。 Amazon Prime会員かつ、そこにAmazon Music Unlimitedを追加して聴いています。 Amazon Music Unlimitedについて https://www.amazon.co.jp/music/unlimited こちらは広告なしで音楽やPodcastが再生されるだけでなく、オーディオブックが1冊聴けるというプランです。 また補足の補足ですが、確認してみたところ2026年2月に100円値上がりしていました。 https://corriente.jp/amazon-music-unlimited-price-260204/ 自分が契約しているサブスクなのに、値上がりを把握していないことを反省しました。 みなさんも、サブスク大丈夫ですか?お気をつけください。 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  4. 123

    #123  公開収録:野生の批評家・脱輪さんと語る読書論【脱輪さん】

    番組初の公開収録は、ゲストに“野生の批評家”こと脱輪(沢渡 輪太郎・さわたり りんたろう)さんをお迎えしました。 本から匂いを感じ、言葉を「肉体」として捉える脱輪さん独自の感性あふれる読書体験から、誰でも原稿料がもらえる「文学サークルお茶代」の活動まで、縦横無尽に語り合います。 難しい本を読みこなすための「自分授業」など、今日から試したくなる読書術も満載の40分です。 【ゲスト紹介】 脱輪(沢渡 輪太郎・さわたり りんたろう) 野生の批評家。フリーすぎるライター。人類初!誰でも原稿料100円がもらえる文学サークル“お茶代”主催。 映画批評を中心に、恋愛エッセイから哲学まで、ジャンル無差別で笑える文章を多数執筆。これまでnoteにアップした記事は700件以上。他にもラジオに出たり対談したり、インタビューしたりされたり、zineの編集長を務めたり、多方面で活躍中。 X:@waganugeru2nd note:https://note.com/waganugeru ▼伝説のzine『ビニール袋』 X:@biniiirubukuro ▼“お茶代”【公式】@感想がもらえる文学サークル X:@ochadaiofficial 【収録イベント】 Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://peatix.com/event/4808469/view 【話すこと】 ・初の公開収録!目の前にリスナーがいるリアルな空間でスタート ・ゲスト・脱輪(だつりん)さん登場!免許合宿でのエピソードに由来する名前の秘密 ・共感覚的な読書体験:求めている本が棚で「光って浮き上がって見える」 ・調子が良いと、ファンタジーに出てくるような「かぐわしい香り」がしてくる ・良い文章は「美味しい」。味覚として味わう脱輪さん流の読書作法 ・「文字は文字にしか感じない」えなりさんと脱輪さんの真逆すぎる感覚 ・編集者としての視点。書かれた言葉を「独立した肉体を持つ他者」と捉える ・自分のエゴではなく、言葉の魂が望む「似合う服」を着せて世に出す手伝い ・哲学の身体論と言語起源論。言葉の始まりは「痛みのパトス(ほとばしり)」という説も ・誰でも原稿料100円がもらえる「文学サークルお茶代」という名の社会実験 ・「100円払えば、自分は名実ともに“読者”になれる」という脱輪さんの読者論 ・失礼な文章や、ただの結婚報告にも「例外なく100円」を払い続ける倫理観 ・文章の質ではなく「書くという行為」に対して対価を払うことで生まれる関係性 ・「100円」という小さな楔が、既存の評価経済や貨幣経済に投げかける問い ・会社員をしながら睡眠3〜4時間で活動し、700本以上の記事を書く圧倒的な熱量 ・「何かが軌道に乗ったらやろう」は、一生やらない人の言い訳。今すぐやる価値 ・「失敗した状態でスタートする」ことが、物事を継続させるための最大のコツ ・個人の「生の欲望」は、そのままでは独りよがり。それを社会に接続し「矯正」する方法 ・自分のエゴを「公的な機能」へと昇華させる、脱輪流のプロジェクトデザイン術 ・「私も世界を良くしたいと思っていますよ」──脱輪さんの熱に共鳴するえなりさんの本音 ・「初めの一歩から『誰かの役に立つ』と思いすぎなくていい」と語る、たかしおの視点 ・まずは独りよがりな欲望から出発し、後から社会的な価値へ接続していくという脱輪さんの応答 ・「難しい言葉=不親切、わかりやすい言葉=善」という誤解。難解な文章にはそう書かれる必然性がある ・ジャック・ラカンの『テレヴィジオン』を例に語る、すぐには「分からない」ことの価値 ・難しい本を読みやすくするライフハック?「冷蔵庫に入れて3日寝かせる」 ・一般読者なら研究資料として客観視せず、自分の日常に引きつけて主観的に読んでいい ・全部覚えようとするから挫折する。「覚えられない部分は諦める」という読書のリテラシー ・吸収率を劇的に上げる「自分授業」!1章ごとに自分の言葉で自分に解説するメリット ・客観的な正解よりも、自分の人生の文脈に引き寄せる「翻訳」のプロセスを大切に 【一言】 本を「肉体」として捉え、自分の言葉で自分に教える「自分授業」で読書はもっと自由になる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #公開収録 #脱輪 #文学サークルお茶代 #読書術 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  5. 122

    #122『暁星』『料理と人生』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『悲しみの秘義』

    今回は特別企画! Podcastフェス『ポップコーンがはじけるように』を一緒に運営するメンバーつながりで、本のプレゼン対決編をお届けします。 あまり本を読まないという周さんに、本おたくとよもやま話の二人と、スナックテレカンの二人がそれぞれ全く異なるジャンルの本を熱くプレゼン。 リスナーのみなさんも、どの本が一番読みたくなったか、よかったらコメントしてくださいね! 【ゲスト紹介】 宿木 雪樹(やどりぎ・ゆき)、瀬良 万葉(せら・まよ) / スナックテレカン https://open.spotify.com/show/5KSyHVlgiTLTjHDOLXA1AA 大庭 周(おおば・しゅう) / 人生百貨店 https://open.spotify.com/show/3pNz2GfTmZeO0hYgjRIsHT 【取り上げた本】 『暁星』湊かなえ https://fr.futabasha.co.jp/special/minatokanae/news/akeboshi_1/ 『料理と人生』マリーズ・コンデ (訳 大辻都) https://sayusha.com/books/-/isbn9784865283778 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』アンディ・ウィアー(訳 小野田 和子) https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000012506/ https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000012507/ 『悲しみの秘義』若松英輔 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167914141 【話すこと】 ①たかしお>『暁星』 ・湊かなえ29作目で著者が一番好きな作品 ・政治家暗殺の話だが、物語を通じて「愛」について考えさせられる。登場人物の愛情がずれて悲劇になっていると感じた ②万葉さん>『料理と人生』 ・カリブ海出身の黒人女性作家の書いたフードエッセイ ・料理は白人のために黒人奴隷がするもの、それに反発して始めた料理。エッセイに植民地の歴史と政治が織り交ぜられる ・ニュー・アカデミー文学賞作家の気軽に読める入門編としておすすめしたい ③えなり>『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 ・大バズり中のSF作品 ・宇宙船で目覚めた記憶喪失の主人公が使命を知る過程。本だからこその謎解き、映画は情報量多く隠せないが本なら主人公と一緒に突き進める ④宿木さん>『悲しみの秘義』 ・読み書きのプロ・若松英輔が30歳の節目に悩んで書いたエッセイ集。今まさに30歳の周さんにぴったりでは? ・「どんな微細な光をも捉える眼を養うための暗闇」という言葉が大好き ・6色の装丁があって好きな色を書店で探す楽しみ、年齢を重ねてから読むと違った見え方がある そんな感じで紹介した4冊の本。周さんが選んだ本はどれでしょう! ぜひ予想しながら聞いて、楽しんでいただけたらうれしいです。 ちなみに今回選んだ本は、4月19日に開催するポッドキャストフェス「ポップコーンが弾けるように」にて、現物を持っていきますのでお楽しみに~!!! 一言 誰かのことを思って本を選ぶと、本の奥行きがもっと楽しめる 【関連エピソード】 #119 『はてしない物語』他…ゲストのふたりが愛する本【宿木雪樹さん・瀬良万葉さん】 https://stand.fm/episodes/69b4006d1c9ea604d82b61d3 #120 『風が強く吹いている』他…父から譲り受けた一冊【大庭周さん】 https://stand.fm/episodes/69bd3f0ac20fd141f8768f9a #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #ゲスト回 #本のプレゼン #湊かなえ #マリーズコンデ #若松英輔 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」  https://popuhaji.peatix.com/ 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  6. 121

    #121 『資本主義と、生きていく。』の品川皓亮さんと、大杉栄について対話する

    今回もゲスト回をお届けします! 「日本一たのしい哲学ラジオ」のパーソナリティで、株式会社COTENで歴史調査を担当されている品川皓亮(しながわ・こうすけ)さんにお越しいただきました。 過去に取り上げたことがある『大杉栄伝 永遠のアナキズム』と、品川さんの著書『資本主義と、生きていく。』。 問題意識は似ているがソリューションが真逆の二つの本を通して、資本主義との距離感、現代を生きる私たちが思想家から学べることを深く対話しました。 【ゲスト紹介】 品川 皓亮(しながわ・こうすけ) 1987年生まれ。京都大学法学部を経て弁護士。現在は株式会社COTENにて、コテンラジオの歴史調査チーム「ディオゲネス」でリサーチを担当。Podcast「日本一たのしい哲学ラジオ」をアクアタイムズのタッシーさんと配信中。 『資本主義と、生きていく。 歴史と思想で解き明かす「構造的しんどさ」の正体』(大和書房、2026年3月) https://www.daiwashobo.co.jp/book/b10154250.html 日本一たのしい哲学ラジオ https://open.spotify.com/show/2GwXJ7Gjg4P1dWNydKXVf2?si=dd420b757fb544d9 【主な話の流れ】 ・品川さん、弁護士→ベンチャー企業→株式会社コテンで歴史調査 ・哲学の本や法律の本を読んで泣くことがある。世界の見え方がひっくり返る瞬間 ・『資本主義と、生きていく。』6つの観点から資本主義を立体的に捉え直す ・100個の発見を詰め合わせると、ままならなさや悲しみにも効く本 ・えなりが今回『大杉栄伝 永遠のアナキズム』を持ってきた理由。問題意識は似ているがソリューションが真逆 ・大杉栄のアナキズム。資本家に人生を左右されず、自分の人生を取り戻す。面白いことをやって相互扶助で生きる ・政府や資本主義をなくすのは可能か?思想のスコープと時代感の問題 ・明治から大正の時代。“むき出し”の資本主義。福利厚生も社会福祉もない ・藩が解体され、暴力的な資本主義が始まって数十年の激動期 ・人は資本主義に飼いならされている?マルクスの視点に学ぶこと ・歴代の思想家、内村鑑三、新渡戸稲造。大杉栄との対比 ・「資本主義のバグになる」。大杉栄は本当にバグになった人 ・リミッターを外してくれる。こんなにバグっていいんだと ・時代と人生と思想の三つは切り離せない。立体的に見ることで身に迫る学びに ・「役に立ちますか?」という問いはもったいない。心を耕す肥料になる ・資本主義を倒さないと主導権を握れないのか?という問いを立てられる ・対話を通して思想を深める。異質なものを投げかけてもらうと面白い ・内村鑑三や新渡戸稲造を読んで、また対話しよう 一言 問いを通して意思決定した後の生と、問いを持たずに生きる生は全く違う 【関連エピソード】 #070 大杉栄伝 永遠のアナキズム https://stand.fm/episodes/67cae1f596062e5c9c3dc8c9 伊藤野枝(コテンラジオ) https://open.spotify.com/playlist/2RBehcjU3kY446c1MYeLY1?si=bCuI3hGKT0yqPGeoSFgJ7A #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #品川皓亮 #資本主義 #アナキズム #哲学 #大和書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  7. 120

    #120 『風が強く吹いている』他…親から譲り受けた一冊【大庭周さん】

    今回もゲスト回をお届けします! 前回同様、4月19日に京都で開催するポッドキャストフェス『ポップコーンがはじけるように』で一緒にイベントを作る、『人生百貨店』のパーソナリティ大庭周(おおば しゅう)さんにお越しいただきました。 あまり本を読まないと言いながらも、中学時代から定期的に読み返す大切な一冊について語ってくれました。 【とりあげる本】 『風が強く吹いている』 著者:三浦しをん https://www.shinchosha.co.jp/book/116758/ 『ノーサイド・ゲーム』 著者:池井戸 潤 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000369150 【主な話の流れ】 ・『風が強く吹いている』三浦しをん著。何回も読んでいる大事な一冊。駅伝の話 ・中学2年生の時に親が買った本を渡してくれた ・当時は気持ちを投影できた。今は個性として捉えられる、仲間への接し方を考える ・結果は分かっているが過程をもう一度辿りたくなる本。読む視点が変わっていく ・箱根駅伝の見方も変わった。シード権争いのチームに面白さ ・2年に一回くらい定期的に読みたくなる。600ページを通しで読む ・親から譲り受けた本を長年愛しているところが素敵 ・読書の仕方。自分を投影させて何かを感じ取るタイプ ・もう一冊『ノーサイドゲーム』池井戸潤著。祖父がラグビーをしていたことがきっかけで読むようになった本 ・幼い頃など昔に衝撃を受けた本ほど、強く印象に残っている気がする ・本をプレゼントするのは素敵な贈り物。贈るハードルは高いが発見もある ・自分にとって大事な一冊は?という問いから、気づけたことがある。みなさんもよければぜひ、考えてみてください! 【ゲスト】 ーーーーーーー 人生百貨店 https://open.spotify.com/show/3pNz2GfTmZeO0hYgjRIsHT 20代・30代のゲストを迎え、ライフステージの変化に対する考えや生き方を、バーという設定の中で聞いていく番組。自分のサイズで生きている人たちの話を通じて、今しか語れないことを語る。 ーーーーーーー 大庭 周(おおば しゅう) 1996年生まれ、3月8日に30歳に。家業の製造業・建設業で営業・広報として働きながら、トークイベント「生き博」、フードエッセイ「アイスクリームが溶けぬ前に」執筆、間借り喫茶「喫茶たまゆら」をオープン。 一言 親から譲り受けた一冊が教えてくれた、自分を投影する読書の面白さ #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #人生百貨店 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  8. 119

    #119 『はてしない物語』他…ゲストが愛する本【宿木雪樹さん・瀬良万葉さん】

    今回はゲスト回をお届けします! 4月19日に京都で開催するPodcastフェス『ポップコーンがはじけるように』で一緒にイベントを作る、「スナックテレカン」のお二人にお越しいただきました。 編集プロダクション代表でZINE発行もされている宿木さんと、京都でイベントホール+福祉施設の複合施設を運営する万葉さん。それぞれが持ち寄った本について語り合います。 【とりあげる本】 『はてしない物語』 著者:ミヒャエル・エンデ https://www.iwanami.co.jp/book/b254872.html 『蛇を踏む』 著者:川上弘美 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163165509 『わたくし率 イン 歯ー、または世界』 著者:川上未映子 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000205421?ref=ribbonclub.jp 『ホサナ』 著者:町田康 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000190309 『好き好き大好き超愛してる』 著者:舞城王太郎 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000204795 【主な話の流れ】 ・今回紹介する本は、えなりもすべて未読で楽しみ ・宿木さん『はてしない物語』。読書好きになったきっかけの一冊 ・「想像しながら読む」面白さを教えてくれた。主人公と境遇が似ていた ・万葉さんが好きな本は、文体が面白く、何言ってるか分からないけど大事なこと書いてある本 ・『わたくし率 イン 歯ー、または世界』。思考が奥歯にある主人公、関西弁の文学 ・『ホサナ』。愛犬同伴BBQで神の声を聞く。最後、感動したけど翌日になると内容が思い出せない ・『好き好き大好き超愛してる』。一文一文は普通の言葉だけど繋がると混沌に陥る ・文体を味わう。グルーヴが合う感覚を持つ万葉さんと、構造の美しさにグッとくる宿木さん ・本を読む場所について。電車、お風呂、リビング、ベッド ・仕事で向き合う文章と本の文章は全くの別物 ・本の選び方、自分で選ぶのが好き?人からおすすめされるのが好き? ・『蛇を踏む』。グルーヴがやべぇ本。ぬるっとしているし、蛇女の湿気がすごい ・納得するものしか認められない社会は面白くない。「わかろうとする」その行為が好き ・スナックテレカンのお二人のお話、めちゃくちゃ面白かった。ぜひ、Podcastフェスで会いませんか? 【ゲスト】 ーーーーーーー Podcast「スナックテレカン」 https://open.spotify.com/show/5KSyHVlgiTLTjHDOLXA1AA 北海道と京都に住むミニマム経営者の宿木雪樹(やどりぎゆき)と瀬良万葉(せらまよ)が、業務終わりにお酒を飲みながらZoomをつないでしゃべるだけの番組。毎週木曜日(プレ金曜日)の18:00配信。 ーーーーーーー 宿木 雪樹(やどりぎ ゆき) 編集プロダクション「やどりぎや」代表。企業の情報発信支援などに従事。個人活動として「やどりぎ文庫」名義でZINE発行、小説・エッセイ執筆も。北海道在住。 瀬良 万葉(せら まよ) 合同会社転葉社代表。2026年3月、京都・出町柳にイベントホール「CREATIVE BASE ANONYM」と児童発達支援事業所「あのにむ」の複合施設をオープン。ストレス溜まると本屋で爆買いするタイプ。 一言 言葉が作品みたい。本の話をするのは楽しいよね #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #ゲスト #スナックテレカン ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  9. 118

    #118 『本を読めなくなった人たち』

    今回の本は『本を読めなくなった人たち』。 著者:稲田豊史 https://www.chuko.co.jp/ebook/2026/02/519771.html ノンフィクションライターの稲田豊史さんが書いた一冊。前著『映画を早送りで観る人たち』のフォーカスを読書に移し、本を読む人が減っている現状や本を読めなくなっている人たちについて若者インタビューを中心に構成されています。 【話すこと】 ・映画は早送りしないが、YouTubeは早送りする。えなりは情報を得ようと動画を見るとイライラする ・30秒で読めることを数分かけて喋らないでと思ってしまう。本にもできる情報を動画で見ると長く感じるのかも ・でもPodcastはイライラしない。耳だけだと違う。ながらが聴ける ・「能動的」か「受動的」かで違う ・主体的に政策を調べるより受動的に情報を浴びて判断する傾向が、今回の選挙にも表れた気がする ・YouTubeは受動的なプラットフォーム。広告費を使える大きい政党が有利 ・受動的になると民主主義と相性が悪い。独裁みたいになりそう ・「動画」がダメって話ではなく、能動的か受動的かが大事。受け取り側のスタンスが重要 ・体系的な知を能動的に解釈する読書。記事は立体的、動画は平面的 ・最近、同じ取材を記事と動画にした、たかしお。動画は間延びするくせに情報量が少ないって思った ・動画はその人の体温を受け取ることができるメディア?でも、えなりは文章を読んで「この人めっちゃ好き」になる ・本屋さんに行くこと自体が貴族の嗜み。面白いかわからないものに時間とお金を使うのって、優雅すぎる ・コスパ・タイパに縛られすぎない、セルフ貴族になろう ・知識がつながっていく。本はひとつの点、それをつなげていくのが読書 一言 能動的か受動的か。一人ひとりの情報の受け取り方が、民主主義を変えていくのかもしれない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #中央公論新社 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 :point_down:️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  10. 117

    #117 『日本 「完璧」な国の裏側』

    今回の本は『日本 「完璧」な国の裏側』。 著者:西村カリン 訳:村松恭平 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231792/ フランス人ジャーナリストが書いた一冊。元々フランス語で出版されフランス人向けに書かれた本です。 日本人が書く本とは違った視点で日本社会を切り取っていて、当たり前だと思っていることに疑問を投げかけてくれます。 【話すこと】 ・元々フランス語で出版されフランス人向けに書かれた本。日本人向けとは違う面白さ ・西村カリンさんはフランスのジャーナリスト。フランスのラジオ局で日本について伝える仕事をしていた方 ・日本人は外で知らない人と喋らない。フランス人はめちゃくちゃ話しかけてくる ・話しかけていいなら気楽に話しかけるようになりたい。失敗を極端に怖がっている ・少子化と繋げた話。一人でいることに慣れすぎ。知らない人と会話したりイヤホンを外す提案 ・フランスでは図書館でパソコン見ておいてと知らない人に言われる ・自転車盗難が多いのに知らない人にパソコンを任せる不思議。そこにある信頼感とは ・人が亡くなった時の賠償金の話。日本は生涯年収で計算。障害があると賠償金が下がる ・裁判所が障害者差別を認めていることになる、と言われると理解できる。視野が狭かったと思う ・フランスは世帯収入の分配率で計算。実際に減った損害で計算する ・衆院選の話。なぜ自民党が選ばれるのか。安定的にやってくれそうという謎の安心感 ・ポピュリズム。選挙をハックする。どうやったら勝てるかをやっている ・権威の話。日本の負の側面と長所が権威との関係性で結びついている ・日本人は権威を大事にするから秩序も保たれるが、ブラック企業が生まれる構造をつくっているとも言えるのでは? ・日本人偉いもん好き説。権威に従順すぎる(振りかざすような権威を持ってなくて良かった) ・権威に対する見方が海外と違うかも。いろんな国の人のこういう本を読んでみたい ・今読んでいる本『奪われた集中力』も海外ジャーナリスト。文体のテイスト、西洋の特徴がある気がする 一言 外国人の視点が教えてくれる日本の当たり前の不思議さ #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #河出書房新社 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ このイベント『ポップコーンがはじけるように』は、一人ひとりの中に眠っている「やってみたい」という種が、今日この場でポンポンとはじけていったらいいな、という願いを込めています。 年齢を重ねると、キャリア、家族、暮らしなど考えることが増えていきます。 そんななか、「本当はこれをやってみたい」という思いを持つ方も多い、というか「思っているけれどやれない」ということが多々あったりしませんか? 自分たちもまさにそうです。 だからPodcastを通して「なんかやってみたい」を、とりあえずやってみました。 こうした配信を続けてきたからこそ、自分らしさを失わずにいられた気がします。 自分たちはPodcastが好きです。なのでそんなPodcastを起点に、皆さんと共に過ごせる時間を作れたら最高じゃんということで、今回はじめてイベントを企画してみたというわけです。 今日は、僕たちの話を聞いてほしいというよりかは、このイベントを通じて「なんかしたい」って気持ちが、まるでポップコーンが弾けるように、「ポン」と音を立てて生まれる、もしくは眠っていたものが目を覚ます、そんなきっかけになってほしいと思っています。 明日が少し明るく思える場になれば、何よりです。 ▼イベント詳細 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  11. 116

    #116 『プロ目線のPodcastのつくり方』

    今回の本は『プロ目線のPodcastのつくり方』。 著者:野村高文 https://book.cm-marketing.jp/books/9784295411482/ Podcastプロデューサー野村高文さんが書いたPodcast制作のノウハウ本。企画から構成、マイクのことまで網羅的に書かれています。 今回は本の内容を紹介しながら、「本おたくとよもやま話」がどういう番組なのかを振り返る公開作戦会議のような回になりました。 【話すこと】 ・企画から構成、マイクまで網羅的。えなりは相槌の話が面白かった ・改めて「本おたくとよもやま話」は、30代女性と40代男性ライター、本好きが本について話す番組 ・プロファイルや属性(フランス、ピンク好き、猫好き)をもっと出していくといいのかな ・先生・生徒スタイルと座談会スタイルのミックス ・根っこは似てるけれど、いい感じに分岐している相棒関係 ・振り返りトークとエンディングをやっていこうと思った ・この機会に自分たちの希望も。コメントや感想が欲しい&えなりに本の仕事を ・「呼びかけを毎回丁寧に伝えることが大切」→意識します ・いい番組のポイント。打ち合わせしすぎない、チェックポイント(骨子)だけ決める ・相槌の種類が面白かった。「そうなんですね(弱い強調)」と「そうなんですか(普通の強調)」の違い ・相槌ではないけれど、「確かに」「でも」「けど」などの口癖に気をつけようと思う ・「なるほど」は相手によって上から目線に感じる人も ・一人でPodcastは無理。二人で話すからできている。一人でやる人はすごい ・リスナーが一緒にいるような没入感を作りたい。「どう思います?」と聞く演出 ・提供価値は「本を読んだ気持ちになれる」。えなりのキャラや背景をもっと出す 一言 今回の回で決めたこと、次の収録とか忘れないようにしなきゃ #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ このイベント『ポップコーンがはじけるように』は、一人ひとりの中に眠っている「やってみたい」という種が、今日この場でポンポンとはじけていったらいいな、という願いを込めています。 年齢を重ねると、キャリア、家族、暮らしなど考えることが増えていきます。 そんななか、「本当はこれをやってみたい」という思いを持つ方も多い、というか「思っているけれどやれない」ということが多々あったりしませんか? 自分たちもまさにそうです。 だからPodcastを通して「なんかやってみたい」を、とりあえずやってみました。 こうした配信を続けてきたからこそ、自分らしさを失わずにいられた気がします。 自分たちはPodcastが好きです。なのでそんなPodcastを起点に、皆さんと共に過ごせる時間を作れたら最高じゃんということで、今回はじめてイベントを企画してみたというわけです。 今日は、僕たちの話を聞いてほしいというよりかは、このイベントを通じて「なんかしたい」って気持ちが、まるでポップコーンが弾けるように、「ポン」と音を立てて生まれる、もしくは眠っていたものが目を覚ます、そんなきっかけになってほしいと思っています。 明日が少し明るく思える場になれば、何よりです。 ▼イベント詳細 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 イベントページ:https://popuhaji.peatix.com --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  12. 115

    #115 『従順さのどこがいけないのか』

    今回の本は『従順さのどこがいけないのか』。 著者:将基面貴巳 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480684103/ ちくまプリマー新書で高校生向けに書かれた一冊。 友人が誕生日プレゼントにくれたものの、フランスにいて受け取れず、やっと読めた本です(えなり)。 政治思想の専門家が、従順さの何が良くないのか、これから社会のことをどう考えていったらいいのかを書いています。 【話すこと】 ・従順な人にも従順じゃない人にもおすすめ。従順な人の方がハッとする体験ができるかも ・えなりは従順じゃない。たかしおも従順じゃないと思ってるけど、行動として服従しているかも ・災害と不正は違う。「仕方がない」で不正の責任追及ができなくなる ・“不正”と“不運”の違い。災害で「仕方がない」が身についているから不正にもその感覚が寄っちゃう傾向に ・習慣から抜け出すのは難しい、メタ認知して軌道修正する繰り返し。結局、自分が頑張るしかない ・体育会系の話から中学・高校時代の部活の上下関係について。あの頃は、それがすべてだと思っていた ・組織でいる人の方がマジョリティだから、組織にいる方がいいことみたいになる ・巡り合う組織によって全然違う。この本が言いたいのって「何も考えずに多数派に同調するな」ということ ・フランス国歌ラ・マルセイエーズの話。普遍的な政治的理想が表現されている ・フランス以外の国のデモでもラ・マルセイエーズが使われることがあるそう ・えなりは従順に従ってきた瞬間がない。嫌だと思ったらやめる ・どっちがいい。ではなく、従順でも不従順でもどちらもできる方がいい。選べる自分でいる ・何に従うかを自分で決めることが大事。親、パートナー、尊敬する人、神様など ・えなりは自分に従う。社会にとっていいと思うものを選びたい自分に従う ・選べる自分でいること。従順にも不従順にもなれる自由を持つ ・政治思想史の専門家が従順な日本人への啓蒙。政治との関わり方を見直すきっかけになるかも 一言 「いつでも反発できる」っていう気持ちが大事 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #筑摩書房 ※※以下、オフラインイベント開催のお知らせ※※ 本おたくとよもやま話、始まって依頼、初のリアルイベント開催です…!当日は、「野生の批評家」こと脱輪さんをゲストに招いて公開収録します。 普段から、この番組を聴いてくださっている方にはぜひお越しいただけるとうれしいです。 👇️ 【4/19現地開催】Podcastフェス「ポップコーンがはじけるように」 https://popuhaji.peatix.com/ このイベント『ポップコーンがはじけるように』は、一人ひとりの中に眠っている「やってみたい」という種が、今日この場でポンポンとはじけていったらいいな、という願いを込めています。 年齢を重ねると、キャリア、家族、暮らしなど考えることが増えていきます。そんななか、「本当はこれをやってみたい」という思いを持つ方も多い、というか「思っているけれどやれない」ということが多々あったりしませんか? 自分たちもまさにそうです。だからPodcastを通して「なんかやってみたい」を、とりあえずやってみました。こうした配信を続けてきたからこそ、自分らしさを失わずにいられた気がします。 自分たちはPodcastが好きです。なのでそんなPodcastを起点に、皆さんと共に過ごせる時間を作れたら最高じゃんということで、今回はじめてイベントを企画してみたというわけです。 今回は、各番組の話を聞いてほしいというよりかは、このイベントを通じて「なんかしたい」って気持ちが、まるでポップコーンが弾けるように、「ポン」と音を立てて生まれる、もしくは眠っていたものが目を覚ます、そんなきっかけになってほしいと思っています。 明日が少し明るく思える場になれば、何よりです。 【イベント詳細】 日時:2026年4月19日(日)13:30-17:30(13:00開場) 会場:CREATIVE BASE ANONYM(京都府京都市左京区田中関田町22 ハイムブルーメ 1F) 京阪電鉄「出町柳」駅より徒歩3分 / バス停「出町柳駅前」より徒歩1〜3分 ※会場には駐車場がないため、公共交通機関を利用いただくか、お車の方は近隣の有料駐車場の利用をお願いします。 定 員:30名 参加費:2,000円 イベントページ: https://popuhaji.peatix.com/ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  13. 114

    #114 『人はなぜ物を愛するのか』

    今回の本は『人はなぜ物を愛するのか』。 著者:アーロン・アフーヴィア 訳:田沢恭子 https://www.hakuyo-sha.co.jp/psychology/thingswelove/ 白揚社が好きなえなりが、図書館で見つけて借りた一冊。 マーケティングの専門家が書いた本ですが、ビジネスに寄りすぎず心理学やポピュラーサイエンスとして面白く、ビジネスにも役立つ内容です。 【話すこと】 ・えなりは本に対して執着がある。電子書籍じゃなくて物として集めている ・物を収集したり愛情を持つことが自己理解や自己実現につながる ・物がアイデンティティに入り込んで自分の一部となるように思う ・個のアイデンティティは、内だけでなく外の助けを借りて自己を構築できるのかも ・物を見た時に沸き起こる感情を信じる ・人が物を愛する理由は3つ。擬人化、人との繋がり、アイデンティティの表現 ・物を愛するのは擬人化に関してはバグみたい。でもそれが当たり前になっている ・脳を使うところが実際変わる。いいバグが起こっている ・ゲームで擬人化キャラからヒントをもらう話。マーケティングやサービス設計に使えそう ・タイ料理を愛する人の話。ハンバーガーとフライドポテトから自分を切り離してくれるエピソードに共感 ・たかしおは蕎麦でジャンクフードと距離を取る、えなりはフランスっぽさを求めてチーズを食べる ・日常の中で何かを取り入れる行為は、全部自分を作る行為そのものだ。という発見 ・デスク周りの8割9割が黒。無意識に選んでいるようで意図が隠れている ・スーパーで肉を選ぶ基準。値段、ラップの貼り方、汁の出方など。物の選び方にヒントがいっぱい ・1週間買い物を逐一言語化するだけで自己理解が進みそう ・見せ方によってはコンテンツになる。気になる人の1週間の買い物事情 ・インタビューの仕事で活かせそう。最近買った物、絶対捨てられない物を聞くとその人が分かる ・男性と女性のシャンプーの成分に別に変えるべき違いはない ・シャンプーは直接体に付けるから人との繋がりが生じる。女性らしさやかっこいい男を打ち出す ・子供の時は親と同じシャンプーで問題なかった。機能や性能よりも自分にとってどっちが必要かで選ぶ 一言 日常行為が自分を作るというのは、当たり前かもだけれどめちゃ発見だった #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #白揚社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  14. 113

    #113 『兄弟経営2.0』

    今回の本は『兄弟経営2.0 -23歳と20歳——若き兄弟が挑む老舗企業のアップデート』。 著者:塚本龍生・塚本宗万 https://www.yugeisha.com/works/brothersinbusiness2-0/ 今回はたかしおが仕事のインタビュー関係で読んだ一冊。 23歳と20歳の兄弟が、父親から突然「辞める」と言われて年商50億円超えの老舗不動産会社を引き継ぐことになった。昭和体質が残る会社で、たくさんの人が辞めていく中、若い二人がどう変革していったか。 事業承継のドキュメンタリーでありながら、人生、感謝、刺激、記憶、そして「何者かになる」ことについて深く考えさせられる一冊です。 【話すこと】 ・ドキュメンタリー的な要素がある本。23歳と20歳の兄弟による事業承継と変革の備忘録 ・父親が突然「辞めてやる」と言って、兄弟に社長を押し付けた ・超昭和体質が残る会社を引き継いだ。世代的なギャップもあった ・たくさんの人が辞めたり苦労したことも赤裸々に書かれている ・心からありがとうって言いたくなるのはどんな時? ・えなりはフランスのホストマザーに感謝。性格は合わなかったけど優しくしてもらった ・たかしおは「いいきっかけをもらった」とき。嫌なことほど終わった後に嬉しい、何かが変わる ・極論、人生これまで起こった出来事すべてにありがとうと言えたらいいよね ・今は刺激がいっぱいある。脳がバグっている気がする ・無茶ぶりや無理難題も言ってしまえば刺激。現代の自分たちは潜在的に求めているかも ・「想定している刺激」を取りに行く。無理難題と思うの受け身。人生の主導権を絶対自分に持っていたい(えなり) ・この本を読んで、人という素材は切り取り方や表現次第で何者にでもなれる気がした話 ・スポットライトの当て方が大事。どう意味を付けるか、どうストーリー展開するか ・ドキュメンタリーは面白い。どんな人の人生にもディテールを追うと面白ポイントがある(たかしお) ・語り部、語り手の存在が大事。自分のことをよく言ってくれる人がいるだけでハッピーになる ・AIが広がる中で、人のリアリティにこそ面白いものが詰まっている。事実は小説よりも奇なり ・4月のポッドキャストフェスの宣伝を少々。何者かにとらわれず何かしたいを実現できる場に 一言 人は最高の素材。切り取り方次第で誰もが人生の主人公になれる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #兄弟経営 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  15. 112

    #112 『知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか』

    今回の本は『知性の罠 なぜインテリが愚行を犯すのか』。 著:デビッド・ロブソン 訳:土方 奈美 https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/25/03/13/01903/ 『積読チャンネル』さんで紹介されていたのを見て、ずっと欲しいものリストに入れていたえなりがついに読んだ一冊。 めちゃくちゃ頭がいいのに陰謀論にはまる人がいるのはなぜか。 専門知識がある人がなぜ愚かな行動や間違いをしてしまうのか。 そして、その過ちを防ぐために必要な素質をどう伸ばすか。 知性と知能の違いを明らかにしながら、本当の賢さとは何かを問いかける本。 【話すこと】 ・知能だけで測れない知性。IQが高い=知性があるとは限らない ・知性の中にもいろんな形がある。創造的知能、実務的知能、合理性など ・実務的知能の例:マイクロマネジメントする上司に対して本命案と捨て案を出して選ばせる ・「判断の速いから高い知性がある」「処理能力が高いから正しいことが言える」とは必ずしも言えない ・知能と知性の違い。知能は「知の能力」で計算が速いなどの能力値 ・知性は「知」をどう使うかという性格的なものでは?そこには人の心や感情が入る ・有名な推理作家がオカルトにはまった例 ・一人でオカルトにはまっている分にはいいが、FBIがとんでもない間違いをした例も ・「自分β」の存在について。自分の行動を常に監視してなんか突っ込んでくる自分 ・えなりもたかしおもいる。いない人はいちいち突っ込んでくる人がいないから、判断に迷わなそう ・状況を俯瞰して考える知恵は歳を取るにつれてできるようになる ・日本人は25歳までに、アメリカ人が何10年も人生を積まないと身につけられない人生の教訓を学んでいるらしい ・俯瞰的に考える能力がめちゃくちゃ高いのは、日本文化が全体主義で個人主義が西洋ほど強くないからか? ・比較対象がアメリカだからこんなに差があるのかもと思った。イケイケドンドン感のイメージが一番強い国なので ・ドイツ、フランス、イギリスと比べたらどうなのか。他の国のデータも知りたい 一言 知能が高くても知性がなければ宝の持ち腐れ。本当の賢さってなんだろう #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #日経ビジネス人文庫 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  16. 111

    #111 明けましておめでとうございます―2026年のご挨拶―

    明けましておめでとうございます。今年も本おたくとよもやま話をどうぞよろしくお願いいたします。 2026年は洋書やポピュラーサイエンス、ビジネス書など、これまで取り上げてこなかったジャンルにも挑戦していきます。 えなりは『自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝―』、たかしおは『兄弟経営2.0』や中国についての本を予告。積読チャンネルさんのような面白い紹介の仕方も研究中です。 そして大事なお知らせを。 4月19日(日)に京都で初のリアルイベントを開催します。スナックテレカンさん、人生百貨店さんとの3番組合同Podcastフェスです。 「何者かにならなきゃいけない」ではなく「何かしたい」を実現できるをコンセプトとし、公開収録を行います。詳細は追ってお知らせしますので、興味のある方はぜひお越しください。 そんなことで、今年も一年、よろしくお願いいたします。 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #2026年 #新年のご挨拶 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  17. 110

    #110 2025年の振り返りとご挨拶

    今年も一年、本おたくとよもやま話を聴いていただき、本当にありがとうございました。 2025年は1月3日の新年挨拶から始まり、えなりがフランスで読んだ洋書の紹介、日本語や言語をテーマにした本が多く並んだ一年でした。 たかしおが読んだ『パーティーが終わって、中年が始まる』の回は気合いが入っていた、久保みのりさんをゲストにお迎えした読書回も印象深ったなど、今年もたくさんの本をもとによもやま話ができて楽しかったです。 また、Spotifyで最も再生されたのは『世界99』の回でした。村田沙耶香ワールドの面白さを語り合った回、ぜひ聴いてみてください。 あと最後には、えなりとたかしおの個人的な振り返りも少々。 今年も一年、本当にありがとうございました。 ▼関連エピソード #085 「読書」について語る【前編】 ゲスト:久保みのりさん https://stand.fm/episodes/6854f27d293e6d3d25d69595 #086 「読書」について語る【後編】 ゲスト:久保みのりさん https://stand.fm/episodes/685e70ec7d8b3ab9102a546e #067 パーティーが終わって、中年が始まる https://stand.fm/episodes/67b033fb0576303b91614621 #074 世界99 https://stand.fm/episodes/67efcb505617397c39b7c8ce ▼最後にちょこっと触れている、たかしおの日記もよければ… https://sizu.me/takashio #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #2025年の振り返り #ご挨拶 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  18. 109

    #109 『日本語の謎を解く―最新言語学Q&A―』

    今回の本は『日本語の謎を解く―最新言語学Q&A―』。 著者:橋本陽介 https://www.shinchosha.co.jp/book/603784/ 7カ国語を自由に操る言語のプロが徹底解説する日本語の謎。 学校などで日本語に対して受ける質問をもとに、著者が答えているQ&A形式の本。 言語学的な話から日本語の起源、古文、現代日本語まで幅広いトピックが網羅されています。 母国語なのに難しい日本語の不思議を、いろんな角度から解き明かします。 【話すこと】 ・日本語は母国語なのに難しい。表現も難しいし、合ってると思ってたけど間違ってることもある ・「は」と「が」の違い。「が」は主語、「は」はテーマを表す ・「は」と「が」を使い分ける言語は日本語と韓国語くらいしかないらしい ・「全然」は、実際に観察すると大半は否定の気持ちで使われている ・ただ、全然大丈夫、全然可愛いなど肯定で使われるようにもなってきているよね ・全然○○ないの否定の感情っぽいものが残っていて面白い ・頭痛が痛い。頭痛の「痛」は漢語だから「つう」を痛いと認識していない ・違和感を感じるは問題ない。違和感の「感」は感じるではなく違う感覚という意味 ・頭痛が痛いはひどめの頭痛なんですよという意味 ・言語は生き物。お互いの間で通じ合っていればそれは正解じゃない? ・日本人ファーストについて。ファースト以前に「日本」という国名が漢語で和語ではないっていう ・つまり外国語。第一も多分漢語。大和言葉だとひー・ふー・みーだよね ・外国語を取り入れてこそ日本語。フランス語や英語由来の言葉は最近増えてきている ・漢字は約3300年前の古代中国で使われていた甲骨文字が最初の形 ・えなりの実体験。フランス人に日本語を教えると「また英語なの?」と言われる ・ある意味、一番多様性のある言語、柔軟性がすごい ・日本語は三人称だけど誰かの視点にすごく寄っている。虫の目の言語 ・「かしら」は女性、「だろう」は男性。小説でも「誰々が喋った」が少ない ・英語やフランス語、中国語は「彼が言った」「ジェームズが言った」がないと分かりづらい ・著者も中国語訳の日本小説を読んで誰が喋っているのかわからなかった ・ヨーロッパは物事を客観的に見る神の視点を使う ・日本の方が主観。感覚の違いで翻訳者も間違えて誤訳になることがある。言語というか文化が溶けている気がする ・ちょっと脱線して、空耳ワードの翻訳の難しさについて ・翻訳は編集みたい。原文に忠実かエッセンスを伝えるか、どちらが尊重しているか ・アニメや映画は口が動いている時間の間にどうにかしないといけない ・いいものをいろんな人に伝えたい熱量がすごいよね。何かにめっちゃ一生懸命になるのはいい 一言 日本語は雑食の言語。外国語を吸収し続けて進化する柔軟性がある #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #新潮社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  19. 108

    #108 『ナショナリズムとは何か』

    今回の本は『ナショナリズムとは何か』。 著者:中井 遼 https://www.chuko.co.jp/shinsho/2025/11/102880.html 政治思想の専門家が、社会学や心理学の知見も踏まえながらナショナリズムを解説する一冊。 副題は「帰属・愛国・排外主義の正体」。えなりはナショナリズムが薄いタイプだからこそ興味があり、入門書として情報量が多くすごくまとまっている良書だと感じました。 フランスから帰国直後の収録で、自分のナショナリズムについても深く考えさせられた一冊。 【話すこと】 ・愛国心や帰属意識はあった方がいい?恋愛と同じでプラスとマイナスがある。愛さねばならないは微妙 ・エビデンスで感覚を覆してくれる。俗説をデータで修正してくれる ・「経済が悪くなると排外主義になる」は関係ないとのこと。実際は経済格差の大きい国が排外主義になりがち ・格差が大きいと下の人が不満を持つ。政治が解決できない時に排外主義が有効手段になる ・政治家が経済でアピールできない時に排外主義を選挙で使う ・ナショナリズムは帰属意識、愛国心、排外主義の3つで構成される ・ポピュリズムは大衆vsエリート。ナショナリズムは国家や民族の一体感を重視 ・ワールドカップ予選をギリギリ勝った国の方が数年以内に戦争を始める確率が高いらしい ・勝ったことがナショナリズムを高めて気が大きくなる。そんなことを調べる人がいるのがめちゃ面白い ・ナショナリズムはフィクション。想像の共同体を身を持って感じられた ・えなりは帰属意識を全部フランスに対して思っている ・フナショナリズムというフィクションの中のフィクションを生きている。フィクションを現実で生きている面白さ ・税金や福祉が機能するのもナショナリズムがあるから。同じ国の人だから分配しようと考える ・国歌や「国民のみんなが知ってる歌」がナショナリズム形成に重要 ・世論調査は見え方を気にして答える“歪み”がある。本当の自分の思想とは違う答えをしている ・メディアが排外主義勃興と報道すると「みんなそう思ってるから合わせとこう」となるのでは ・予告?たかしおは最近中国に興味がある。そのために本を買ったので、いつかよもやまで取り上げたい 一言 ナショナリズムはフィクション。でも自分で選び取ったフィクションを生きるのは面白い #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #中央公論新社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  20. 107

    #107 『マチズモの人類史』

    今回の本は『マチズモの人類史』。 著者:イヴァン・ジャブロンカ 訳:村上良太 https://www.akashi.co.jp/book/b644154.html フランスの歴史学者が、男らしさを歴史的観点でたどり、家父長制と決別して新しい男性性を作ろうと提案する一冊。 男性性・女性性について深く考えさせられました。 【話すこと】 ・男性性と女性性とは?生物学的性別ではなく、社会的規範によって作られるイメージ ・支配する男性性と支配しない男性性。ジェンダー論について ・収入に合わせた家事分担問題。女性の収入が低い→女性の負担増→構造が再生産される ・24時間は誰にとっても平等な価値。仕事、趣味、寝る、何をしていても対等だと思っている ・大人になってから変えるのは難しい「あるべき論」。社会をよくする視点と個人の視点だと最適は変わる気がする ・男性の方が「男はこうあるべき」に縛られている気がする。女性は解放運動の歴史があって柔軟 ・たかしおの思い出「男なのに弱っちい」「守れるのか」と言う声が多かった ・男性の平均寿命の短さに男性性が影響している可能性。支配的・暴力的男性性は自分にも向く ・「あるべき論」の根深さ。そうじゃない方がいいのはわかっていても、自分たちの周りにそういう声が少ないと主張するのは難しい ・男性性は今後どうなるのか?支配的男性性はどんどん機能しなくなっている ・強さやエネルギッシュさは男らしいではなく、人間としての美徳。男女は単なる性別。性別と一緒くたにしない方がいいよね ・そんなニュートラルな世界になったら創作活動や文芸作品はどうなるだろう? ・男性か女性かは一番に来なくていいんじゃない?個人を見る時の粒度としては後の方でいい 一言 男性も女性も「あるべき論」に縛られずに生きられるように #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #明石書店 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  21. 106

    #106 『Q&A 共産主義と自由』

    今回の本は『Q&A 共産主義と自由』。 著者:志位和夫 https://www.shinnihon-net.co.jp/general/product/9784406068109 共産党が開催する民青学生オンラインゼミを収録した一冊。 学生からの質問に志位和夫さんが答える形式で、共産主義や社会主義について分かりやすく解説しています。 えなりはこの本とYouTube動画を見て「めっちゃいいじゃん!」とテンション爆上がりしました。 ▼参考 https://youtu.be/ujLjyXg0n1A?si=8emkYVitRxpJOa2a 【話すこと】 ・資本主義は全然自由じゃない?8時間労働のうち自分の生活に必要な分を稼ぐのは3時間42分程度 ・残りの4時間以上は資本家が私腹を肥やすために働かされている。それは自由の対局じゃないか ・共産主義は自由じゃないイメージがあるけど、資本主義も自由じゃない ・時短勤務で給料が減るのはおかしい。余剰分が減っているだけなのに ・そもそも時給という考え方が間違っているのでは?時間そこにいたってことでしかない ・生産手段を資本家が持っているのが資本主義。わずか1%の超富裕層が富を独り占めし、50億人が苦しい暮らしをしている ・「人間は資本主義で終わっていいのか」という志位さんの言葉が熱い ・量から質へ。資本主義は量的な競争だった感。資本主義が成熟しきっているからこそ次の段階へ行くべきでは? ・ソ連は資本主義が成熟していない段階で失敗した。生産者を弾圧したから社会主義ではない ・様々な経験をした人類がいて、テクノロジーが発達した今なら昔と同じ失敗にはならないのでは? ・志位さんは人間をいいものだと思い過ぎている?共産主義は性善説がベース ・性善説に立っていたら陰謀論にはまらない。陰謀論は悪の組織がいる前提 ・日本人は性善説で動きつつ陰湿。表立っては言えないけど裏なら言える ・同調圧力が強い日本。社会主義で管理されたら同調圧力が強まる可能性も? ・でも比較対象がなくなればデフォルトになって、圧力を感じないという考え方はある? ・共産主義の思想にロマンを感じた 一言 資本主義で終わっていいのか。次の段階に進むロマンを感じた #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #新日本出版社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  22. 105

    #105 『たとえば「自由」はリバティか』

    今回の本は『たとえば「自由」はリバティか』。 著者:渡辺 浩 https://www.iwanami.co.jp/book/b10146261.html 「西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる六つの講義」 自由、社会、自然、正義、権利、公共といった言葉が明治維新で日本に輸入された際、どのように翻訳され、どんなねじれが生まれたのか。政治思想史の専門家が、西洋思想と日本語の間に生じた誤解を解き明かす。 【話すこと】 ・えなりは子供の頃からヨーロッパに憧れて西洋思想を学んできた。本を読んで、自分の理解が正しかったと確認できた気がする ・憧れのきっかけは「赤西仁」。いつの間にか「ヨーロッパ人っぽくなりたい」に変わっていた ・「目が不自由」「お金に不自由しない」という日本語の使い方。西洋では「アンフリーダム」とは言わない ・日本語の「自由」は思い通りになるという意味っぽい。西洋の「自由(リバティ)」は奴隷じゃない、解放や独立というニュアンス ・自由はもともと日本語にあった言葉。「自由(リバティ)」を輸入する時に既存の言葉を使ったから意味が混ざった ・キリスト教のフレームワークを理解しないと西洋思想は理解できないと思った ・自然(nature)も神によって作られた被造物。自然法は神が定めた法則という意味 ・権利も神が全員に同じものを与えているという概念。どこにもキリスト教の神が出てくる ・日本も、多くの人が仏教的作法を身につけているように、国ごとにフレームワークとなる宗教があるのかも ・新しい言葉を作っても漢字の意味に影響される。「社会と世間」は混同されていることがわかるいい例 ・漢字は表意文字だから字面から来る印象が強い。アルファベットやひらがなは表音文字 ・カタカナやひらがなの方がいいのでは?でも「じゆう」と書かれても違和感があるよね ・結局は教育。正しい意味を教えるしかない。特に歴史を知ることが大事じゃないか ・科学はキリスト教的。その話から急に思い出したアニメ「チ。」 ・天動説と地動説。結果を知った現代人は天動説を間違いと見るが、順番が逆だと捉え方が全然違う ・前提知識が違うだけで話が通じなくなる。時系列で理解することの重要性 ・結果だけ知ればいいではダメ。AIに使われて終わる人生はリバティじゃない 一言 翻訳のねじれが生んだ誤解。歴史と前提を知らなければ、本質は理解できない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #岩波書店 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  23. 104

    #104 『言語化するための小説思考』

    今回の本は『言語化するための小説思考』。 著者:小川 哲 http://kodansha.co.jp/book/products/0000418874 小説家・小川哲さんが、小説を書く時に何を考え、どんな風に書いているのかを言語化した一冊。 「そもそも小説って何なんだっけ」という問いから始まり、小説家の思考プロセスを解き明かしています。ライターである二人にとっても参考になる考え方が満載でした。 【話すこと】 ・小川哲さんの思考。登場人物に共感したことがない、情景を思い浮かべない ・人によって全然違う小説の読み方。文字を文字として処理するか、映像として想像するか ・たかしおは完全に映像化タイプ。登場人物に感情移入して頭の中で映画を再生 ・えなりは紙芝居タイプ。基本は言語処理、印象的な場面だけ静止画でイメージ ・小説家に必要な想像力とは?物語を考える力ではなく、読者に伝わるように書く想像力 ・小説は読者とのコミュニケーション──赤の他人が何を知っていて、どう書けば分かるのかを想像する ・抽象化と個別化の技術。自分の体験を一段抽象化して、別のケースに個別化して物語に使う ・「これめっちゃ自分のことだ」と思える小説は、抽象化と個別化に成功している証拠かも ・本の値段の決まり方が不思議。内容に関わらず、コスト(紙代など)で値段が決まる? ・専門書が5000円でも、学者の研究内容を考えたら安すぎる。著者のクリエイティブな部分はゼロ円評価ってこと? ・デジタルなら投げ銭で価値に応じた支払いができるよね。紙の本にもQRコードとかで投げ銭システムがあってもいいのに ・印税だけでは厳しい構造。(出版に限らず)名誉や憧れがある仕事は報酬が安くなりがちだよね ・クリエイティブな仕事は中途半端が一番良くないのかも。売れるために書くか、とにかく趣味として自由に書くか 一言 小説家の思考法はライターにも使える。抽象化と個別化で、自分の体験を誰かの共感に変える #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #講談社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  24. 103

    #103 『これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話』

    今回の本は『これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話』。 著者:カトリーン・キラス=マルサル 翻訳:山本 真麻 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231372/ イノベーションとジェンダーをテーマに、経済の中で見過ごされてきたアイデアを掘り下げる一冊。 車輪付きスーツケースが1970年代まで開発されなかった理由や、AI開発の偏りなど、具体的なエピソードを通じて、ジェンダー観が発明や技術革新にどのような影響を与えてきたかを論じています。 【話すこと】 ・車輪が発明されてから5000年経って、やっと1970年代に車輪付きスーツケースが登場 ・宇宙には行けたのにスーツケースは思いつかなかった不思議。ジェンダー観が発明を阻害 ・「荷物は男性が運ぶもの」という圧力。ショッピングカートも男性客から「侮辱だ」と批判された ・安全なものがなぜか「女性向け」と見なされる不思議。電気自動車も同じ運命をたどった ・論理的思考は男性的、肉体労働は女性的という二分法が技術開発の方向性を歪めたのでは? ・思い込みが発明を阻む。マウスが使えなくて外付けトラックパッドを買ったけど、ノートPCを動かせば良かった話 ・AI開発は思考ばかりに偏り、肉体的な動きの研究が遅れている背景にもジェンダー観が? ・AI時代に感情労働の価値が上がる?それとも男性がまた乗っ取る?プログラミングで起きたことの再来 ・宇宙ロケットは開発できるのに傘は変わらない。フランスでは雨でも傘をささない文化 ・ホモサピエンス(賢い人)なのに全然賢くない?環境や思い込みに縛られ続ける人類 ・雨に濡れるのが嫌なのも人間の勝手な価値観。動物は気にしない 一言 思い込みが未来を奪う。柔軟に考えられたら、もっと便利な世界が待っているかも #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #河出書房新社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  25. 102

    #102 『La pensée nazie』

    今回の本は『La pensée nazie』。 著者:Laurence Rees https://editionsarpa.com/products/la-pensee-nazie 日本語に訳すと「ナチス的思想」。イギリスで出版された英語の本をフランス語に翻訳したもので、えなりがフランス語で読んだ一冊。 BBC歴史番組に関わる歴史学者が、神経心理学の観点からナチスを分析。第一次世界大戦後から時系列で追いながら、脳科学と歴史のハイブリッドな視点で描かれた本です。 【話すこと】 ・脳科学が発達していないはずなのに、脳科学をハックしているような動きをしていてやばい ・ナチスは理論ではなく感覚で人間を観察し、脳の作用にクリーンヒット ・扁桃体(恐怖・不安・怒りを司る部位)への効果的なアプローチ ・「彼らと私たち」の二項対立は脳に深く根付いていて完全に取り除けない ・悪臭や腐った食べ物への嫌悪と道徳的嫌悪は同じ脳の部位(島皮質と扁桃体)が働く ・吊り橋効果も脳の同じ部位が働いている?根拠のある恋愛テクニック説 ・ドーパミンは目標達成時ではなく報酬を予期する時に放出される ・旅行も計画している時が一番楽しい理由。でっかい目標を追い続けるのが幸せ ・ゲマインシャフト(血縁・地縁の共同体)を重視する感覚が本当に分からない ・ゲマインシャフトとゲゼルシャフト(利益・契約・思想の共同体) ・民族で分ける感覚がしっくりこない。共産主義のような思想で分かれる方が理解しやすい ・家族だから、血が繋がっているから、という理由づけへの違和感 ・差別が生まれる理由。何もしなくても得られる所属への安心感を求めている? ・フランス語の読書筋力がついた。3ヶ月かけて読了 ・日本語の面白い本がたくさんあるから楽に流れてしまう ・ゾーンに入るまでが難しい。自分でハードルを上げている 一言 脳科学を知らずに脳をハックした恐ろしさ。人間理解の深さが悪用された歴史 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #洋書 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  26. 101

    #101 『「あの戦争」は何だったのか』

    今回の本は『「あの戦争」は何だったのか』。 著者:辻田 真佐憲 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000417459 講談社現代新書の一冊。太平洋戦争をはじめとする「先の大戦」について、日本はどこで間違えたのか、いつ始まったのか、掲げた理想はすべて誤りだったのか、大東亜の国々は日本をどう見ていたのか、という4つの疑問に答える本。 著者が各国の歴史博物館を巡った経験も交えながら、歴史との向き合い方を考えさせられる一冊です。 【話すこと】 ・解釈された物語としての歴史。歴史は後世の人が検証して作るもの ・フランス語で歴史(histoire)と物語(histoire)は同じ単語。英語もhistoryとstory ・過去は変えられないが、歴史はいかようにも変えられるものだなと思った ・記録をどう解釈するかは今を生きている人次第。政治的レトリックとして使われやすい ・各国の歴史博物館で同じ事象でも表現の仕方が全く違う ・歴史のifを考えるのは難しい。小林秀雄「ifは必然というものに対する人間の復讐」 ・えなりがマリー・アントワネットを死なせない方法を考えた結果、前代の王様が感染症にならなければという結論に ・歴史の必然性は恐ろしい。遅かれ早かれその事象にたどり着く ・ヒトラーは「器」。土壌があったものを受け止めた結果。人は社会において器のような存在 ・日本人と災害。自然災害が多く「頑張る」「耐える」しかできない(深井さんの言葉から考える) ・日本の方が暑いのにヨーロッパより気候変動に対する意識が低い。自然災害として捉えている? ・空襲被害を自然災害のように捉えてしまう恐れがある(辻田先生の指摘) ・戦争も一般人にはコントロールできない自然災害と同じ、と考えると確かに ・日本人は大人になってから学ばない。終身雇用で教わったことだけやれば安泰だった構造 ・災害の受け止め方と学ばない社会構造は関連しているのかも ・持っているストーリーの要素が違うから、他人との会話が面白い ・利害が絡むとインセンティブで目的が変わり、同じ人でも全く違うことを言うのだけれど 一言 歴史は解釈された物語。でも、学ばなければ同じ過ちを繰り返すだけ #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #講談社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  27. 100

    #100 『はたらかないで、たらふく食べたい』

    今回の本は『はたらかないで、たらふく食べたい』。 著者:栗原 康 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480437204/ 【記念すべき第100回!いつも聴いてくださり、ありがとうございます】 えなりが何度も紹介している栗原康さんの本。今回は学術書ではなくエッセイ。 アナーキスト・栗原さんの無邪気さと素朴さが伝わってくる、赤裸々なエピソード満載の一冊です。 【話すこと】 ・アナーキズム=無政府主義というよりも「支配をなくそう」という思想がしっくりくる ・アナーキズムを知ると楽になる。「働かなきゃ」という規範からの解放 ・病気で働けない時の罪悪感も、支配者によって作られたものじゃないのか ・思想のつまみ食いでいいと思う ・1、2割は助ける・助けてもらう余白を持っておくことが大事 ・行き過ぎた個人主義は全て自己責任でしんどくない? ・「地図を捨てて歩くこと」栗原さんが尊敬する思想家の言葉 ・地図──行くべき道が決まっている──支配の象徴 ・フェミニズムの例:女性が家から外に出る=「家」という地図を破り捨てた ・一度地図を破った経験があれば、また破れる。成功体験が大事 ・最速が至高とされている。マップアプリに支配されて方向感覚が退化している現代 ・賃金労働の起源は奴隷制。労働力を商品化することで人間が交換可能に ・家や結婚の起源も奴隷制(伊藤野枝の指摘) ・恋愛中はお互いのために何かしたいのに、結婚したら役割で縛られる ・契約+世間の目=支配関係の発生 ・ブラック企業で「ここでしか働けない」と思わされている人たち→アナーキズムを知ると楽になるのでは ・「働かないでたらふく食べたい」と言ったら怒られそうな日本社会。いかに私たちが「せねばならぬ」の中で生きているか 一言 支配に気づくことが自由への第一歩。もっと楽に、縛られずに生きてもいい #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #筑摩書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  28. 99

    #099 『はみだしの人類学』(再)

    今回の本は『はみだしの人類学』。 著者:松村 圭一郎 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000064072542020.html 約1年前にえなりが紹介した本を、たかしおが読んで再び取り上げる回。 NHK出版「学びのきほん」シリーズの一冊で、人類学の入門書として最適な本です。 ▼前回 https://stand.fm/episodes/66ed7e5a476b68f1adec76b7 【話すこと】 ・1年前にえなりが紹介した本。たかしおが最近読んで語りたくなった ・日本文化(着物、華道、わびさび)をイメージするが実際やってる人は少ない矛盾 ・人類学は主観の学問って感じがする。同じ対象でも人によって描き方が違うから自分がやる意味がある ・「つながり」、関係性の意識。相手を通じて自分を捉え直すこと ・「はみだし」、相手の領域に積極的に入り込むこと。習うより慣れろの精神 ・境界線の引き方でつながり方が変わる。男女、国籍、地域など様々な軸 ・一緒のカテゴリーにいたはずなのに、境界線を引いたことで対立している ・近いもの同士ほど敵対心を持ちやすいのが人間の性質 ・「地球人vs宇宙人」という究極の境界線で考えると人類は一つ ・改めて、たかしおが理解した人類学とは ・なぜ異文化に興味を持つ?極端な話、自己理解のため ・昔の人類学は西洋文化のフィルターを通した異文化理解だった ・同じ本でも切り取り方や引っかかる部分が違う面白さ (今後もまた、過去に取り上げた本を取り上げることがあると思います) 一言 他者を知ることは、自分を知ること。境界線の引き方を変えれば、世界の見え方が変わる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #NHK出版 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  29. 98

    #098 『YABUNONAKAーヤブノナカー』と『イン・ザ・メガチャーチ』

    今回取り上げる本は2冊。 『YABUNONAKAーヤブノナカー』 著者:金原ひとみ https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163919683 『イン・ザ・メガチャーチ』 著者:朝井リョウ https://info.nikkeibp.co.jp/books/campaign/121045/ 本オタクとよもやま話、初の2冊同時紹介回。芥川龍之介「藪の中」のオマージュとして複数視点で現代社会を描いた金原ひとみの小説と、推し活をテーマにした朝井リョウの最新作。 えなりが続けて読んで感じた「繋がり」から見える現代人の生き方について。 【話すこと】 ・なぜ2冊同時紹介?続けて読んで感じた「繋がり」とは ・現代社会の病理と複雑さ。人と分かり合うことの難しさ ・エコーチェンバーが強化する現代の分断 ・視野を狭くする。視野を“広く”するのは“いいこと”ではあるかもしれないが“幸せ”なのか ・社会のことを考えると鬱々とするが、推し活で視野を狭めると楽しくなる現象 ・分かり合えなさと孤独。人間は本当に分かり合えるのか? ・「分かり合いたい」という言葉に込められた祈りのような気持ち ・完全に分かり合ったらつまらなくなる?究極、自分のコピー人間は最も興味のない他人 ・知ってしまったら興味がなくなる人間の性質。旅行も買い物も「行くまで」「買うまで」が一番楽しい ・結果主義と過程重視。人生はゆっくり死んでいくプロセス 一言 分かり合えないからこそ分かり合いたい。その矛盾こそが人間らしさなのかもしれない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #文藝春秋 #日経BP再試行 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  30. 97

    #097 書店怪談

    今回取り上げる本は『書店怪談』です。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000416469 著者:岡崎 隼人 モキュメンタリー形式で描かれるホラー小説。 著者自身が登場人物として、全国の書店で起こる怪談を100話集めようとするが、次第に同じ幽霊が原因らしき現象に巻き込まれていく。 書店員さんの手書きコメントが装丁に散りばめられた、見た目から素敵な一冊。 【話すこと】 ・幽霊っていると思いますか?という根本的な問い ・たかしおの幼少期の鏡での不思議体験。のっぺらぼうの人影が見えた記憶 ・幽霊という概念は一人一人の中に存在する?「いる/いない」で論ずるよりもロマンを大切にしたい ・えなりの高校時代の金縛り体験。枕元に塩を置くようになったエピソード ・金縛りの体験談。頭は起きてるけど体が起きてない状態 ・ちょっと話題は変わって“本の特別視”について。なぜ「本を読む人は偉い」という空気があるのか ・書店のルーツは宗教施設。僧侶や修道院での知識管理が起源(という話題がこの本の中でも出てくる) ・聖書やコーランなど宗教的テキストとしての本の神聖性 ・ビジネス界隈での本ヒエラルキーについて。読書量や読む本のジャンルでの序列 ・自己啓発書は「お腹いっぱい」になるが、小説は繰り返し楽しめる不思議 ・本好き同士なら読書量に関係なく同じ目線で話せる ・純文学好きとビジネス書好きの対談は見てみたいが噛み合わなそう 一言 幽霊も本の特別性も、すべては人の心が作り出したもの。証明より想像を楽しもう #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #講談社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  31. 96

    #096 文化が違えば、心も違う?

    今回取り上げる本は『文化が違えば、心も違う?』です。 https://www.iwanami.co.jp/book/b10140107.html 著者:北山 忍 文化心理学の冒険と副題にある通り、人間の心理を文化や地域の違いから読み解く学問を研究する著者による一冊。 アメリカで研究活動をする日本人研究者が、日本・アメリカ・アフリカを軸に文化と心理の関係を探る。 【話すこと】 ・日本人がお酒に弱いのは稲作の影響?8000年前の遺伝子変異と文化的背景 ・遺伝子の突然変異体が中国の稲作地域で生まれ、東アジアに広がった説 ・アフリカ系アメリカ人の肥満率の高さと奴隷船時代の生存競争の関係性 ・環境が文化を作り、文化が遺伝子の進化に影響するサイクル ・ボブ・ディランの歌詞「Let others do for you」の翻訳による意味の違い ・使役動詞が示すアメリカ的な主体性と日本的な受動性 ・今の日本は民主主義に向いていない?主体性と議論文化の欠如 ・東アジアと欧米は文化心理学的に両極端。議論への捉え方の違い ・韓国にとってのキリスト教、台湾の中国への意識と民主主義 ・日本人の安定志向と協調性重視が民主主義実践の障壁? ・今回の話は、案外、自分たちの日常生活に活かせることもあるかも 一言 文化の違いを知ることで、自分たちの「当たり前」が当たり前じゃないと気づける #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #岩波書店 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  32. 95

    #095 スナック キズツキ

    今回取り上げる本は『スナック キズツキ』です。 https://magazineworld.jp/books/paper/7112/ 著者:益田ミリ 本おたくとよもやま話、初のコミック回!2021年にドラマ化もされた作品。 アルコールを置かない不思議なスナックを舞台に、傷ついた人だけがたどり着ける癒しの空間を描いた心温まる漫画文庫です。 【話すこと】 ・アルコールを置いていないスナック「キズツキ」。傷ついた人だけがたどり着ける不思議な場所 ・マスターの独特な接客方法。エアギター始めたり、踊りながら話したり非日常的な空間作り ・えなりは悩みを自己解決する派。言語化して客観視、SNSの身内アカウントでのつぶやき ・利害関係のない他者に悩みを話すことの難しさ。気を使ってしまって本題に集中できない ・実際、急にエアギターを渡されたらどうする?フィクションと現実のギャップ ・「人生の成功って何だ?商売みたいじゃねえか」というおじさんの言葉 ・成功と幸福の違い。幸福な人生で終われればそれでいいのでは?と思う、たかしお ・登場人物たちが実は全員つながっている、という構成の巧さ ・クレームを言う客とコールセンターの女性、それぞれに事情がある ・反射的に人を判断せず、背景を考える大切さ ・心の中にスナック・キズツキのような場所を持っておこう 一言 みんなそれぞれ傷ついている。背景を想像すれば、もっと優しくなれる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #マガジンハウス --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  33. 94

    #094 エリート過剰生産が国家を滅ぼす

    今回取り上げる本は『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』です。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000614648/ 著者:ピーター・ターチン(訳:濱野 大道) クリオダイナミクス(歴史動力学)の第一人者による、国家危機の法則を解明した一冊。 タイトル通りの内容だけれど、数式は一切出てこず文系にもわかりやすく書かれた興味深い本。 【話すこと】 ・国家危機は約200年周期で発生。背景にエリート過剰生産がある ・エリート志望者が増加するが椅子(ポジション)は限られている。エリートになれなかった人々が反エリート勢力となる ・大衆の貧困化と組み合わさることで国家が不安定化。フランス革命が典型例 ・ブルジョワ=貴族ではないがお金を持つ平民。彼らが貴族を倒そうとした ・アメリカ系著者の書き方の巧さ、具体例の豊富さ、世界史の様々な事例 ・一夫多妻制の国は一夫一妻制より危機サイクルが短い(100年程度) ・日本も同じ状況では?大学卒業者増加(エリート過剰生産)、大衆の貧困化、AIによる椅子の減少 ・1800年代の危機から200年が経過している現在、新たな危機が来る可能性 ・社会の脆弱性を過小評価してはいけない。フランス貴族も革命を予想していなかった ・「大事にはならないだろう」は通用しない時代。トランプ現象なども予測不能 ・エリートに対する日本人のイメージ。ドラマやアニメで嫌な役として描かれがち(主観です) ・フランスでもマクロン大統領など、エリートは嫌われている傾向あるかも ・AIなど新技術をうまく活用しながら、これからの時代に対応していこうね 一言 エリート過剰生産と大衆の貧困化が生む国家危機の法則。今まさに200年周期の転換点?って思うとちょっとこわい #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #早川書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  34. 93

    #093 日本語という外国語

    今回取り上げる本は『日本語という外国語』です。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000210499 著者:荒川 洋平 日本語教育の専門家による、外国人の視点から日本語を捉え直す一冊。 「日本人のための日本語再入門」として、普段当たり前に使っている日本語の特徴や難しさを再発見できると思います。 【話すこと】 ・えなりがユーロ圏で日本語教師をやるために読んだ実用的な一冊 ・日本語教師に大事なこと:当たり前を説明可能にする。私たちは文法を意識せずに使っている ・外国人向けの文法は日本人が習う文法と違う:形容動詞→な形容詞、連体形→ます形など覚えやすい名前に ・日本語は語彙が圧倒的に多い:理解語彙4-5万語、使用語彙1万語。フランス語の使用語彙は5000語以下 ・1000語覚えた時の日常会話カバー率:英語80%、フランス語83%、日本語60% ・語彙の少ない言語は比喩で補う。海外の人の表現力の豊かさはそのため ・雨の表現だけでも「にわか雨」「豪雨」など専用の語彙がたくさんある日本語 ・日本語の正書法の緩さ:句点の位置、表記揺れ、ひらく/とじるの判断など決まりが曖昧 ・フランス語は正書法が厳格。発音しないけど絶対つけなければならない活用など ・ライターとして表記が揃っていると気持ちいい。でも決めてほしいと思う複雑さ ・志賀直哉が「日本語は不完全だからフランス語を国語にしよう」と言った話 ・曖昧だからこその豊かさもある。リズムや身体性を重視する日本語 ・「私はスミス」と「私がスミス」の違い。新情報がどこにあるかで使い分ける 一言 当たり前に使っている日本語の奥深さ。語彙の多さと正書法の緩さが生む豊かさと煩わしさ #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #講談社現代新書 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  35. 92

    #092 PLURALITY

    今回取り上げる本は『PLURALITY』です。 https://cybozushiki.cybozu.co.jp/books/plurality/ 著者:オードリー・タン、E・グレン・ワイル、 ⿻コミュニティ 訳:山形 浩生 解説:鈴木 健 【話すこと】 ・PLURALITYとは「多元性」。多様な人々が関係性を通じて価値を生成するエコシステム ・えなり的には「ブロックチェーンっぽい」って思った ・テクノロジーと政治の大きな可能性。0か1の投票ではなく、0~5点で全候補を評価する選挙システム ・より細かく民意を反映でき、投票モチベーションも向上しそう。ネット投票なら技術的にも実現可能では? ・既存の民主主義国家はシステムが出来上がっているため変更コストが高い。むしろ新しく民主化する国の方が導入しやすいかも ・SNSの普及で政治情報の見え方が激変したよね。最適化により偏った情報ばかり見てしまう問題 ・「進化がすごすぎて扱う人間がついていっていない」。8~9割の人が使われている状態 ・世界共通のフラットなSNSプラットフォームがあればいいのに ・理想的には一企業が運営する民間サービスではなく、Wikipediaのようなみんなでつくるイメージ ・出版の新しい可能性。この本の内容はネットで公開され、常に更新されている ・そもそも紙の本を買う理由って?装丁や質感などの身体体験、作り手の性格を感じ取れるからかな ・えなりはGPTと一緒に本を読んだ。新しい読み方、面白い体験ができた 一言 テクノロジーで民主主義をアップデート。本の形も進化していく。そんな未来への可能性を感じる一冊 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #サイボウズ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  36. 91

    #091 日本語再定義

    今回取り上げる本は『日本語再定義』です。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09389813 著者:マライ・メントライン 日本で暮らすドイツ人の著者が、ワークライフバランス、外タレ、サボる、エモいなど様々な言葉を題材に、日本とドイツの文化の違いを分析した一冊。言葉から見える両国の価値観の違いが面白い 【話すこと】 ・著者マライ・メントラインさんは長年日本で暮らすドイツ人。言葉を題材に日本社会とドイツの違いを語る ・「日本には四季があります。じゃあ外国にはないのかよ」というツッコミ ・バカンスに向いていない日本人:効率化で時間が空いたらドイツは休む、日本は更に仕事を増やす傾向 ・「念のため」の先回り対応で結局休めない日本人。えなりも旅行時にパソコンを持参してしまう ・日本人は「頑張る」が評価される文化。成果よりもプロセスが重視されがち ・ドイツ語の「忖度」に該当する2つの表現:「発言なしの指示」と「先回りの服従」 ・どちらが主体となって忖度が生まれているかがわかる、ドイツ語の分析力の高さ ・日本語の「理屈」もドイツ語では「理由」と「論理」に分かれる。日本語のあいまいさとニュアンスの豊かさ ・ドイツに生まれたのにドイツに居づらいマライさん。生まれ育った国が必ずしも心地よいとは限らない ・「憧れの人物がどの国の人か」と「住みやすさの感覚」 一言 言葉から見える文化の違い。当たり前に使っている日本語を、外国人の視点で再発見する面白さ 関連エピソード:「#078 日本語教師、外国人に日本語を学ぶ」 https://stand.fm/episodes/6815dc822f0cfc3f5f7169a5 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #小学館 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  37. 90

    #090 ぼくは本屋のおやじさん

    今回取り上げる本は『ぼくは本屋のおやじさん』です。 https://www.shobunsha.co.jp/?p=1690 著者:早川 義夫 今回はたかしおが読んだ本でよもやま話。 選んだ本は、以前ゲストで起こしいただいた久保みのりさんにご紹介いただいた本です。 ▼その話をしているエピソードはこちら https://stand.fm/episodes/685e70ec7d8b3ab9102a546e 元ロックミュージシャンが23歳で引退後、書店員になった体験を赤裸々に綴ったエッセイ。とっても気に入りました。 【話すこと】 ・本を読みたい欲が高まっていたところに時間ができて一気読みした ・本の概要:早川義夫さんが「番頭さんのように座って楽にできる商売」と思って書店員になったら180度違った話 ・1982年初版。街にある個人商店の小さい本屋さんの置かれている厳しい状況が想像できた ・取り次ぎとのやりとり、立ち読み問題、注文した本が入ってこない日常など、本屋さんの理不尽な現実 ・作者の考え方に共感する部分が多すぎた:「知識をひけらかさない」「できないからしない」「流行語を作って売り込む営業への嫌悪感」 ・人生で大事なことは「物を見る目を養うこと」。知識や学びよりも本質を見る目が重要 ・「教養なんか捨てなさい」「低いところに目を持て」「すべてを疑え」という言葉への共感 ・好きなフレーズ:「あげるということは捨てることなのだ、もらうということは拾うことなのだ」 ・一文一文が歌詞のようで、元ミュージシャンらしいテキストの使い方が印象的 ・小さい本屋さんを見つけたら応援したくなった 一言 本質を見る目を養うこと。知識よりも大切なものがここにある気がする #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #晶文社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  38. 89

    #089 日本辺境論

    今回取り上げる本は『日本辺境論』です。 https://www.shinchosha.co.jp/book/610336/ 著者:内田 樹 日本人とは何者なのか?この根本的な問いに向き合った一冊。 養老孟司さんも絶賛されたというこの本から見えてくる、日本人の「辺境性」について語り合います。 【話すこと】 ・プロキョロ充の日本人。リア充の周りでキョロキョロする人に「プロ」がついた造語から見る日本人の特徴 ・G7での日本の総理がキョロキョロしている様子。海外と照らし合わせて批判することの問題点 ・日本すごい論の理由が言語化された。辺境にいるからこその「日本すごい」アピールの構造 ・おもてなしの精神は媚び売りなのか?他国と日本の根本的な考え方の違い ・自分たちが正しいかどうかを、「未来が証明してくれる」のか「他者に認めてもらうことで証明する」のか ・日本語を作り変えた方が良いのではないかと思った。敬語がヒエラルキーを作り出すシステム ・関係性が内容よりも重視される日本のコミュニケーション。丁寧語は良いが、尊敬語・謙譲語は上下関係を前提とした言語 ・辺境に生きる日本人だからこそ、どう工夫していくかが大切 一言 辺境に生きる日本人だからこそ、かっこよく生きていこう。未来が証明してくれる。 #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #新潮社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  39. 88

    #088 優しい地獄(再)

    今回取り上げる本は『優しい地獄』です。 https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1071 著者:イリナ・グリゴレ 前回のエピソードでも取り上げた、済東鉄腸さんにご紹介いただいた本。 たかしおが買って読んだので、改めて今回よもやま話をしていきます。 ▼その時のエピソード https://stand.fm/episodes/66b4452622fc5f36d790b9a2 【話すこと】 ・ルーマニアで生まれ育ったイリナ・グリゴレさんが綴ったエッセイ ・文章がとても表現が繊細で美しいし、異国のリアルな文化が想像できる本 ・「宗教とアートと尊厳を社会から抜き取ったとき、人間がどう生きていくのか」。本の中で表現された社会主義 ・無いからこそ渇望する。当たり前にあるものに対して、無意識に執着や熱は薄まる ・言葉の選び方、表現。「爽やかさとは違う、冷たさ。冷たさのなかにある、清らか」(えなり) ・イリナ・グリゴレさんの娘さんとピカソ。一つひとつの表現が詩的 ・読書について新しい視点を発見できた話。感覚的に受け取る読書もあると思った ・ただ、とはいえ「エッセイ」を語るのは難しいと感じた(自分の文化レベルを上げたい)。 一言 人との出会いも、本との出会いも一期一会。一人ではルーマニアの本を読む機会はなかった気がする #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #イリナ・グリゴレ #亜紀書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  40. 87

    #087 クソッタレな俺をマシにするための生活革命

    今回取り上げる本は『クソッタレな俺をマシにするための生活革命』です https://sayusha.com/books/-/isbn9784865284287 著者:済東 鉄腸 【話すこと】 ・千葉ルーに続く、第二作目!済東鉄腸さんが考える「男らしさ」「男性学」 ・済東鉄腸さんの言葉に対するストイックさを改めて感じた ・「生活って好きですか?」えなりからの問い ・生きるのは好きだが、生活するのは嫌いだから人は苦しむんじゃないか ・強制感のある生活、きりが無い生活 ・「魂だけで生きたい、自分の肉体のケア」をしたくない、えなり ・間違っても訂正することができることの大切さ ・陰謀論とかにはまったとしても、「間違ってました。ごめんなさい」と言える社会に ・簡単にごめんなさいと言えないのは資本主義のせいでは? ・企業の隠蔽とか、まさにそうな気がする ・もし周りに陰謀論にはまってしまった人がいたら、“余力”を持って接したい ・千葉ルーが面白いと思った人は、間違いなく面白いと思える本だと思う ▼過去、済東鉄腸さんにお越しいただいた回はこちら(前編①②と後編) https://stand.fm/episodes/66a333d93374de03df8cf905 https://stand.fm/episodes/66ac689fd3af567b1b4cd21a https://stand.fm/episodes/66b4452622fc5f36d790b9a2 一言 「生きる」と「生活」の違いをすごく考えさせられた。生活は色んな意味でコストがかかりすぎている #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #済東鉄腸 #左右社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  41. 86

    #086 「読書」について語る【後編】 ゲスト:久保みのりさん

    前編に続き、書店「読む庭」を開業されたライター・久保みのりさんをゲストにお迎えした後編をお届けします! 本を読む人と読まない人の感覚の違いから始まり、読書に対するプレッシャーや義務感について深く掘り下げていきます。 【久保 みのり(くぼみ)さん】 ライター・書店よむにわ店主。理系専門職を経てライターへ転身。2025年6月にオンライン書店よむにわを開店。書店のコンセプトに「読書はあなただけの箱庭」を掲げ、「言葉にできない気持ちに寄り添う」をモットーに活動している。最終的には地域の居場所となるような実店舗の書店あるいは図書館を目指す。過去にブックマルシェを主催し、イベント開催にも意欲的。 書店よむにわ HP https://yomuniwa.base.shop/ 久保みのりリンク集(lit.link) https://lit.link/kubomisan 主な話の流れ ・本好きと本を読まない人の根本的な感覚の違い ・「小説って嘘じゃん」論に対する反論の難しさ ・フィクションとは何か?編集された真実としての小説の価値 ・くぼみさんのZINE制作 裏話 ・日記の無意識性と後から気づく面白さ ・東京・下北沢の「日記屋」や「手帳類図書館」の紹介 ・SNSとは違う、日記の生々しさと素の魅力 ・本を読むことに対する義務感やプレッシャーの問題 ・「本好き」の多様性 - 冊数ではなく愛情の深さ ・マリー・アントワネットに学ぶ気軽な読書スタイル ・本は読み通さなくてもいい、YouTubeのように飛ばし読みでもOK 日記屋 月日 https://tsukihi.stores.jp/ 手帳類図書室 https://techorui.jp/ やる気のない読書日記 / pha https://kanibooks.stores.jp/items/6741c7f7600537022b381ba9 ぼくは本屋のおやじさん https://www.shobunsha.co.jp/?p=1690 一言 道に落ちているものを擬人化する、くぼみさん #よもやま話 #本 #読書 #書店 #ライター #podcast #よむにわ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  42. 85

    #085 「読書」について語る【前編】 ゲスト:久保みのりさん

    今回はゲスト回をお届けします! たかしお・えなりと同じくライターで、書店「よむにわ」を開業された久保みのり(くぼみ)さんにお越しいただきました。 くぼみさんの「言葉にできない気持ちを認める読書もある」という言葉から始まり、読書に対するそれぞれの想いや考え方を深掘りしていく回です。 【久保 みのり(くぼみ)さん】 ライター・書店よむにわ店主。理系専門職を経てライターへ転身。2025年6月にオンライン書店よむにわを開店。書店のコンセプトに「読書はあなただけの箱庭」を掲げ、「言葉にできない気持ちに寄り添う」をモットーに活動している。最終的には地域の居場所となるような実店舗の書店あるいは図書館を目指す。過去にブックマルシェを主催し、イベント開催にも意欲的。 書店よむにわ HP https://yomuniwa.base.shop/ 久保みのりリンク集(lit.link) https://lit.link/kubomisan 主な話の流れ ・くぼみさんの書店「よむにわ」開業への想い ・「言葉にできない気持ちを認める読書」というコンセプトの背景 ・自己啓発本が苦手という共通点から見える、それぞれの読書観 ・情報を得るための読書と、心に寄り添う読書の違い ・読書の時間=ゆっくり考え事ができる貴重な時間 ・読書は疲れるもの?SNSとの対比から考える能動性と受動性 ・三宅 香帆さんが言う「働いていると本が読めなくなる」から考える、読書離れについて ・疲れさせる社会への問題意識と資本主義への批判的視点 一言 疲れさせる社会が悪い byえなり #028 なぜ働いていると本が読めなくなるのか https://stand.fm/episodes/66346c187813a8f13343d3f7 #よもやま話 #本 #読書 #書店 #ライター #podcast #よむにわ --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  43. 84

    #084 昭和・平成精神史 「終わらない戦後」と「幸せな日本人」

    今回取り上げる本は『昭和・平成精神史 「終わらない戦後」と「幸せな日本人」』です https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000324321 著者:磯前 順一 【話すこと】 ・戦後から平成、日本人の精神がどのように変わっていったか ・「目を向けてこなかった社会的な現実」と「自分たちの目の前にある身近な現実」 ・えなり「甘えちゃダメだ」と強く思った ・人間の醜さを暴き続けた小説家としての太宰について ・「平等」と「同じ」 ・意識しないと人はどんどん楽な方へ行き、堕落してしまう生き物だよね ・日本の戦後の歩みは正しかったのか ・現代を生きる自分たちは被害の歴史だけでなく、加害の歴史にももっと向き合うべきだったのではないか ・たかしお「知ることは大事だが、引きずりすぎるのも良くない?」 ・えなり「引きずらないようにするために、きちんと向き合うのが大事だと思う」→それな ・「結果に対する責任をとても大事にしたい」と思う、えなりの思考 ・ちゃんと生きようとすると、みんな太宰になる 関連リンク:過去、太宰治について語った回はこちら https://stand.fm/episodes/676f6506a84e04a238e913d4 一言 現実──。自分さえよければと、見に行こうとしなかったのかもしれない #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #講談社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  44. 83

    #083 ネット怪談の民俗学

    今回取り上げる本は『ネット怪談の民俗学』です。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000240033/ 著者:廣田 龍平 【話すこと】 ・怪談の話はでてくるが、この本自体が怖いわけではない ・そもそも民俗学とは?本題の「ネット怪談はなぜ民俗学的なのか」にいく前に ・2ちゃんねるの掲示板に書き込まれて、協働的に構築されるネット怪談 ・犬鳴村の特徴。場所を特定するまでのミステリー感も楽しんでいる ・「火のないところに煙は立たない」。真偽はさて置き“何か”は絶対にある気がする ・「近畿地方のある場所について」という小説が、オカルト愛にあふれるものであることがわかった ・“考察”ホラーやオカルト作品を作る方は、どんなところにロマンを感じるのか ・映像で見るホラーと小説で読むホラーの感じ方。たかしおとえなりの違う視点 ・怪談も時代に適応して変わっている。ネットによって今までと違った怪談の作り方になった気がする ・村系のネット怪談、村に対する偏見がホラーというコンテンツになった? ・ホラーは“真実がわからないまま”の方が面白いのかも 一言 ホラーって見ているよりも、渦中に入っていく方が面白いのかもと思い、そういうことをする人の気持ちが少しわかった気がした #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #早川書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  45. 82

    #082 82年生まれ、キム・ジヨン

    今回取り上げる本は『82年生まれ、キム・ジヨン』です https://www.chikumashobo.co.jp/special/kimjiyoung/ 著者:チョ・ナムジュ 訳:斎藤 真理子 【話すこと】 ・韓国文学の特徴として感じていることは? ・第三者目線でキム・ジヨンのことを語るので距離を感じるような書き方。いままで読んだタイプの無い文学 ・小説なんだけど小説っぽくない読み心地で文学的に面白かった ・韓国、日本も少子化になる理由がわかった気がする ・「失うもののことを考えるより得るもののことを考えよう」という言葉について ・制度と一緒にマインドも変えないといけないよね ・制度を作るのはできても、社会の受け入れ方をつくるのが難しくて大事なんだと感じる ・この本が売れていることに意味がある気がする。えなりがそう感じる理由 一言 「相手を思う言葉」が自分都合になっていないか、ハッとした回だった #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #筑摩書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  46. 81

    #081 文化系のための野球入門

    今回取り上げる本は『文化系のための野球入門』です https://books.kobunsha.com/book/b10133400.html 著者:中野 慧 【話すこと】 ・子どもの頃に疑問に思った「野球だけ放送が延長される」ことや、ところかまわず広告塔で出てくる野球選手 ・なぜ野球部だけ応援に行かされるのか。その特別扱いが謎すぎた ・当たり前に見てきたものだけど全然知らなかったこと ・「楽しみながら運動ができる」。港区男子のおしゃれカルチャーになった野球 ・体育会系と文科系が言論で戦うことがあった昔 ・体育会系の人が就職で有利だと言われるようになったのはなぜなのか ・社会上のラベリング、認知が出来上がることについて。一度出来上がるとなかなか消えない ・本の内容を知れば知るほど、野球の謎特権についてわかってくるので余計に嫌いになってしまう ・えなり「本を読んで、自分が骨の髄まで文化系だと理解した」 ・文化系の特徴。いき過ぎた個人主義、鬱々していたいと思う思考 一言 「港区男子のおしゃれカルチャー」ってワードが好きすぎる #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #光文社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  47. 80

    #080 アセクシュアル アロマンティック入門

    今回取り上げる本は『アセクシュアル アロマンティック入門』です https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents_amp.html?isbn=978-4-08-721352-2 著者:松浦 優 【話すこと】 ・アセクシャル、アロマンティックについて網羅的にかかれている「ザ・入門」という感じ ・恋愛ってなんだろう。改めて考えると定義が難しい ・性欲、性的惹かれ、恋愛的惹かれは別物。 ・友情と恋愛の違いとは。そもそも、知り合いと友人の違いって? ・ラベルを貼る、定義することでより理解できるし、強く自覚できる気がする ・でもそれは良い意味でも悪い意味でも言える。表裏一体 ・ただ、色々考えた結果、定義づけは大事だと思った。なぜなら自分を認識できるから ・こういった話を考え続けることは大事だと思うからこそ、一般人同士でも、もっとカジュアルに話し合えたらいいな ・「友達同士で結婚」「4人で結婚」、なんでダメなの? ・無自覚にたくさんある異性愛規範。なんでパートナーって言うのか ・個人の思想と社会課題をごっちゃにして話すのはどうなのか 一言 「友達同士で結婚」って発想、考えたことがなかった。なんか自分の脳のなにかが剥がれた気がする #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #集英社 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  48. 79

    #079 日本語の外へ

    今回取り上げる本は『日本語の外へ』です。 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480439994/ 著者:片岡 義男 【話すこと】 ・この本と通じてアメリカの解像度があがった ・「デイ・オブ・ライフ」、アメリカの理念 ・土地の広さと文化について。国の個性を理解しにいくのが大事かもね ・「i」という一人称の表現は分割できない個人を示し、他の存在とは無関係に成立している ・個人が存在しなくて主観的な日本語。日本語には「i」のような表現がなく“場”によって変わる ・改めてそう考えると絶妙。そこに日本っぽさが感じられていい ・母国語という“檻”からどう抜け出すか。“外”ではなく“檻”という、えなりの解釈 ・母国語しか使えないと母国語の世界しか知らない。自由に思考しているつもりが、自由では無いのかもしれない ・檻から抜け出すことで、もっと世界が面白く感じられる気がする ・みんな、大阪万博に行こう ▼途中話にあがった「世界99」のエピソードはこちら https://stand.fm/episodes/67efcb505617397c39b7c8ce 一言 パーソナリティの共通見解。「トランプさんってザ・アメリカ」って感じがする #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #筑摩書房 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  49. 78

    #078 日本語教師、外国人に日本語を学ぶ

    今回取り上げる本は『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』です。 https://www.shogakukan.co.jp/books/09825487 著者:北村 浩子 【話すこと】 ・今まさにフランスに行って言語を学ぶえなり。そんなえなりがめちゃくちゃ共感した本 ・たとえば「まだ日本語が下手だと思っているから話すのが恥ずかしい」という中国の人の話とか ・恥ずかしいって思うところが、なんか日本人っぽいなって思った ・フランスに行ってから、人の話聞くたびに「なんで?」って思うようになってきたかも(えなり) ・「日本人はこう」という大きい主語になっていたかも。という著者の気づきについて ・日本語は過去形がひとつだが、フランスには過去形の表現にもいろいろとあることが面白い ・主観的か俯瞰的か。点か線か。どこの視点から考えられた言語なのか、考察すると面白い ・非ネイティブの視点から日本語を見る面白さ。ひらがなの「い」について ・汚い言葉が少ない日本後 一言 言語を学ぼうとする人は、やっぱりその国の人っぽくなるんだろうか #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #小学館 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

  50. 77

    #077 ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか

    今回取り上げる本は『ファシズムの教室』です。 https://publications.asahi.com/product/25330.html 著者:田野 大輔 【話すこと】 ・「リア充爆発しろ」 ・責任が自由を縛る──。人は命令されることで自由になれてしまう ・ただ、それを自由と捉える人もいるかもしれないのは恐ろしい ・独裁とは一方的なものではなく、“相互依存”なのでは? ・人は欲求を満たすために進化して、その結果違う問題が生まれて……マッチポンプだな ・クソリプとファシズムにはかなり親和性が有りそうという話。叩けるぞと思ったら容赦なくクソリプで叩く人たち ・“みんながしているから”の怖さ。自分に不利益がないと思ったときの人の行動 ・メタ認知は万能ではないかもだけれど、抑止力になるから大切だと思った ・人はなぜ自分がされたら嫌だと思うこと、怖いと思うことを他人にしてしまうのか ・「これやるのは馬鹿だな」と思いながら楽しいからやってしまうことはきっとある ・集団について。個でいる方が楽だと思うが…… ・男子校のノリがどうしても好きになれない(たかしお) 一言 気づけば自分も取り込まれるかもしれない。強い想いは強い力を生むけれど、特定の思想に染まりすぎてしまうのは怖い #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #朝日新聞出版今回取り上げる本は『ファシズムの教室』です。 https://publications.asahi.com/product/25330.html 著者:田野 大輔 【話すこと】 ・「リア充爆発しろ」 ・責任が自由を縛る──。人は命令されることで自由になれてしまう ・ただ、それを自由と捉える人もいるかもしれないのは恐ろしい ・独裁とは一方的なものではなく、“相互依存”なのでは? ・人は欲求を満たすために進化して、その結果違う問題が生まれて……マッチポンプだな ・クソリプとファシズムにはかなり親和性が有りそうという話。叩けるぞと思ったら容赦なくクソリプで叩く人たち ・“みんながしているから”の怖さ。自分に不利益がないと思ったときの人の行動 ・メタ認知は万能ではないかもだけれど、抑止力になるから大切だと思った ・人はなぜ自分がされたら嫌だと思うこと、怖いと思うことを他人にしてしまうのか ・「これやるのは馬鹿だな」と思いながら楽しいからやってしまうことはきっとある ・集団について。個でいる方が楽だと思うが…… ・男子校のノリがどうしても好きになれない(たかしお) 一言 気づけば自分も取り込まれるかもしれない。強い想いは強い力を生むけれど、特定の思想に染まりすぎてしまうのは怖い #よもやま話 #本 #おすすめの本 #気づき #学び #ライター #podcast #朝日新聞出版 --- stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。 https://stand.fm/channels/652baa46bcd1491cab83f630

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今日のテーマとなる本は──という切り出しから始めるPodcast。1冊の本をテーマによもやま話。「考えながら延々と話すことが好き」な、えなりとたかしおの雑談から、ちょっとした気づきが得られたり、本との向き合い方を考えるきっかけになれば。※毎週(だいたい)金曜日更新【パーソナリティ】📕えなり / ライター年120冊以上の読書量を活かした記事執筆。求人広告営業および求人ライティング、採用担当を経てライターに。採用広報記事のほか、イベントレポートを執筆。独自に取材記事の執筆も行う。読書と観劇とフランス語学習が趣味。▼Xhttps://x.com/enari_fr▼ポートフォリオ(本に関係するお仕事募集中です!)https://waiting-jumbo-6c9.notion.site/Enari-Kanna-e578dea6fb2f45a28a6aa9a444de34f7▼選書サービスはじめました(2025年7月追記)https://note.com/enari_fr/n/n835b702081ec🐱たかしお(Takashi Okubo)|『薄明』その人だけの「言葉」や「物語」を──。オリジナルサービス『薄明』創ります。記事コンテンツ制作支援・Podcastなどマルチに活動中。フリーランスコミュニティ『湖はんリトリート』主宰🏡猫とアニメとお酒が好き🐱🍻日録駄文家✒️▼薄明https://aboard-stock-fd7.notion.site/2520ada621e480d286ade4c360b524a8▼X https://x.com/takashi_okb313▼活動内容まとめhttps://my.prairie.cards/u/takashio▼たかしお主宰コミュニティ『湖はんリトリート』 https://aboard-stock-fd7.notion.site/9da643665c36438ba2b88968d647dee2

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