旅する民俗学 Zip Code Journey

PODCAST · society

旅する民俗学 Zip Code Journey

地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。 日本人とは?日本とは?あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。_____________________________知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。あなたの暮らしの片隅に、そっと寄り添う番組です。更新頻度:毎週月曜日_____________________________メール:[email protected]アカウント:https://x.com/Appletaro_____________________________以下のテーマに関心のある方におすすめです:歴史 / 民俗学 / 郷土史 / 日本文化 / 伝承 / 風習 / オカルト / 社会構造 / ローカル文化 / folklore / japanese history

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    121. 「月・神・投機 ─ ウサギ信仰とバブルの日本史」

    古代から日本人はウサギに何を見ていたのか。・伝承にみるアニミズムの構造・月とウサギの起源・説話・禁忌・群集心理が生んだウサギ投機バブル・詐欺・殺人事件にまで発展した熱狂の実態神聖と欲望が交錯するウサギの歴史から、「人間はなぜバブルを繰り返すのか。ウサギさんへのリスペクトが増すこと請け合いのエピソード。参考文献赤田 光男 『ウサギの日本文化史』

  2. 122

    120. 「能楽ノススメ 紅葉狩解説」【ゲスト Michiさん】

    基礎知識編に引き続き、実際に能を鑑賞するための準備や楽しみ方などを深堀り。ポッドキャスト「寄り道Podカルチャー」Michiさんによるお能講座後編。

  3. 121

    119. 「能楽ノススメ 基礎知識編」【ゲスト Michiさん】

    不気味なお面をつけてスローな動きをする人。リズムがわからない掛け声で太鼓を叩き、笛が不吉な調べを奏でる。こんな謎だらけの「能」に頭を抱えているところに講師が降臨。ポッドキャスト「寄り道Podカルチャー」Michiさんによるお能講座前編。

  4. 120

    118. 「キッチンの民俗史 ー火に捧げた信仰と進化の1万年ー」

    神を祀っていた台所は、いつから作業場となったのか?縄文時代の地床炉から始まりカマドと火の神の信仰、そして江戸時代の台所文化へ。やがてガス・電気の普及により、台所は神聖な場所から効率的な“作業空間”へと変化していった。かつて、なぜ火を絶やすことは「離縁」に直結したのか?カマドに宿る神と異界とは?昔のハードすぎる台所仕事本エピソードでは、台所の歴史をたどりながら、火・神・家事の関係性を民俗学的に読み解く。身近な台所に隠された「生と死の記憶」と現代へ繋がる文化のバトン。我が家のキッチンが、少し違って見えてくるかもしれないお話。

  5. 119

    117.   「牛肉食べてしまったんですか⁉︎ 皇居襲撃じゃー! 御岳行者皇居侵入事件」

    明治時代、日本人はなぜ突然「牛肉」を食べ始めたのか?仏教の不殺生と「穢れ」の思想により、長らく禁忌とされてきた肉食。しかし文明開化の波の中で、牛鍋は爆発的なブームとなった。その裏には・インフルエンサーと啓蒙・屠畜場や流通を整備した仕組み・日本人の十八番「ローカライズ能力」があった。本エピソードでは、牛鍋の香ばしい湯気の向こう側にある「国家・宗教・民俗・産業」が交錯するリアルを、わかりやすく解説。さらに、肉食を巡る激しい抵抗やデマ、御岳行者による皇居侵入事件など、“近代と民俗の衝突”も深掘り。牛肉食150年のドラマ。すきやきや牛丼の見え方が変わるかもしれないエピソード。

  6. 118

    116.「うんこあり雷神あり ― 日本の信仰ここに極まれり」 *兵庫県神崎郡&大阪府大阪市*

    リスナーさんからのお便りに導かれた兵庫〜大阪巡礼。日本民俗学の父・柳田國男生家(兵庫県神崎郡福崎町)を訪ね、彼がなぜ「妖怪」という非合理な存在に一生を捧げたのか?さらに、大阪天満宮(天神様)を参拝。学問の神様として知られる菅原道真が、かつては最強の「怨霊」として恐れられ、いかにして都市の守護神へとアップデートされていったのか。そのメカニズムを深掘り。歴史の表舞台には残らない「常民」たちのリアルな価値観と、現代にも通じる信仰のカタチを紐解く。【キーワード】柳田國男 / 妖怪 / 菅原道真 / 天神様 / 怨霊信仰 / 播磨国風土記 / 福崎町 / 常民「北野天神縁起絵巻(承久本)巻五 / Wikimedia Commonsより引用」

  7. 117

    115. 「ありがとう。よくぞ今日まで残ってくれた!姫路城サバイブ史」 *兵庫県姫路市*

    兵庫県・姫路城を実際に歩きながら、城の伝説とサバイバルの歴史をたどる旅回。刑部姫伝説・お菊伝説数十万円で売り飛ばされ、解体寸前だった姫路城を救った天使絶体絶命!姫路空襲昭和の大修理で大問題「心柱折れた 無念」食レポ:たこ焼きの祖先「明石焼き」

  8. 116

    114. 「人間の資格とは?裁く資格とは? ひかりごけ事件」

    「ひかりごけ事件」太平洋戦争末期、北海道知床半島で発生した遭難事件をきっかけに起きた食人事件。日本の刑法には食人そのものを裁く規定はなく、裁判では「死体損壊罪」として処理された。本エピソードでは、事件の実態と裁判の経緯を整理しながら、武田泰淳の小説『ひかりごけ』によってどのように”事実が物語化されていったのか”を探る。・極限状態での人間の罪・光の輪が意味するものとは・事実とフィクションが交錯する構造・噂が現実を書き換えていくメカニズム戦争、倫理、語られながら変質する現実。史実と物語の境界に立ちながら、「裁く側の資質」について問い直す。参考文献『ひかりごけ』武田 泰淳『ひかりごけ事件―難破船長食人犯罪の真相』 合田 一道

  9. 115

    113. 「潜伏キリシタンと土着化したキリスト教」

    その昔、日本ではキリスト教が250年以上にわたり厳しく禁止されていた。国家による徹底的な監視と弾圧のなかで、普通なら消えてしまうはずの信仰が、なぜか地下で生き延びた。「潜伏キリシタン」神父も聖書もない状況の中で、人々はどのように信仰を守ったのか。祈りの言葉「オラショ」、仏像に擬態した「マリア観音」、そして独自の聖書とも言える『天地始之事』。ヨーロッパのカトリックとはまったく違う、日本独自の宗教文化。本エピソードでは、・潜伏キリシタンはなぜ250年も生き延びたのか・キリスト教はなぜ土着化したのか・弾圧が生んだ信仰の進化とは何だったのかを民俗学の視点から解説。日本人の適応力と創造力が生んだ信仰のサバイバルを深堀り。

  10. 114

    112. 「丑の刻参りの正体」

    2022年 千葉県松戸市の神社でプーチン大統領の顔写真を付けた「わら人形」が釘打ちされた事件が発生した。逮捕されたのは72歳の男性。令和の時代にも、日本の古い呪術「丑の刻参り」は生きていた。しかし、丑の刻参りは最初から「藁人形に釘を打つ呪い」だったわけではなかった。丑の刻参りとは、丑の刻に参る信仰、女の嫉妬と橋姫伝説、古代の釘打ち呪術、という別々の要素が長い時間をかけて合体した呪術形態である。さらに今回は、「呪いは本当に効くのか?」という問題を心理学・生理学の視点からも考察。民俗学・歴史・心理学から読み解く丑の刻参り。現代社会に潜む「呪詛」の正体とは何なのか?

  11. 113

    111. 「桃の節句の裏側ー雛祭りを検証する」

    ひな祭りは本当に“女の子を祝う日”なのか?五節句の一つ「上巳の節句(桃の節句)」の起源を、中国由来の禊儀礼・流し雛・形代の思想から徹底解説。鳥取・用瀬の流しびな、和歌山・淡嶋神社の雛流し、飛騨の生きびな祭、徳島・千葉のビッグひな祭りまで、各地の具体例を史料ベースで紹介。さらに、・流し雛=雛人形の起源説は本当か?・淡島信仰と少彦名命の関係・戦後の神道指令と祭りの再編・巨大雛壇は「供養」か「観光資源」か?・ネット発の“雛奉り”都市伝説の検証民俗学・歴史・観光・倫理の視点から、「祝祭の顔をした祓いの儀式」を読み解く回。ひな祭りの“裏側”へ。

  12. 112

    110. 「紙という神デバイスと新聞が殺された時」

    紙と文字は、ただの記録媒体ではない。世界最古級の印刷物・百万塔陀羅尼は、読まれるためではなく鎮魂のために刷られた。やがて江戸の都市化と識字率の上昇が、瓦版というニュースメディアを生み出す。火事、黒船、地震。一枚の紙が「速報」という概念を誕生させ、人々の時間感覚と共同体意識を塗り替えた。しかし戦時中、新聞は国家の情報統制下に置かれ、プロパガンダ装置へと変質する。検閲、新聞統制、用紙配給……紙を止めれば、言論も止まる。瓦版から戦時新聞、そして現代SNSまで。メディアの形は変わっても、本質は変わらない。私たちは情報をどう受け取るべきか。

  13. 111

    109. 「剣戟の記憶残る街」 *神奈川県鎌倉市*

    昭和オカルト奇譚ネイキッドロフト横浜トークライブ出演のため神奈川出張。せっかくなので鎌倉へ。 鎌倉大仏の謎(作者不明・宋技術流入説・免震構造) 鶴岡八幡宮の裏トリビア(八=鳩、段葛遠近法、源実朝暗殺、大銀杏倒木と再生) 鎌倉武士は鬼畜だったのか?(元寇打線の検証・男衾三郎絵詞・御成敗式目のリアル) 元軍の兵器「てつはう」の正体 生しらす丼&たいやき「なみへい」食レポ観光地・鎌倉の奥にある「武家政権のリアル」「中世の倫理観」にせまる。鎌倉観光が1.2倍~10倍 面白くなるはず。

  14. 110

    108. 「科学 vs 超能力 千里眼事件 -そしてほくそ笑むマスメディア―」

    明治末、日本を席巻した「千里眼ブーム」。密封した文字を読み取る女性、写真に念で像を焼き付ける能力、そして学者たちの公開実験。・御船千鶴子の透視実験と謎の死・長尾郁子と「念写」誕生の瞬間・心理学・物理学・医学が衝突した学会の内情・新聞メディアが作り上げたスキャンダル構造超能力vs科学の裏で起きていた「ルール」「組織」「メンツ」「空気」の争奪戦を読み解く。千里眼事件は、オカルト史ではなく、近代日本における“検証と権威の失敗例”といえる。江戸の祈祷師、現代の疑似科学、企業組織の不祥事にも直結する一本。

  15. 109

    107. 「山の洗礼・海の圧倒・庚午事変の断層」*徳島県徳島市&兵庫県南あわじ市*

    四国・徳島を舞台に山から海へと下る旅。祖谷のかずら橋、小便小僧、秘境の山道、通行止め、そしてまさかのトラブル。平家落人伝説が残る祖谷集落から、徳島城の石垣美、明治初期の大事件「庚午事変(稲田騒動)」が残したもの、鳴門海峡の渦潮まで。風景・民俗・歴史・食を織り交ぜながら歩く旅ポッドキャストエピソード。おたよりはコチラ

  16. 108

    106. 「平家落人伝説と祖谷渓谷の旅」 *徳島県阿波市&美馬市&三好市*

    徳島・祖谷・阿波をめぐる2泊3日の旅 前編。阿波の土柱、うだつの町並み、そして日本三大秘境・祖谷へ。本エピソードでは、・淡路SA「瀬戸のしらす丼」食レポ・世界三大土柱のひとつ「阿波の土柱」の成り立ち・“うだつが上がらない”の語源と脇町の町並み・平家落人伝説残る祖谷集落と伝承・祖谷渓温泉郷で味わう地元グルメ地形・民俗・伝承・食を語る。徳島旅行を考えている人、平家落人伝説や秘境に惹かれる人、民俗学好き・歴史好き・地形オタク、全員に届けたいエピソード。

  17. 107

    105. 「江戸時代のインチキ祈祷」

    むかし、人々にとって祈祷や呪術は医療や相談窓口としての側面を担っていた。しかしその信仰心につけ込み、巧妙な手口で金品をだまし取るエセ祈祷師も存在した。本エピソードでは・明治政府が迷信を取り締まるために制定した 違式詿違条例 ・江戸時代に実際に語られたインチキ呪術を紹介。信じることで人々は救われてきたのか江戸から現代まで続く「信じること」と「騙されること」の境界を掘り下げる。番組応募フォームはこちら

  18. 106

    104. 「政府が消した二か月 明治改暦と裂けた時間」

    1872年(明治5年)。日本は旧暦を捨て、新暦・太陽暦へと一気に切り替えた。あまりに急すぎたこの改暦は、人々の生活、信仰、時間感覚そのものを揺さぶった。本エピソードでは、改暦によって起きた混乱や噂、政府の財政事情、そして福澤諭吉の“理屈による火消し”までを紹介。近代化の象徴とされる明治改暦は、同時に「時間の主権」が自然から国家へ移った瞬間といえるかもしれない。

  19. 105

    103. 「丙午迷信、全力否定!」

    2026年・令和8年は「丙午(ひのえうま)」の年。 ・干支「午」と五行・火の思想・八百屋お七と丙午迷信の誕生・女性差別と結びついた江戸〜近代の俗信・1966年(昭和41年)、出生数が40万人以上減った「昭和の丙午」・間引きは本当にあったのか?出生性比データからの検証・迷信とメディア、同調圧力が社会を動かした構造迷信はなぜ生まれ消えないのか。悲劇を繰り返さぬために私たちはなにを考えなにをすべきか?令和8年に生まれてくる命へ全力の「おめでとう」を込めて。

  20. 104

    102. 「残食 -食べ残しが支えた近代都市ー」

    明治・大正から昭和初期にかけて、日本の都市には「残食」と呼ばれる食べものの流通が存在していた。食堂や学校、兵営、百貨店の勝手口から出た残食は、「残飯屋」を通じて都市下層の人びとの胃袋へと届けられていた。本エピソードでは、東京市社会局の調査を手がかりに、残食が支えた都市の生活構造を読み解きく。さらに、戦時下の「もったいない」精神の形成、そして現代の食品ロス問題へ。残飯は単なる食べ残しではなく、社会と胃袋を結んだインフラだった。そんな視点から日本の近代と現代を見つめ直す。 参考文献:『胃袋の近代―食と人びとの日常史』 湯澤 規子

  21. 103

    101. 「奇習・嫁盗み 民俗が壊れるとき」

    嫁盗みはただの野蛮なだけの風習ではなかった。(いや、野蛮なのは間違いないが)それは、結婚制度や家の都合をすり抜けるための、民俗的な抜け道だった。長崎や高知の事例を補助線に、民俗と法が入れ替わる過渡期に起きた摩擦を探る。民俗が壊れるとき、血の惨劇が起こる。

  22. 102

    100. 「百回放送記念回」

    リスナーさんのおかげさまで100回までこぎつけられました。ありがとうございます。

  23. 101

    99. 「怨霊が神になるメカニズム 将門と神田明神」*東京都千代田区*

    都会のど真ん中に突如として現れる神田明神の美しい参道。そこに祀られるのはまさかの平将門。なぜ反逆者として処刑され、怨霊となった男が守護神となったのか? 御霊信仰にもとづく日本特有の信仰メカニズムを民俗学の視点で探る。トークライブ情報はコチラ

  24. 100

    98. 「宮沢賢治 鉱石編 ②」 【ゲスト アスさん】

    東北の冷害と飢饉、火山噴火、そして一人の青年技師の自己犠牲。賢治晩年の作『グスコーブドリの伝記』を題材に、気象・火山学・農業・貧困といった背景と、「ほんとうの幸い」をめぐるスピリチュアルなテーマをじっくり掘り下げます。物語の舞台となる冷害の東北、ヤマセ、石灰肥料と酸性土壌、火山噴火で気候を変えようとするブドリの決断。そこに重なるのは、教職を辞め農民に寄り添おうとした賢治自身の人生、妹トシの死、そして「みんなの幸せ」を願い続けた彼の祈りではなかったか。アニメ版『グスコーブドリの伝記』の演出やビジュアル、銀河鉄道の夜とのモチーフのつながりも紹介。宮沢賢治ギークのアスさんをお迎えして語る後編。

  25. 99

    97. 「宮沢賢治 鉱石編 ①」 【ゲスト アスさん】

    宮沢賢治ギークのアスさんをお迎えして語る。宮沢賢治の鉱石ワールド。鉱物描写のリアリティ、地質学×文学という異色の創作背景などを実体験と熱量を交えて語り尽くす。科学・鉱物・民俗学・文学。ジャンルを軽やかに越境していく賢治の世界に、アスさんと一緒に潜る特別編。ポッドキャスト「アスチャンネル」100回放送記念イベント応援フォーム

  26. 98

    96. 【番外編・大人の寝かしつけ】 「耳なし芳一」

    小泉八雲『耳なし芳一』を、静かな語り口でじっくり朗読する大人のための寝かしつけ。深い呼吸を誘うテンポと落ち着いた音声設計で、夜のリラックスタイムに最適。物語の舞台となる阿弥陀寺、平家の亡霊、芳一の琵琶法師としての悲劇。日本怪談文学の名作を、原文の美しさを生かしつつローテンションで朗読。ゆっくり目を閉じて、物語の余韻とともに眠りへ落ちていく時間をお楽しみください。

  27. 97

    95. 「堰がちょっとずれたら抗争! 水争い」

    戦国期から明治にかけて、日本列島の村々は“水”をめぐって争い続けた。堰の形が変わるだけで、川底が少し浚われるだけで、村の運命は傾き、命さえ奪われる。水争いは、生存をかけた交渉の歴史でもあった。なぜ水争いが起こるのか/村社会はどう統治されたのか/権力機関はどう裁いたのか/水利と漁撈と生活世界民俗学・社会史の視点からムラを探る。番組100回放送イベント応募フォーム

  28. 96

    94. 「神は人を喰ったのか?人身御供と人柱」

    本エピソードでは、六車由実著『神、人を喰う』を手がかりに、人身御供・人柱の歴史を読み解く。1925年の皇居「人柱事件」で発見された16体の人骨、新聞報道の過熱、黒板勝美による“否定説”と批判、大正期に花開いた供犠論、そして昭和の沈黙。「神はなぜ人を要求するのか」「なぜ人を埋めると建物が守られるのか」「私たちの中に残る“暴力の記憶”とは何か」。民俗学の視点から、タブーの核心に迫る1本。⁠『神、人を喰うー人身御供の民俗学』Iannis Xenakis 『Metastasis』100回放送記念イベント応募フォームい・う・い・え・か

  29. 95

    93. 「遠野物語は終わらない」 遠野物語⑫

    全12回で読み解いてきた『遠野物語』シリーズがついに完結。遠野物語を読み解く旅は、単なるローカル民話ではなく、「人はどう恐れ、祈ってきたか」を知る民俗学的航海。シリーズを通して興味をもった方は、ぜひ遠野の土地を歩いて、自分の感覚で“物語の地形”を体験してみてください。か・そ・い・ま・に

  30. 94

    92. 「夢野久作入門 後編」【ゲスト ちとせさん】

    日本探偵小説三大奇書『ドグラ・マグラ』で有名な夢野久作。学生時代に『ドグラ・マグラ』を読んで挫折したAzuki58に救いの手が差し伸べられた。ポッドキャスト『イヴォンヌの話』ちとせさんが再降臨、夢Q情弱のAzuki58に入門編を指南する。今回は『空を飛ぶパラソル』&『瓶詰地獄』について語る。夢Q特集の後半戦でちとせさんの妄想が炸裂!! 8・う・か・な・な

  31. 93

    91. 「夢野久作入門 前編」【ゲスト ちとせさん】

    日本探偵小説三大奇書『ドグラ・マグラ』で有名な夢野久作。学生時代に『ドグラ・マグラ』を読んで挫折したAzuki58に救いの手が差し伸べられた。ポッドキャスト『イヴォンヌの話』ちとせさんが再降臨、夢Q情弱のAzuki58に入門編を指南する。今回は『一足お先に』について語る。夢Q特集の前半戦!3・ほ・の・の・は

  32. 92

    90. 「大切なおしらせ」

    おしらせの内容①番組放送100回記念プレゼント企画②番組の今後③『昭和オカルト奇譚』チーム入りの経緯今後ともご愛顧のほど、よろしくおねがいいたします。ビデオポッドキャストが見れない方はnote記事をどうぞ応募フォームはこちら

  33. 91

    89. 「慈愛と暴力の二項対立」

    日本五大昔話のひとつ「舌切り雀」を、民俗学・構造主義の観点から徹底考察。お爺さんとお婆さん、善と悪、慈悲と暴力、自然と文化──そのあいだを媒介するのが一羽の雀。“舌を切る”という行為が象徴する「言葉」と「関係の断絶」、そして太宰治版が描く戦中の人間ドラマまで掘り下げる。韓国説話「興夫伝」や『宇治拾遺物語』の「腰折雀」との比較も交え、因果応報の道徳物語を超えて、構造主義の視点から「善悪を超えた関係の理解」へ。昔話をもっと深く、もっと面白く。

  34. 90

    88. 「真土事件 情の正義と近代の罪」

    明治11年、神奈川県真土村で起きた村民蜂起「真土事件」。地租改正による土地制度の変化、地主の搾取、そして“怨と法”の衝突。本エピソードでは、事件の史実と上申書・嘆願書の実録をもとに、「公怨」と「罪」に込められた意味を読み解く。社会史×怪談×民俗学の交差点から、150年前の夜に潜む“情と正義と刑罰”をたどる。おたよりフォームはコチラ真土事件/松木騒動/一揆/地租改正/民俗学/村社会/明治/義民/祟り/土地制度/怨親平等/野村靖/岩倉具視/伊藤博文/Podcast/歴史

  35. 89

    87. 「後三年合戦に見るリーダーと戦略」 *秋田県横手市*

    平安の北国で繰り広げられた「前九年の役」と「後三年の役」。源氏、安倍氏、清原氏。裏切りと忠義、地の利と兵糧、極寒の奥州を舞台にした戦の裏には、現代にも通じる組織心理とリーダーシップの教訓があった。源義家の「雁行の乱れ」から兵糧攻め、そして横手焼きそばの食レポまで。歴史とグルメが交差する“戦場トラベル民俗学”で、教科書の裏側に眠る物語を旅する。

  36. 88

    86. 「猿・狼・熊・狐」 遠野物語⑪

    『遠野物語』に登場する山の獣たち──猿の経立、御犬(狼)、熊、そして狐。彼らは単なる動物ではなく、山の神域と人の世界の境を生きる存在だった。“経立(ふったち)”とは、長く生きて姿を変えたもの。猿は性的で境界的、狼は報復と守護の神、熊は人と山の融合、狐は死と霊の媒介者。それぞれが“異界と現実のはざま”に立ち、信仰と観察が交差する。今回のエピソードでは、猿から狼、熊、狐へと連なる“山の生態信仰”を辿りながら、遠野という土地が描く「神と自然のリアリズム」を深掘りする。

  37. 87

    85. 【番外編・大人の寝かしつけ】 「伊香保」

    文豪と科学者の二つの顔を持つ寺田寅彦。彼が1929年、伊香保温泉を訪れたときの記録が、この随筆『伊香保』。騒がしい団体客、ぬるい湯、足音の響き──そんな一見ありふれた風景を、科学者の観察眼とユーモアで描き出した名文。風の音、湯のぬくもり、人のざわめき……寺田寅彦の静かな声が、あなたの耳にそっと届くように。キーワード:寺田寅彦/伊香保/朗読/温泉/日本文学/科学随筆/エッセイ

  38. 86

    84. 「幻の大きめネコ・ユキヒョウ」 *北海道札幌市*

    北海道旅三日目、札幌の円山動物園へ幻を探しに行った。その名はユキヒョウ。「山の幽霊」とも呼ばれるこの美しいネコ科動物は、標高3000m以上の雪山に生きる孤高の存在。今回はその生態、絶滅危惧の現状、そして中央アジアに伝わるユキヒョウの伝承や呪いを紹介。キーワード:ユキヒョウ / 雪豹 / 円山動物園 / モンゴル / 絶滅危惧種 / 民俗学 / 北海道 / パンロール

  39. 85

    83. 「ニシンの栄光とステンドグラスの後光」*北海道余市町・小樽市*

    北海道・小樽に残る「鰊御殿(にしんごてん)」ニシン漁で財を成した青山家が築いた豪邸は、かつて“海の米”がもたらした繁栄の象徴だった。春、海が乳白色に染まる「群来(くき)」の光景。肥料として全国へ運ばれた鰊粕(にしんかす)。そして、乱獲と化学肥料の登場によって失われた豊漁の時代。取り壊し予定のイギリスから渡ってきたステンドグラス。教会の窓が、遠い異国で再び光を受ける。聖と俗、過去と現在の光が交錯する、そんな北海道旅二日目。

  40. 84

    82. 「アイヌと羆」*北海道千歳市・洞爺湖町・登別市*

    北海道・洞爺湖の虻田神社に導かれた旅は、思わぬ“腹痛事件”から幕を開ける。絶体絶命の危機を乗り越えて辿り着いた登別では、アイヌの熊祭〈イヨマンテ〉の記録から、熊と人との関係をたどる。佐々木長左衛門『アイヌの熊狩と熊祭』(大正15年)をもとに、アイヌの熊飼育・熊送り儀礼(イヨマンテ)を民俗学的に読み解く。神の使いを殺し、神のもとへ送る現代の観光と信仰のあいだに、どんな断層があるのか?北海道を舞台に、人と熊の距離を見つめなおすフィールドノート。

  41. 83

    81. 「まぼろし・雪女・河童」 遠野物語⑩

    「法事の夜に現れた曾祖母」「玄関の雲壁に貼りつく影」「河童に孕まされた女」雪女の正体は歳神(来訪神)?河童伝承は間引きを語り変えたもの?遠野に息づく「生と死」「性と禁忌」「神と妖怪」のグラデーションを、民俗学・宗教・社会史の観点から語る。✉おたよりはコチラ

  42. 82

    80. 【番外編・大人の寝かしつけ】「方丈記」

    千年前の日本に生きた人の声を聴く。鴨長明『方丈記』を、現代の語りで。無常を語ることばが、静かな眠りへ。

  43. 81

    79. 「産女が来りて祟り為す─胎児分離埋葬事件」

    1950年、会津の山村で妊婦の遺体から胎児を取り出して埋葬するという「胎児分離埋葬事件」が起きた。警察が動いたこの奇怪な事件の背景には、「祟り」を恐れる村の信仰と、妊婦の死を“穢れと罪”と見なす民俗的世界観があった。産女伝承から水子供養まで、「命」が人になる前に抱えていたものとは何かをたどる民俗学エピソード。参考文献『怪異と身体の民俗学: 異界から出産と子育てを問い直す』安井 眞奈美 2014『山口弥一郎の東北研究再考』内山大介 2022『堕胎・中絶・間引きに見る生命観と倫理観』松崎憲三 2000✉おたよりはコチラ

  44. 80

    78. 「前兆・魂の行方」 遠野物語⑨

    遠野物語に現れる数々の「死のしるし」をめぐる回。 大病の人が最後に外出して人々に会う臨終外出譚、火事を予言した芳公馬鹿の奇妙な力、臨死体験として描かれる芥子の花畑、津波で妻子を失った福二の再会、そして夢の中で妻の魂が狐に憑いて現れた物語。これらの話は、死を「突然の終わり」ではなく、共同体の中に現れる予兆や魂の外出として捉えていたことを示している。✉おたよりはコチラキーワード:遠野物語/柳田國男/民俗学/死後

  45. 79

    77. 「“鬼”は誰が決めるのか?」*長野県安曇野市・長野市*

    民を守ったとされる安曇野の八面大王は、朝廷からは鬼とされた。善光寺に封じられた物部守屋の記憶。戸隠に伝わる鬼女紅葉の伝説。本エピソードでは、「鬼」と「信仰」が交錯する伝説ををめぐり、三層レイヤーで掘り下げ。地域に残る史跡と人々の記憶を辿る。「鬼」とはなにか?

  46. 78

    76. 「光る黒石と黒の城」 *長野県長和町・松本市*

    黒曜石の産地として知られる長野・星糞峠と、戦国大名の夢が刻まれた国宝・松本城。古代の交易と城下町の歴史をつなぐ「石」と「城」の物語を、民俗学と歴史の視点から掘り下げ。旅好き・歴史好きに向けた知的エンタメPodcast。旅の臨場感と、文献からの学びを一緒にどうぞ。

  47. 77

    75. 「仏像を愛でる」

    【仏像ビギナーも安心】東京国立博物館で開催中の特別展「運慶 祈りの空間─興福寺北円堂」をきっかけに、如来・菩薩・明王・天部の分類、弥勒信仰の歴史、運慶作の仏像の見どころ、無著・世親兄弟像、四天王像まで、しっかり初心者ガイド。「仏像ってどう見ればいいの?」という疑問から、「鎌倉時代の運慶仏はなぜ迫力があるのか」まで、初心者にも分かりやすく語る。

  48. 76

    74. 「家の盛衰」 遠野物語⑧

    遠野の家には、ただの住居以外の意味が宿ってた。L字の家「曲がり家」、キノコの毒で全滅した長者の家、正月の門松にまつわる不思議な風習、狼に襲撃された家、そして幻の家「マヨイガ」。今回のエピソードでは、遠野に伝わる家と運命の物語をめぐる。✉おたよりはコチラ

  49. 75

    73. 「瑞巌寺の謎」*宮城県松島町*

    今回の旅の舞台は、日本三景・松島。その中心にある瑞巌寺には、知られざる“謎”がいくつも眠っている。①本当に円仁は開山したのか?②源義経を呪った?③北条政子の手紙と仏舎利容器④天台宗から禅宗へスイッチの真相⑤伊達政宗の野望⑥荒廃を乗り越えて明治に復活⑦境内に佇む謎の石碑「鰻塚」時代とともに「語られ方」が変わっていく寺の歴史は、まるでパズルのようである。

  50. 74

    72. 「昔の人」 遠野物語⑦

    本エピソードでは・神隠しの女・嫁姑問題殺人事件・お稲荷さん自宅に構築・耶蘇教と西洋人単なる怪談ではなく民俗学的テーマを読み説く。遠野に生きた人々の記憶と外来文化との交錯。『3×3×3』ゆらゆら帝国✉おたよりはコチラ キーワード:遠野物語 / 神隠し / 山姥 / 狂気 / 異人伝承 / 柳田國男

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地域の歴史、伝承、風習、そして社会に刻まれた記憶をひもといていくPodcast。 日本人とは?日本とは?あらためて知ることで、旅の楽しさが少し増したり、日々のモヤモヤが少し軽くなるおまじないをお届けします。_____________________________知識ゼロでも楽しめる構成で、現代とつながる“過去”の意味を再発見。民俗学をライトにポップに、けれど奥深く。あなたの暮らしの片隅に、そっと寄り添う番組です。更新頻度:毎週月曜日_____________________________メール:[email protected]アカウント:https://x.com/Appletaro_____________________________以下のテーマに関心のある方におすすめです:歴史 / 民俗学 / 郷土史 / 日本文化 / 伝承 / 風習 / オカルト / 社会構造 / ローカル文化 / folklore / japanese history

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