EPISODE · May 9, 2026 · 19 MIN
自立分散型ノベーション(1840回)
from 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか" · host kotaro zamma
グレートジャーニー合同会社代表の安川新一郎さんの言葉に、これからの個人の「生き方」に関する大切な示唆をいただきました曰く、「これからの時代、国家や一企業に全面的に依存した生き方は持続しません。一方で、個人主義を抑える同調圧力が根強い日本において、米国のような『国家すら否定した徹底した自由』を掲げるリバタリアンも根付きません。だからこそ、日本が目指すのは、複数の集団に属し、複数の収入源を持ち、自分らしい人生(somebody)をそれぞれが追求できる自律分散型[O-E]シナリオです。」さらに、「私は実は、これからの新しい世界は、『自分にとっての新しい未来を生きる』という明確な意志を持つ人々にとって、必ず明るいものになると確信しているのです。世界は1つの構造体となり、その世界に対して、人工知能(AI)と自らの人間知性(Human Intelligence)を武器に能動的に対峙することで、誰も(anybody)が、何者か(somebody)になれる時代が、いよいよ訪れたと信じています。」この言葉から、私は三つのことを思いました。1、誰もが価値を生み出せる世界に2、自らが選択すること3、自分軸と他人軸をたくさん持つ1、誰もが価値を生み出せる世界にこれまでは、価値を生み出すには、巨大な資本や国家、企業への所属が必要でしたが、AIとネットワークが広がった現在、個人の知性そのものが、生産手段になり始めているということかと思いますピーター・ドラッカーが、「知識労働者は、自らが生産手段を持つ」と言われていたように安川さんのいう「anybody が somebody になれる」という言葉は、単なる自己実現論ではなく、「誰もが価値創造の主体になれる」という構造変化を示しているのだと思いましただからこそ、イノベーターリップルモデルのように、自分のパッションに気づき1人ではできないことを仲間とともにみんなが喜ぶ大義へ繋げていくより誰にでもやりやすくなる時代になっているということかと思いましたドラッカーが見抜いた「知識が資本になる社会」が、AIによってさらに加速しているのかもしれません。2、自らが選択することそんな世界で大切になってくるのは、逆に自らが、選択できるかどうかが、とても問われてくる、ということかと思いますそれは、自分のパッションの源を知ることなのだと思います。情熱のポートフォリオで言えば、大好きなこと、利他なこと、個性的なこと、成長できること何に自分がワクワクするのか、それを改めて知るからこそ、自分にとっての明るい未来を描くことができるかと思いましたヴィクトール・フランクルが極限状態の中で見出したのも、「状況」より、「意味を選ぶ意志」だったようにAI時代に必要なのは、「どの人生を選ぶのか」という内的な意思なのかもしれないなあと思いました3、自分軸と他人軸をたくさん持つそして自分で選択するのは、どんな他人軸にかかわるのかということも、大切なのだと思いました"複数の集団に属し複数の収入を得る"ということは、たくさんの他人軸と交わりを作ると言うことかと思います社会学者のマーク・グラノヴェターが、「弱い紐帯(ちゅうたい)の強さ」という有名な理論を提唱したとおり、弱い繋がりこそが、さまざまな出会いと情報を運んできてくれるそれによって、さらに自分自身の掛け算が広がり、よりクリエイティブな活動につながっていく安川さんのいう「複数の集団に属する」という言葉も、まさにそこに通じている気がします。それによって、個人として、さまざまな価値を作ることができるそしてその先には、私が夢見ている、全世界1世帯あたり一法人化も、できるかもしれない、それはたくさんの他人軸と交わりながら誰もが当たり前に、何らかの価値を自らも提供しているそんな世界になれば、生きがいの失われない、誰かに搾取されない、自らが選択できる、素敵な社会になるような気がしましたということで、一言で言えば自立分散型ノベーションそんな世界が広がってるのかもしれないそんな話をしています参考:本: 未来思考2045 危機と分断、そしてAIは世界をどのように変えるのか? 2026年4月21日 著者 安川新一郎 発行所 ダイヤモンド社
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