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PODCAST · business

観光交差点

観光交差点は観光業界から少し視野を広げ、新しいヒントや問いと出会うためのポッドキャストです。日本各地で起きている観光の変化、世界で進むツーリズムの潮流、そして「旅の意味」そのものを問い直す時代——。『観光交差点』は、京都大学経営管理大学院で観光を学んだ2人のホストがナビゲート。それぞれファッション業界とデザイン業界の出身で、フランスやアメリカでの長い海外経験を持つ異色のコンビが、ゲストとの対話や現場レポートを通じて、観光業のコンフォートゾーンを一歩抜け出すヒントを探ります。観光業に関わるすべての人にお届けする、“思考と実践が交わる”交差点。毎週月曜日朝に配信。ホストプロフィール:山﨑 元(やまさき・げん)広島生まれ、長野と愛媛の二拠点生活。元ファッション業界のプロデューサーで東京・パリで25年間、服とビジネスと情熱を縫い続けたのち、四国遍路で人生がバグる。京都大学MBAで観光を学び、現在は“歩く旅”を軸にした起業に挑戦中。最近の悩みは、ダイソーのルアーで全く魚が釣れないこと。原田 進歩(はらだ・すすむ) 大阪生まれ。社会学からデザインに目覚め、渡米して美大からコンテンツ作りの世界へ。帰国後は兵庫・佐用町のサイクリングイベントをきっかけに観光と出会い、プロデューサーとして地域と人を「ゆるく、真剣に」つなぐ日々。趣味はソロキャンプや一人映画などのソロ活。

  1. 45

    「AIが“核”に代わる時代に、日本は何を世界へ伝えるのか?」 〜パランティア、戦争、災害、そして“融和”という日本のレジリエンス〜

    今回は、アメリカのデータ分析企業 Palantir Technologies が発表した「22ヵ条のマニフェスト」をきっかけに、AIと国家、戦争、観光、そして日本文化の本質について語ります。AIは“核抑止”に代わるのか。テクノロジー企業は国家に奉仕すべきなのか。そして、そんな時代の中で観光業はどれほど脆い産業なのか。話題は、地震報道によるインバウンドへの影響、情報疲れから“寿司職人や坊さんになりたくなる”感覚、日本人が自然災害と共に育んできたレジリエンスへ。さらに後半では、日本文化の根底にある「融和」という感覚についても議論。多様な文化や思想を“排除”ではなく“混ぜ合わせてきた”日本の歴史が、これからの不安定な世界でどんな価値を持つのかを考えます。観光、AI、戦争、災害、移民問題——一見バラバラなテーマが、「これから日本は何を世界へ示すべきか」という問いでつながっていく回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  2. 44

    「18億円の予約システムは何を変えるのか?」〜星野リゾート・ANA・マリオットに見る、“量から質”時代の顧客体験戦略〜

    星野リゾートが18億円を投じて開発した新予約システム「FleBOL(フレボル)」。“当日朝9時まで予約変更可能”という、一見すると地味にも見えるアップデートに、なぜこれほどの投資をしたのか——。今回の観光交差点では、このニュースを起点に、・AIエージェント時代の旅行予約・OTAと自社予約の未来・リアルタイム変動に対応する観光業・マリオットやANAの上級会員制度改革・「量から質」への転換・PL思考とBS思考の違いなどについて、かなり深く掘り下げました。“効率化”が正義だったデフレ時代から、「カスタマイゼーション」と「ブランド価値」が重要になるインフレ時代へ。観光業界はいま、AIによる自動化の時代だからこそ、逆説的に“人間的なおもてなし”の価値が問われ始めているのかもしれません。旅行・ホテル・航空業界の最新動向を通じて、これからの観光ビジネスの本質を考える回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  3. 43

    燃油サーチャージ高すぎ問題、ちゃんとわかってる? 〜航空券が読めない時代に、旅行者と観光業界が知っておきたいこと〜

    今回は、海外出張の航空券手配をきっかけに見えてきた「燃油サーチャージ」の話。そもそも燃油サーチャージとは何なのか、なぜここまで大きく変動するのか、そして原油価格・為替・地政学リスクが航空券の総額にどう影響しているのかを整理しながら、旅行者にも観光事業者にも無視できない“見えにくいコスト”を掘り下げます。いま海外旅行や訪日旅行を考えている人にとって、知っておくだけで判断が変わるかもしれない回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  4. 42

    観光業界は“次のモード”に入った? 〜Uberの高付加価値化、AI時代の旅行マーケ、旅行スタートアップ冬の時代を読む〜

    今回は、最近気になったグローバル観光ニュースをもとに、観光業界の変化の兆しを整理した回。Uberによる高付加価値モビリティ領域の拡大、AIが旅行マーケティングや情報発信のあり方をどう変えつつあるのか、そして旅行系スタートアップを取り巻く資金調達環境の逆風まで、一見バラバラな話題を横断しながら「観光業の次の戦い方」を考えています。AI時代に何を発信し、どう見つけられる存在になるのか。そんな問いが立ち上がる内容です。参照したニュースはこちらからhttps://www.phocuswire.com/news/technology/travel-marketing-ai-summit-phocuswright-booking-marriott?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=pcww_daily&pk=pcww_email_newsletter_pcww-daily&oly_enc_id=6209F1384967I5Khttps://www.phocuswire.com/news/startups/apac-travel-startup-environment-2026https://www.phocuswire.com/news/technology/artificial-intelligence-bias-diversity-inclusion-hospitality-itb-berlin?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=pcww_daily&pk=pcww_email_newsletter_pcww-daily&oly_enc_id=6209F1384967I5K番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  5. 41

    子連れ旅行は、なぜこんなに大変なのか? ルール変更の先にある“移動しにくい社会”を考える

    今回は、子連れ旅行をめぐる「移動のしづらさ」について。自転車の青切符導入、新幹線の特大荷物スペース問題、ベビーカー移動の難しさ、飛行機の幼児運賃ルール変更など、2026年にかけて変わる制度やルールを手がかりに、子どもを連れて移動することのハードルを改めて見つめます。安全性や効率化のためにルールが整備される一方で、その影響を強く受けるのは、日々なんとか移動している子育て世代かもしれません。観光そのものの話題からは少し離れつつも、旅や移動の土台にあるインフラは誰のために設計されているのか。そんな問いを、当事者目線から率直に掘り下げたエピソードです。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  6. 40

    「失敗したくない」若者のメンパ旅と、アルゴリズムが奪う旅の偶然性

    JTB総研レポート「令和の旅は心の平穏重視へ」の紹介 / 失敗を避けストレスフリーを求める「メンパ(メンタルパフォーマンス)旅」の台頭 / 情報源のシフト:SNSのアルゴリズムと生成AIがもたらす「お膳立て」された体験 / 想像力の欠如とセレンディピティ(偶然の出会い)の消失への危惧 / なぜ今、敢えてテレビ(ワイドショー)やNHKを見るのか?情報のランダム性への回帰 / コロナ禍の5年間が奪った「小さな失敗の経験」と若年層の心理 / 観光業界が直面する「安心感」と「冒険心」という矛盾した両立の難しさライフスタイルと旅行に関する調査2026 (JTB総研)https://www.tourism.jp/tourism-database/survey/2026/03/lifestyle-2026/番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  7. 39

    観光地は誰のもの? 〜姫路城の二重価格から考える、観光の“量から質”への転換〜

    今回の観光交差点は、最近話題になっている「二重価格(ダブルプライシング)」をテーマにディスカッション。姫路城で導入された市民と外部来訪者の料金差をきっかけに、観光地の価格設定はどうあるべきなのかを考えます。そもそも税金で維持されている文化資産に、市民が安く入れるのは当然なのか? 価格を上げることで観光客の数をコントロールするという考え方はあり得るのか?世界に目を向けると、タージマハルやアンコールワットのように大きな価格差を設けている例も多数。日本の観光はこれからどこへ向かうのかを掘り下げます。さらに話題は、「量より質」の観光への転換、観光客が地域を支えるという発想、そしてツーリストシップや寄付・チップ文化の可能性へ。観光地の持続性をどう支えるのか——価格、体験価値、そして観光客の意識のバランスについて、二人なりの視点で語ります。観光地は誰のための場所なのか。そして、これからの観光に求められる“支える旅人”の姿とは。番組公式X(旧Twitter)アカウント ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  8. 38

    AIがアプリを作る時代、観光の価値はどこに残るのか?〜セレンディピティと“人間らしさ”が旅の核心になる〜

    Takramのワークショップに参加した元さんが体験したのは、「AIに頼めばアプリが一瞬で作れてしまう」という衝撃の世界。電卓アプリをプロンプトだけで作る実験をきっかけに、「これからビジネスはどう変わるのか?」という大きな問いが浮かび上がります。AIによってレコメンドや検索の精度が極限まで高まったとき、観光の仕事はどう変わるのか。ツアーガイドや接客の価値はどこに残るのか。話題は、・“歌って踊れるガイド”の価値・AI時代に求められるコミュニケーション能力・スタンプラリー型観光の限界・偶然の出会い(セレンディピティ)をどうデザインするかさらに、デジタルが進むほど人はアナログに惹かれるという逆説にも触れながら、「これからの旅の価値」について考えます。AIが何でも作れる時代だからこそ、人間にしか生み出せない体験とは何か。観光の未来をめぐる、少し哲学的な雑談回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  9. 37

    「なぜBEAMSは観光地に出店するのか?」〜“自分のためのお土産”が生む、リピートの構造〜

    今回の観光交差点は、前回に続き出雲の話題から。BshopとBEAMS JAPANを実際に訪れたすすむくんの体験をきっかけに、「そもそもBEAMS JAPANって何なのか?」そして「なぜ観光地に出店しているのか?」という問いを深掘りしていきました。BEAMS JAPANは、日本の名品やクラフト、カルチャーを編集・発信するキュレーションストア。その出店戦略は、単なる“観光客向け販売”ではありません。今回のキーワードは「自分のためのお土産」。人に配る箱菓子中心の日本のお土産マーケット。その中で、“自分のために買いたくなる良いプロダクト”がどれほどあるのか?旅先で手に入れたTシャツや器を日常で使うたびに、その土地の記憶がよみがえる。それは、観光地のブランドを長期的に心に留め続ける「鍵」になる——。BEAMS JAPANは、ローカルの作り手と連携し、フランチャイズ形式で地域企業が運営。地元の良いものを発掘し、バイヤーが磨き上げ、観光地の中で“文化の編集拠点”として機能させる。その結果、善光寺のわずか数坪の店舗が、新宿旗艦店を上回る売上を記録する現象も起きています。さらに興味深いのは、「観光地では財布も心も開いている」という現場の声。参拝後の清らかな心で入店するお客様との関係性、地域経済への還元構造、そしてブランドとして“語りすぎない美学”。BEAMS JAPANの取り組みは、単なるセレクトショップの地方展開ではなく、観光地ブランディング、リピート誘発、地域ビジネス創出を同時に成立させるモデルでもあります。観光地マネジメントに関わる方々にとっても、大きなヒントになる回です。次に旅先でお土産を見るとき、「これは誰のためのものか?」そんな問いが生まれるかもしれません。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  10. 36

    地方に“異物”を置くという挑戦〜出西窯×Bshop、BEAMS JAPAN、ローカルの文化を底上げする店づくり〜

    今回は、すすむくんが訪れた出雲からスタート。雨の出雲大社での静かな散歩から一転、話題は“田んぼの真ん中にあるおしゃれな店”へ。出西窯の隣に佇む〈Bshop〉。なぜあの場所に、あのクオリティのセレクトショップが成立しているのか。そして、なぜ主力商品である出西窯の器を“あえて売らない”のか。そこに見えてきたのは、「地方に似つかわしくない店」をつくることが、実は地域の文化や感性の水準を静かに引き上げていく、という仮説でした。さらに話題は〈BEAMS JAPAN 出雲〉へ。“セレクトショップ”だと思って入ったら、そこは日本の銘品とローカルを掛け合わせた、ハイセンスなお土産空間だった——。セレクトショップとは何か。なぜBEAMSは地方の観光地に出店するのか。欧米の良いものを紹介してきた企業が、なぜ今「日本の良いもの」に光を当てようとしているのか。地方に外から入るプレイヤーは、搾取者にもなれるし、文化の媒介者にもなれる。今回のエピソードは、ファッションビジネスを入口に、“ローカルの文化度をどう上げるか”という問いに迫ります。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  11. 35

    ゆるふわ雑談のはずが、旅の“本質”に着地してしまった回 〜アラスカのサーモン、京都ポテルの神ホスピタリティ、そして“人で選ぶ旅”とマッチングの話〜

    今回はテーマ未設定の「ゆるふわ雑談会」。…のはずが、気づけば“旅の価値って結局どこにある?”に話が収束していきます。元さんはどっぷりフライフィッシング沼。アラスカ/ブリティッシュコロンビアでの「ロングトレイル×釣り×キャンプ」に憧れつつ、ギアの現実(荷物・コスト・体力)も含めて妄想が止まらない。黒潮の話から、海の変化と釣りの熱量の世界にも寄り道します。すすむくんは「観光地」より「人」を基準に旅をしたいモード。京都ポテルで体験した、距離感が絶妙なコミュニケーションと“学びになる滞在”が、旅の評価軸を更新した話が刺さります。そして終盤は、「Booking.comの口コミ7項目じゃ見つけられない“宿との相性”をどう表現する?」という問いへ。ガイドや宿は、もっと自らの価値観を出していいのかもしれない——そんな話まで広がって、雑談のつもりがしっかり濃い回になりました。

  12. 34

    料理教室から始まる旅の再発明──Airbnbエクスペリエンスは“経験経済”をどこまで広げるのか

    今回の観光交差点は、Airbnbエクスペリエンスを起点に、「体験」が観光の中心になりつつある現在地を掘り下げます。人気ポッドキャスト『超相対性理論』で語られていた“出張のたびに料理教室に通う”というエピソードから話はスタート。Airbnbエクスペリエンスの成り立ち、コロナ後の再編、急拡大の背景を整理しつつ、Viator や GetYourGuide など他プラットフォームとの違いにも触れていきます。フード&ドリンク、アウトドア、アート&カルチャー──なぜ「体験」は高単価でも選ばれるのか。そして日本では、なぜインバウンド利用がここまで伸びているのか。後半では、ガイドという仕事はどう変わるのか、サービス経済から経験経済へのシフト、安定と自由のあいだで揺れる個人の選択、体験を“提供する側”が得るお金以外の価値、といったテーマを、実体験も交えながら議論します。さらに、現地在住者とつながるサービス「ロコタビ(旧トラベロコ)」の話題から、プラットフォームが生む“友達のような関係性”の可能性にも話が広がります。体験は、価格競争に陥るのか。それとも、人を指名する時代に向かうのか。観光、ガイド、ローカルビジネス、そしてお遍路──これからの観光のヒントを探る一本です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  13. 33

    今さら聞けない聖地巡礼入門 〜尾道・木崎湖・鷲宮・秩父・大洗…“アニメツーリズム”はどう社会現象になったのか〜

    今回のテーマは「聖地巡礼」。にわか(自称)聖地巡礼ファンのすすむが、80年代の実写ロケ地巡りから、2000年代以降のアニメ聖地巡礼ブーム、そして国家戦略レベルの「アニメツーリズム」までを一気に整理します。大林宣彦監督の“尾道三部作”に始まるロケ地巡りの原点、デジカメ〜SNS〜配信の普及が「同じ画角で撮って共有する」文化を加速させた話、木崎湖(おねがい☆ティーチャー)→鷲宮神社(らき☆すた)→秩父(あの花)→大洗(ガルパン)へとつながる成功パターンも俯瞰。さらに、聖地巡礼が「自然発生」から「商業化・地域連携」へ、そして「リアルがコンテンツに合わせて変容する」フェーズへ進む、という視点も出てきます。後半は、聖地巡礼ツーリズムの“難しさ”にも踏み込みます。仕掛けが透けると一気に冷める、作品への愛とコミュニケーションデザインが結果を分ける、というリアルな論点も。観光として語られがちな聖地巡礼を、文化と技術と地域の交点から捉え直す回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  14. 32

    2026年、観光は“どこへ行くか”から“なぜ行くか”へ──AIと体験がつくる7つのメガトレンド

    今回の観光交差点では、海外メディア Tourism Review に掲載された「2026年の観光・7つのメガトレンド」を起点に、これからの観光がどこへ向かうのかを掘り下げます。キーワードはパーソナライゼーション。エージェント型AIの進化によって、旅は「有名な都市に行く」ものから、「自分が何を感じたいのか」「何を達成したいのか」から設計される体験へと大きくシフトしつつあります。番組では、体験を起点に目的地が選ばれる エクスペリエンス・ベースド・ツーリズム、アニメや映画を軸にした ストーリーガイディッド・ジャーニー(聖地巡礼)、自分や家族の過去をたどる ルーツ/メモリーツーリズム、ウェルネス、イベント、リアル体験の再評価といったトレンドを紹介しながら、「なぜ今、体験の価値がこれほどまでに高まっているのか」「AIが進化するほど、なぜリアルな場所と身体感覚が重要になるのか」を、実体験も交えて語っていきます。オーバーツーリズムの先にある分散型観光、地方が持つ“まだ名前のない価値”はどう掘り起こされるのか。観光に関わる人も、旅する側の人も、これからを考えるヒントが詰まった回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  15. 31

    中国客が消えた空白と、米国の不穏——インバウンドは量を追うのか、ポートフォリオを組み替えるのか

    今回も「最近起きた世界の観光ニュース」を起点に、インバウンドの“構造変化”を掘り下げます。まず話題は「中国市場の急減」。日本のインバウンドの約3割を占めてきた中国が目に見えて減っている。この状況を、単なる現象ではなく地政学リスクの顕在化として捉え直します。観光事業者は「空白を他国で埋める」のか、それとも“市場縮小を受け入れて高付加価値化”に振るのか。「依存は危ない」「ポートフォリオを組む」がキーワードとして取り上げられています。続いて米国。連邦政府のシャットダウン懸念と、移民・入国管理の空気感が、旅行需要(来日・海外旅行の双方)に与える影響を議論します。「いまアメリカに行きたいか?」という素朴な問いが、観光の需要サイドに直撃している一方で、日本は“世界的に相対安全”という強みがより際立つ、という見立ても。後半は供給サイドの変化。AirlineRatings.comでのANA・JALの順位変動を起点に、「安全評価」と「現場の完成度」を測る指標の違い(Skytraxとの対比)を整理します。さらに、東京・京都を中心に加速するラグジュアリーホテル開業ラッシュを眺めながら、「数は増えた、でもコモディティ化してない?」という問題提起へ。差が出るのは“昼の体験”——都市型ラグジュアリーが囲い込みを超えて何を提供できるか、そして最大のボトルネックは人材(高技能)という現実にも踏み込みます。*エピソード中で言及したアメリカの州の数は50でした。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  16. 30

    昭和の箱に眠る可能性——あわかんから考える、体験が主役のホテル再生

    今回の観光交差点は、お正月に訪れた淡路島の「アワカン(旧・淡路島観光ホテル)」の体験を起点に、「宿泊業は、どこまで“体験”に振り切れるのか?」という問いを深掘りします。ホテルの中に釣り場があり、初心者でも24時間釣りに没頭できる。釣った魚はそのまま夕食に——。昭和の香りを残す大型ホテルを、“日本一のフィッシングホテル”として再定義したアワカンの設計思想とオペレーションは、なぜこれほど強い体験価値を生み出しているのか。話題はそこから、・狩猟同行ができる一日一組限定の宿・職人に弟子入りするように滞在する工芸の宿・食・音楽・伝統文化を「数時間」ではなく「数日」で学ぶ旅へと広がっていきます。一泊二日の「お試し体験」ではなく、人生の中に持ち帰れる技術や記憶を残す宿泊体験は成立するのか。そして、それを一日一組ではなく、数十室規模の“昭和の箱”で実装できるのか。釣り、音楽、工芸、文化——次に“宿と相性のいい体験”は何なのか。リスナーと一緒に考えたい、そんな回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  17. 29

    最近の観光ニュースを広く浅く取り上げていく回 〜インドのアウトバンド、JESTA・出国税、免税見直しまで。〜

    2026年、明けましておめでとうございます。新年一発目は、年末年始の「人の動き」から入りつつ、ここ1か月の観光ニュースを“薄く広く”拾って、日本の観光業界にも関係ありそうな論点をざっくり整理していきます。まずはインドが2030年までに世界トップ5のアウトバウンド市場になるかもしれない、という話へ。ベジ対応や言語の壁など、日本側の受け入れはどこから整えていくべきかを考えます。後半は制度系トピックをまとめて。出国税の引き上げとJESTA導入、そして免税制度の「店頭→空港還付」への変更がもたらすインパクトを、現場目線(小売の運用負荷)と観光目線(利便性・需要)で両にらみ。量から質への転換期に何を優先すべきかを話しました。最後は、2026年のトレンドとして注目される「Pawprint Economy(ペット同伴旅行)」。「ペットは家族」という前提で、交通・宿・ロイヤリティまでインフラが進化していく一方、検疫や個体差(サイズ・しつけ・吠えなど)の“多様性”が難しさを増すというリアルも。旅行の自由度とペットのいる暮らし、そのトレードオフまで含めて語ります。今回の話題インドがアウトバウンド世界トップ5へ? 日本側の受け入れ課題(食・言語など)宮島の定点観測:南西アジア系旅行者が「今年は目立った」出国税引き上げとJESTA導入、そしてパスポート費用引き下げの同時進行免税制度「店頭→空港還付」:利便性低下 vs 現場の運用負荷軽減Pawprint Economy:ペット同伴旅行が“主要トレンド”になる世界の動きと難しさ番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  18. 28

    2025年の観光交差点的ニュース棚卸し」〜原田と山﨑は2025年の観光業界に何を感じたか〜

    年内最後の収録は、ゆるく始まりつつも中身はしっかり「今年の観光ニュース振り返り回」。釣れない冬の海に通う“半分修行”の話からスタートして、そこから一気に2025年のトピックを棚卸ししていきます。まずは、各国メディアの“行き先ランキング”で日本が上位に来るほどの日本ブーム。カミーノで出会った旅人たちが口を揃えて「次は日本」と言う体感の話から、アニメやエンタメ、国際イベントの積み重ねで“日本の解像度”が上がっているんじゃないか、という視点へ。さらに、万博が広域圏を巻き込む意味にも話が及びます。次に、インバウンドの地方分散。地方空港への国際直行便の増加を肌で感じた一方で、出雲大社の「久しぶりに外国語に振り向いた」感覚が示すように、まだ地域によって濃淡がある。増えてほしい気持ちと、空気感が変わってほしくない気持ち。その“モヤモヤ”を抱えたまま、足立美術館で出会った日本文化オタク級の旅人たちの話へつながります。そして、サステナブル/スロー/リージェネラティブツーリズムの主流化。「飛び恥」という言葉の広がりや、文化を“タスク消費”させない仕掛けの必要性、さらにはファッション業界で起きてきた文化盗用への反発を例に、「守る側のリテラシーが上がる時代」の話も。後半は、デジタルノマドビザを入り口に、働き方の価値観が「仕事に生活を合わせる」から「生き方に仕事を合わせる」へシフトしているかもしれない、という議論へ。AIがホワイトカラーを代替していく未来を見据えると、むしろ“リアルノマド”が増えるのでは…という逆説も飛び出し、観光業の「人にしかできない領域」の強さを再確認します。さらに、8月29日のニュースとして取り上げるのが、JTBによるノーススター社買収。メディアを持つことの意味は何か、経営企画の視点で「未来の解像度が上がる」という話が刺さります。JTBが次に何を取りにいくべきか、という妄想も少しだけ。締めは、暑すぎる世界が生んだ旅のキーワード クールケーション。北海道・東北・北欧が伸びる一方で、“夏休み”という制度自体を見直す必要があるのでは、というところまで話が広がります。ナイトツーリズムやショルダーシーズンへのシフト、万博の夜間運営の話も交えつつ、「子どもたちの未来、大丈夫かな」という生々しい実感で年末回らしく着地。最後は、観光交差点“生誕の年”を走り切った振り返りと、来年は「一号遍路宿」ができて暮らし方が変わっていくかもしれない、という予告も。良いお年を。

  19. 27

    観光による地方活性化って、どこで詰まってるんだろう?」 〜DMOの役割、アーリーステージの地域、そして“線”で考える観光〜

    元は前回の収録場所となった屋久島から、徳島に移動。徳島ニュービジネス支援賞の受賞式当日という、ちょっと背筋が伸びる状況から収録がスタートします。前半は、ビジコンや講演の場で「先生」と呼ばれてしまう違和感の話から、立場が変わると場の空気や期待も変わるよね、という雑談へ。そこから話題は自然と、「日本の観光による地方活性化って、今どこまで来てるんだろう?」という大きな問いに移っていきます。江戸時代の街道や巡礼に始まった日本の観光、鉄道による移動革命、マスツーリズムの成功体験、そして個人旅行・コト消費の時代へ。歴史をざっくり振り返りながら、DMOがなぜ生まれ、今どんな役割を期待され、どこで苦戦しているのかを整理していきます。話の軸になっていくのは、「観光による地方活性化がまだアーリーステージにある地域で、DMOや行政が主導するのは、そもそも難易度が高いんじゃないか?」という仮説。むしろ、最初の市場づくりは民間が担い、ある程度育ったところでDMOや大きな組織にバトンを渡す、そんな役割分担のほうが現実的なのでは、という議論が深まっていきます。後半は、“点”や“面”ではなく“線”で観光を考える話へ。しまなみ海道や四国遍路のように、線を引くことで人の流れが生まれ、ゆっくり移動するからこそ地域にお金も情報も落ちていく。歩くというモビリティが、実はこれからの観光やマネジメントと相性がいいのでは、という視点も共有されます。DMO、民間、行政、それぞれの得意・不得意はどこにあるのか。「観光で地方を元気にする」という言葉を、もう一度構造から考え直してみる回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  20. 26

    観光学会って何する場所? ー学会デビューして見えた世界

    今回は、原田が日本観光研究学会で学会発表を行った“学会デビューに関してのエピソードです。そもそも「学会」とは何をする場所なのか。誰が参加し、どんなルールで運営され、なぜ“査読付き論文”が研究者にとって重要なのか。観光MBA出身で、アカデミアの世界にどっぷり浸かってきたわけではない原田が、初めて学会の中に立って見えた景色を、できるだけ噛み砕いて語ります。話題は、・学会に入るための推薦制度と年会費・「査読あり/なし」で決定的に違う論文の扱われ方・発表時間18分+質疑10分という“本気の発表”・石巻開催の学会と、震災復興を巡るエクスカーションへと広がっていきます。後半では、今回発表した研究テーマ「自治体観光担当者のやる気の源泉とは何か」にも触れながら、研究を“論文で終わらせない”ことの意味、そして観光実務・行政・研究のあいだにある距離と可能性についても考えていきます。名前は知っているけど中身はわからない学会の世界に少し触れて見てください。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  21. 25

    屋久島縄文杉と“沼るガイド体験”〜AI時代に、人が案内する意味を考える〜

    今回の観光交差点は、ゲンさんが屋久島からリモート収録。ワーケーションの合間に挑戦した「縄文杉 日帰り21km・獲得標高1300m・歩行時間10時間超」の弾丸トレッキングで出会った、“ヤバすぎるガイド体験”について語っています。縄文杉ツアーでついてくれたのは、自然ガイドでありつつ、屋久島の歴史・文化・経済・環境問題、さらには登山道やエコツーリズムの委員会にも関わる、超・現場知のプロフェッショナル。参加者の息づかいや会話量、足取りをさりげなく観察しながら、一言も言わずにペース配分を調整してくれるおかげで、「21km歩いたのに、限界までヘトヘトにならない」不思議な体験になった…というところから話が始まります。一方で、道中ですれ違った他のグループには、「説教くさい」「自分語りが長い」昔ながらのガイド像もまだまだ健在。知識を一方的に教えることが中心のガイドと、「良い体験」をデザインするガイドの決定的な違いは何なのか?という問いが立ち上がります。そこから話題は、四国遍路の先達のあり方ともつながり、「現代の旅行者は、本当に何をガイドに求めているのか?」というテーマへ。さらに、AIやガイドアプリが高度化していくこれからの時代に、人間のガイドだからこそ提供できる価値はどこに残るのか、という話にも発展。歴史や植生の「情報」だけなら、歩きながらChatGPTに聞けばかなりの部分はカバーできてしまう。それでもなお、人と一緒に歩くガイドにしか生み出せないのは、価値観に触れる会話、感情の揺れ、場の空気を読む力。そしてその提供価値の先には「その人の人生にそ問いをそっと投げかける力」がくるのではないか——という仮説を、サービス経済・経験経済・変容経済のフレームで整理していきます。後半では、今回のガイドさんが「ガイド × フォトグラファー」という二刀流で、ハイク中のベストシーンを一眼カメラで押さえ、その場でAirDropで共有してくれた話も登場。ツアー後も何度も見返したくなる写真が残ることで、体験の価値がさらにブーストされる一方で、「これだけの内容でガイド料が1万3500円は、正直安すぎるのでは?」という価格設定の話にも踏み込みます。コミュニティ内の“相場”と、変容経済レベルの価値とのギャップ、そして「ガイドがもっと堂々と高単価をつけられる未来」はありうるのか?という視点も共有しました。最後に、ガイドが“インフルエンサー化”していく可能性や、AIエージェントがガイドとゲストのマッチングを支え、より相性の良い出会いを増やしていく未来像も妄想。屋久島縄文杉という具体的な体験を通して、「これからの観光ガイドの役割」と「テクノロジー時代の“人が案内する意味”」を、一緒に考えていく回になっています。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  22. 24

    エージェントAIが旅を組む時代、旅行代理店はどこへ向かう? 〜観光×テクノロジーDXとOTA戦国時代のゆくえ〜

    今回の観光交差点は、少し収録の間が空いてしまったことへの近況トークからスタートしつつ、テーマはがっつり「観光×テクノロジー」。原田がどハマりしているGemini 3.0や、ChatGPT 5.1など最新の生成AIをきっかけに、「エージェントAI」が観光のフロントラインをどう変え始めているのかを掘り下げていきます。実際に、原田が家族旅行(京都一泊二日)の旅程づくりをChatGPTのエージェントに丸投げしてみたところ、移動ルート、混雑時間帯の回避、子どもの年齢に合わせた過ごし方、ホテル駐車場の料金・ルールまで含めて、人間の旅行会社顔負けの行程表が数分で返ってきた、というリアルな体験談から話はスタート。そこから「このレベルのパーソナライズが当たり前になった世界で、旅行代理店はどう生き残るのか?」という問いに踏み込んでいきます。キーワードは「エージェント×エージェント」。ユーザーひとり一人に専属AIコンシェルジュがつき、事業者側(OTAやホテル側)にもAIエージェントが立つ。両者が裏側で自動交渉し、最適な旅程が組まれていく——そんな世界が見え始めている中で、日本の旅行代理店が持つ“地場のネットワーク”を、生き残りの武器に変えられるのか。単なる規制に守られた「タクシー業界パターン」になってしまわないために、今どんな動きが必要なのかを率直に議論します。さらに、エージェントAIだからこそ可能になる「究極のパーソナライゼーション」にも言及。人間同士だと話しづらい“本音の旅行目的”をAIには打ち明けやすいこと、その結果としてこれまで以上に深い旅の設計ができる一方で、広告モデルや特定OTAとの独占提携が入り込んだときに起こりうる「見えないバイアス」の危うさ、そして観光地・事業者側がAIにきちんと情報を開いていく重要性なども、クリエイティブとマーケティングの視点から語っています。AIエージェントが当たり前になる近未来に、観光プレイヤーは何を準備すべきか——その入り口を一緒に考える回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  23. 23

    ブータンに学ぶ、新しい巡礼ツーリズムの可能性 〜“移動しながら滞在する旅”のカタチ〜

    今回のテーマは「ブータンのアマンコラ」。ヒマラヤの小国ブータンにあるアマンリゾーツの有名リゾート「アマンコラ」は、5つの谷に点在するロッジを巡りながら滞在する“移動型ラグジュアリーリゾート”として知られています。宿泊者は一箇所にとどまらず、同じガイドとドライバーに伴われながら、自然・文化・宗教・暮らしに触れる旅を体験します。滞在中の食事やアクティビティ、移動までもがすべて統合されたオールインクルーシブの仕組み。「宿泊を点ではなく線として設計する」旅を富裕層に提供しています。このブータンの仕組みをもとに、山崎が着目したのは“巡礼”という概念。実は「アマンコラ」の“コラ(kora)”とは、ブータン語で“巡礼”を意味します。ラグジュアリーリゾートでありながら「祈り」や「歩く旅」を核にした体験デザインを持っている点に、四国遍路との親和性を感じたといいます。四国遍路もまた、各地の宿を転々としながら自然と向き合い、人と出会い、自己と世界の関係を見つめ直す旅。しかし現代の歩き遍路には、「宿の減少」や「予約の煩雑さ」といった課題も多く、より体験に集中できる仕組みが求められています。アマンコラのように、同一ブランドの宿泊拠点を巡りながら、ガイドと車が伴走する形で滞在と移動を統合できれば、遍路の本質的な身体性を保ちながらも、より豊かな体験を提供できるのではないか――そんな構想を山崎が語ります。会話の中では、ブータンの幸福度指標(GNH)や、観光客から徴収される1日100ドルの「サステナブル・デベロップメント・フィー」にも触れ、国全体が“量より質”を貫く観光戦略をどう築いているかも議論。そこから見えてくるのは、観光が「サービス経済」から「経験経済」へ、そして「変容経済」へと移行している流れです。“温泉を巡る”“スキーや登山で移動する”“四国全域を巡礼として再編集する”——そんな日本ならではの「線でつなぐ旅」の可能性をブータンから考える今回。観光の未来を語るうえで欠かせない、「移動しながら滞在する」という新しい旅の形に迫ります。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  24. 22

    アメリカ観光が“ラグジュアリー化”している?――トランプ政権と分断する旅行の行方

    今回の観光交差点は、久しぶりにアメリカをテーマにした回。大谷翔平選手のワールドシリーズ出場をきっかけに盛り上がる冒頭トークから、話題は一転──「アメリカ観光はいまどうなっているのか?」というテーマへ。ニューヨーク・ポストの記事によると、ニューヨークを訪れる国外観光客は2025年までに約200万人減少し、その経済的損失はおよそ40億ドル。外国人観光客が全体の消費の半分を担っていたことを考えると、その影響は非常に大きいといいます。要因のひとつが、トランプ政権下で強まった移民・ビザ政策。ビザインテグリティ料として250ドルを新設するなど、外国人の入国ハードルが上がったことで、中国、メキシコ、インドなどからの観光客が減少傾向にあります。加えて、為替やインフレの影響で「アメリカは高すぎる国」になっており、同じ1週間の旅でも数年前の3倍以上のコストがかかる計算に。アメリカ国内の旅行者も減少する一方で、富裕層向けのラグジュアリーホテルだけは予約が急増するなど、観光産業の格差構造が鮮明になっています。番組ではこの現象を「観光のラグジュアリー化」と位置づけ、ハワイ州が先行して打ち出した“富裕層中心の観光政策”との連動も指摘。オーバーツーリズム対策の一環としては理解できる一方で、「分断を助長する観光」になっているのではないか──そんな問いが浮かび上がります。終盤では入山章栄氏が提唱する「G(グローバル)とL(ローカル)の人材論」も話題に。グローバルで活躍する人々と、地元に根ざして生きる人々が二極化する時代において、どちらが本当の幸せなのか? すすむさんが語る“マイルドヤンキー幸福論”を通じて、見えてくるのは「知りすぎることで失われる幸せ」と「地元にとどまることで得られる穏やかな幸福」。観光を通じて見えてくる「豊かさと幸福の再定義」をめぐる回となりました。番組内で取り扱ったニュースForeign tourism to NYC expected to see ‘devastating’ $4 B drop this year https://nypost.com/2025/07/25/us-news/foreign-tourism-to-nyc-expected-to-see-devastating-4b-drop-this-year-according-to-industry-experts/?utm_source=chatgpt.com・米ニューヨーク市では2025年、国外観光客数が200万人減、訪問支出が約40億ドルの損失と予測。・国際観光客は全訪問者の約20%ながら、支出では約50%を占めており、減少のインパクトは大きい。・原因として米国外からの受け入れ先としての魅力低下、為替・コスト上昇なども指摘されている。New $250 visa fee risks deepening US travel slump https://www.reuters.com/world/us/new-250-visa-fee-risks-deepening-us-travel-slump-2025-08-30/?utm_source=chatgpt.com・米国が「ビザ・インテグリティー料」250ドルを導入、ビザ免除対象外国からの入国者に追加負担。・2025年7月時点で米国への海外旅行者数が前年比−3.1%と低迷し、費用・手続きの障壁増が懸念。・特にメキシコ、アルゼンチン、ブラジル、インド、中国など非ビザ免除国が影響を受けやすく、観光産業全体の回復を阻む要因となる可能性。Most Americans are traveling less. But luxury hotel bookings are soaring.https://www.washingtonpost.com/business/2025/10/18/wealthy-travelers-fuel-growth/?utm_source=chatgpt.com・多くのアメリカ人旅行者は旅行を抑えているが、 富裕層のラグジュアリーホテル予約は急増している。・エコノミー/ミッドクラス宿泊施設は予約・収益ともに低迷しており、旅行支出の階層間格差が鮮明。・国際訪問者の減少(特にカナダから)も重なり、国内観光・宿泊産業構造の再編が進んでいる。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  25. 21

    “ゴルフツーリズム” フィリピン・ダバオ市が仕掛ける観光コンテンツの再発見と越境循環の可能性

    今回の観光交差点では、フィリピン南部・ダバオ市が国家政策として進める「ゴルフツーリズム」をきっかけに、観光コンテンツの可能性を掘り下げます。国家戦略として“ゴルフ”を前面に打ち出し、日本や韓国の旅行者を狙うダバオの取り組み。これをきっかけに、二人が議論を広げたのは「地方が新しい観光コンテンツを生み出す力」と「季節や地域を越えて観光人材が循環する仕組み」の話でした。北海道・朱鞠内湖のイトウ釣り、軽井沢の星野リゾートの人材移動、スキーや登山のオフシーズン課題…。それぞれの地域が“何を強みにするか”を明確にし、さらに他地域と連携しながら観光の循環構造をつくることで、これからのツーリズムはもっと持続的に、もっと面白くなるかもしれません。国境も季節も越える「観光の再編集」。そのヒントをダバオのゴルフから探ります。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  26. 20

    「“暮らすように旅をする”が実現した町――岩見銀山・群言堂に見る、観光とまちづくりの理想形」 〜地域のストーリーテリングとDMOの進化を考える〜

    今回のテーマは、島根県・岩見銀山の町に拠点を置く〈群言堂〉が実践する「暮らすように旅をする」まちづくり。アパレル企業でありながら、古民家宿「多郷安部家」や長期滞在プログラム、さらに滞在者がSNSで地域を発信する「遊ぶ広報」など、観光と生活を有機的に結びつけた取り組みを展開しています。実際に現地を訪れて体験した“観光と暮らしの融合”を起点に、番組では地域のストーリーづくり、そしてDMO(観光地域づくり法人)の理想的なあり方へと議論が広がります。アメリカの地方DMOの成功事例を紹介したPhocusWireの記事をもとに、インフルエンサーやローカルクリエイターの力をどう活かすか、ストーリーテリングをどう設計すべきか、そして日本のDMOが抱える「データ活用」や「ROI測定」の課題についても掘り下げました。“観光の未来”を考える上で欠かせない「まちづくり×ストーリー×データ」の視点が詰まった回です。https://www.phocuswire.com/how-small-dmos-grow-influencers-storytelling?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=Daily&oly_enc_id=6209F1384967I5K番組へのご意見・ご感想はXで「#観光交差点」まで。⁠⁠Xアカウント → ⁠⁠@kanko_podcast⁠お問い合わせ・テーマ提案はこちら → ⁠観光交差点お問い合わせフォーム

  27. 19

    「交通空白」が観光を止める?──地方移動の限界と、持続可能なまちづくりの行方

    今回のテーマは「交通空白」。観光経済新聞の記事をきっかけに、「バス停や駅が半径1km以内に存在しない地域」が全国で急増しているという深刻な現実を取り上げます。2008年から2023年の15年間で、全国の乗合バス路線は約2.3万キロも廃止。運転手も5万人以上減少し、地方の移動手段は危機的な状況です。番組では、国交省による「交通空白解消本部」設置の動きや、コミュニティバス・オンデマンド交通・公共ライドシェアといった多様な対策を紹介しつつ、軽井沢や四国遍路の現場で起きている“観光アクセスの断絶”について議論。さらに、民間による東北のバス統合「みちのりホールディングス」のような広域連携の可能性や、「DMO(観光地域づくり法人)」が果たすべき役割にも踏み込みます。「交通空白」がもたらすのは単なる不便さではなく、地域の存続そのものの問題。観光とまちづくりの両面から、その未来を考えます。📩 番組へのご意見・ご感想はXで「#観光交差点」まで。お問い合わせ・テーマ提案はこちら → 観光交差点お問い合わせフォームXアカウント → @kanko_podcast

  28. 18

    マスツーリズムの終焉と価値観の多様化がつなぐ世代横断コミュニティ - 観光の“つぶつぶ化”がもたらす未来

    今回の『観光交差点』は、前回に引き続き JTB総研「日本におけるツーリズム2035 - 55の視点」 をテーマにお届けします。焦点を当てるのは、「価値観の多様化」「マスツーリズムの終焉」「文化資源のデジタル保存」といった観光の未来を大きく変えるトピックです。近年、旅行者の価値観は細分化し、同じ「地方旅行」でもラグジュアリーホテル滞在派とディープなローカル体験派に分かれるなど、“つぶつぶ化”が進んでいます。従来の「同年代で楽しむバスツアー」といったマス型観光は縮小し、趣味嗜好を共有する世代横断的なコミュニティが観光を動かすようになっています。さらに、インフルエンサーの影響力が低下し、マイクロなクローズドコミュニティの中で「信頼できる誰か」からの情報が重視される流れも顕著です。一方で、地方の祭りや伝統行事をVRやAIスキャンで保存する「バーチャル文化アーカイブ」も進展しています。ただし形骸化のリスクもあり、残すべきものをどう残すかという視点が欠かせません。観光と文化、そしてテクノロジーの交差点にある未来を、今回も掘り下げて語ります。⁠JTB総研 日本におけるツーリズム2035 55の視点📮 番組へのご意見・ご感想はこちらから観光交差点お問い合わせフォーム𝕏でも「#観光交差点」で感想をお寄せください観光交差点公式X

  29. 17

    観光の未来を読み解く ― JTB総研『ツーリズム2035・55の視点』から見える変化

    今回の観光交差点は、JTB総合研究所が9月2日に発表した最新レポート『日本におけるツーリズム2035 55の視点』をテーマにお届けします。「経験価値が投資基準になる」「サービス経済のコモディティ化」「旅行への興味の二極化」「気候変動が観光地のインフラに与える影響」など、観光業界の未来を示唆するキーワードが盛りだくさん。私たちが注目したトピックをピックアップしながら、経験経済や変容経済といった理論との接続、日本の観光業界の遅れと可能性、さらに地方交通や地域資源保全の課題まで幅広く議論しました。観光業界に携わる方も、これからの旅行のあり方に関心がある方も、ぜひ一緒に未来の観光を考えるきっかけにしてください。JTB総研 日本におけるツーリズム2035 55の視点番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  30. 16

    地域の観光&まちづくり「コミュニティ・ベースド・ツーリズム(CBT)」ってなに?――“私が幸せになる”を起点に、地域のウェルビーイングをデザインする

    今回のテーマは 「コミュニティ・ベースド・ツーリズム(CBT)」。街歩きや農村宿泊など、地域住民が主体となって運営する観光のあり方について、世界の事例と日本の地方文脈を交えて議論しました。CBTはアジアやアフリカ、南米で広がってきた観光モデルで、文化継承・環境保全・貧困削減・エンパワーメントなどの目的を持ち、非経済的価値を高める点で評価されています。一方で、経済的な成果が測定しづらく、既得権益化や補助金依存といった課題も浮き彫りになっています。番組では「なぜやるのか?」という問いに対して、“私が幸せになるためにやる” というシンプルな答えに立ち返ることの重要性を提案。祭りのように、住民自身の幸福が起点となるからこそ続いていくという考え方です。日本におけるCBTの可能性として、小さく、規模を求めずに続けること補助金や大企業資本に依存しないこと自分の幸せ=他者の幸せとする仏教的な視点などを前提に据えることで、持続可能な観光のかたちが見えてくるのではないか、と議論しました。最後に問いかけたいのは、「あなたの地域で“自分が幸せになるための観光”とは何か?」。小さな実践が未来の観光を形作っていくのかもしれません。番組公式X:https://x.com/kanko_kosatenお便りフォーム:https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8

  31. 15

    2025年上半期の世界観光5大ニュース

    2025年上半期、観光業界では国際観光の回復を超えた動きや、新たな課題・潮流が見えてきました。今回のエピソードでは、直近半年間の「観光に関する世界の5大ニュース」を整理して振り返ります。主なトピック世界観光は量・額ともに過去最高圏へ、日本の記録更新と米国の苦戦オーバーツーリズム対策が定着:入域料・予約制・価格制度の導入事例サステナブル観光が理念から実践へ:鉄道シフトや地域分散の広がり生成AI×旅行の本格実装:企画から現地体験までのパーソナライズ化価格高止まりと最適化の同居:バリュー重視・オフピーク・新興地域志向番組公式X:https://x.com/kanko_kosatenお便りフォーム:https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8

  32. 14

    今更聞けない四国遍路〜四国から世界へ広がる巡礼文化と観光の未来〜

    今回の観光交差点では、いま改めて注目される「四国遍路」をテーマに深掘りしました。四国88ヶ所霊場をめぐる全長1200kmの旅は、1200年前に弘法大師・空海が歩いた道を起源とする、日本有数の巡礼文化です。仏教をベースにしながらも神仏習合や地域の土着信仰が混ざり合い、独特の世界観を持つお遍路は、信仰にとどまらず、自己変容や地域文化との出会いをもたらす旅として、国内外で関心が高まっています。エピソードでは、歩き遍路の実態、スタンプラリー的な側面から外国人巡礼者の増加、お接待文化の魅力、そして区切り遍路やツアー参加など多様な歩き方を紹介。さらに、宿不足や情報不足といった現代的課題、それに向けた取り組みとして進められている新たなサービスや宿泊拠点の構想についても語ります。「お遍路とはそもそも何か?」という基本から、「なぜ世界中の人々が四国を目指すのか?」という問いまで。1200年続く巡礼文化を観光の視点で見直し、未来への可能性を考える回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  33. 13

    #10 「台湾で見たユニバーサルツーリズムの可能性」 〜障害の有無を超えて旅をデザインする〜

    今回の観光交差点は、すすむが台湾・台北で参加したユニバーサルツーリズム関連の出張からの気づきをシェアします。ユニバーサルツーリズムは、日本でよく使われる言葉ですが、海外では「アクセシブルツーリズム」と呼ばれることが多く、誰もが旅を楽しめる環境づくりを目指す取り組みです。現地の旅行会社との意見交換や、障害を持つ方々と一緒に参加したモニターツアーの経験を通じて、浮かび上がったのは「観光体験の本質は健常者と変わらない」という事実。焼き物体験のように、ものづくりや文化交流の場が、障害の有無を超えて深い喜びをもたらす姿を目の当たりにしました。一方で、誰でも受け入れるという理想と、対象を絞らなければ現実的に成り立たないという課題。そのバランスをどう取るか、そして受け入れ側に当事者が参画することの重要性についても議論しています。18.5億人・13兆ドルといわれる巨大市場の中で、日本はどんな価値を提供できるのか──。台湾出張をきっかけに見えた「ユニバーサルツーリズムの未来」について一緒に考えていきます。トーク中に取り上げた資料など障害を持つ人々の消費市場規模についてAccessible Tourism(ユニバーサルツーリズム)の定義番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  34. 12

    #9 ヨーロッパ4000km旅レポート 〜車なき街、民営ビーチ、そしてAIが変える道中の寄り道〜

    今回はげんが現地・ヨーロッパからお届け。息子と巡る14日間のロードトリップを通して見えた、街づくり・観光運営・旅のテクノロジー活用の最前線をレポートします。車を締め出した街が生み出す歩きやすさや雰囲気、7kmの砂浜を民間委託で管理するイタリアのビーチリゾート、そして生成AIを活用した「移動中の寄り道」プランニングまで──。実際に歩き、見て、体験して分かった“現場のリアル”を熱量そのままにお届けします。トーク中に取り上げた資料などリニャーノ・サッビアドーロ番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  35. 11

    #8 「観光税で街は変わる?」 〜ヨーロッパのオーバーツーリズムと、日本が学べる“静かな改革”〜

    前回に続き、今回のテーマも「オーバーツーリズム」。フランス、イタリア、ギリシャ、クロアチア、オランダなど南・西ヨーロッパの各都市が直面する観光公害とその対策から、日本の観光地が学ぶべきことを、げんとすすむが徹底議論しました。観光税や入島税、民泊規制、トイレ・ゴミ箱問題まで…一見地味だけど確実に効く“観光の裏方インフラ”に注目。後半では、日本の中でも進んだ取り組みをしている京都にフォーカスし、「京都モデル」が世界に輸出できるのでは?という視点まで展開していきます。日本はオーバーツーリズム後進国だと思われがちだけど、実はすでに先を行っているのかもしれない——。観光の現場にある小さな実践から、世界が学べる“静かな改革”に注目した回です。番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  36. 10

    #7 「オーバーツーリズムの光と影」 〜ハワイ・バルセロナ・軽井沢…世界が直面する“観光公害”のリアル〜

    今回のテーマは、観光業界における最重要課題のひとつ 「オーバーツーリズム」。ニューズウィークの記事をきっかけに、世界各地の最新動向と、観光と地域がどう共存していくかを深く議論します。ハワイ・ベネチア・バルセロナといった代表的観光地の対策から、軽井沢や佐渡島といった日本の事例、さらには観光政策の設計思想まで——。世界中で「観光をどう受け入れるか」が問われている今、地域側の視点で何を考えるべきなのか、一緒に見つめ直してみませんか?トーク中に取り上げた資料などNewsWeek記事エレミニスト記事CNN記事佐渡フィッシングガイド番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  37. 9

    #6 “所有しない旅”が当たり前に?フランス発・観光イノベーション最前線 〜ベリートレインとロッキーが示す、サステナブルと共有経済のこれから〜

    今回は、フランスの経済新聞「レゼコ」が発表した“2025年観光業界イノベーションアワード”をテーマに、フランスで注目されている2つの観光系スタートアップ「ベリートレイン」と「ロッキ」を深掘り。「あえて飛ばない旅」と「モノを持たない旅」が、どう業界の常識をアップデートしているのか?2人でその背景や可能性を考察しました。フランスから届いた観光イノベーションアワードとは?2025年の観光イノベーションを象徴する「ベリートレイン」と「ロッキ」の概要を紹介。“飛ばない旅”を提供するベリートレインの衝撃鉄道とホテルのサステナブルパッケージ、テーマ別旅提案、価格競争力を両立する予約体験とは。“持たない旅”を支えるロッキーの共有モデルレジャー用品のレンタルを支える裏側の仕組みと、観光業者向けシェアリングエコノミーの構造に注目。“シェア”は節約じゃなく、意識の選択フランスの消費者心理から読み解く、「あえて持たない」選択がもたらす旅の自由と気楽さ。日本でも“共有型の観光”は可能か?軽井沢の地域資源シェアの話題や、スキー文化との違いから見える日本での展開のヒント。観光イノベーションにみる、社会の変化観光サービスがAIやサステナビリティを社会実装していく未来へ向けた展望を語り合いながらクロージングへ。トーク中に取り上げた資料など⁠Les Echo 観光イノベーションアワード2025Very TrainLokki番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠⁠

  38. 8

    #5 アメリカ人の旅スタイルから見える、Z世代・ロードトリップ・サステナビリティ

    「欧米人」という言葉、実はかなり雑かもしれません。#5では、“アメリカ人の旅行実態”をテーマに、リサーチ内容をもとにディスカッション。アメリカ人はどれだけ海外旅行に行っているのか?どこから来ている人が多いのか?国内旅行では何が人気なのか?など、数字や傾向を追いながら、「日本の観光が彼らにどう映っているのか?」を考えました。特に注目したのは、ミレニアル・Z世代の旅の価値観の違いと、“タウンサイジング”や“ロードトリップ”といった旅行スタイル。インスタ映えから脱却し、スローで深い体験を求める若い世代の旅に、日本の観光業界は気づいているのか。そして、インスタ映えを卒業した人々が旅に求めているものは?「観光客像の解像度を上げる」ことの大切さを改めて感じた回です。トーク中に取り上げた資料などアメリカの旅行情勢フルレポート番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠⁠

  39. 7

    #4 「ボランティアツーリズムが旅を変える?」 〜ハワイの100ドル体験から考える、日本での可能性と自己変容〜

    今回は、ハワイで広がる「ボランティアツーリズム」の記事をきっかけに、げんとすすむが“ボランティアと旅”の関係について語りました。水耕栽培農園で魚の排泄物を栄養に育つレタスを収穫したり、動物保護や湿地環境保全に参加するツアーが100ドル。ボランティアなのにお金を払う?でも体験としては魅力的…そんなモヤモヤと可能性を2人で掘り下げていきます。話は、日本人の旅と自己変容の論文紹介や、祭りのみこし担ぎ手不足を旅体験に転換するアイデアへも展開。「地域貢献」「体験」「学習」、この3つをどう組み合わせれば新しいツーリズムになるのか?最後には、日本でボランティアツーリズムをつくるならどんなアイデアがあるか…という問いかけで締めくくっています。聞き終わったら、ぜひあなたのアイデアも教えてください。トーク中に取り上げた資料などトラベルボイス記事Volunteer Ally論文 "Japanese perspectives on transformative travel experience: humility, limitations, and dark tourism"番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠⁠

  40. 6

    #3 「ソロ旅が増える理由と、スローツーリズムが示す旅の未来」 〜1人旅ブーム、ざつ旅、“旅に何を求めているのか”を考える〜

    ここ最近、欧米で1人旅(ソロツーリズム)が急増しているらしい。第3回では、そんな海外のトレンド記事をきっかけに、げんとすすむが「ソロ旅ってそもそも何が魅力なんだろう?」という問いから話を広げていきました。話題はやがて、スローツーリズムの定義や、『雑旅』というアニメが描く“無計画な旅の価値”、さらには旅のタイプが「動物園型」から「暮らすような旅」へと変わる構造まで。そして最後には、「自分は旅に何を求めているのか?」という根源的な問いに行き着きます。AIに“自分の旅の本質”を聞いてみた2人のやりとりから、リスナーの皆さんもぜひ、自分にとっての旅の意味を考えてみてください。トーク中に取り上げた資料などThe Economist Flash Packスローツーリズムの定義おてつたび番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8⁠

  41. 5

    #2 「キャッシュレス社会で旅はどう変わる?」〜効率と体験、AIと人間のあいだで揺れる観光のゆくえ〜

    今回は、Skiftの観光メガトレンドから「グローバル・モバイルウォレットと決済の進化」について、すすむが調べてきた話題をきっかけに、げんと一緒にあれこれ語ってみました。スーパーアプリ、タッチ決済、無人チェックイン、そしてAIによる旅行提案の未来──どれも便利で合理的だけど、「体験」と「出会い」はどうなる?という問いが、気づけば話の中心に。2人がそれぞれ旅先で感じた“テクノロジーと人のあいだ”のリアルな感覚から、今後の観光サービスがめざすべきバランスについて探りました。話は「縁側ビール券」や「ローカルと旅する体験型ツアー」など、人間らしさのある旅の未来像へと広がっていきます。デジタルが進化するほどに、人の価値が問われる──そんな転換点に立っている今、観光の本質をもう一度見つめてみる機会につながるかも。トーク中に取り上げた資料など⁠Skift Megatrends 2025⁠Moden AdventureWith Locals番組公式X(旧Twitter)アカウント⁠https://x.com/kanko_kosaten⁠お問い合わせ・ご感想はこちらから⁠https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8

  42. 4

    #1 “旅のリズム”が変わる?2025年観光メガトレンドをゆるく語る 〜スロートラベル、企業合宿、スーパーアプリ…観光の未来を妄想する初回トーク〜

    いよいよ正式な第1回。2025年の観光メガトレンドをテーマに、観光業界の外から来たファッション&デザイン出身の2人が、ざっくばらんに語り合いました。スロートラベルって何?企業合宿が増えてるってほんと?アメックスの動きが観光業界に影響してる?スーパーアプリ化ってどういうこと?サブスク旅行って今どうなってる?……などなど、観光業界のこれからを想像しながら、時に脱線しつつ盛りだくさんの内容でお届けします。トーク中に取り上げた資料などSkift Megatrends 2025Amex Global Travel Trends Report 番組公式X(旧Twitter)アカウントhttps://x.com/kanko_kosatenお問い合わせ・ご感想はこちらからhttps://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8

  43. 3

    #0 観光業界の外から来た2人が語る、観光ポッドキャストを始めた理由 〜ファッションとデザインの異業種コンビが挑む観光の再発見〜

    「観光交差点」、いよいよ始まりました。初回は、パーソナリティの2人──ファッション業界から観光業界に飛び込んだげんと、デザインと情報発信のバックグラウンドを持つすすむ──が、この番組を始めた理由を語ります。異なるキャリアを歩んできた2人が大学院で出会い、観光というフィールドに可能性を感じて動き出した背景。四国遍路や地方での活動、都会と地方、業界の中と外、さまざまな視点が交差する中で、「観光をどう見つめ直せるのか?」を話しています。これからのエピソードでは、地域、旅、経営、カルチャー、テクノロジー……そんなテーマをゆるやかにつなぎながら、観光にまつわる“問い”を拾い上げていく予定です。聴いてくれた皆さんにとっても、自分なりの「観光との関わり方」を考えるきっかけになれば嬉しいです。番組公式X(旧Twitter)アカウント https://x.com/kanko_kosatenお問い合わせ・ご感想はこちらから https://forms.gle/9hEJPLmsxPej3rij8

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観光交差点は観光業界から少し視野を広げ、新しいヒントや問いと出会うためのポッドキャストです。日本各地で起きている観光の変化、世界で進むツーリズムの潮流、そして「旅の意味」そのものを問い直す時代——。『観光交差点』は、京都大学経営管理大学院で観光を学んだ2人のホストがナビゲート。それぞれファッション業界とデザイン業界の出身で、フランスやアメリカでの長い海外経験を持つ異色のコンビが、ゲストとの対話や現場レポートを通じて、観光業のコンフォートゾーンを一歩抜け出すヒントを探ります。観光業に関わるすべての人にお届けする、“思考と実践が交わる”交差点。毎週月曜日朝に配信。ホストプロフィール:山﨑 元(やまさき・げん)広島生まれ、長野と愛媛の二拠点生活。元ファッション業界のプロデューサーで東京・パリで25年間、服とビジネスと情熱を縫い続けたのち、四国遍路で人生がバグる。京都大学MBAで観光を学び、現在は“歩く旅”を軸にした起業に挑戦中。最近の悩みは、ダイソーのルアーで全く魚が釣れないこと。原田 進歩(はらだ・すすむ) 大阪生まれ。社会学からデザインに目覚め、渡米して美大からコンテンツ作りの世界へ。帰国後は兵庫・佐用町のサイクリングイベントをきっかけに観光と出会い、プロデューサーとして地域と人を「ゆるく、真剣に」つなぐ日々。趣味はソロキャンプや一人映画などのソロ活。

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