PODCAST · society
家族が寝静まった夜に
by siragen
家族が寝静まったあとのリビングで訪れる、自分だけの時間。30代半ばの二児の父であり、櫻坂46と読書を愛し、哲学を道標にする「しらげん」が、日々の発見や考えたことをこそっとお喋りします。よかったら、夜のひとときをご一緒しませんか。【櫻坂回】【読書回】【哲学回】【育児回】など、その時の気分でお届けします。◇プロフィール30代中盤。6歳娘と3歳息子を育てるパパです。JTCの人事としてキャリアを積み、今は事業企画部門で仕事をしています。櫻坂46をこよなく愛する大園玲さん推し。note: https://note.com/siragen
-
19
#15 なぜ仕事ができるベテランは、時として「無秩序」に見えるのか?
スタバで見かけた、日本語を混ぜながら猛然と英語を話す一人の男性。その「ルー大柴」のような、一見めちゃくちゃなコミュニケーションに感じた不思議な「たくましさ」の正体とは?今回は、ドゥルーズの哲学概念を引き合いに、私たちが社会人経験を経て手に入れる「構造化・秩序化」のスキルと、その代償として失われがちな「動的な生成(リズム)」について深掘りします。・文法を守る静的な「構造」 vs 現場で生まれる動的な「生成」・新卒採用担当時代に感じた「原稿なし」の強度・「仕事のできるベテラン」が、あえて秩序を乱す理由・36歳の今、改めて考えたい「脱構築的」なコミュニケーション「ちゃんとしなきゃ」という重力に少し疲れたビジネスパーソンに捧げる、実存的なキャリアトークです。
-
18
#14 国家の命運を分ける「制度」の正体:『国家はなぜ衰退するのか』を人事の視点で読む
【今回のテーマ:『国家はなぜ衰退するのか』】家族が寝静まった後のリビングから、しらげんがお届けします。今回は、ノーベル経済学賞受賞者による世界的ベストセラーを独自の視点で考察しました。なぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?その鍵は地理でも気候でもなく、社会を動かす「制度」にありました。「地理」vs「制度」:ノガレスや朝鮮半島の事例から見る、格差の真因収奪的制度と包括的制度:富を独占する仕組みか、誰もが参加できる仕組みか人事制度への接続:制度は「インセンティブの体系」である。なぜ組織の評価制度は形骸化し、挑戦を阻害してしまうのか?フィードバック・ループの引力:一度回り始めた「負の連鎖」をどう断ち切るか◇参考文献国家はなぜ衰退するのか
-
17
#13 「読んでも忘れてしまう」のは無駄じゃない。円環的時間と読書のしあわせな関係
本を読んでも内容を忘れてしまう。そんな経験に悩んだことはありませんか?今回は岩井克人『ヴェニスの商人の資本論』をヒントに、過去・現在・未来の境界線を見つめ直します。「知識を貯める」という強迫観念から自由になり、過去のすべての体験が「今の自分」として発現していく。そんな少し楽になれる時間の過ごし方について、夜の静寂の中でお話しします。
-
16
#12 「原宿も世界じゃん」という娘のツッコミと、広がりすぎる視野のジレンマ
家族が寝た後のリビングからお届けする、ライトな一人哲学談義。今夜はCANDY TUNE『倍々ファイト』のフレーズ「原宿から世界へ」から始まった、我が家の哲学的な一幕について。娘の何気ない一言から、浅井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』に通じる「視野を広く持つことの強迫観念」へと話が広がりました。抽象的な世界情勢と、手触りのある自分の生活。自分が捉える「抽象度」についても、心地よくいられる利き手のような生得の「しっくり感」があるのではないか。抽象度が高い事象を扱える人が評価されがちな世の中だけど、別に優劣ではなく違いでしかないのではないか。そんなことを、静かなリビングで考えた記録です。
-
15
#11 評価制度の「無理」を解剖する——計れないものを計り、貨幣に換えるという矛盾
「家族が寝静まったあとのリビングで、好きな話をこっそりする」をコンセプトに、人事(HR)の仕事をし、現代思想を学ぶしらげんがお送りします。今回のテーマは、全ビジネスパーソンと人事が一度は頭を抱える「評価制度」について。「なぜ、評価制度はどこまでいっても納得感が生まれないのか?」この問いに対し、ポスト構造主義的な視点や貨幣の比喩を交えながら、制度に内包された「原理的な無理」を紐解きます。後半では、人事のキャリアを歩む私自身がたどり着いた、「社内評価に一喜一憂せずに働くためのマインドセット」についてお話ししました。カギは、今の仕事を通じて自分のレジュメにどんな「一文」を刻めるか。転職活動やキャリア構築に悩む方はもちろん、マネジメントに苦しむリーダー層にも聴いていただきたい内容です。【トピックス】評価制度が抱える「計れないものを計る」という矛盾組織は個人の「実存的な欲求」に応えられるのか?評価制度に期待しすぎてはいけない理由「仕事の評価は仕事で返ってくる」の新しい解釈自分のレジュメを磨くという生存戦略
-
14
#10 自分の中の「看守」を解雇する—習慣化の鎖からの脱出
家族が寝静まった夜のリビングからお届けします。今回は、最近の「習慣化」に対する考え方の変化について。英語学習やジムといった「自律」のための習慣が、いつの間にか自分を監視する「パノプティコン(一望監視施設)」になっていないか。フーコーの思想を補助線に、プラットフォームのアルゴリズムにハックされない、自分に優しい営みについて考えます。
-
13
#9 ワーク・ライフ・バランスの嘘と「記号・実存」という生存戦略
「ワーク・ライフ・バランス」という言葉の解像度の低さに、どこか居心地の悪さを感じていませんか?「ライフ」の中にこそ存在するハードな仕事、そして「役割」として演じなければならない自分。今回は、ポスト構造主義的な視点を持ち込み、人生を「役割(記号)」と「剥き出しの自分(実存)」のバランスで捉え直します。「良き会社員」「良き父」という記号を完璧に演じきる一方で、櫻坂46や現代思想に実存的な熱量を注ぐこと。夜の静かなリビングから、現代社会をサバイブするための思考の補助線を引いてみます。
-
12
#8 「櫻坂らしさ」という檻を超えて。14thシングルにみる、多方向に根を伸ばす彼女たちの現在地
家族が寝静まった夜のリビングから、しらげんがお届けします。今回は、ついに公開された櫻坂46の14thシングル『The growing up train』のMVについて、独断と偏見、そして少しの哲学を交えて語り尽くしました。「鉄道」という近代的な合理性の象徴をモチーフにしながら、なぜ彼女たちはあえてその「直線の動き」を逸脱していくのか?櫻坂46が辿ってきた、計画通りではない、けれど力強い歩みをドゥルーズの「運動」や「生成」の概念と重ね合わせながら深掘りします。「櫻坂らしさ」という固定観念を解体し、変容し続ける彼女たちが目指す「最高地点」の正体とは——。4月の国立競技場ライブを前に、今こそ考えたいグループのアイデンティティについて。
-
11
#7 僕らの「進歩しなきゃ」はどこから来るのか。パスカルと資本主義、蓄積の思想。
「知識を積み重ねる」「資産を増やす」「昨日の自分より成長する」。現代を生きる僕たちにとって不可避な「蓄積」の強迫観念。そのルーツは近代思想の誕生にありました。アリストテレス的「反復」の世界から、パスカル的「累積」の世界へ。今村仁司氏の名著『近代性の構造』を読み解きながら、僕たちが当たり前にインストールしている「近代」という構造を脱構築します。◇参考文献今村仁司『近代性の構造』
-
10
#6 「没個性」は仕事だけでいい。櫻坂46を「誤読」するという逃走論
僕たちは、24時間『構造』の中で生きているのではないか?仕事では有能な社員、家庭では良き父。そんな「役割(記号)」としての自分に、どこか息苦しさを感じていませんか。今回は、浅田彰『構造と力』を補助線に、現代の「推し活」や「コンテンツ消費」のあり方をハックします。櫻坂46のライブで大園玲さんに射抜かれた瞬間の「前面の鳥肌」という個人的な体験から、構造の網目をすり抜ける「実存」の時間をどう取り戻すかを語ります。キーワードは、三宅香帆氏も指摘する「考察ブーム」への違和感。作者の意図という正解を探しに行く「考察」は、没個性への近道かもしれない。ならば、僕たちはあえて「誤読」し、「勝手な批評」をぶつけることで、構造から逃走できるのではないか。没個性なんて、仕事だけで十分じゃないですか?【トピックス】前回のおさらい:記号としての自分、実存としての自分推し活は「記号消費」か、それとも「実存の震え」か友人の「コールへの冷め」と「リフへの熱狂」に見る身体の叛逆櫻坂46のライブで起きた、背面と前面の鳥肌のミステリー三宅香帆『考察する若者たち』から考える、考察と批評の境界線なぜ「誤読」こそが、僕たちの実存を守るのか
-
9
#5 【記号と実存】仕事は「記号操作」と割り切る。〜構造主義に救われた話〜
「なぜ人生の貴重な時間を、こんな無駄なことに使わなければならないのか」 昨年末、仕事に対してそんな虚無感に襲われ、完全にスタックしていた僕を救ってくれたのは「構造主義」という考え方でした。千葉雅也さんの『現代思想入門』から始まり、浅田彰さんの『構造と力』へ。本を読み進める中で辿り着いたのは、「仕事とは記号操作である」という、ある種ドライで軽やかな境地でした。今回は、実存主義的な「自分らしさ」の呪縛を解き、構造の中で淡々と、かつ戦略的に生き抜くためのスタンスについて語ります。仕事が「自分自身」と直結して苦しくなっている人へ「意味」を求めすぎて動けなくなっている人へ哲学と櫻坂46を無理やり接続して楽しむ、僕なりの「実存」の守り方ラストでは、次回予告として「推し活における記号的消費」と、そこから脱するための「誤読」というキーワードについても触れています。<タイムスタンプ>00:00 オープニング:家族が寝静まった夜の独り言00:40 絶望の3ヶ月。仕事が完全にスタックした理由02:40 構造主義との出会い。千葉雅也・橋爪大三郎・浅田彰の系譜05:25 実存主義 vs 構造主義:チェス盤の「駒」としての個人09:30 実践編:「仕事は記号操作」と捉えたら、逆にパフォーマンスが上がった10:45 具体例:叩き台への批判が気にならなくなった理由16:08 構造の檻を抜けて。仕事以外の時間を「実存」にする18:23 次回予告:推し活というスリリングな活動。運営の意図を「誤読」する自由<参考文献>『現代思想入門』 千葉雅也『はじめての構造主義』 橋爪大三郎『構造と力』 浅田彰
-
8
#4 カント「純粋理性批判」で分かる大園玲さんが女神である理由
家族が寝静まった深夜、リビングで一人、櫻坂46の推し活や哲学についてつらつらと語るひととき。今回は、18世紀の哲学者イマニュエル・カントの『純粋理性批判』を取り上げます。「1+1=2」という人間のロジックで、なぜ広大な宇宙の謎を解き明かせるのか?そんなカントの問いを入り口に、僕が櫻坂46の大園玲さんを「女神」として認識してしまうメカニズムを、カントの認識論を用いて真面目に(かつ強引に)紐解きます。「対象が認識に従う」というコペルニクス的転回。そして、僕たちの認識フィルターに「プロジェクション(投影)」という横槍が入るとき、世界はどう見えるのか。哲学の難解な概念が、推し活によって身近に感じられるかもしれません。【トピック】・黒崎正雄著『カント「純粋理性批判」入門』の衝撃・宇宙すらも人間の「認識フィルター」を通した現象に過ぎない?・「物自体」と「現象」——僕たちが触れている世界とは・街中の「紫色」が玲ちゃんに見えるのは、構想力の仕業か、プロジェクションか・結論:僕の世界において、大園玲さんは女神として実在している◇パーソナリティしらげんJTC(日本の大企業)に勤務する、二児の父。仕事に少しの虚無感を感じつつも、深夜のリビングで哲学と櫻坂46を愛でることで精神の均衡を保っています。◇参考文献『カント「純粋理性批判」入門』 黒崎政男
-
7
#3 能力主義という「運ゲー」をどう生き抜くか?
「努力が報われる社会」は本当に公正なのか?前回に引き続き、マイケル・サンデル『実力も運のうち』をベースに、能力主義(メリトクラシー)がもたらす残酷な現実と、そこから抜け出すための代替案を考察します。「スタートラインを揃えるために、相続を制限すべき」という正論に、なぜ僕は猛反発したくなるのか。社会を変えるのは難しくても、個人の生き方としてできる「ささやかな抵抗」とは?三宅香帆さんの「半身で生きる」やドゥルーズの思想をヒントに、経済至上主義のなかで自分を失わないためのヒントを探ります。【トピックス】成功は「運」で決まる?無知のヴェールによる再検証正論と本音のジレンマ:福祉政策への個人的な反発「成果」を求める経済システムとどう付き合うかドゥルーズの「ついで」と、三宅香帆の「半身」結論:能力主義の波に飲み込まれないための「逃げ場」の作り方
-
6
#2 櫻坂46のミーグリで突きつけられた、能力主義の残酷な真実:実力も運のうち?
家族が寝静まったあとの静かなリビングからお届けする、深夜のおしゃべり。今回は、マイケル・サンデル氏の著書『実力も運のうち』を参考図書に、現代社会を覆う「能力主義」の正体に迫ります。きっかけは、大好きなアイドルグループ「櫻坂46」のミート&グリート(ミーグリ)での実体験でした。目の当たりにしたのは、人気が残酷なまでに可視化される現場。「努力した者が報われる」という一見正しいはずの論理が、なぜこれほどまでに人を疲れさせ、時に残酷に響くのか。「無知のベール」という思考実験を通じ、自分自身のキャリアや今の立ち位置を、あえて「運」という視点から見つめ直してみます。【今回のトピック】櫻坂46のミーグリ現場で感じた「シビアな格差」の正体自分の今の評価は、たまたま「時代のニーズ」と「運」が一致しただけ?ジョン・ロールズの「無知のベール」:もし自分が誰として生まれるか選べなかったら、この社会を望みますか?◇参考図書マイケル・サンデル『実力も運のうち』https://amzn.asia/d/5Db02nN
-
5
#1 櫻坂46 大園玲さんの魅力を語りたい
家族が寝静まったあとのリビングから、大好きなものについてひっそり語ります。今回は、僕が今いちばん推しているアイドル、櫻坂46の大園玲(ぞの)さんへの愛を詰め込みました。3日見ないと驚くほど更新されるビジュアルの美しさ男性が「キュン」とせずにはいられない、理想的なリアクションとコミュニケーション二十歳そこそことは思えない、思索の深さと「内省力」内省する力が生み出す、唯一無二のパフォーマンス表現さらに、意を決して参加した「リアルミーグリ」での大失態エピソードも。30代半ばの社会人が、推しの前で思わず青春時代のあの日を思い出してしまった、甘酸っぱくも恥ずかしい体験談をお聴きください。
-
4
#0 家族が寝静まった夜に はじめます
家族が寝静まった夜のリビングでの雑談です。
We're indexing this podcast's transcripts for the first time — this can take a minute or two. We'll show results as soon as they're ready.
No matches for "" in this podcast's transcripts.
No topics indexed yet for this podcast.
Loading reviews...
ABOUT THIS SHOW
家族が寝静まったあとのリビングで訪れる、自分だけの時間。30代半ばの二児の父であり、櫻坂46と読書を愛し、哲学を道標にする「しらげん」が、日々の発見や考えたことをこそっとお喋りします。よかったら、夜のひとときをご一緒しませんか。【櫻坂回】【読書回】【哲学回】【育児回】など、その時の気分でお届けします。◇プロフィール30代中盤。6歳娘と3歳息子を育てるパパです。JTCの人事としてキャリアを積み、今は事業企画部門で仕事をしています。櫻坂46をこよなく愛する大園玲さん推し。note: https://note.com/siragen
HOSTED BY
siragen
Loading similar podcasts...