PODCAST · business
This is 令和スタートアップ
by Yusuke Asakura
この番組では令和新時代を切り拓く日本のスタートアップの話題を中心に、朝倉祐介と森敦子がゆるくお話します。森 敦子 国内大手金融機関で法人RMを経験後、青山ビジネススクールにてMBAを取得。2016年にユーザベースへ参画。国内のスタートアップ資金調達動向を網羅的にまとめた「Japan Startup Finance」を担当し、講演や取材実績多数。朝倉 祐介 氏 アニマルスピリッツ 代表パートナー大学在学中に設立したスタートアップの売却によりミクシィ入社後、代表取締役社長兼CEO。スタンフォード大学客員研究員、グロースキャピタル「THE FUND」GP等を経て、「未来世代のための社会変革」をテーマにするVC・アニマルスピリッツを設立。オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default「This is 令和スタートアップ」では取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください。https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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投資家の3タイプ——良いVC・無害なVC・邪魔なVC
「うちはハンズオンでバリューアップします」——投資家からそう言われて、心強く感じたことはないでしょうか。しかし、資金を受け取った瞬間から経営に細かく口を出してくる投資家と、出資後は基本的に何もしない投資家、そして本当の意味で会社の立ち上がりを支えてくれる投資家。この三者は、外からはなかなか見分けがつきません。今回は、TechCrunchのポッドキャスト「Build Mode」の総集編エピソード「Think like a VC」から、2つの名場面を紹介しています。General Catalystのユーリ・サガロフが語る「投資家の3タイプ」と、出資前にたった一つの質問で見分ける方法。そして、XYZ Venture Capitalのロス・フビーニとGraham & Walkerのレスリー・ファインザイグが語る「VCの価値とは何か」という問いに対して、朝倉と森が自分たちの実感を交えながら、"バリューアップ""ハンズオン"という言葉の空虚さについて本音で語ります。▼ 今回のトピック ・投資家の3タイプ:「良い人」「無害な人」「邪魔な人」 ・出資前に投資家を見極める、たった一つの質問 ・「過干渉な投資家」への強い違和感 ・ロス・フビーニが語るVCの価値:次のラウンドを成立させること ・レスリー・ファインザイグが語るVCの価値:創業者と本音で話せること ・「自称バリューアップ」「自称ハンズオン」という矛盾 ・資金調達を逆算して支援するという発想 ・投資家の差別化は本当に可能か▼ 参考文献ムーミン 「@ the Dancehall」https://open.spotify.com/intl-ja/track/6TjRPRLoppjJpOVnVvn3DQ?si=2bc5b538d6e242daスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/「Best of Build Mode: Think like a VC」https://www.youtube.com/watch?v=7uEjRr2BC9Mオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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広告費の25%はボットに消えている —— 18.5億円を集めた“人間証明”スタートアップ
「ネット上にいるのは、全員が人間だ」——オンライン広告というビジネスは、長らくこの前提の上に築かれてきました。ところが、いまやウェブトラフィックの半分以上はボットによるものだといわれます。相手が本物の人間かどうかを確かめること自体が、新たな価値になりつつある。そんな時代を象徴するプロダクトが登場しました。今回は、米ビジネスインサイダーが報じたニューヨーク発の企業「EarnOS(アーンオーエス)」を題材に取り上げます。同社のアプリ「ero」は、ユーザーが“本物の人間として”ブランドのコンテンツに関わった事実を暗号技術で証明し、その対価を受け取れる仕組み。ブランドは「実際に人間が関与したとき」だけ費用を払う——広告のお金の流れを逆転させる発想です。AIによって「人間であること」自体に値段がつきはじめた現在地と、その裏に潜む過渡期ならではの論点について話しています。▼ 今回のトピック ・「ネットの半分以上はボット」——“全員が人間”という広告の前提が崩れた ・EarnOSとアプリ「ero」の仕組み:人間の関与にだけ報酬を払うモデル ・zkTLSという暗号技術:プライバシーを明かさず「実在の行動」だけを証明する ・報酬はステーブルコインで支払われ、現実世界でも使える設計 ・総額1,850万ドルの調達:1kxがリードし、Coinbase Ventures・Circle Venturesらが参加。Verona(旧XION)からの非希薄化の戦略投資も含む ・元ウーバー幹部ハリソン・ケネディの参画と、米・英・加・豪4カ国での正式ローンチ ・「インターネットは良くなる前に、もっと悪くなる」——CEOフィル・ジョージの予測 ・AIオペレーターによる電話営業など、“ボットの氾濫”が日常を侵食する近未来 ・人に見られるか、AIに読まれるか——広告の価値はどちらに宿るのか ・「人間であることの証明」は本当に最適解か:過渡期のサービスとしての見立て▼ 参考文献VCナイト2026https://4s.link/ja/vcnight2026スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/This 'anti-bot' startup wants to pay you to interact with brands. Read the pitch deck it used to raise $18.5 million.https://www.businessinsider.com/earnos-funding-pitch-deck-brands-advertise-humans-ai-bots-2026-6オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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ピッチ中に爆睡するVC、それでも届くタームシート —— 米起業家たちの実名“VCあるある”
資金調達は、創業者にとって避けて通れない通過儀礼です。だからこそ、ほとんどの創業者が一つは抱えている——「ピッチで味わった、悲惨な体験」。これまで内輪でだけ囁かれてきたその記憶を、いま創業者たちがX上で次々と公開し、なかには投資家の実名を挙げる人まで現れました。今回は、米テックメディアTechCrunchがまとめた“VCホラーストーリー”を題材に、商談中に爆睡する投資家、合意したはずのタームシートの反故、そして「女性にセキュリティ企業は率いられない」という偏見による見送り——といった逸話を紹介しながら、お金を出す側と受け取る側に横たわる力の非対称、そして「投資家もまた、LPにピッチをする側である」という鏡像関係について話しています。VCが“悪者”として描かれがちなこの話題を、選ぶ側・選ばれる側それぞれの作法という観点から掘り下げます。▼ 今回のトピック ・X発の“VCホラーストーリー”祭り——創業者が実名を挙げ始めた背景 ・最頻出は「ピッチ中の爆睡」——しかも、寝ていた相手からタームシートが届くという逆説 ・タームシートの土壇場での反故、音信不通、未送金という“あるある” ・投資していないのに近況報告やリファレンスを求め、買収益の分配まで要求する投資家 ・「女性にセキュリティ企業は率いられない」と見送られた共同創業者と、その後の急成長(クラウドフレア/ミシェル・ザトリン) ・「共同創業者を解雇すれば株を渡す」——食卓での提案と、創業者の決別(コースラ) ・「気軽な打ち合わせ」のはずが本気のピッチに——不採用通知を“額に入れて飾った”話(アンドリーセン) ・助手席に乗り込んでまでピッチする——カラニックの執念と“どっちもどっち”論 ・評判が全ての商売:投資家がレスポンスの速さと機嫌に気を配る理由 ・投資家もまたピッチする側:GPとLPの鏡像関係と、自分たちに課す“標語” ・タームシートの拘束力と、率直に説明できない見送りのリアル——日本の事例から▼ 参考情報在日ファンク「爆弾こわい」https://open.spotify.com/intl-ja/track/428XSbFfPiB4hBvznS2Nze?si=1844a6c899f6463eスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Founders share VC horror stories, and some are naming nameshttps://techcrunch.com/2026/06/05/founders-share-vc-horror-stories-and-some-are-naming-names/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【Kikuvi佐藤氏】AI×PEという必然——Bain Capitalで見た「バリューアップの本質」と業界再編の行方
OpenAIとTPG、AnthropicとBlackstoneの提携が相次ぎ、AIとプライベートエクイティ(PE)の交差が急速に現実のものになっています。では、その「AI×PE」は本当に機能するのか。これまでのDX×PEは実態を伴っていたのか。今回のゲストは、米国の大学で天文学を学んだ後、デロイトAIインスティテュートの立ち上げ、データロボット社でのリードデータサイエンティストを経て、Bain CapitalのバリューアップチームでAI・DXを活用した経営改革に携わった佐藤氏。現在はAIがヒアリングを自動化するAIサービス「Kikuvi」を創業し、今年4月にGlobe Capital Partnersやアニマルスピリッツ等から資金調達を完了しました。AI・PE・スタートアップの三つの世界を横断する視点から、業界の実態と変革の行方を語っていただきました。▼ 今回のトピックOpenAI×TPG、Anthropic×Blackstoneのジョイントベンチャーが意味するものなぜ外資テックはPEと組むと意思決定スピードが上がるのかDX×PEのこれまでの実態——LPピッチのセールストークか、本当の変革かAI活用の「パッケージング」がエントリー入札での競争優位を生む仕組み大型・中型・小型キャップ別に異なるAI×PEの勝ち筋ラージキャップは安定、スモールキャップにはロールアップモデルが台頭する理由PEに求められる人材が変わる——投資銀行・コンサル二大巨頭の時代の終わり「100日プランにAIを組み込む」——具体的なパッケージング手法とはリーガルチェック・FP&A・カスタマーサクセスを7〜8割自動化する現実解Bain Capital バリューアップチームへのコールドコール就職と、起業への転換点▼ 参考キーワード・登場企業Kikuvihttps://kikuvi.com/Bain Capital/データロボット(Datarobot)/デロイト AIインスティテュート/Globis Capital Partners/Harvey(リーガルAI)/2シグマ/LBO・ハードルレート/100日プラン/ロールアップ戦略/パーマネントキャピタルオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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ペットの犬猫から牛のゲップ対策まで——動物テック投資の今
かつて「飼い主とペット」だった関係は、いま「家族」へと変わりつつあります。すると不思議なもので、飼い主がお金を払う対象が、まるで人間に対するそれと同じになっていく。健康で長生きしてほしい、病気に早く気づきたい、良いものを食べさせたい——。この「ペットの家族化」が、動物の世界に新しい市場を次々と生み出しています。今回は、独断と偏見で選んだ最新の「アニマルスタートアップ」を入り口に、いまどんな動物のサービスがベンチャー投資の対象になっているのかを見ていきます。犬の寿命を延ばす薬から、猫のフレッシュフード、牛のスマート首輪、そして牛のゲップ(メタン)を抑える気候テックまで。「感情にお金が払われるペット市場」と「コストと効率にお金が払われる畜産市場」という対照を軸に、馬や水産・昆虫へと広がる動物経済の今と、それが「ベンチャー投資」として成立する条件を語っています。▼ 今回のトピック ・「ペットの家族化」という価値観の変化——支払いの対象が、人間並みになる ・グッズ市場からヘルスケア市場へ:医療・保険・フード・見守りデバイスに流れる資金 ・犬の寿命に値段がつく:Loyal(ロイヤル)の寿命延伸薬と、FDA承認への歩み ・動物病院体験の再設計(Modern Animal/モダンアニマル)と、予防型ペット保険(Lassie/ラッシー) ・餌からヘルスケア商品へ:フレッシュフードのKatKin(キットキン)、Butternut Box(バターナットボックス)、Lyka(ライカ) ・AIが猫を見分けるトイレなど、健康指標をとる「見守りデバイス」 ・馬のウェアラブル:一頭あたりの価値は高いが、「規模」をどう見るか ・産業動物(畜産)市場のテーマ:コスト・死亡率・飼料効率・環境規制対応 ・牛のスマート首輪Halter(ホルター)、飼料センサーBinSentry(ビンセントリー)、牛のゲップを抑えるRuminant BioTech(ルミナント・バイオテック) ・「スタートアップとして取り組むべき領域か」——規模の壁・海外展開・ユニットエコノミクス▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Whisker / Litter-Robot https://www.whisker.com/KatKin https://www.katkin.com/Loyal https://loyal.com/Modern Animal https://www.modernanimal.com/Horsano https://horsano.com/Lassie https://www.lassie.co/en/Lyka https://lyka.com.au/Butternut Box https://butternutbox.com/Halter https://www.halterhq.com/Ruminant BioTech https://ruminantbiotech.com/BinSentry https://www.binsentry.com/Innovafeed https://innovafeed.com/en/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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米国史上最大級のIPO——イーロン・マスクに見る「資本コスト」のフライホイール
一株135ドル、調達額およそ750億ドル、評価額1.77兆ドル。サウジ・アラムコを上回り、史上最大とされる規模で、スペースXが上場しました。教科書的なDCF(割引キャッシュフロー)では到底説明のつかない値づけに、いま市場は熱狂しています。では、その「価格」は、いったい何を映しているのでしょうか。今回は、2026年6月のスペースX上場を起点に、同社によるCursor(カーソル)の600億ドル買収、そして控えるオープンAI・アンソロピックの上場観測まで、立て続けに起きるメガIPO・大型買収を整理します。あわせて、DCFでは測れない「ナラティブ」に価格がつく資本市場の変質、イーロン・マスクに象徴される連続起業家の「資本フライホイール」、そして久々の大型上場となったタクシーアプリGOまで——海外と日本、両方の資本市場の「いま」を語っています。▼ 今回のトピックスペースX、史上最大規模のIPO——アラムコ超え、上場直後に世界トップクラスの時価総額へ過去最大のVCバック上場だったメタ(旧フェイスブック)との比較NASA契約という転換点:純粋な民間調達だけではなかった成長の軌跡スペースXによるCursor(運営会社Anysphere)の600億ドル買収——VCバック企業として過去最大の買収案件xAI統合とColossus(大規模計算資源)が描く、AIコーディング市場の競争構図DCFでは説明できない価格と「ナラティブ」——物語・アイデンティティに投資する時代か控えるメガIPO:オープンAI、アンソロピック——2026年は資本市場の転換点になるか連続起業家の「資本フライホイール」:なぜ2周目は、低い希薄化のまま最初から巨額を集められるのか「小さく、早く勝つ」が起業家のキャリア戦略になる時代日本のIPO復活:タクシーアプリGO、今年最大規模の上場と堅調な初値 ▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/https://news.crunchbase.com/public/spacex-ipo-1-5t-valuation-would-break-record/https://news.crunchbase.com/public/spacex-record-breaking-ipo-spcx/https://news.crunchbase.com/ma/spcx-acquires-ai-coding-cursor-largest-startup-ma-deal-2026/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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「プロの経営者を雇うな」──10万人組織を官僚主義にしない挑戦
100人の会社が1000人へとスケールするとき、たいてい組織は硬直化する。だからシリーズBを超えたあたりで、VCは「プロの経営者を入れよう」と勧める──。けれど、ある巨大企業のCEOの答えは正反対です。「プロの経営者を雇うな」。良い組織とはこういうものだと訓練されてきた人ほど、官僚的な仕組みを「良いもの」として作ってしまうから、というのがその理由です。前回に続き、米国の著名VC Sequoia Capital のポッドキャスト『Long Strange Trip』から、バイエル現CEOビル・アンダーソンの回を取り上げます。アスピリンを生んだ160年以上の歴史を持つ、従業員10万人超の巨大企業。前回が組織「構造」の作り替えだったのに対し、今回はその裏側にある「人とカルチャー」をどう設計しているかを見ていきます。アマゾンが5人から5万人まで同じ人たちで組織を率いてきたという例、「伝道師か傭兵か」という問い自体を採らない人材観、90日ごとに最も一緒に働いた同僚が「0・1・2」で評価する仕組みと、その評価を報酬から切り離す理由、そして肩書きを「禁止することもまた統制だ」という視点まで。朝倉自身の四半期サイクルでの実践とも重ねながら議論しています。▼ 今回のトピック「プロの経営者を雇うな」──VCの常識(シリーズB後の“格上げ”)への反論アマゾンが5人から5万人まで、同じ人たちで組織を率いてきたという例問題はマネージャー個人ではない。「良い組織とはこういうもの」という訓練が官僚化を生む「伝道師か傭兵か」では考えない──環境さえあれば、人は情熱を持てるという人材観90日サイクルの評価:最も一緒に働いた同僚が「0・1・2」だけで評価するピア評価と報酬のあいだに「壁」を設ける理由──評価が“武器”になり、取引が始まるのを防ぐ1万2千人超の削減、その大半が管理職。従業員は10万人超から約9万人へ肩書きも組織図も「禁止も強制もしない」──禁止すること自体が、ひとつの統制になる「野放し」にはしない:無秩序は、独裁と政治を生むからアウトプット(もっと売る)ではなく、アウトカム(顧客が本当に必要とする性能)で目標を置くこれからのリーダーへの助言:後継者は社内から(ただしナンバー2を安易に選ぶな)/多くの人に話を聞き、部下を信頼する▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Sequoia Capital『Long Strange Trip: CEO to CEO with Brian Halligan』(ビル・アンダーソン回)https://sequoiacap.com/podcast/bayers-bill-anderson-turning-a-168-year-old-tanker-like-a-speedboat/Trooper Salutehttps://open.spotify.com/intl-ja/track/55Kl6ZGDnxIcKVg3GBNAKr?si=f60a8ba4b3ac4c88オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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大企業病は「外から来るウイルス」ではない──バイエルCEOの逆説
大企業病や官僚主義は、健康な組織に外から入り込む「ウイルス」のようなもの──そう考えて、ルールを減らし、複雑さを取り除こうとしてきた。けれど20年戦っても、状況はむしろ悪化していく。その経験からたどり着いた結論は、官僚主義は外から来るのではなく、組織の構造そのものが生み出している、というものでした。今回は、米国の著名VC Sequoia Capital のポッドキャスト『Long Strange Trip』から、ドイツの製薬・ライフサイエンス大手バイエルの現CEO、ビル・アンダーソンの回を取り上げます。アスピリンを生んだ160年以上の歴史を持つ、従業員10万人超の巨大企業を、いかにスタートアップのように速く動かすか。アンダーソンが進めるのは、11〜12あった階層を約6層へ半減させ、1人のマネージャーが見る部下を平均6.5人から14人(最大90人)へ広げ、年次予算を廃止して全社を「90日サイクル」で回すという、徹底した組織の再設計です。命令と統制を成り立たなくし、現場が事業のオーナーにならざるを得ない構造へ。その仕組みを、朝倉自身がミクシィで取り組んだ経験や、上場(IPO)がこうした自由をどう制約するのか、という論点とともに議論しています。▼ 今回のトピック(オープニング)タクシーアプリ「GO」、6月16日に東証グロース上場へ──2026年最大級のIPO官僚主義は「外から来るウイルス」ではなく、組織の構造そのものが生み出すもの20年戦って気づいた、「戦い方そのものが間違っていた」という発想の転換官僚主義の正体:何層もの階層、機能別の縦割り、現場から遠い意思決定、無数のサインオフバイエルの改革:階層を約半分に、部下数を最大90人に、年次予算を廃止全社を「90日サイクル」で回す──投資家との約束(Tier1)と四半期ごとの再配分(Tier2)マネージャーの役割が「指示」から「詰まりを取り除く潤滑油」へ朝倉の視点①:官僚主義は自己免疫疾患──真面目に組織を守ろうとするほど、新しい挑戦を異物として排除する朝倉の視点②:上場(IPO)が求める規律と、機動的な組織運営の緊張関係朝倉の視点③:組織を「うまく管理する」より、「管理しなくて済む」環境をつくる率直な留保:アンダーソンの改革はまだ「これから」。再成長に乗せた成功物語ではない▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/タクシー配車GOのIPOに海外勢から20倍の需要、日本株に関心-関係者https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-06-10/TGE2EAKJH6V400#gsc.tab=0新規上場会社情報https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.htmlSequoia Capital『Long Strange Trip: CEO to CEO with Brian Halligan』(ビル・アンダーソン回)https://sequoiacap.com/podcast/bayers-bill-anderson-turning-a-168-year-old-tanker-like-a-speedboat/Sports 「Sports wear」https://open.spotify.com/track/4jLzHTwpTYVHzGhg8IQi9v?si=7Cco8TjZSq20LDWkAqMOIgオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【ピッチ講座③】削るが9割——6分間のピッチを仕上げる引き算の実装術
思想が固まり、中身が決まった。あとはそれをどう実装するか——全3回シリーズの最終回「実装編」では、ピッチの仕上げに直結する具体的な技術を解説します。6分間に収まらないのは練習不足ではなく、多くの場合は構成の問題です。削る勇気を持つことが、実は最も重要な実装作業です。▼ 今回のトピック削るが9割——テーブルの上に出した情報を、譲れないものだけになるまで落とし続ける作業ピッチ資料は「投影資料」であり手元資料ではない——紙芝居として語り口を主役にする設計ワンスライド・ワンメッセージ——フォント18pt以上、文字詰め込み禁止の視認性の原則早口は情報過多のサイン——話すスピードではなく情報量でコントロールする話した量ではなく、伝わった量で評価する発想への転換ステージ別の訴求ポイント——シード期はビジョン・チーム・ワイノウ、シリーズA以降はトラクションと数字6分間の時間配分の目安——ワンライナー30秒からVCマネーの使途まで、区間ごとの設計ピボット・事業転換をポジティブに語る——「逃げのピボット」に見せない既存アセットの活かし方資金調達の表現と金融商品取引法——調達予定額・クローズ時期を公開の場で言ってはいけない理由全3回の総括——ピッチは説明ではなく聞き手目線への翻訳であり、次につなげることが唯一のゴール▼ 参考キーワードピッチ資料、投影資料、ワンスライドワンメッセージ、シードラウンド、シリーズA、ファウンダーマーケットフィット、金融商品取引法、資金調達、ピボット▼ 参考オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【ピッチ講座②】投資家が本当に知りたいことは何か——儲かる・伸びる・勝てるを伝える中身の設計
「この会社は儲かるのか、伸びるのか、勝てるのか」——投資家がピッチを聞きながら頭の中で問い続けているのは、突き詰めればこの問いです。しかしピッチする側がやってしまいがちなのは、会社がたどってきた社内の歴史やジャーニーを時系列で説明することです。投資家が知りたいのは過去ではなく、現在の事業の構造と、これからの姿です。全3回シリーズの第2回「中身編」では、投資家が実際に知りたいポイントに即した5つの原則を解説します。▼ 今回のトピック投資家が聞きたいのは社内事情ではなく事業の構造——儲かる・伸びる・誰が使う・なぜ勝てるか過去のジャーニーを語らない——現在のスナップショットと未来の変遷に絞る理由ビジネスモデルは既知の型で示す——SaaS・マーケットプレイス・トランザクション課金で理解コストを下げるVCマネーが入ることで何が加速するか——良い事業とVC投資に向く事業は違うFI表記禁止——自社年度基準ではなくカレンダーイヤーと絶対値で語るARR・MRR・導入社数は明確に——成長率だけでなく実数値を出すことで次の対話が生まれる顧客名・プロダクト画面・ビフォアフターで記憶に残す——数字と具体事例はセットで使え競合は先手で触れる——「競合いません」が最もガッカリされる理由自社内の新旧比較表は投資家向けには機能しない——初めて会う相手への翻訳を徹底する▼ 参考キーワードビジネスモデル、ARR、MRR、ユニットエコノミクス、トラクション、ネットワーク効果、競合分析、SaaS、資金調達▼ 参考KIMONOShttps://open.spotify.com/intl-ja/album/2Qfnw0ETnTo3Oy6lqFqqaR?si=g6EOghJHQ7eXecMGC7cw7Qオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【ピッチ講座①】ピッチは説明ではない——オーディエンスの3つの前提から始めるピッチ設計
投資家の前で話す機会を得たとき、多くの起業家は「いかに詳しく説明するか」に集中してしまいます。しかしピッチの本質は説明ではなく、聞き手目線への翻訳です。今回は、Animal Spirits主催「Selected Startup Pitch」で78社のピッチを聞き、33社に直接フィードバックを行った経験をもとに、全3回シリーズの第1回「思想編」をお届けします。そもそも投資家とはどういう状態でピッチを聞いているのか——この出発点を押さえないまま準備をしても、伝わるピッチは作れません。▼ 今回のトピックSelected Startup Pitchの開催背景——78社・208名の投資家が集まったイベントで見えたことピッチのTPO——1対1の会議室と数十名のイベント登壇では、あるべき形が根本から違うオーディエンスの3つの前提——何も知らない・興味ゼロ・情報疲労6分間のピッチに投資判断を期待しない——ゴールは「個別に話を聞いてみたい」と思わせること冒頭30秒のワンライナー——最初の一文で何の会社かを言い切ることの絶対的重要性チーム紹介は経歴の羅列ではなく「なぜこのチームか」の根拠として機能させる余白の戦略——意図的に語り切らず、聞き手に質問させる上級者の設計「Uber for ○○」に学ぶ記憶のタグ作り——投資家の頭の棚に収まる説明の力▼ 参考キーワードファウンダーマーケットフィット、ワンライナー、ピッチイベント、YCombinator Demo Day、資金調達、エレベーターピッチ▼ 参考瞬きの音 押見修造https://amzn.to/4eudK2oオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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a16z が説く「灯台戦略」──製品が作れる時代の、人の集め方
AIのおかげで、製品やプロトタイプを「作る」コストは限りなくゼロに近づいています。一方で、優秀な人材を採用し、顧客に信頼され、人が集まりたくなる文化をつくる──この「人を惹きつける」コストは、まったく下がっていません。誰もがそこそこ良いものを作れる時代だからこそ、最高の人と顧客に「自分を選んでもらえるか」が勝敗を分けます。今回は、著名VCの Andreessen Horowitz(a16z)が公開した記事『The Lighthouse Playbook(灯台のプレイブック)』を取り上げます。著者は同社でエコシステムづくりを担うデイビッド・ブース。彼が提案するのは、「自分を照らすのをやめ、自分の周りにいる信頼できる人を照らす」という逆説的な戦略です。その人が業界で目立ち、尊敬される存在になるよう、見返りを求めずに手を貸す。すると灯台が船を導くように、その人自身の言葉を通じて、次の優秀な人材や顧客が自然とこちらへ集まってくる──という発想です。最有力の「灯台」は社外のスターではなく、表に出ていない自社の凄腕社員だといいます。インフルエンサー・マーケティングとはむしろ正反対のこのアプローチを、実践の5ステップと、朝倉の視点から見た論点(初期の会社が「旗を掲げる」ことの重要性、社員を押し出すことの引き抜きリスク、「AI時代に実績の価値は本当に下がるのか」という問い)とともに議論しています。▼ 今回のトピック灯台戦略とは何か──自分を照らすのをやめ、周囲の人を照らすという発想AI時代に逆転する「信頼の伝わり方」:実績の誇示より、信頼する人の一言最良の灯台は、社外の有名人ではなく自社の「無名の凄腕」社員インフルエンサー・マーケティングとの決定的な違い:見返りを求めないこと実践の5ステップ:世界観を掲げる/灯台候補を見つける/その人のブランドを育てる/人が集まる場をつくる/繰り返すDatabricks に見る、技術リーダーを「業界で尊敬される発信者」に育てる投資Googleの教訓:信頼は「自分のサイトから早く送り出す」ことで生まれる朝倉の視点①:何もない初期の会社こそ、まず「旗を掲げる」ことが最重要朝倉の視点②:凄腕社員を表に出すことで生じる「人材引き抜き」のリスク下がらない「人を惹きつけるコスト」を、今後の戦略でどう捉えるか▼ 参考StrayCats Elvis on Velvethttps://open.spotify.com/intl-ja/track/5hw0jbw8p8vcPmtE1Uktsq?si=8311bb3da49a445aスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/The Lighthouse Playbookhttps://a16z.com/the-lighthouse-playbook/ オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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「一番の悩みは?」はもう効かない──AI時代の顧客発見の新常識
「あなたが今、一番困っていることは何ですか?」── 顧客発見の定番だったこの質問が、もう通用しなくなっています。優秀なIT担当者は、自覚している課題のほとんどを自分で解決してしまうからです。では、本当のニーズはどうやって引き出すのか。今回は、IT部門の業務をAIで自動化する Serval(サーバル)が、2024年4月の創業からわずか2年弱でユニコーンに到達するまでの軌跡を、First Round Review の記事をもとに読み解きます。創業者ジェイク・ストーチが前職の物理セキュリティ企業 Verkada(ヴァーカダ)で得た3つの教訓──すでに予算が動く市場に「10倍良いもの」を持ち込む、法人顧客も家に帰れば一人の消費者である、一番難しいところを最初に作る──を軸に、桁違いの規模を誇る既存大手 ServiceNow にどう挑むのか、そしてAI時代に「業務を知り尽くした者」がなぜ強くなるのかを議論しています。▼ 今回のトピック「一番の悩みは?」が効かない理由と、それに代わる新しい顧客発見の問いServal 創業の経緯:Duke 中退、NeuroPlus、そして Verkada での5年間教訓①:すでにお金が動く市場に「10倍良いもの」を持ち込む教訓②:法人顧客も、家では消費者──仕事場に「家の体験」を持ち込む教訓③:一番難しいところを最初に作り、模倣されない壁にする自然言語で業務自動化が組み上がる「ワークフロービルダー」と、デモが商談を決める瞬間巨大な既存大手 ServiceNow への挑み方:「狭く絞る」定石を捨てた両取り戦略イネーブラーかディスラプターか──朝倉が語る、AI時代に取るべき立ち位置AI×ドメイン知識:業務を熟知した人材が、なぜこれからより強くなるのか2026年のテーマ:いかに業務ワークフローに入り込み、UXを獲るか▼ 参考ととのいエールhttps://amzn.to/4dUEARdスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Serval's Path to Product-Market Fit — Win Enterprise Buyers by Treating Them Like Consumershttps://review.firstround.com/servals-path-to-product-market-fit/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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AIはどこで本当に使われているのか──法人導入の現在地
企業のAI導入は、本当に本番利用まで進んでいるのでしょうか。個人ではChatGPTやClaudeを日常的に使う人が増えていますが、企業の業務プロセスに組み込むとなると、話は一気に難しくなります。今回は、a16zが公開した “Where Enterprises Are Actually Adopting AI” をもとに、企業がどの業務で人工知能にお金を払い、本番利用を進めているのかを整理します。コーディング、顧客サポート、社内検索、法務、医療といった領域では、成果が測りやすく、人間の確認も組み込みやすいため、導入が進み始めています。一方で、日本企業では、個人レベルの業務利用は広がっているものの、業務プロセスへの組み込みはまだ限定的です。この差は単なる技術理解の問題ではなく、組織の意思決定、リスク回避、企業文化の問題でもあります。朝倉はこの状況を、日本のAIスタートアップにとっての機会であると同時に、危うさでもあると指摘します。導入の遅い顧客に合わせてツールを売るだけでは、海外で実績を積んだプロダクトに後から市場を奪われる可能性がある。むしろ、AIを使って既存業務そのものを塗り替える事業に挑むべきではないか。今回は、企業のAI導入の現在地と、日本のスタートアップが取るべき戦い方を考えます。▼ 今回のトピック企業の人工知能導入は、実証実験を超えて本番利用に進んでいるのかFortune 500、Global 2000で進む主要企業向け人工知能スタートアップの有料導入コーディング支援が、人工知能導入の本命領域になりやすい理由顧客サポートで導入が進む背景──件数、解決率、対応コストを測りやすい業務社内検索、ナレッジ検索が企業の深い課題になっている構造法務・医療領域で人工知能が入りやすい理由──文書業務と人間の確認日本企業は、個人利用は進むが業務プロセスへの組み込みが遅い組織になった瞬間に導入が遅くなる日本企業の構造(朝倉の視点)人工知能ツールを売るのか、業務そのものを塗り替えるのか日本のスタートアップは、導入の遅い顧客に合わせるべきか、真正面から既存産業を変えに行くべきか▼ 参考情報MOON CHILD -- Blue suede shooting starhttps://open.spotify.com/track/2COHLG24ios5fXwEQqyFgO?si=0QwCRojHSUianZ0ZEF4jqgスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Sequoia Capital ポッドキャスト「Long Strange Trip」 Ben Horowitz On What Makes a Great Founderhttps://sequoiacap.com/podcast/ben-horowitz-on-what-makes-a-great-founder/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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AIは「無料ユーザー」から「法人課金」へ──OpenAIが狙う次の収益源
AIの競争は、モデル性能の優劣だけではなく、企業の業務にどれだけ深く入り込めるかという段階に移りつつあります。OpenAIは、個人利用で広がったChatGPTを足がかりに、法人向け市場への展開を本格化させようとしています。一方でAnthropicは、Claudeを軸に、開発、金融、コンサルティング、専門職業務といった高付加価値領域で存在感を強めています。今回は、OpenAIの法人向け展開に関するニュースを起点に、なぜAI企業が法人市場に向かうのか、企業導入では何が障壁になるのか、そしてMicrosoftやGoogleのような既存の業務基盤を持つ巨大企業に対して、OpenAIやAnthropicはどこに勝ち筋を見出しているのかを整理します。重要なのは、単に「どのAIが賢いか」ではありません。企業導入では、社内データの整備、既存システムとの接続、権限管理、情報漏洩対策、利用定着といった現実的な課題があります。OpenAIはトップダウンで法人市場を攻め、Claudeは現場の開発者や専門職から広がる。この対比から、法人向けAI市場の現在地を考えます。▼ 今回のトピックOpenAIはなぜ法人向け市場に本格的に向かうのか個人向けChatGPTの普及が、法人導入の追い風になる構造AI企業にとって、なぜ法人市場が重要な収益源になるのか企業導入で問われるのは、モデル性能だけではない社内データ、既存システム、権限管理、情報漏洩対策、利用定着という導入の壁Forward Deployed Engineer──顧客現場に入り、AI導入を本番展開まで進める人材の意味OpenAIの法人戦略と、AnthropicのClaudeが狙う専門職・高付加価値業務PwC(PricewaterhouseCoopers)との提携に見る、Claudeの法人展開Microsoft CopilotとGoogle Geminiが持つ、既存業務基盤という強みOpenAIとClaudeは、既存の業務ツールを置き換えるのか、それとも仕事の入口を握るのかトップダウンで攻めるOpenAI、現場から広がるClaudeという対比AI市場は、MicrosoftとGoogleの代理戦争として見ることもできるのか日本企業がAIを導入するときに起こりそうな現実的なボトルネック▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/ Where Enterprises are Actually Adopting AIhttps://a16z.com/where-enterprises-are-actually-adopting-ai/DX動向2025https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/tbl5kb0000001mn2-att/dx-trend-2025.pdfオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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「勝ちパターン」消滅、イージーゲームの終わりにVCはどう向き合うか
リカーリングレベニュー、シートライセンスの拡張性、ネットドルリテンションのカーブ。これらの指標が右肩上がりであれば、VCは「見たことがあるスケールするパターンだ」と確信できた。SaaSというビジネスモデルが、その確信を支えていました。今回は、Forbesに掲載されたアレクサンダー・プーティオの論考をベースに、AIがSaaSの前提そのものを無効化しつつある中で、VCの投資判断はどう変わるのか——あるいは変われないのか、という話をしています。創業者は投資家が聞きたいストーリーを語り、LPは自分の判断を疑いたくなく、VCは今の基準を否定するインセンティブがない。このループの中で、誰が最初に「パターンが変わった」と言い出せるのか。朝倉は「SaaS時代のVC投資はイージーゲームだった」と振り返りつつ、「オワコンと言われた時が一番美味しい」とも。▼ 今回のトピックVCのパターンマッチング:過去の成功事例との類似性で投資判断する手法の限界ベン・ホロウィッツの警鐘:「多くのVCはパターンマッチングに頼りすぎている」エコシステム全体のステータスクオ・バイアス:創業者・LP・VCの全員が現状維持で得をする構造AIがSaaS指標を無効化する:シートライセンスモデルの前提が崩れ始めているソフトウェアの作り方と使い方、両方が変わった:非エンジニアでも構築可能、エージェントが組織の壁を超える2人と手紙だけで800万ドル調達:AI時代の「勝つ企業」の姿参入障壁の移動:製品の技術的優位性からブランドと信頼の獲得へSaaS時代のVC投資は「イージーゲーム」だった:メトリクスが信じられる限りにおいてTiger Globalに代表される非伝統的投資家の参入と退場、PSR20倍の時代の教訓ピーター・ティールの問いとVCの現実:「自分だけが信じている真実」は大抵間違っている新規VCを今から始めることの困難さと、「みんながダメと言っている時こそチャンス」の逆説▼ 参考情報OMSB「大衆」https://open.spotify.com/track/33aS7sSaFqxb9RN8uTNUzC?si=XMUiBOEDQTKfUGsoIVRH3gスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/AIがSaaSモデルを破壊する中、VCは過去のパターン認識に固執しているhttps://forbesjapan.com/articles/detail/95257オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【ゲスト会:尾原和啓氏】メタスキルとは何か — スキルが「共通通貨」になる時代の勝負どころ
ロジカルシンキング、問題解決、プロジェクトマネジメント。どんな職業でも通用する「ポータブルスキル」さえ身につけておけば安泰だ——私たちは長らくそう信じてきました。ところがAIの登場以降、そのポータブルスキルそのものが、誰でも呼び出せる「コモディティ」になりつつあります。スキルが交換可能な共通通貨になった世界では、「スキルそのもの」を磨くこと以上に、「どの盤面=どのゲームで戦うか」を見極める力が問われます。これを本書は メタスキル/メタゲーム と呼びます。今回は、書籍『メタスキル』の出版対談として、この概念を軸に——戦闘力を競うゲームから一度降り、自分に有利なルールの上へ立ち位置を組み替えるとはどういうことか、そして無自覚に発揮される3つのメタスキル「作為を見抜く」「空気を読まない」「急所を突き続ける」とは何か、を掘り下げています。▼ 今回のトピックメタスキルとメタゲーム — 本書が本当に語っているのは「戦略」であるAI時代にスキルが「共通通貨」化し、コモディティになるという前提ポケモンのように召喚できるスキルを、どう組み合わせ、どんなデッキで戦うかマッキンゼー「CEO量産機」神話と、ポータブルスキルの終焉盤面を選ぶ — 戦闘力ではなく、ゲームのルールを書き換えるスペックは高いのに「生き方が下手な人」がハマる罠メタスキル①「作為」を見抜くセンサー — 誘導される文章、空虚な権威メタスキル②空気を読まない(流されない)— 予定調和を嫌うという知性メタスキル③急所を突き続けるキャラクター — 痛いからこそ愛される構造「何が書かれていないか」を読む批評家精神自分自身の「作為」を検知し、あえて厳しく指摘してもらうという視点「革新的」と並べるだけのピッチを、人はなぜ一瞬で見抜くのかAIという「部屋の中の象」を、日本企業はなぜ見て見ぬふりをするのか▼ 参考文献・キーワード『メタスキル:努力の価値が変わる時代の「AI×自分」戦略』深津貴之 (著), けんすう(古川健介) (著), 尾原和啓 (著) https://amzn.to/4nOulRSジャック・ウェルチ『ウィニング 勝利の経営』— 率直さ(キャンダー)/ Let's Face It「Elephant in the Room(部屋の中の象)」編集・見立て・レトリックという知的遊戯と、その限界渋沢栄一『論語と算盤』— 言行一致と「作為のなさ」Anthropic「Claude Skills」— スキルのパッケージ化とポータビリティオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=defaultThis is 令和スタートアップでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【ゲスト会:尾原和啓氏】AI×PE ── 買収企業をAIで作り変え、桁違いのリターンを生む新手法
優れたプロダクトをつくり、現場でもよく使われている。チャーンも起きていない。それなのに、事業はなぜか伸びない。多くのSaaSスタートアップが直面するこの停滞の正体は、プロダクトの良し悪しではなく、顧客企業の意思決定の遅さにあります。今回は、ゴールデンウィークに飛び込んできた「AI大手とPEファンドの提携」というニュースを入り口に、PEがAIを武器に企業を上から変革していく「P×AIモデル」の構造を読み解きながら、スタートアップは「イネーブラー」であることをやめ、「ディスラプター」としてフルスタックに事業を取りに行くべきではないか、という話をしています。▼ 今回のトピックOpenAI×TPG、Anthropic×ブラックストーン ── 同日に立ち上がった「AIコンサル会社」の正体総額8000億円、5年で2.4倍を確約 ── 17.5%というハードルレートの異常さPEの基本構造:バイアウト、レバレッジ、そして「結局はレバレッジゲーム」という業界の本音金利上昇局面で、AIは本当に「オペレーションのα」を生み出せるのかバリューアップは価値創出か、それともLP向け・ソーシング向けのアピールか95%のAI導入が失敗する理由 ── MIT・ギャラップ調査が示す「中間管理職の抵抗」イネーブラーという固定観念を捨てる ── ディスラプターとしてのフルスタックスタートアップ令和トラベル、Cursor、ユニクロ・SHEIN ── 「自分でやりきる」企業たち労働流動性が低い日本でこそ、フルスタック・ディスラプターに活路があるロールアップスタートアップという「日本特有のハック」 ── PEをVCのレバレッジで出し抜く創業者は、金融プレイヤーよりも「この産業を本気でやる人」を選ぶ▼ 参考文献・キーワード『メタスキル:努力の価値が変わる時代の「AI×自分」戦略』深津貴之 (著), けんすう(古川健介) (著), 尾原和啓 (著) https://amzn.to/4nOulRSマーク・アンドリーセン「フルスタックスタートアップ」FDE(Forward Deployed Engineer)ハードルレート/レバレッジド・バイアウト(LBO)MIT・ギャラップによるAI導入調査(95%が全社展開に失敗)令和トラベル/Cursor/SHEIN/ユニクロ(SPAモデル)ロールアップスタートアップブラックストーン/TPG/ベインオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=defaultThis is 令和スタートアップでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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【ゲスト会】「人も金もない時代」の起業家たち ― ザッパラス創業者・玉置真理という生き方
20歳で起業し、ダイヤルQ2ビジネスで一世を風靡するも翌年に経営破綻。7億円の負債を背負った和歌山出身の女子大生は、その後GMO熊谷正寿氏と出会い、ザッパラスを創業して上場企業の代表を20年以上務めることになります。今回は、日本のインターネット黎明期から令和まで、起業家として駆け抜けてきた玉置真理さんをゲストにお迎えしました。SNSも顔写真も出さず、長らく表舞台に出てこなかった「伝説の起業家」が、自らの半生と、上場企業の代表を退いた後に立ち上げた新事業「キャリア逆転塾 ヒトハタ」について語ります。▼ 今回のトピック和歌山から東京大学へ、サークル活動の延長としての起業ダイヤルQ2ネットワーク創業と、20歳での経営破綻「市場が一夜で4割に、入金サイトは2ヶ月から4ヶ月へ」― キャッシュフロー破綻の瞬間7億円の借金返済生活と、痛みが麻痺していく感覚インターキューが世界一になった日iモード黎明期、夏野剛氏との縁から始まったザッパラス創業「事業計画書は出しません、上場もしません」― 信頼だけで集めた創業資金父の死と「働くとは何か」という問い大義なき欲望から始まった起業の強さ ― 社会課題ドリブン世代との対比消耗労働という構造課題と、新事業「キャリア逆転塾 ヒトハタ」への挑戦学歴も経験もない人が伸びるための「ビジネス基礎力」とは▼ 関連キーワードダイヤルQ2ネットワーク/インターキュー/GMOインターネット/ザッパラス/『社長失格』板倉雄一郎/『あのバカに任せてみよう』/iモード/夏野剛▼ 参考情報島倉千代子「人生いろいろ」https://open.spotify.com/track/5hIBNRNYo7zVcXNgbO4kCD?si=P1BacrG8QEC_Sq9xdbYKOgキャリア逆転塾 ヒトハタhttps://hitohata.co/玉置真理さんのPodcast『メタ仕事論』(朝倉もゲスト出演しています)https://open.spotify.com/show/0TKrkefoV5MgtSv6b7Mjmw?si=IhlBQRvsTZiLysVUpa7-8Qオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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ベン・ホロウィッツが語る、「最も失敗しやすい採用」とは
採用において、最も失敗しやすいポジションはどこか。A16Z共同創業者のベン・ホロウィッツは、迷わず「営業統括責任者(VP of Sales)」だと答えます。理由は単なる相性の問題ではなく、エンジニア気質のファウンダーが、まったく異なる思考様式を持つ職種を評価しようとする構造的なミスマッチにあります。今回は、Sequoia Capitalが運営するポッドキャスト「Long Strange Trip」に2026年2月に出演したベン・ホロウィッツの回をもとに、採用、Founderモード、企業文化、CEOの自己革新という四つの論点を取り上げています。経営の本質を抽象的な価値観の言葉ではなく行動の水準まで落とし込んで語る、ホロウィッツらしいエピソードの要約をご紹介します。▼ 今回のトピック最も失敗しやすい採用は「営業統括責任者」──ベン・ホロウィッツの観察エンジニア気質のファウンダーと優れた営業人材のあいだにある思考のミスマッチ「誰を連れてくるか」が示す営業リーダーの実力何を売ったかではなく、どれだけ難しい状況で売ったか──Databricks初代営業責任者の例Founderモードの本質と、その誤用への警鐘経験豊富な人材を避ける判断が、エンタープライズ向けビジネスで生むリスクカルチャーを規定するのは行動である──Andreessen Horowitzが社内で明示的に禁止していること抽象的な価値観の言葉が「プラティチュード(陳腐な決まり文句)」になる構造CEOの自信は30年かけて育つ──ザッカーバーグ、ジェンスン・フアン、マスクの場合自分が分からない領域の人材を、どう評価するか(朝倉の視点)看板で売ったのか、実力で売ったのか──マーケターのキャリア評価への示唆▼ 参考情報VIDEOTAPEMUSIChttps://open.spotify.com/artist/7yyl43NN4h6ZFP1DnbzeaJ?si=VA3hcWKRQBW9BuTvc7FO2wスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Sequoia Capital ポッドキャスト「Long Strange Trip」 Ben Horowitz On What Makes a Great Founderhttps://sequoiacap.com/podcast/ben-horowitz-on-what-makes-a-great-founder/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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ベン・ホロウィッツが見てきた偉大なファウンダーCEOの共通点
偉大なファウンダーCEOには、共通の「型」があるのでしょうか。マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク、DatabricksのAli Ghodsi──三者三様で、見た目も性格もまったく異なります。ところがA16Z共同創業者のベン・ホロウィッツは、数百社への投資経験から「型はないが、共通点はある」と言い切ります。今回は、Sequoia Capitalが運営するポッドキャスト「Long Strange Trip」のベン・ホロウィッツ回をもとに、偉大なファウンダーCEOに共通する二つの素質、突出した知性は創業者に必須かという問い、ベンが今最も優れていると評するCEOの存在、そしてCEOが組織を壊す二つの失敗パターンを取り上げています。具体的な経営者の名前と挿話を交えながら語られる、経験豊富な投資家ならではのエピソードが参考になります。▼ 今回のトピック偉大なファウンダーCEOに「型」はない──ベン・ホロウィッツの観察共通点その一:自分の頭で考えること──ピッチの場で相手の顔色を読んで答えを変えない共通点その二:人を引きつける力──コリン・パウエルのリーダーシップの定義数学オリンピックや将棋チャンピオンのような突出した知性は創業者に必須か──Sequoia社内の議論市場と事業の性質によって、求められる知性は異なる(HubSpot vs Google・NVIDIA)「最高の企業は例外なく、例外的に頭のいい人間が創業している」ベンが「今、最も優れている」と評するDatabricks CEO Ali Ghodsiイラン革命で全てを失った経験が、異常な危機感(パラノイア)の源泉にファウンダーCEOが陥る失敗パターン一:過度な権限委譲が生む社内政治ファウンダーCEOが陥る失敗パターン二:決断の先送りこそ最も危険な不作為「旗を掲げる」「率直さ(Candid)」──朝倉の補助線空気を読めない、ではなく、空気を読んだ上で読まないという決断力▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Sequoia Capital ポッドキャスト「Long Strange Trip」 Ben Horowitz On What Makes a Great Founderhttps://sequoiacap.com/podcast/ben-horowitz-on-what-makes-a-great-founder/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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フィジカルAI、防衛、ロボティクス——工業国ドイツの選択と日本の可能性
ドイツの2026年Q1のVC投資額は41億ユーロ(約7650億円)。これは日本の2025年通年のスタートアップ投資とほぼ同規模です。人口は日本の約68%、GDPは1.2倍。とんでもなく桁が違うわけではないが、確実に先を行っている——。今回は、PitchBookの「Germany Market Snapshot」をベースに、ドイツのVC市場を掘り下げています。AI関連が投資額の85%を占め、わずか2社で全体の6割という極端な集中構造。産業ロボティクス、エネルギー転換、防衛といったセクターの顔ぶれは日本に重なるところが多く、「フィジカルAI」の可能性も共通しています。一方で、公的・準公的資金の層の厚さ、ミュンヘン工科大学の領域別ベンチャーラボのきめ細かさには差がある。そして防衛予算の増額とVCのサイドレター制約の間にある溝——朝倉は「LPの姿勢と時代の変化に歪が生じている」と指摘しています。▼ 今回のトピックドイツQ1のVC投資額41億ユーロ、日本の通年投資額とほぼ同規模という現実AI関連が35億ユーロ(85%)、Neura Robotics(15億ユーロ)とClover(10.4億ユーロ)の2社で6割産業ロボティクス・エネルギー転換・業務ソフトウェア——ドイツと日本のセクターの重なり「フィジカルAI」という共通の勝ち筋:工業国ドイツの選択と日本の可能性防衛費増額が追い風に:防衛・ロボティクス・宇宙・AIで大型ラウンドが続出公的・準公的資金の層の厚さ:KfW WIN Initiative(26.4億ユーロ)、EIF German Equity(16億ユーロ)、High-Tech Gründerfonds、DeepTech & Climate FundsなどJICや中小機構との類似点と、ドイツの方が種類・規模ともに充実している現実政府調達という「売上」:防衛・宇宙領域で政府がスタートアップの顧客になる構造ミュンヘン工科大学のTUM Venture Labs:ロボティクス、AI、航空宇宙防衛、量子半導体など領域別のインキュベーション敗戦国としての共通の制約と、「アメリカの傘」が閉じつつある現実ESG・サイドレターと防衛投資の矛盾:次のラウンドがフォローできないリスクパランティアの宣言に見る時代の転換点▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Q1 2026Germany Market Snapshothttps://pitchbook.com/news/reports/q1-2026-germany-market-snapshotオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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ヘルスケアからAIへ——欧州トップセクターが1年で入れ替わった2026Q1
1年前、ヨーロッパで最もお金が集まっていたセクターはヘルスケアとバイオでした。AIは3番手で、投資額は27億ドル。それが2026年Q1には92億ドル——3倍以上になり、トップセクターが完全に入れ替わっています。今回は、前回の北米に続いて、Crunchbase NewsとPitchBookのデータをベースにヨーロッパのQ1投資動向を見ています。金額は伸びているのに件数は40%減という「選択と集中」の深まり、AI×クリーンテックやAI×先端製造といった既存産業との掛け合わせで資金が流れている構造、そして調達ではAIが主役なのに出口ではまだAIの比率が下がっているという時差。朝倉の「バブルが弾けるタイミングとエグジットのタイミング、どっちが先に来るのか」という問いかけも。▼ 今回のトピック欧州Q1投資総額176億ドル(約2兆6400億円)、前年同期比で堅調な伸び件数は前年同期比40%減——金額増・件数減の「選択と集中」が鮮明にレイターステージ92億ドル(前年同期比91%増)、アーリーは20%減シード31億ドルの内訳:フランスのAdvanced Machine Intelligenceの10億ドル級調達が牽引1年でトップセクターがヘルスケアからAIに完全交代:27億ドル→92億ドルAI×クリーンテック(82.4%増)、AI×先端製造(271.8%増)——AIが他セクターに波及フィンテックは前年比10%減の見通し:AIに「押し出されている」構図地域別:イギリス74億ドルが圧倒、フランス29億ドル、ドイツ19億ドルIPOウィンドウは開きつつあるが全面回復ではない、出口の半分がM&A調達はAI主役だが、出口でのAI比率は42.1%→22.6%に低下——この時差の意味VCファンドレイズは記録的低水準から若干持ち直し(35億ユーロ)90年代のインターネット、2010年代のスマホと同じ構造:AI波は時差で日本にも来るバブルと未上場期間の長期化を掛け合わせたとき、レイターは「ハラハラする展開」になる▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/AI Drives Europe’s Second Straight Quarter Of Funding Gain As Deal Volume Falls Sharplyhttps://news.crunchbase.com/venture/funding-picked-up-ai-led-europe-q1-2026/European Venture Reporthttps://pitchbook.com/news/reports/q1-2026-european-venture-reportオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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北米Q1、投資額40兆円——OpenAI1社で過去最高記録を超えた四半期
北米のスタートアップ投資額が、2026年Q1だけで約40兆円に達しました。前四半期比277%増、過去最高記録です。ただし、その88%はレイターステージが占めており、OpenAI単体の1220億ドル(約19.4兆円)だけで過去の四半期最高額を上回っています。今回は、Crunchbase NewsとPitchBookのデータをベースに、この「Surges(サージ)」の中身を分解しています。件数は減っているのに金額だけが爆発する構造、AI関連が金額の87%・件数の42.5%を占める偏り、シードのバリュエーションがトップ5%で1年前の3倍に跳ね上がっている現実。そしてOpenAIが日本人の個人投資家にまでミニマム1ミリオンで声をかけているという話も。▼ 今回のトピック北米Q1投資額約40兆円、前四半期比277%増の内訳レイターステージが88%を占める構造:OpenAI・Anthropic・xAI・Waymoの巨額調達OpenAI 1220億ドル、1社だけで過去四半期最高記録を超えている異常値アーリーステージも前年同期比56%増、件数減でも1件あたりが大型化シードは横ばいだがバリュエーションが急騰:トップ5%は173ミリオン(約250億円)AI関連が金額の87%、件数の42.5%——AI企業は非AIより半年短い間隔で次のラウンドへAI以外で関心が残る領域:防衛テックとサイバーセキュリティIPOは回復基調だが「待ち行列」解消には程遠い、上場企業の4割がバイオテックM&Aの主戦場はAI戦略:Google×Wiz 320億ドル、SpaceX×Cursor買収の動きVCファンドレイズも極端な偏り:6社で全体の76.2%を占める集中構造OpenAIが日本人個人にもミニマム1ミリオンで出資を打診——「民主化しすぎやろ」問題▼ 参考情報『ヒューマンインザループ 未来企業サクラス』サメ係https://amzn.to/42rBttiスピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/North America Q1 Funding Surges Across Stages To Record Levelhttps://news.crunchbase.com/venture/funding-surges-all-stages-ai-north-america-q1-2026/PitchBook-NVCA Venture Monitorhttps://nvca.org/pitchbook-nvca-venture-monitor/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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AIトレンドは、アンビエント・音声化へ——a16zレポートが描く「次の数ヶ月」
GPT、Claude、Gemini。3つのAIプラットフォームのアプリストアが重複しているのは、わずか11%。残りの89%は完全に分岐している——。今回は、Andreessen Horowitzが発表した「Top 100 Gen AI Consumer Apps」第6版をベースに、AIの競争が「モデルの性能比較」から「プラットフォームの覇権争い」へと移行しつつある構造、エージェントの台頭、そして音声とデスクトップによる「アンビエント化」が数ヶ月単位で迫っているという話をしています。朝倉の「会食のお礼メールAI活用法」や、2023年にはまだ議事録係のインターンを採用しようとしていた話など、実感ベースのAI浸透度も。▼ 今回のトピックGPT週間アクティブユーザー9億人、世界人口の10%超が毎週使っている現実Claude成長率200%超、Gemini258%——追う側の速度が示すものGPTは全方位型、Claudeはプロシューマー型、Geminiは既存ユーザー浸透型:3社の棲み分け記憶の蓄積が乗り換えコストを跳ね上げる——「Sign in with ChatGPT」構想の意味検索戦争ではなくモバイルOS戦争:iOSとAndroidのような並立へOpenCrew(→OpenAI買収)とManus(→Meta約20億ドル買収)に見るエージェントの進化コーディングという垂直領域から汎用タスクへ:エージェントの水平展開デスクトップネイティブAIとアンビエント化——ブラウザを開かずにAIがそこにいる世界音声が「今後6〜9ヶ月で最大のトレンド」になるという断言AI普及率1位はシンガポール、アメリカは20位——文化的楽観性が普及速度を左右する日本の普及はアーリーアダプターとマスで大きな差がある可能性「数年後ではなく数ヶ月単位」で変わるという予測、答え合わせはいつか▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/The Top 100 Gen AI Consumer Apps — 6th Editionhttps://a16z.com/100-gen-ai-apps-6/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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スピードを「意図的に」設計せよ——ロビンフッドCEOの組織論
「余裕がある状態とは、重要なことに人が割り当てられていない状態だ」——ロビンフッドのCEO、ブラッド・テネフはそう語ります。1万5000人規模の上場企業になってもなお、競合が動いた数週間後には新サービスを開始し、計画サイクルを数日に圧縮し続ける。そのスピードは偶然でも気合いでもなく、意図的に設計された仕組みの産物です。今回は、セコイア・キャピタルのポッドキャストシリーズ「Long Strange Trip」から、前回に引き続きロビンフッドCEOのインタビューを取り上げます。テーマは「組織が大きくなっても経営スピードを維持するには」。計画プロセスの圧縮、外部締め切りの活用、速さと品質の両立、そして現場感覚を失わないCEOの実践まで、スケール後の組織運営に直結する論点を見ていきます。▼ 今回のトピック競合が許可を取得した数週間後にサービス開始——事前インフラ投資がスピードを生む構造「スラックゼロ」の哲学:余裕があるとは人員配分が最適化されていない計画サイクルを数日に圧縮する——大企業病の温床「プロセス肥大化」との戦いプロダクト発表イベントを計画の骨格にする——外部締め切りが品質と速度を同時に担保する速さと品質はトレードオフではない——優れたエンジニアは最速かつバグが最少「判断が不確かな段階は情報収集に、やるべきことが明確になったら最大速度で」の使い分け何かを確実にやり遂げたければ、最も忙しい人に頼め——優秀さと多忙が連動する現実10年ビジョンの典型的失敗パターン:解像度の高い1年目に集中し、遠い未来は積み上がるだけ「3つのアーク」戦略——短期・中期・10年のゴールを先に定め逆算する構造化思考Metaの事例:2018年のAI・VR投資が約8年後に現実のものになりつつある長期アーク長期投資を株式市場にも説明し続ける——上場企業ならではの経営コミュニケーション課題CEOが現場感覚を失わない方法:カスタマーサポート対応とUXリサーチへの積極的参加ブローカーライセンスを取得して現場対応の幅を広げるCEOの徹底ぶり「誰が言ったか」vs「何を言ったか」——SNS・メディア不信時代の情報判断軸▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Sequoia Capital「Long Strange Trip」EP.07 「The Wartime CEO:Vlad Tenev of Robinhood」https://sequoiacap.com/podcast/the-wartime-ceo-vlad-tenev-of-robinhood/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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「常に戦時」という経営思想──ロビンフッドCEOの危機哲学
急性の危機は、最悪の瞬間さえ乗り越えれば終息に向かう。だが、毎日少しずつ悪くなる「スロー・バーン」の消耗戦は、終わりが見えないぶん、精神的に遥かにきつい——ロビンフッドのCEO、ブラッド・テネフはそう振り返ります。今回は、セコイア・キャピタルのポッドキャストシリーズ「Long Strange Trip」に出演したロビンフッドCEOのインタビューをもとに、同社が経験した4つの大型危機(2020年のシステム障害、2021年のゲームストップ騒動と議会証言、2022年の株価90%超下落、2023年のSVB破綻の余波)と、そこでCEOがどう考え、どう動いたかを見ていきます。危機のただ中でメンタルを崩さないための思考法にも踏み込んでいます。▼ 今回のトピックRobinhood:2013年創業、手数料ゼロの株式投資アプリ4つの危機の全体像:2020〜2023年、毎年何かが起きた4年間ゲームストップ騒動の構造:個人投資家 vs ヘッジファンド、その震源地にいたロビンフッド買い注文を停止した夜:証拠金規制と批判の嵐、一夜で数十億ドルの調達を迫られた局面最もきつかった危機は「急性」ではなく「慢性」——400日以上続いた株価の下落株価総額が現金保有額を下回っても動じられた理由:「まだ打てる手がある」という確信危機時のCEOの思考順序:ベストな人材の確認 → 自分にしかできないことへの絞り込み「常に戦時」という根本思想:危機感のなさ自体が経営リスクになる信頼回復に魔法の手段は存在しない——謝罪ブログより、プロダクト改善の積み重ねNPS急落と信頼回復の非対称性:落ちるのは一夜、戻るには年単位ナイキ・アップルも同じ過程を経た——プロダクトの地道な改善、長期的な一貫性朝倉が語る経営者のメンタル管理術:不安を「紙に書く」ことで客観視する効果▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Sequoia Capital「Long Strange Trip」EP.07 「The Wartime CEO:Vlad Tenev of Robinhood」https://sequoiacap.com/podcast/the-wartime-ceo-vlad-tenev-of-robinhood/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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ピッチは削ぎ落とせ——投資家の記憶に残る30%だけを語る技法
「人生で最悪の3時間だった」——あるシリアル・アントレプレナーが、自社の取締役会をそう振り返ります。資料作成だけで100時間以上を費やし、当日はスマートフォンで読めないPDFを棒読みするだけ。会議の大半が無駄だったというペインが、今回紹介するプロダクト「ZEC」の原点です。今回は、ウォルマートへの売却やGoFundMeへの売却を経た連続起業家ジェフリー・ウォルフ氏の記事をもとに、初めて外部資金調達に挑んだ創業者の実体験と、そこから導き出された資金調達の3原則を見ていきます。朝倉のVCとしての実務的な視点も交えながら、投資家との向き合い方の本質に迫ります。▼ 今回のトピックZEC誕生の原点:取締役会での「人生最悪の3時間」が解決すべき課題を定めた過去2社はブートストラップ、今回あえて外部資金を選んだ理由資金調達の第1原則:ピッチデックの1枚目に「なぜ魅力的なのか」を置け100件中1件——冒頭に結論を置けている会社がいかに少ないかペインを語り続けて、自社事業にたどり着かないピッチの構造的問題「削ぎ落とし」ではなく「選択」——120%語りたいのを30%に絞る覚悟5分ピッチはフラストレーションが残るくらい絞り込んで初めて伝わる資金調達の第2原則:速さは知性を超える——レスポンスの速度が信頼を作る資金調達の第3原則:数のゲームと割り切る——成約率1〜5%の現実と打席数の論理うまくいくときは拍子抜けするほど簡単——「タイミングと相性」が支配する資金調達自責志向は大切だが、噛み合わない相手への労力は無駄である投資家・取締役会との関係構築:事業で使うデータをそのまま共有する透明性日本のVC市場は投資家の数で見るとかつてと比べ大きく変化している▼ 参考文献スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/How a stressful board meeting—and a little luck—led to a large seed roundhttps://carta.com/blog/fundraising-files-zeck/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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VCにとって「いい事業」と「いい投資」は違う
VC業界には、奇妙なパラドックスが潜んでいます。ポートフォリオ企業には「明確な意思決定者を置け」と指導しながら、自分たちは全員一致の合議制で動いている。「スケールせよ」と説きながら、自らのファンドは上場させない。「価格規律を守れ」と言いながら、バリュエーションが吊り上がる入札競争に参加し続けている——。今回は、シリコンバレーのシード投資家でVillage Globalの共同創業者、ベン・カズノーシャ(Ben Casnocha)が7年間のファンド運用を経て書き下ろした長編ブログを題材に、VCファームの「裏側」を読み解きます。エントリー価格の規律、ガバナンスの構造的欠陥、そして「ファンド1号の大成功は長期的には必ずしも吉ではない」という逆説的な成功の罠について、朝倉の実体験も交えながら議論しています。▼ 今回のトピック「いい事業」と「いい投資」はなぜ別物なのか発見か逆張りか——競争入札を避ける2つのアプローチVillage Globalの戦略:ポストマネー評価1,000万ドル前後で投資する意味大当たりへの信仰が「生存者バイアス」にすぎない理由VCファームのガバナンス不全:合議制が招く責任の空洞化影の権力構造——フラットな組織図の裏に生まれる非公式ヒエラルキー投資に集中したいならファームを作るな——LP対応とバックオフィスの見えないコストVCの収益構造の本音:管理報酬(Management Fee)とキャリードの非対称性成功の罠:ファンド1号が大当たりするほど長期的に危うくなる構造ファンドサイズが2倍になると「全く別のビジネス」になる理由遅行指標の罠——GPの実力と評判のズレがLPに見えにくい問題最適な成功は最大ではない——4倍リターンが7倍リターンより健全な場合とは▼ どうでもいい話Chanpanhttps://open.spotify.com/track/0xsACxtkQkj3tCkmg0ZPUX?si=dmsZM74rQhmirNKGNhyn7g▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Ben Casnocha「30,000 Hours with Village Global: Lessons & Field Notes from Building a New Venture Capital Firm」https://casnocha.com/30k-hours-with-villageglobal-lessons-vc-platformオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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オフ会公開収録:スタートアップを取り巻く資本市場の変化
2025年の東証グロース上場維持基準の変更を機に、スタートアップを取り巻く資本市場の環境は大きく変わった。「とりあえず上場」を前提にした会社づくりや、ストックオプションに頼るインセンティブ設計は、果たして今も有効なのか。本回は渋谷で開催したオフ会での公開収録として、リスナーとともに議論しています。▼ 今回のトピック- 東証グロース上場維持基準の変更とバリュエーションの現実- 「とりあえず上場」から「M&Aも視野に」へ——出口戦略の価値観転換- 自己資金起業の増加とリテラシーの変化- ストックオプションはインセンティブとして機能しているか- VCが再び会いたいと思う起業家の条件——誠実性と「旗を掲げる力」- 失敗における許される失敗と許されない失敗の違い- リファレンスチェックをめぐる現場の実話- 未上場と上場企業の経営の違い——ステークホルダー管理の複雑性- 「論語とそろばん」から考える経営のジレンマ- 日本のスタートアップに最も足りないもの:アニマルスピリッツ- ポッドキャストを長く続ける秘訣——期待しすぎず、嫌なことはっきり言う▼ 参考キーワード東証グロース上場維持基準/PSR・ARRとバリュエーション/M&Aエグジット/ストック・オプション(SO)/リファレンスチェック/アニマルスピリッツ/論語と算盤(渋沢栄一)/心理的安全性とガバナンスオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=defaultThis is 令和スタートアップでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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魅力的な創業者に「その事業はやめた方がいい」と言えるか——VCと起業家の関係論
創業者は素晴らしい。でも、アイデアがいまいち。ベンチャーキャピタリストにとって、悩ましい問題の1つだと言います。今回は、シリコンバレーのシード・アーリー投資家ベン・カスノチャ(Village Global共同創業者)が7年半の投資経験を振り返って書いた「投資家の頭の中」をベースに、確信度の神話、チーム内バイアスの罠、ピボットの現実、そして「本音を言うべきか、黙るべきか」という投資家の葛藤について話しています。朝倉自身が「言いすぎて事業をたたませてしまった」実体験と、その後の意外な展開も。▼ 気になるニュース 人間の脳細胞をデータセンターに配備?——オーストラリアのCortical Labsが生物学的コンピューター「CL1」をメルボルンとシンガポールで稼働開始。LLMが脳を「真似る」のに対し、神経細胞そのものを計算資源として使うアプローチとは何か▼ 今回のトピック「完全にイエスでなければノー」は本当か——確信度にまつわる2つの誤解シード期の現実:7割の確信度でも大成功する案件は存在する楽観主義者と懐疑主義者が同じ結論に至る時、チームの判断を歪めるもの素晴らしい創業者×ダメなアイデア問題:ピボット前提の投資は成立するかピボットが機能する3条件:単独創業者・少額調達・低バリュエーション「オーラがある」で片づける危うさ——創業者評価における厳密さの欠如朝倉の実体験:当たり障りのないフィードバックが才能あるチームの時間を奪った話「あなたの貴重な20代を、これに費やすのか」——本音を伝えた結果、起きたこと投資前のピボットと投資後のピボット、決定的な違いはっきり言ってくれるVCは大切にした方がいい——レピュテーション商売の難しさ2010年代の力関係と今の力関係:起業家とVCの関係はどう変わったか▼ 参考情報スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/Human Brain Cells Run New Data Centers in Singapore, Melbournehttps://www.bloomberg.com/news/articles/2026-03-09/human-brain-cells-run-new-data-centers-in-singapore-melbourneBen Casnocha「30,000 Hours with Village Global: Lessons & Field Notes from Building a New Venture Capital Firm」https://casnocha.com/30k-hours-with-villageglobal-lessons-vc-platformオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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「過去10年の答え合わせ」が始まった——資金調達の変化とその先とその先
2025年2月17日のスピーダ主催セミナー「スタートアップ資金調達動向を解説」に寄せられた質問への回答、後半戦をお届けします。グロース市場の上場維持基準が時価総額100億円に引き上げられる中、伸び悩む企業はどう動くのか。ディープテックや研究開発型の投資が増えている背景には何があるのか。事業会社のCVC投資はなぜ「手法に振り回される」構造に陥るのか。そして、唯一アンダーパフォームしている資産クラスとしてのVCのリアル——。資金の巡りという構造的な視点と、「一生懸命やったけどダメでした」で終わらせてはいけない規律の話。経営者の視点と投資家の視点は本来統合できるはずだという信念について話しています。▼ 今回のトピックセカンダリー市場の整備グロース上場後の伸び悩み企業はどう動くか:M&A・未上場化・スタンダードへの移行ディフェンステック投資の現状:日本では投資しづらい構造的要因、ESGとの矛盾B2G領域の拡大と「資金調達なのか売上なのか」の曖昧さセクター別のマネタイズ議論:AI・研究開発型・エンタメは本当に収益化が遅いのかIPOの道が閉じられた先にあるM&A前提の世界——「誰か一人に刺さればいい」という発想転換CVC投資への問い:「投資会社なんでしたっけ」、ベンチャークライアントという王道VCのリターン問題:個人資産で唯一負けているアセットクラスとしてのVCイージーマネーからは良い事業は生まれない——資本コストへの意識と規律アニマルスピリッツとインセンティブ設計:教育・人材流動性・雇用慣行という本質論ウォーレン・バフェットの言葉に見る、経営者と投資家の視点の統合■参照先:スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/3/23 This is令和スタートアップ公開収録&オフ会への申し込みはこちらからhttps://connexy.ai/events/e88uutdk79uw?guest_token=2akcYIzoyWE4nTODXLbMzV1bQ5Ng30IK_TDn7amUF3Iオフ会イベント登録の際に困ったことがあれば↓からお問い合わせください。https://connexy-inc.com/contact.htmlオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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スタートアップは「金融商品」なのか?──起業家の魂と資本の論理
■トピック・ 起業家にとって会社は「血の通った存在」である・ 投資家がリターンで対象を評価せざるを得ない金融的リアリティ・ 投資・寄付・消費の違い・ スタートアップだけでなく、VC自身もLPから投資対象として評価されている・ 資金の循環を遡ると年金基金、そして国民一人一人に行き着く・ 「必要な冷静さ」と「不要な冷笑」は違う・ ミクロ(人間・物語)とマクロ(資本・構造)の二重の視点を持つ・ 起業家・投資家双方に求められる自己客観視と資本の言語で語り切る力■キーワード血の通った存在, 投資対象, VCのバイアス, リターン, 寄付と消費と投資, LP, 資本主義, 資金の循環, 年金基金, 冷静さと冷笑, ミクロとマクロ, 二重の視点, 自己客観視, バフェット, 起業家と投資家, 経営者視点, スタートアップファイナンス3/23 This is令和スタートアップ公開収録&オフ会への申し込みはこちらからhttps://connexy.ai/events/e88uutdk79uw?guest_token=2akcYIzoyWE4nTODXLbMzV1bQ5Ng30IK_TDn7amUF3Iオフ会イベント登録の際に困ったことがあれば↓からお問い合わせください。https://connexy-inc.com/contact.htmlオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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大規模IPO量産の条件、鶏が先か卵が先か— SPEEDAセミナーQ&A特別編
2/17にSpeeda主催「2025年 Japan Startup Finance解説セミナー」がありました/2025年 Japan Startup Finance解説セミナー質問への回答/事業法人の投資が増えてるのはなぜか/初期に事業法人が入る影響/直接投資とCVCの違いは/スタートアップへの人材確保はどうする/グロースステージの発達には何が必要?■参照先:スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/3/23 This is令和スタートアップ公開収録&オフ会への申し込みはこちらからhttps://connexy.ai/events/e88uutdk79uw?guest_token=2akcYIzoyWE4nTODXLbMzV1bQ5Ng30IK_TDn7amUF3Iオフ会イベント登録の際に困ったことがあれば↓からお問い合わせください。https://connexy-inc.com/contact.htmlオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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なぜ優秀なベンチャーキャピタリストほど大手ファームを辞めていくのか?ー米国VCの現在
VC業界の地殻変動と「脱・権威主義」〜なぜ優秀な投資家ほど、大手ファームを辞めていくのか?〜/Ben Casnocha/『The Start-Up of You』や『The Alliance』共著者/アーリーステージのベンチャーキャピタル「Village Global」共同創業者/従来のVCモデルが機能しなくなった/①市場環境の変化:VCの「商品価値」が変わった/本物のネットワーク/②組織の構造的な限界:成功が「退屈」を生む/ファンドが巨大化すると仕事の質が変化/③個人の力が組織を超える■参照先:スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/3/23 This is令和スタートアップ公開収録&オフ会への申し込みはこちらからhttps://connexy.ai/events/e88uutdk79uw?guest_token=2akcYIzoyWE4nTODXLbMzV1bQ5Ng30IK_TDn7amUF3Iオフ会イベント登録の際に困ったことがあれば↓からお問い合わせください。https://connexy-inc.com/contact.htmlBen Casnocha「30,000 Hours with Village Global: Lessons & Field Notes from Building a New Venture Capital Firm」https://casnocha.com/30k-hours-with-villageglobal-lessons-vc-platformオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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2025年スタートアップ資金調達動向の感想回
2/17にSpeeda主催「2025年 Japan Startup Finance解説セミナー」がありました/2025年は追い風/大企業資本市場は好調/スタートアップというセクターが一人負け/AIの波/本当に冬の時代というかんじではない/悲観的な面だけではない/外部資本調達していない起業家も増えているように見受けられる/スタートアップは質への転換期■参照先:スピーダスタートアップ情報リサーチhttps://jp.ub-speeda.com/solutions/startup/3/23 This is令和スタートアップ公開収録&オフ会への申し込みはこちらからhttps://connexy.ai/events/e88uutdk79uw?guest_token=2akcYIzoyWE4nTODXLbMzV1bQ5Ng30IK_TDn7amUF3Iオフ会イベント登録の際に困ったことがあれば↓からお問い合わせください。https://connexy-inc.com/contact.htmlオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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フルスタックスタートアップの時代──ツルハシを売るか、金山を掘るか ──
「SaaS is Dead」と言われる今、スタートアップの価値の置き方そのものが変わろうとしている。ツールを売るのではなく、自分たちで事業を動かし、最終顧客に成果で届ける——それが「フルスタックスタートアップ」という発想です。今回は、a16zのクリス・ディクソンが10年前に提唱したこの概念を軸に、SaaS is Dead論争の本質は何か、なぜ日本のSaaSは「時間のコスト」に負けやすいのか、AIエージェントがフルスタック化の重量をどう変えるか、そしてこの時代に求められるのは結局「アニマルスピリッツ」なんじゃないか、という話をしています。▼ 今回のトピックSaaS is Dead論争の本質:死んだのはSaaSか、評価のされ方か意味のあるSaaSと意味のないSaaSの選別が始まった日本のSaaS最大の敵は競合ではなく「顧客の導入スピード」ツール売り(イネーブラー)の構造的限界エネーブラーからディスラプターへ:自分たちで事業をやる発想フルスタックスタートアップとは何か:Uber、Airbnb、Tesla、SpaceXの例垂直統合との違い:所有ではなく、最終顧客への責任日本におけるフルスタックの可能性:令和トラベル、ラクスルAIエージェントがフルスタックの「重さ」を変えるツルハシを売るか、金山を掘りに行くか:アニマルスピリッツの話■公開収録&オフ会3/23 公開収録&オフ会開催します。是非↓からお申し込みください!https://connexy.ai/events/e88uutdk79uw■オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
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建前の裏にある巨大マーケット ── 選好偽装からスタートアップの機会を見つける
3/23 公開収録&オフ会開催します。是非↓からお申し込みください!https://connexy.ai/events/e88uutdk79uw?guest_token=2akcYIzoyWE4nTODXLbMzV1bQ5Ng30IK_TDn7amUF3I社会の中で、本当は違うと思っているのに空気を読んで黙ってしまう。身の安全のために本音を言わず、周囲に合わせてしまう。この現象を「選好偽装(Preference Falsification)」と呼びます。今回は、トルコ出身の経済学者ティムール・クランが提唱したこの概念を軸に、なぜソ連崩壊やベルリンの壁崩壊は「突然」起きたのか、SNS時代に合理的な沈黙がいかに加速しているか、そして選好偽装の裏側にスタートアップの勝機がある、という話をしています。▼ 今回のトピック選好偽装と知識偽装とは何かティムール・クランの研究:なぜ安定した体制が一夜で崩壊するのかピーター・ティールの問い「みんなが同意しているが間違っている真実は何か」との接続ブラックスワンを生む構造としての選好偽装SNS時代における「合理的な沈黙」の加速日本の「本音と建前」文化と選好偽装の親和性偽装の裏にある真の需要:マッチングサービス、昭和的企業文化、mixiの事例失うものがないスタートアップだからこそ突ける歪み組織における脱偽装:心理的安全性の本当の意味エクササイズ:「みんなが信じているフリをしているが、実は嘘だと思うこと」を書き出してみる▼ 参考文献・キーワードティムール・クラン『Private Truths, Public Lies』 ピーター・ティール『Zero to One』ナシーム・ニコラス・タレブ『ブラック・スワン』 ジャック・ウェルチ『ウィニング 勝利の経営』オープンチャット「This is令和スタートアップOC」
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診断は病院から現場へ――分散化する遺伝子解析と次世代ヘルスケア
アンソロピック、200億ドル超調達を近く完了/企業価値は 約3,500億ドル/資本集約産業/計算資源の調達できるか/戦略投資家の意味/IPO上場の中心銘柄になり得るか/独断と偏見で選んだ次世代ヘルスケアスタンダード候補6選/生命データ:遺伝子解析を研究室から現場へ/Oxford Nanopore Technologies/イギリス/2005年設立/2021年上場済/6社に共通するのは、測定装置から「測った後に意思決定できる形」に変換している点■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterprise【解説セミナー】2025年 Japan Startup Finance- 国内スタートアップ資金調達動向 -https://jp.ub-speeda.com/seminar/20260217_cfcd/SpaceX acquires xAI in record-setting deal as Musk looks to unify AI and space ambitionshttps://www.reuters.com/business/musks-spacex-merge-with-xai-combined-valuation-125-trillion-bloomberg-news-2026-02-02オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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採血からエコーまで:医療の民主化を牽引するスタートアップ3選
イーロン・マスク氏SpaceXとxAIを統合/記録的取引/xAI のプロダクトや情報・データ面の資産が、SpaceX の宇宙・通信インフラと一体化していく構図/独断と偏見で選んだ次世代ヘルスケアスタンダード候補6選/体液をデータ化して、行動や検査につなぐ/Tasso/アメリカ/Tasso+/自宅で臨床グレードの採血を成立/臨床の五感をデジタルで増強/Eko Health/アメリカ/CORE 500 Digital Stethoscope/聴診器というアナログ医療ツールを、データと解析でアップグレード/Butterfly Network/アメリカ/Butterfly iQ3/医療画像(超音波)を誰でも・どこでも使える民主化■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterprise【解説セミナー】2025年 Japan Startup Finance- 国内スタートアップ資金調達動向 -https://jp.ub-speeda.com/seminar/20260217_cfcd/SpaceX acquires xAI in record-setting deal as Musk looks to unify AI and space ambitionshttps://www.reuters.com/business/musks-spacex-merge-with-xai-combined-valuation-125-trillion-bloomberg-news-2026-02-02オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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イグジットした起業家はなぜ不幸せになるのか?-『比較と執着』を超えて-
オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default■トピック・M&A後の空虚感:なぜ成功の直後に「不幸せ」を感じるのか ・目標の喪失と「燃え尽き症候群」のメカニズム ・苦しみの源泉としての「三つの比較」:他人・過去・別世界線 ・SNSが加速させる「妄想」と自己否定の正体 ・仏教の「割愛」とストア哲学に学ぶメンタル管理術 ・人生を変えるための「物理的遮断」と環境の移動 ・シリコンバレーの山奥で鹿を眺め、心身を整えた実体験 ・執着を手放し、次の好奇心へ向かうための処方箋 ■キーワードM&A, イグジット, 起業家, メンタルヘルス, 燃え尽き症候群, 意思決定, 哲学, 比較, 執着, 割愛, ストア哲学, セネカ, マルクス・アウレリウス, SNS断ち, 環境の変化, 大前研一, シリコンバレー, ポルトラバレー, ミクシー, ターンアラウンド, 自己肯定感, 身体性
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健康第一:ヘルスケアデバイス最前線2026
独断と偏見で選んだ次世代ヘルスケアスタンダード候補6選/予防医療の再設計/Neko Health/Spotify共同創業者Daniel Ekが創業者の1人/のスウェーデン/15分で全身をスキャン/70以上のセンサーで約5,000万データポイントを取得/累計1万件以上のスキャン実施、80%が事前決済、待機リスト10万人超/2025年1月にシリーズB/体液(汗/血)をデータ化/Epicore Biosystems/米ノースウェスタン大学発のスピンアウト/2017年設立/汗を測れる生体データに変換し、脱水や熱関連リスクなどを予防的に扱えるようにする/Fortune 500企業、米国国防総省、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health)等での展開・ライセンスが明記され、産業現場(熱ストレス)に刺さっている模様■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterprise【解説セミナー】2025年 Japan Startup Finance- 国内スタートアップ資金調達動向 -https://jp.ub-speeda.com/seminar/20260217_cfcd/2025年 Japan Startup Financeレポートhttps://jp.ub-speeda.com/document/260127wp/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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2025年欧州スタートアップ投資は前年比微増
2025年欧州スタートアップ投資/580億米ドル/2024年比で+約9%/北米のようなAIブーストは発生しておらず/Q4でレイターが伸びる/セクター別ではAIが欧州で初めて最大/国別では、最大の英国は約170億米ドルで欧州全体の約29%/フランスは85億米ドル、ドイツは84億米ドルで、いずれも欧州全体の約15%/スイス36億米ドル/IPOウィンドウ開いているが「利益の出る企業中心」/金額横這い、大型が牽引/流動性低迷が続く/セカンダリー重要/ファンドレイズは本数・金額ともに過去最低水準■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseEuropean Venture Funding Nudged Higher In 2025, While AI Led For The First Timehttps://news.crunchbase.com/venture/european-funding-nudged-higher-ai-led-2025/European Venture Reporthttps://pitchbook.com/news/reports/2025-annual-european-venture-report【解説セミナー】2025年 Japan Startup Finance- 国内スタートアップ資金調達動向 -https://jp.ub-speeda.com/seminar/20260217_cfcd/2025年 Japan Startup Financeレポートhttps://jp.ub-speeda.com/document/260127wp/オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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2025年北米スタートアップ投資は過去4年で最高水準
2025年北米スタートアップ投資/2800億米ドル(約44.3兆円)/2024年比で+46%/過去4年で最高水準/2025Q4だけでも670億米ドル/ディール数は減少/2025年はAIが資金流入の中心/6割以上/レイター2024年比+75%/全体の68%/アーリーステージ2025Q4単体強い着地/シード/2024年より減少/EXIT一定程度活発で大型上場や大型買収あり/ファンドレイズLP環境の選別化で縮小/過去最大級のドライパウダー/AI領域への集中が極端に強くそれ以外の多くの領域は停滞■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseNorth American Startup Funding Soared 46% In 2025, Driven By AI Boomhttps://news.crunchbase.com/venture/north-american-startup-funding-2025-data-ai-us-investment/Q4 2025 PitchBook-NVCA Venture Monitorhttps://pitchbook.com/news/reports/q4-2025-pitchbook-nvca-venture-monitor【解説セミナー】2025年 Japan Startup Finance- 国内スタートアップ資金調達動向 -https://jp.ub-speeda.com/seminar/20260217_cfcd/選別と延長戦が進む──2025年スタートアップ資金調達動向https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2025オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfY_om__fr68KG9vYNY8Q9EDTlWtimh-Yyr9g3twJV05hjd2A/viewform
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2025年スタートアップ重大ニュース5選:東証グロース改革が変えた「出口」の前提
2025年の振り返り:スタートアップ環境の激変を象徴する5つの出来事東証グロース市場の上場維持基準が時価総額100億円へ引き上げ:2025年9月に発表された新基準。実質的な「上場ハードルの上昇」と、主幹事証券の選別、ポストIPOスタートアップに突きつけられた厳しい現実について。オルツの粉飾決算問題と上場廃止:上場から1年足らずでの民事再生。循環取引による売上の水増しが市場に与えた衝撃と、投資家・証券会社が直面した「信頼の毀損」。ラクスルのMBO(非公開化):時価総額700億円超の規模でも非上場化を選択。四半期開示のプレッシャーを離れ、思い切った経営変革を目指す意思決定の背景。みずほ銀行によるアップサイダーの買収:460億円規模の大型M&A。かつて「負け」と捉えられたM&Aが、有力なExit戦略として一般化した象徴的な事例。SmartHRのレイトステージ・セカンダリー取引:146億円規模の株式譲渡。上場を急がず非上場のまま成長を続け、既存株主へリターンを返す「日本版レイトステージ」の新たな選択肢。オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
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2026年以降のスタートアップ成長戦略:顧客に選ばれる「4つの条件」
2026年以降のスタートアップ成長戦略:インフレ転換に応える「4つの条件」インフレ下では「現金を寝かせる」より「先に手を打つ」動機が強まり、企業の投資は前倒しされやすいただし投資は無差別に増えるのではなく、通る案件の条件が明確に変わる短期で回収できる(ROI):工数削減だけでなく、採用回避・機会損失回避・事故/不正/監査不備の期待損失低減まで含めて説明が求められる導入が失敗しにくい(成功確度):人手不足でやり直しが効かず、稟議では採算に加えて実行計画とリスク設計が重視される入れないと止まる領域に効く(代替・継続性):効率化よりも、ボトルネック工程の代替や業務停止リスク回避が優先される「便利」はお金かリスクの言葉に翻訳できること:便利さを数字で語れた瞬間に購買の主役になるスタートアップ側の打ち手(プロダクト):時短ツールではなく「止まる業務を止めない」価値に寄せるスタートアップ側の打ち手(セールス):いつ何で回収できるかを、数式・数字付き実績・導入設計(再現可能な手順)で提示するスタートアップ側の打ち手(価格):必需品化(ないと止まる状態)を作り、値上げできる理由を持つスタートアップ側の打ち手(競争):機能差は短命になりやすい。現場に入り込み運用まで握ってデータを蓄積し、成果を再現可能にする■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
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2026年以降のスタートアップ環境見立て:インフレ転換で変わる「採点基準」
2026年以降のスタートアップ環境見立て:「インフレ転換で変わる採点基準」を整理する回来年を当てずに「3〜10年の採点基準の傾き」を読む(短期ノイズではなく長期設計)日本は2010年代の「低インフレ・ゼロ金利」に戻りにくいインフレ圧力が残りやすい背景:政治(歳出削減・増税の難しさ)/財政(国債発行の継続)/債務(名目金利の上限)労働供給制約(人手不足)がインフレの粘着性と自動化投資を押し上げる結果として、実質金利は低位(場合によってはマイナス)に張り付きやすいただし「実質金利マイナス=スタートアップ有利」は誤解金利より効く“追加の減点”=不信感:リスクプレミアム/流動性/ガバナンス/制度不確実性上場大企業が資本効率・株主還元・ガバナンスを強め、「成長の希少性」が薄れるこれからは成長率だけでなく「成長の質」(値上げ・粗利・解約・資本効率)が問われる次回予告:企業の投資・購買要件はどう変わるか、スタートアップは何を変えるべきか(ROI、導入成功確度、代替・継続性、便利の翻訳)■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
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2026年予想:Sequoia・a16z・Gartner編
Sequoia「AI in 2026: A Tale of Two AIs」デビッド・カーン/2026年はデータセンター建設とAGIのタイムラインが遅れる年&エンドユーザー側のAI採用は加速し続ける/インフラ側は詰まりやすいが使う側の浸透は止まらない/サプライチェーンは拡張が追いついていない/現時点のキラーアプリケーションは(実質)コーディングとChatGPT/ユーザー価値に変換できる者が評価される年/a16z「Big Ideas 2026」/2026年にビルダーが取り組む最大の課題/パート1はインフラ、グロース、バイオ・ヘルス、スピードラン、消費者向け領域/パート2は産業寄りで、AIネイティブな産業基盤とアプリケーション/パート3は暗号資産(Crypto)領域/Gartner「Top Strategic Technology Trends for 2026」/2026年は、AIを試す年ではなく、(1) AI基盤、(2) 複数エージェント運用、(3) 領域特化とセキュリティ統治/モデル→システムへ■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseSequoia「AI in 2026: A Tale of Two AIs」https://sequoiacap.com/article/ai-in-2026-the-tale-of-two-aisa16z「Big Ideas 2026」https://a16z.com/newsletter/big-ideas-2026-part-1Gartner「Top Strategic Technology Trends for 2026」https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2025-10-20-gartner-identifies-the-top-strategic-technology-trends-for-2026オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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2026年予想:サム・アルトマン、サティア・ナデラ編
Sam Altman「The Gentle Singularity」/AIの進化が不可逆な局面に入った/2025年: 実際の認知作業ができるエージェントの登場(プログラミングが変革)/2026年: 新しい洞察を発見できるシステム/2027年: 現実世界でタスクを実行できるロボット/2030年代: 知能とエネルギーが豊富になり、人間の進歩の根本的な制約が解消される/2026年は便利な要約を超えて、人間側がまだ気づいていない筋の良い仮説や打ち手を機械が提示し始める転換点AIがもたらす最大の価値を「科学の進歩」と「生産性」/Satya Nadella「Looking Ahead to 2026」/AIの議論が発見の時期を越えて普及の時期へ移った/モデル・オーバーハング/実利に転換する速度が追いついていない/2026年はモデルの性能競争から運用して価値を出す競争へ本格的に移る■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseSam Altman「The Gentle Singularity」https://blog.samaltman.com/the-gentle-singularitySatya Nadella(Microsoft)「Looking Ahead to 2026」https://snscratchpad.com/posts/looking-ahead-2026オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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2025年の令スタを振り返ろう
This is 令和スタートアップ2025年最終回/2025年はLLMの話題で溢れた/イーロン・マスク氏の話題も多かった/すべての創業者の腕にタトゥーで刻みたい10の教訓/日本国内スタートアップは東証の上場維持基準変更とオルツの影響大/ついにお手伝いロボットが家にやってくる!?/みなさんのベスト回、リクエストをぜひ知らせください。■参照先:スピーダ スタートアップ情報リサーチhttps://initial.inc/enterpriseオープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default令スタでは取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください(匿名です)https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
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この番組では令和新時代を切り拓く日本のスタートアップの話題を中心に、朝倉祐介と森敦子がゆるくお話します。森 敦子 国内大手金融機関で法人RMを経験後、青山ビジネススクールにてMBAを取得。2016年にユーザベースへ参画。国内のスタートアップ資金調達動向を網羅的にまとめた「Japan Startup Finance」を担当し、講演や取材実績多数。朝倉 祐介 氏 アニマルスピリッツ 代表パートナー大学在学中に設立したスタートアップの売却によりミクシィ入社後、代表取締役社長兼CEO。スタンフォード大学客員研究員、グロースキャピタル「THE FUND」GP等を経て、「未来世代のための社会変革」をテーマにするVC・アニマルスピリッツを設立。オープンチャット「This is令和スタートアップOC」https://line.me/ti/g2/hQ6dJIGjMHwD7gGYruUYQBgUj8uxWgiDGFHYCA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default「This is 令和スタートアップ」では取り上げて欲しいテーマやご質問を募集しています。↓のフォームから是非ご記入ください。https://forms.gle/mkoihcHgTJUu4UVp8
HOSTED BY
Yusuke Asakura
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