PODCAST · arts
BOOKS CALLING
by Henge Inc.
リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。--▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9--廣田周作NHKのディレクター、株式会社電通でのマーケティング、新規事業開発・ブランドコンサルティング業務を経て、2018年8月に、企業ブランド開発を専門に行うHenge Inc.を設立。独自のブランド戦略立案やイノベーション・プロジェクトに携わる。ヒップホップが好き。--武田俊KAI-YOU,LLC.の設立以降、「TOweb」「ROOMIE」「lute」「M.E.A.R.L.」などのWebマガジンにて編集長を歴任。多様なメディアを横断し、ナラティブで繋ぎ合わせる手法を探究中。野球、釣り、格闘技、ゲーム、人の日記が好き。現在はじめてのの子育て中。--制作Henge Inc.https://henge.co.jp■ロゴデザイン畑ユリエhttps://www.hatayurie.com■Special Thanks!!村井智、鈴木歩積、水野蒼生、小平桃子
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ストリートカルチャーとしての連歌と中世
66今回の感謝本:綿抜豊昭『連歌とは何か』(講談社選書メチエ)小西甚一『宗祇』(筑摩書房)奥田勲 著/日本歴史学会 編『人物叢書 宗祇』吉川弘文館)綿抜豊昭『戦国武将と連歌師 乱世のインテリジェンス』(平凡社新書)【今回のトピック】松尾芭蕉回の伏線回収してゆく/古池やの「ふる」は宗祇オマージュ/中世では和歌より連歌がブーム/新概念・サブ感謝本/廣田式鈍器本主軸のリサーチ術/トピックのしっぽをつかめ/サイファー的共創文化/ルール整備を行った二条良基/公家と武家を繋ぐ連歌由来の慣用句「あげ句の果て」「花を持たせる」/ゲームマスターとしての連歌師/100人で遊ぶ百韻/二条良基、菟玖波集(勅撰連歌集)を編む/武家でも楽しめるカルチャーに!/和歌と敷島の道、連歌と筑波の道/七賢人の時代へ/地方の守護大名や町民も楽しむように/地域コミュニティ「講」でのサイファー/45歳まで記録が一切ない謎の人物/テストに出るぞ、古今伝授!/テキストの裏を読む技術/宗祇、弟子に三条西実隆をとり出世街道へ/地方武士のコンプレックスを刺激するビジネスモデル/地方巡業とハスリング/歌会と加持祈祷を組み合わせた怪しい稼業/足利幕府、連歌の省庁「北野連歌会所奉行」を設立。宗祇を長に/68歳で最高傑作の「新菟玖波集」の制作へ/編集部あるあるのトラブル三昧/原稿の修正依頼を無視される/困難の果てに完成し連歌のマスターピースに/82歳、歌を口ずさみながら逝く/江戸町民文化の元型?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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紹介・反逆・連帯。家庭料理史を概観する。 阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ』
65今回の感謝本:阿古真理『小林カツ代と栗原はるみ―料理研究家とその時代―』(新潮新書【今回のトピック】武田、探求するテーマが見えてきた/妻が大黒柱の家庭も2年目/家事ほどマルチタスクな仕事はない/小林カツ代と栗原はるみ=三浦知良と中田英寿?/1882年、女性向け料理教室・赤堀割烹教場誕生/廣田の「知の当て勘」/初の料理研究家といわれる赤堀全子、『きょうの料理』に関わる/1950年代=都市生活者が核家族化/性別役割分担の定着と西洋料理/外交官夫人・飯田深雪、食卓に花を飾る/60〜70年代前半=郷愁と標準化/家電が普及したのに家事時間が増えた理由とは/手間のかかる人気メニューとしてのハンバーグ/都市生活者の味の郷愁と土井勝/海軍・屠殺・調理/「おふくろの味」の誕生/7,80年代=飽食の時代/女性の独身時代が長くなった/ロシア貴族の妻となった入江麻木のパーティ料理/パリの調理学校で学んだ城戸崎愛/バブルと男女雇用機会均等法/ 高度経済成長期と「主婦の一般化」/主婦論争のプロセスから見る女性と家事、労働の歴史/上野千鶴子「愛という名の労働」/女性ヒエラルキーの5階層/あこがれとしての専業主婦/アジテーターとしての小林カツ代/効率性とあなたらしさ/少量の油で揚げ焼き=カツ代の発明/反戦、護憲、動物保護/「料理の鉄人」で陳健一に勝利/塩の専売廃止とアジアフードブーム/アイドルとしての栗原はるみ/36歳で料理番組の裏方としてデビュー/代表作『ごちそうさまが、ききたくて。』異例の200万部/本人のライフスタイルとストーリーでレシピを展開/社会変革を狙ったカツ代と主婦であり続けるはるみ/ビーフシチューによる定点観測/社会の変化と連動した「制作として料理」のあり方にくらう/料理研究家から料理家の時代へ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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中年とは小仏トンネルの渋滞である
64【今回のトピック】コメントが届いていました!/武田、この4月で40歳に/29→30歳はうれしかったけど…/中年の危機論の流行/ユングいわく人生の午後/中年の狂い=不倫、転職、起業、筋トレ、新しい趣味、若さへの執着…/「若さとはなにか」に相対的に気づく/いつオールができなくなったのか/武田、青春時代の記憶残りすぎ/記憶とニューロダイバーシティ/大学講師は老いに鈍感/年齢±15歳までしか共感できない説/中年にもフェーズがある/中年は小仏トンネルの渋滞である/渋滞パニック=中年初期の焦り/進まなさに慣れる中年中期/一見地味な日常こそラディカル/渋滞、筋トレ、鈍器本は相似形/「小さい仏ってとこが深いんすよ』/大きな別れは案外あっけなくやってくる/影響を受けた人が亡くなる季節/草下シンヤ『あきらめましょう』/池田清彦『40歳からは自由に生きる』/人間の寿命38歳説/高市政権誕生後、モードチェンジした武田/助動詞に気をつけろ!/タナカカツキ『今日もまたそんな日』/ブルシットジョブの究極系=アート/居酒屋の「親父の小言」は世界の真実である/ケンドリック・ラマーの説教臭さ/リアルかフェイクかわかってくるの/中年を迎えたインフルエンサーは何を担保にするのか/結局担保の話になるな▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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詩人大使が見た夢 中條忍『ポール・クローデルの日本』
63今回の感謝本:中條忍『ポール・クローデルの日本 〈詩人大使〉が見た大正』(法政大学出版局)ポール・クローデル 著 /奈良道子 訳『孤独な帝国 日本の一九二〇年代』(草思社文庫)【今回のトピック】法政大学出版局いい本多い/ポール・クローデルって知ってる?/詩人×外交官/パリ郊外。人口400名の小さな村で生まれる/暗い森と奇岩たちが彩る魔境/彫刻家の姉・カミーユ、ロダンに弟子入り/ロダンのハラスメントで精神を病む/東洋へのあこがれが/映画『カミーユ・クローデル』、U-NEXTで見れます!/当時の科学主義的なパリで詩に目覚める/近代化への反逆としての象徴詩/「感覚のすべての錯乱」by ランボー/マラルメの詩の教室「火曜会」/外交官の夢のためパリ大で法学を/ノートルダム大聖堂で聞いた聖母讃歌で覚醒/詩、法律、カトリシズム/首席で外交官試験に合格/1898年、旅行で念願の日本へ/東照宮を冥界の入り口、森の中の黄金の方舟に見立てる/西洋と東洋を結びつけながら比喩を駆使/マラルメ=描写禁止、現象が意味するものを比喩で描く/1921年、とうとう日本大使として来日/「詩人大使やってくる!」と新聞で報じられる/横断的・学際的知識人の時代/「日本人の心の底を知りたければ、ものの「ああ…!」を知るべし」/日本国内で俳句を嗜んだ最初の西洋人/漢字の部首から影響を受け、詩にスラッシュを入れまくる/画家・冨田溪仙とコラボした豪華本/「劇では何かが起こり、能では誰かがやってくる」/過ぎ去った時間へのまなざし/日本を舞台にした戯曲「女と影」への芥川によるキレキレな批評/中野重治、僻みっぽくクローデルを批判/外交官としては何をやった?/軍縮と「孤独な帝国」ニッポン/仏領インドシナ時代/渋沢栄一と日仏会館をつくる/「日本人は貧乏だが高貴だ」/現代日本は文化的ナラティブが苦手/先崎彰容の高市首相批判/政治・経済・文化/教養=横断的な知/教養が存在していたのは昭和まで?/応接間の百科事典と全集/クローデルが本国に送り続けた書簡の文学性/国際関係上、今こそ「詩人大使」が必要では?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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家事、生きる手立ての技術と文化
62今回の感謝本:小林ケンタロウ『とびっきりの、どんぶり』(文化出版局)島津修『いちばんくわしい魚のおろし方と料理』(成美堂出版)長谷川あかり『のせごはんとかけごはん』(主婦と生活社)ウー・ウェン『料理の意味とその手立て』(タブレ)【今回のトピック】なぜ武田は創作術系の本に惹かれるのか/創作現場に哲学が宿るのは日本的?/保坂和志『小説の自由』のおもしろさ/メイキングへの関心/ジャッキー・チェンの映画のNG集/Yaejiのスタジオツアー/作り方=その人が編み出した世界との関わり方/原点は福音館書店『工作図鑑』/子育てと家事労働の中での戸惑いと知恵熱/本ってどう読むんだっけ/テクネー(技芸)の側の人/自分の知のあり方を見つめ直す/生活の中で作ることと知ることがセット/それって料理では?/1日5食・4000kcal摂っていた高校球児時代/上京時に母から送られたケンタロウのどんぶり本/実家からの定期便に入っていた米と缶詰め/衝撃だったカレー蒲焼き丼/料理することで味わう能力も上がる/18歳で初めて食べた本格的なガパオのおいしさ/もっとおしゃれなものを作りたい!/手間かける時間はないが会得した技術は使いたい/島津修『いちばんくわしい魚のおろし方と料理』/魚裁きはDNAによるデザインをリバースエンジニアリングする行為/好きなのはヒラメの5枚おろし/近年もっとも女性からの支持を集める料理研究家・長谷川あかり(武田調べ)/材料少、工数少、ちょっとした意外性のおいしさ/隠し味と取り合わせ/お気に入りの鮭とさつまいものわさびクリーム煮/北野映画における暴力と哀しみ/「リュウジ、信じてるからな」現象を分解してみる/リュウジと長谷川あかりの通奏低音/シンプル、工数少、うま味重視、刺激重視/リュウジによる酒蒸しハンバーグ再現動画で明らかになったこと/ミニトマトとグルタミン酸/最新刊『のせごはんとかけごはん』/空前ブームの「ぽいぽいつくねとしゃきしゃき野菜のまぜごはん」/表紙のツナ入りおふとんかけごはんが時代を越えてつながった!/ウー・ウェン『料理の意味とその手立て』内のエッセイ「生きる手立てを持つ」 /家庭料理において大切なのは知恵だ、の一言に救われる/化粧品会社におけるレシピのあり方/AIで作曲してみた結果/神経美学の論文をプロンプトの隠し味とする/ミン・ヒジンがXGをプロデュースしたら?/料理研究家とシェフの違い▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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エンタメ小説のおもしろさとはなにか?
61今回の感謝本:【今回のトピック】楽しみのために本読んでる時間ある?/いったん純文学・エンタメでわけるよ/エンタメ小説大好き廣田/エンタメ・純文学の区分けは出版社の組織構造から/ゼロ年代文学の越境性/メフィスト賞出身の作家たち/ミステリやSFの手法が純文学に持ち込まれる/先駆者としての村上春樹/不良債権としての文学/他ジャンルの書き手が純文学に登場/J文学 by 佐々木敦/舞城王太郎という一番星/辻村深月作品を通っていなかった武田/教え子たちから薦められた『かがみの孤城』/2010年代に各社がヤングアダルト的な文庫レーベルを新設/廣田、電通時代にダッシュエックス文庫をCDとして担当/おすすめは山形石雄『六花の勇者』/カルト宗教がテーマの東崎惟子『君を狂気と呼ぶのなら』/「おれ、けっこう好きなんすよ!」/出張先で一気読み/このミス大賞文庫グランプリ受賞作、四島祐之介『アナヅラさま』/ぎこちなさとドライブ感の融合/ミステリにおける死体処理の問題/禁じ手によって完全犯罪を成立させる/ミステリ小説のおもしろさとはなにか/令和のミステリにはヘンなのが多い?/ #BookTokの盛り上がり とノエル・W・イーリ『アンドレアを呼んで』/3人の被害者たちの語り/トリック以上にナラティブが斬新/探偵と推理のパターンは出尽くしているのではないか?/謎解き×別レイヤーのおもしろさのかけ算/全エンタメジャンルにミステリ、ホラー、SFの文法が侵食する時代/ジャンルと技術のクロスオーバー/いつからみんなが伏線回収というワードを使うようになったのか/カズオ・イシグロとミステリー/女性蔑視、結婚詐欺と批判される国民的作家・村上春樹/春樹と美少女ゲーム/世界文学として注目される国内女性作家たち/現代メディア環境下での文学の生き延び方▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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60
タブー視された哲学者を辿ったら現代につながった 杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒』
#60今回の感謝本:清水唯一朗『原敬 「平民宰相」の虚像と実像』(中公新書)水野博太 『「支那哲学」の誕生 東京大学と漢学の近代史(東京大学出版)杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒 官学の覇権と〈反官〉アカデミズム』(白水社)【今回のトピック】ずっと大正時代が気になる廣田/初の平民出身の首相・原敬/江戸=儒学、明治=西洋の学問/南部藩校の系譜・作人館/北寮=西洋、南寮=儒学/上京後、学校になじめずカトリックの宣教師から学ぶ/江戸と西洋、教養のハイブリッド/清仏戦争時代に外交官に/現代にはいないタイプのエリートたち/問い:江戸末期の学問的素養と知性はいつどこで消えたのか?/当時は漢学=儒学が正統/ペリー来航から知の変革が始まる/佐久間象山と横井小楠/実学は西洋、道徳は儒学/西洋の学問を翻訳した西周/学問を宗教や道徳から切り離すための百学連環/明治10年、開成学校と東京医学校が統合され東京大学誕生/加藤弘之、東大のプログラムを進化論をイメージに構築/本日のメイン・井上哲次郎!/後にタブー視され井上は何をやらかしたのか/形而上 by 哲次郎/現象即実在論=目に見えないものも実在するという考え /加藤 VS 井上の哲学風政治ゲーム/軍部にとって都合のいい現象即実在論の勝利/哲次郎、教育勅語を哲学的に裏づけようと『勅語衍義』を著す/近代以降の御用学者の祖/民主主義は天皇崇拝のために必要という謎ロジック/儒学を哲学に変える/哲学=考える、儒学=身につける/「日本にも哲学があったんだ!」というトンデモ論文「日本陽明学派之哲学」/それを再評価した三島由紀夫/哲次郎、漢学者にビーフをしかけて嫌われる/国体を形成するための思想的裏づけへ/早稲田に尖った右派の研究者集まる/東大=科学指向、唯物論的/早大=ハードコアな日本論/井上が嫌悪したキリスト教と内村鑑三不敬事件/「国家神道は宗教ではない。政治哲学だ!」/1910年のおもしろ事件・千里眼事件/当時盛り上がっていた変態心理学/超常現象を研究していた東大の福来友吉/透視能力を持つ御船千鶴子の実験に哲次郎も立ち会う/ねつ造疑惑で友吉、東大を事実上追放/哲次郎、南方熊楠と戦う/哲治郎「三種の神器のうち鏡と剣は失われて久しい」→不敬事件へ/不敬のブーメラン/感謝本3連コンボ/井上哲次郎を扱うこと自体がタブー/三島由紀夫「革命哲学としての陽明学」で自決に至る思想を表明/感謝ポイントを探すもバッドエンドに……/戦後教育のせいで見えづらい「国体」とその中心/やっぱり今って、当時と似てない?/右派左派のタグだけで議論することの貧しさ/民族主義団体・一水会のまっとうさ/左右でも上下でもなく「奥」を意識したいね/西洋概念を二字熟語に翻訳した当時の研究者たちの凄み/哲次郎には感謝が足りなかった?/次回、さらなる大ネタが? ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!
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なぜ、なんのために書くのか 津村記久子『ふつうの人が小説家として生活していくには』
#59今回の感謝本: 津村記久子『ふつうの人が小説家として生活していくには』【今回のトピック】毎年最後の授業ではなんかいいこといいたい/歴史は繰り返さないが韻を踏む/母校の教壇に立つということ/若者の悩みは二項対立しやすい/趣味と仕事どっちを選ぶか/授業で流した舐達麻・バダサイのMC/芥川賞受賞作家・津村記久子さんのデビュー20周年インタビュー集/聞き手が夏葉社代表の島田潤一郎さん/シンプルだからこそ目を引く帯の惹句/この番組の裏テーマ=武田の書き方研究/氷河期世代当事者の語る生活と創作の切実さ/パワハラでやめた1社目/祖母の看病と小説執筆/定時退社して映画みて帰る、それだけで十分楽しい/新宿紀伊国屋帰りに食べる水山のちゃんぽんうどん/夜中の2時に起きて執筆しまた寝るスタイル/サッカーのインテリジェンス、ボールタッチ、ボディバランス、年老いても衰えないものは?/小説家志望だった島田さんならではの切実な問いかけ/好きなものを深く掘ることだけを続けてきた津村さん/中3でたどり着いたハスカードゥ/「見つける力」/好きなものを深く掘ることには努力も才能も必要ない/掘って出会った知が連なり「教養のようなもの」をつくる/武田の提唱する知識の鳥居論/教養と文脈が軽視されてる現代社会/自律・自立と創作/ハンバーガーとコーラを自作することで世界が変わる/インディビデュアルであるために/創作論は属人的/映画監督と料理人とラッパー/方法論論者にならないために/「武田さんは武田さんをもっと観察した方がいいっす」/つまらなさを受け入れる/ひらめきの打率/でもやるんだよ、好きだから/やってる間のつまらなさ/70点以上を出し続けられること/鈍器本から逃げ出したい/読み手にとって価値ある行為なのか?/俺視点からは入り客視点でまとめるのが編集/草野球の観客をよろこばせること/もし、廣田が武田の担当編集だったら─/タイラー・ザ・クリエイターの創作論/執筆はただの作業/内言語に耳を傾けよう/本当におもしろいことは、本当にいやなこと▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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58
「おもしろさ」を言語化してみる
#58【今回のトピック】なぜ人は選挙速報を見るのか/選挙は大きな物語?/おもしろいとはなにか/圧倒的共時性/選挙特番を録画して見ることはない/共時性が祝祭性を生む?/バッド・バニーのハーフタイムショー/パロールとエクリチュールから考える/格闘技はリアタイコンテンツ/本は時間が経つほど意味を持つ/おもしろさ2段階説/ラッスンゴレライとは何だったのか/ガートナーによるハイプ・サイクル/エンタの神様=TikTok/呂布カルマのお笑いバース論/地と図で読み解くタイミング論/笑いと風土/退屈な本の中におもしろさを見出す方法/付箋は「へ〜」という意外なポイントに貼る/「へ〜」を「なるほど!」に変える文脈をdig/「へ〜」から生まれた問いを新たな「へ〜」で回収し「なるほど!」に繋ぐ/緊張と弛緩と参加意欲の三角形/おもしろい本は案外少ない/推理小説的に話を進める/ひとつの事象を掘ると生まれるあらたな問い/いい本=書いてあることをしたくなる本/逆接をどこに置けるか/編集の基礎スキル=逆張り/マルボロ・ブラックメンソール誕生秘話/マーケと編集の距離感/マジックワード化する編集/編集を秘術ではなく技術として語る/一般論に詳しくあれ!▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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禁断の書を巡る歴史大河ドラマ パトリック・ヴェイユ『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』
#57今回の感謝本:パトリック・ヴェイユ 著、大嶋厚訳『大統領の精神分析─フロイト幻の著作「ウィルソン」の真実』【今回のトピック】芥川回に続く1920年代のお話欧米版/英題『The Mad Man in the White House』/第一次大戦期の米大統領・ウッドロウ・ウィルソン/アメリカ精神医学会(APA)によるゴールドウォータールールとは/主人公はウィリアム・ブリット/外交官でジャーナリストで小説家。ウィルソンの側近のひとり/フロイトにウィルソンの精神分析を依頼した張本人/アメリカ=モンロー主義により「欧州なんて知らんがな」/ドイツの無制限潜水艦作戦/国連創設とブリットの策略/理想主義に執着していたウィルソン/世界的分断を予感していたブリット、メディアに告発/ケインズ『平和の経済的帰結』での予言/米でフロイトの名がバズる/疲れて小説家になったブリット、フロイトと仲良しに/「ウィルソンの精神分析本出しません?」/ルーズベルトに招聘され現場復帰するブリット/スターリンにウォッカ50杯飲まされる/協力者のソヴィエト人の相次ぐ死/ナチの捜査対象になったフロイト救出作戦/1967年、満を持して出版かと思いきやフロイトの娘が拒否/フロイトの弟子・ライクの序文をつけ無理矢理出版/その他の弟子たちブチギレ/生原稿を見てみると…/トランプ政権と重ねてみると?/ブリットは何と戦い何を目指していたのか/フロイトとコカインと数秘術▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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創作を続けるすべての人へ 熊倉献『ブランクスペース』
#56今回の感謝本:熊倉献『ブランクスペース』(ヒーローズ)【今回のトピック】マンガを読んでこなかったふたり/子育てを理由に○○できないっていいたくない/UFCのゲームを異常にやり込んでいた武田/2歳の娘の取得した「パパじゃま」/本が読めなくなった19歳の夏/中野のまんだらけで出会った古谷実『シガテラ』/創作にまつわる暴力と希望の物語/ネタバレしないで語るのむずくない?/構造を理解ができれば見えない道具を作れるという特殊能力/図書館通いのガールミーツガール/坂口安吾、西東三鬼、三島由紀夫、平出隆、中澤系……膨大な文学のオマージュ/撃つことのできる透明な空想の銃/舞台は多摩東部の架空の町・空代市/想像力が人を殺めかねないというテーマがそのまま現れる/見えない恋人はほんとうに恋人なのか/虚構による危機に虚構で対抗/虚実を越えたキャラクターたちによる大団円/空白、コマ割、マンガでしか描けないラストシーン!/書物全体への感謝があふれ出す/捨象することで得られるリアル/NHK「ねほりんぱほりん」をつくっていた廣田/匿名だからこそ語れるリアル/「なんで?」ではなく「そんで?」という問いかけ/武蔵野の偶然/創作を志したことのあるひと全員に激しくおすすめ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!
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感謝の金貨 論争はマイニングと担保で解ける説
#55【今回のトピック】2026年初回!/知のマイニングとはなにか/お金のしくみを振り返る/毎年インフレ率2%を目指そうという基本スタンス/あらゆる貨幣には担保となるものがある/仮想通貨におけるマイニングとは/ラッパーは人生をマイニングし「リアル」を担保として「貨幣」=いい楽曲を発行する/アイドルラッパーは「リアル」ではなく「フォロワー数」を担保としている/ジャンル感の対立=担保としているものの違いで発生する/村上隆いわく「現代アート=ルールのあるスポーツであり、認知領域の拡大である」/西洋美術史をマイニングしたがゆえ、日本のサブカルチャーを接ぎ木できる/アートフォームにおける論争は担保先の変化によって起こる説/例題:ケータイ小説は文学なのか?/BOOKS CALLINGは何をマイニングする?/「何を担保にしてる?」という目線で社会を眺めてみる/ミュージシャンの才能と実績が担保にならない日本の銀行システム/CANTEENの実践する私募債/令和人文主義が批判される理由/令和感謝主義は本のおもしろさの外に出ない/SNSによって「数値」を担保にするひとが増えた/目立ちたいだけなら、貨幣発行量を増やせばいい/担保を掘るだけでは自閉的/担保と発行量のあいだで考え続けること/好きなインディーバンドが売れてつまらなくなった=どう解く?/ベンチャー企業と上場企業の経営観の違い/『ノルウェイの森』以前の読者10万人時代の幸福/「このpodcastいいよ」というオーガニックな口コミの重要性/「2回聞いてもおもしろい」にこだわりたい/感謝の金貨を発行する▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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54|芥川は魔都・上海で何を見てしまったのか─藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』
今回の感謝本:藤谷浩悦『芥川龍之介の中国遊歴 光と影の軌跡』(春風社)【今回のトピック】2025年最終回/連続鈍器読書で辿り着いた芥川/上海からの帰国後体調不良→「ぼんやりとした不安」へ/上海でなにを見てしまったのか?/村上春樹が書いた芥川評とは/歴史人類学者が調査した芥川の謎/当時の上海に新聞社と出かけた場合、かなりヤバいものを見てしまったのではないか/まずは当時の時代背景を振り返る/1921年=第一次大戦が終わって間もないころ/清から中華民国へ/革命と戦乱直前の魔都・上海/極東オリンピックを上海で/原内閣、東亜新聞記者大会を開催/キーマンは電通の光永星郎、大阪毎日新聞の/当時の電通=ニュースと広告を同じ会社がつくっていた/光永星郎、軍や諜報機関と結託した報道で大いに儲けた/当時の新聞社はほぼ諜報機関/軍や警察とズブズブ/当時の上海にはそんな記者=スパイがうろうろ/勃興しつつある社会主義や共産主義関係者を調査/新聞社以前、海軍学校で英語教師をしていた芥川/前任教師・浅野和三郎、大本教にハマって退職/その後不敬罪で一斉検挙など国内も争乱の季節へ/上海で芥川をアテンドした「村田くん」=孫文とコネのあるスパイ/中国共産党の創設者のひとり・李人傑と芥川の対談を設定/村田の目的は共産党関係者の調査/諜報機関に翻弄されていると知りながらの旅/精神を病み自死した母の秘密/母を知る鄭孝胥に上海滞在中2回も会いに行っている/帰国後すぐ短編「母」を執筆/「上海遊記」で何が書かれてないかが重要/大本教、上海、1920年代、電通、陰謀論/「ぼんやりとした不安」としか書けなかったのでは▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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53|「パーン!」ってなる読書と“恨”の在りか─ 斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』
今回の感謝本:金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』(朝日新聞出版)『GOAT meets』(小学館)斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』(イーストプレス)【今回のトピック】再読せよと呼ばれてる/「パーン!ってなる」とは/「降りてくる」に近い「呼ばれてる」感/いいライブに行くと視覚が邪魔になる/皮膚も耳なんだから!/「パーン!」の流れを紹介しよう/金原ひとみ『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』から/いい意味で過去エッセイまとめ本と思えない編集方針/小説とエッセイが区別されず掲載されることでゆらぐ虚実の境界/オートフィクション、私小説、ノンフィクションノベル/何度も登場する牡蠣と白ワイン/金原、朝吹、イ・ラン鼎談目当てで手に取った『GOAT meets』往年のカルチャー誌のような豪華な企画/韓国独特の民族的情緒・“恨”に出会ったふたり/「ぼくも“恨”で書いてるかもしれない!」/からの、斎藤真理子『韓国文学の中心にあるもの』/『82年生まれ、キム・ジヨン』の国際的ブームから遡っていく構成/作品から紐解く韓国の特殊な近現代史/パーン!後の読書はくらうこと確定/なぜ韓国では純文学や詩人の地位が高いのか/光州事件、IMF危機、セウォル号事故/“恨”はどこから生まれるのか/極端な二面性を持ちながら世界に魅力を放つ国▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!
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52|2025年振り返り─感謝とは世界の見方ががらっと変わる瞬間に訪れるもの
【今回のトピック】人体改造手術を受けた武田/2025年どんな年?/12キロ減量し鈍器本を読み続けた廣田/フリクションネス/安易で便利な時代になるほど人が病むという現象/最新トレンド=苦痛こそラグジュアリー/ビルケンシュトックによるサンダル修理ワークショップ/修理する権利/鈍器本の苦労と快楽/生の実感を取り戻す苦痛と恐怖のエンタメ/寝ながら読むな鈍器本/2025年の感謝本を振り返る/最高の感謝のために/読了済みだが紹介してない鈍器本たち/計画的に偶然を待つ/セレンディピティの打率を上げる鈍器本/知識の鳥居をつくる/生年から現在の年齢を引いた年に書かれた本を読むべし!/「くらう」とはなにか/三大欲求は満たしすぎてはいけない/世界の見立てが変わるような瞬間に訪れる情緒=感謝/来年はよりハードコアに読み続けよう/ひらめきとともに断片と出会い続けること/ドゥルーズとガタリ、あるいはふたりの藤子不二雄/読書術ではなく読書スタイルをつくりたい▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!
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51|易から見るビジネス・近代・横浜
今回の感謝本:高木彬光『「横浜」をつくった男 易聖・高島嘉右衛門の生涯』(光文社文庫)【今回のトピック】田中純『磯崎新論』が出てくると思ったが/ネオダダにコミットしてた磯崎は建築ぎらい?/戦中派ゆえに感じる「建てることの不可能性」/反建築のまま建築すること/廃墟の絵からスタートしたつくばセンタービル/電通出身ながら広告をつくったことがほぼない廣田/反広告、反マーケ、反プロモーション/一番ラジカルなのはコンテンツ/財閥レベルの商才があったのに歴史から存在を消した男・高島嘉右衛門/ビジネスマンであり稀代の易者/嘉右衛門、14歳で南部藩の製鉄所事業見積もりを記す/易で地震を予想し的中/外国人相手の伊万里焼き屋を横浜でひらき大当たり/不良外国人とつるみ金銀のレート差を利用しボロもうけ/仲間に裏切られ逮捕/投獄中に本格的に易を学ぶ/語学堪能な若者(後の帝国ホテル支配人)を超高額で雇う/大使館を建てたい外国人から大量受注/和洋折衷の大旅館・高島屋をつくる/大隈重信や伊藤博文を占ってあげマイメンに/鉄道建築を進言し埋め立て事業を担当/日本初のガス会社も設立/陸奥宗光に陰陽論をベースに「横浜に遊郭をつくろう!」と進言/横浜は易でできた町/政局・戦況を常に占う/伊藤博文暗殺を予言してしまい個人を占うことを辞める/拡大路線をとらずすっぱり隠居/易で「見る」大局観のおもしろさと強さ/ずっと再魔術化の話してない?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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50|送り迎え後のウォーキングから世界を変える─池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』
今回の感謝本:池田光史『歩く マジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング)【今回のトピック】 「いい本ってどんな本ですか?」と聞かれたら/関心のジャストミート本と補助線本/読了後に行動が変わる本/自己啓発書が嫌いだった武田/憑依型人間にとって自己啓発書は劇薬!/習慣づけが難しい子育て世代とトレーニング/保育園送り後に始めた30分ウォーキング/ビジネス・自己啓発書に擬態した仲間集めの書/本は建築・目次は間取り図/メタ社屋上には東京ドーム規模の人工トレイルがある/テンセント本社で社員は歩きながら会議する/万歩計は日本のイノベーション/歩くと脳がフリーになる/若者が好むおしゃれな町=ウォーカブルな町/女性の歩数が少ない町とは/ベアフットシューズに出会って人生が変わったという著者/小股で足のセンサーで地面を味わって歩いていた人類たち/地面の情報を得て考えながら歩く楽しさ/歩くだけで楽しい靴らしい/再魔術化としての徒歩/感謝本が鈍器本を連れてきてくれた/番組でベアフットシューズ・BASHOつくりたいね▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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49|なぜ今、民俗ホラーなのか
【今回のトピック】武田人生初のホラーゲームチャレンジ中/なぜいまホラーなのか/花王によるホラーゲーム「しずかなおそうじ」/『ネット怪談の民俗学』/2020年代以降のフォークホラーブーム/アメリカの若者、22%が定期的にホラーゲームをプレイ/方南町にあるオバケンの恐怖体験/ホラー的表現がメジャー作品に浸食している/「サイレントヒル」シリーズ概論/最新作『サイレントヒルf』で描かれる1960年代の山間の村/町に散らばる手記の断片から想像する事件のあらまし/周回プレイ前提の分岐型シナリオ/コントローラーのスピーカーから流れるラジオの音/第4の壁を越えてくる演出/最新のイマーシブ型ホラー「Viola's Room」/爆弾処理班体験×演劇「Trigger Point」/なぜひとは恐怖を味わいたがるのか/近代以前のほの暗さへの郷愁/バナキュラーへの回帰と代替不可能性/道の駅とクラフトビール/世界は中世に戻ってる?/「世界の再魔術化」/高度なテクノロジーによってひとは世界から阻害される/狐憑きから統合失調症へ/恐怖による「生」の再獲得/教会建築やグラフィックによる情報伝達=中世的/フェイクニュースと都市伝説の差違はあるか/お化けやゾンビは映し鏡/感謝の妖怪つくりたい▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!
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48|急にいなくなっちゃった「あの人」との別れ方
今回の感謝本:宇波彰『旅に出て世界を考える』(論創社)中沢新一『大阪アースダイバー』( 講談社)【今回のトピック】トップ難関校だけが入塾できる東大受験専門予備校・鉄緑会での出会い/東大より過酷な環境/高3から入塾しビリだった廣田/物理の授業で隣になったSさん/異次元難易度の理三/塾帰りの公園でやった花火/Sさん卒業式を欠席しひとりリビアへ/文通のはじまり/思春期特有の距離感/「友達だったら一生仲良くいれるよね」/研究医としてアメリカで活躍/8月、突然伝えられた訃報/同い年の親友ともう会えないなんて思えない/リビア滞在中の手紙に「宇波先生っていう仏文研究者と会った」/1996年にリビア滞在中に書かれたエッセイを発見/同書内に前回の感謝本・中沢厚『石に宿るもの』が登場/大阪ってNYぽくない?/ふとSさんの大阪でのキャリアを思い出す/梅田の紀伊國屋書店で手に取った『大阪アースダイバー』/東西を重要な通りと考えた大阪/生駒山から太陽が昇り中百舌鳥へ沈む/中百舌鳥=古墳のショーケース/古代人「死んだ魂は山へ還る」/万博を無視して往馬大社へ/誰もいない境内に舞う蜻蛉たち/招かれているときの神社はハンパない/「こんな感謝のしかた、あんのかよ〜」/「くらげなす」土地と傀儡子による無縁社会/追悼・本・感謝▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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47|藤井風がシンボルスカを連れてきた!─ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』
今回の感謝本:ヴィスワヴァ・シンボルスカ『瞬間』(未知谷)【今回のトピック】執筆の目処が立ってきた武田/あこれがれの文体は自分では扱えない/藤井風への複雑な距離感/ルーティンを手放していく/憑依型はリファレンスを要しない?/本をテーマにしたpodcasterたちのイベント「選書イズラブ (with Podcasters)」に参加します!/本棚の中で光を発していた1冊/激動の時代のポーランドをまなざす詩人/読みを助けてくれる訳者解題/「だって詩集なんだもん」/「瞬間」「ひしめき合う世界で」/処方箋的なことばと問いを拡張してくれる詩/選書なのに自分で選んだ気がしない/たくさんの哀しみを経験したひとの発する優しさ/シンボルスカの2つの大きな喪失/祖国は亡くとも風景はたたずんでいる/自分が自分でいることの圧倒的偶然性/自分にとって大切なことばは自然とつながりあう/ペイフォワードしていくんだ/藤井風がシンボルスカを連れてきた!/書かされているという感覚/「さまよえる魂の通り道」っていうとアレだけど、でもそうだよね▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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46|サブスク時代に「音楽」を取り戻す方法
【今回のトピック】音楽なにで聞いてます?/それぞれの音楽視聴史/6歳差のメディア体験/ソニーとsonic stage/ipod classicという事件/Winny、Cabos、LimeWire/原体験としてのカセットテープとエアチェック/「廣田くんヒップホップばっか聞いてブレてるよ」/人質としてのミックステープ/mp3→CDへの焼き戻し/サブスクが音楽好きに忌避されていた時代/アクセス権というさびしさ/この1000円でなにを聞くべきかという思春期最大の問い/せっかくだからがまんして聞くか/TSUTAYA棚巡回の楽しさとネトフリDIGのむなしさ/都内レコードショップ巡りというRPG/町を領土化する/必要なコストと豊かさ/音楽メディアは「速い」/ソニーミュージックのCMのサウンドロゴ/試聴なき「本聴」の時代/タワーレコードとゆらゆら帝国/誤配は増えている?/プレイリストと贖罪/作業BGMはAIにとってかわる/The Velvet Sundown以降の世界/サブスク時代に「あの頃」の音楽体験はできるのか?/今こそ音楽メディアに触れるべし!/今こそ『ミュージック・マガジン』を定期購読すべし!/ミュージックバーというメディア/編集、文脈と視点/レビューこそ雑誌の核心/サブスクと雑誌の相性のよさ/BRUTUSのマップアプリ/かつては蔑称だったカタログ誌を復権させたい/調べる権利と楽しさ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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45|崇め、投げ、戦う。石という不思議─中沢厚『石にやどるもの 甲斐の石神と石仏』
今回の感謝本:中沢厚『石にやどるもの 甲斐の石神と石仏』(平凡社)【今回のトピック】夏に山梨探訪をしていた廣田/崇める対象としての石/飛び道具としての石/道祖神の起源って?/悪しきものを防ぐ岐(くなど)の神、塞(さえ)の神/結界+道教の考え+神話的イメージ/天祖降臨でニニギの道案内をした猿田彦/後に仏教もミックスされ六地蔵へ/山梨の丸石信仰/長野は石の棒を飾ってる/自然界において球体はめずらしい/著者は中沢新一の父/カメラが趣味の青年、偶然出会った植物学者に民俗学を勧められる/山梨をリサーチした伝説的民俗学者・山中共古/山梨の馬頭観音は穏やかな顔/石投げ合戦としょんべんきり/つぶてから蒙古襲来、そして網野史観へ/ひとはいつから石を投げ戦ったのか/そしてもののけ姫へ/山梨と煮貝/おばけには必ず出身地がある/民間信仰とポップカルチャー▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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44|ふたたび世界を味わうために─永井玲衣『さみしくてごめん』
今回の感謝本:永井玲衣『さみしくてごめん』(大和書房)【今回のトピック】生活のうまくいってなさ赤裸々に話します!/子育てと「継続」の相性の悪さ/悩みを検索すると広告に誘導されるつらさ/正解以外は損するよ、というナラティブ/ディーラーで聞いた「今こそ都民はEVに乗るべき理由」のおもしろさとノレなさ/選べる豊かさと差異化のゲーム/ユーザー全員が商品の時代/過剰なアップデートとアンラーニング/新車が欲しいわけでも旧車に乗りたいわけでもない/残クレアルファード問題/じつは永井玲衣さんの哲学対話のスタイルにインスピレーションをもらってます/念入りな散歩とは何か/選ばれないまま未知に出会いたい/世界は絶えず未知のサインを送っている/圧巻の散歩描写でなにかバリバリと剥がれた武田/過剰な比較検討をもうしたくない/世界そのものに触れていたい/今までにないものを出そうして生まれたアイディアへの既視感/「スルメを見てイカがわかるか?」/ベンヤミンの気散じ/感じられる世界を味わうということ/課題解決思考で失ってしまうもの/一編のエッセイで「大丈夫」って思えるすごさ/答えのない問いの豊かさ/▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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43|多摩・縄文・軍都
【今回のトピック】お盆どうしてた?/多摩ニュータウンで縄文を探っていた廣田/奈良時代に東京の中心だった府中/高句麗からやってきた瓦職人のギルド/大和朝廷以前の時代のため縄文研究が進んだのは戦後/1951年上野での「とりあえず土器を並べる展示」で岡本太郎が驚愕/近く紹介したい中島岳志『縄文 革命とナショナリズム』/島尾敏雄のジャポネシア/照葉樹林文化論/縄文と宇宙/三島SF『美しい星』/縄文的民藝/子育てのあいま2年ぶりに映画館に出かけた武田/正義の相対化が前提となった2025年の『スーパーマン』/どう見てもパレスチナ問題のメタファーでしょ/アメリカって国はおもしろいな〜/かつての軍都・立川/多摩とヤンキー/太宰、春樹、龍/柄谷行人と多摩▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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42|文明をつくった国による新たなグラウンドデザイン─夏申『わたしの上海游記―揚子江のほとりで本を読む』
今回の感謝本:夏申『わたしの上海游記―揚子江のほとりで本を読む』(紀伊國屋書店)【今回のトピック】廣田、黒鳥社・若林さんオーガナイズの中国リサーチ旅へ/投資は盛り上がるもビジネスモデルが確立できてない欧米のAI企業/すでに社会実装済みの中国/『三体』の作者・劉慈欣が働くAI企業/ハイヤーの運転手レベルの自動運転/ドローンの運ぶデリバリー/なぜ中国では可能なのか/鄧小平をいかに理解するか/欧米に認められることファーストで近代化した日本/10億人規模の他民族国家を統治する必要のあった中国/そんなリサーチ旅行中に読んだ副読本/中国に住みながら自由に書くための覆面作家という手段/愛国心教育としての京劇/文化自信と国潮回帰/図書館内の秘密のスタジオ/国を隔てていても文化が共有されている南米/地域で言語すら分かれる中国/中国で人気の日本人歴史学者・宮崎市定/暴君ではない異端の独裁君主・雍正帝/中国的民主というキーワード/国家プロジェクトとしてのグレーターベイエリア構想/文明をつくれた国=OSをつくれる国/▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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41|そこにいた君たちへ─新井英樹『定本 宮本から君へ』
今回の感謝本:新井英樹『定本 宮本から君へ』(太田出版)【今回のトピック】感謝本の見つけ方は2パターン/第3の感謝の道/著者連載デビューの「私小説」的作品/熱意はあれどすべて空回りする主人公/24歳、慣れない経営のさなかで読んだ/メンター・恩師不在の人生/ モーレツサラリーマンらから匂い立つ人間くささ/「これが会社なのか!」/モブにも人生の流れるマンガ/主人公・宮本と同い年の時に読めた/ 東池袋の雑居ビルに構えた最初のオフィス/深夜の慣れない経理作業/まったく同じ座標に宮本がいた!/サラリーマンにはサラリーマンのかっこよさ/人生を伴走してくれていたキャラクター/残業がダメになる前の電通の風景/最高に台なし故に最高な定本版エピローグ/「人間は感動するために生きている」/感謝させてくれてありがとう▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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40|ビーフと参院選
【今回のトピック】夫婦げんかを終えたばかりの武田/やるなら確実に絶対勝てる手はずを整える廣田/常に相対的な戦いが前提になる広告代理店/成果物への批判人格批判に聞こえやすいクリエイティブ業界/HIP HOPのビーフから学ぶこと/生き様込みで作品になるジャンル/リアルとは/ビーフ=下から上への垂直的コミュニケーション/オーディエンスを巻きこむ批評的行為/今回の参院選むずくない?/フラジャイルの反対語はない/否定のことばを養分として強くなるものたち/違いを認め合いながら議論のテーブルにつくことは可能なのか/「とりあえず安心したい」という気持ち/不安vs正しさ/飢えた子の前で文学は役に立つのか、の問い/ガンギマってる政治はよくない/憑依型の武田の宿命/あるものを知るために系譜を辿ると遠くに見えはじめる不思議/ライブハウスでどこにいるか/求心力と遠心力/勉強するほど生まれる阻害感▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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39|4つの感謝本視点から読み解く松尾芭蕉
今回の感謝本:長谷川櫂『「おくの細道」を読む 決定版』(ちくま文庫) 嵐山光三郎、磯田道史『影の日本史にせまる 西行から芭蕉へ』(平凡社新書)安田登『身体感覚で「芭蕉」を読み直す 「おくの細道」謎解きの旅』(ちくま文庫)関口尚『芭蕉はがまんできない おくのほそ道随行記』(集英社文庫)【今回のトピック】芭蕉クアトロ!/ワンテーマ平行読書の進め方/芭蕉あるあるその1:芭蕉忍者説/旅する俳人はスパイ業におあつらえ向き/「おたくの殿様、最近どんな感じ?」/伊賀育ち/戦争広告代理店としての旅人/俗語導入としての「かろみ」/貞門派=古典を学び俳句に活かす/談林派=古典を学びつつ笑いを入れる/両方で学んだ芭蕉/同世代のライバル・井原西鶴/「おくの細道」冒頭に出てくる宗祇の重要さ/漂泊のリリシスト!/古池が古池である理由/芭蕉あるあるその2:同性愛/身の安全のための性愛/不登校児たちと「おくの細道」を実際に歩くワークショップ/セーブポイントとしての歌枕/俳句の並び優先で編集された旅程/能からのオマージュ作句法/ナラティブのzipファイルとしての歌枕/曽良視点の芭蕉ラノベ/史実に忠実かつ高い可読性/1万句つくるフェスで成り上がろうとする俳人たち/演出のための別れ/かっこつけなのに金にケチな芭蕉/▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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38|時代の裂け目を神話から考える─『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』
今回の感謝本:辻田真佐憲『「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史』(講談社現代新書)【今回のトピック】番組史上もっとも感謝本登場まで時間のかかる回です/しつこい廣田と飽きっぽい武田/近代のメディア発達史のひとつの裂け目としてての1920年代/関東大震災と円本ブーム/大正ロマンのむこうがわ/「右派も左派も戦前もっと知ろうぜ?」/人文書と新書は目次が大事/エモーショナルベースの感謝/神武天皇に託されているもの/日本建国神話のおさらいです/戦後教育で教えなくなった古代神話/王政復古の大号令なつい〜/明治新政府の抱えていたジレンマ解消装置としての神武天皇/神武天皇とかけて最新の軍事技術と説きます、そのこころは?/「そこに戻るだけです」論法/「中世キャンセル史観」/だって神武天皇なんだもん/不在がゆえに成立する実在論を新政府はうまく使っていた/安彦良和による古代史マンガシリーズ/戦後民主主義ファースト世代による建国神話/津田左右吉史観の功罪/現代人には文学を楽しむ基礎が抜けてるかも?▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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37|もうすぐ1年!感謝コアな振り返り
【今回のトピック】なんか反響が増えてる/この番組、オウンドメディアとしておかしいよ?/2008年の文フリ 、2016年のオースティン/国立での4時間半のおしゃべり/用意した原稿を捨てた初回収録/実は互いの感謝本知らないんです/なぜアナリティクス解析もPRもせず番組運営しているのか/リスナー分析する暇あるなら本を読もう/柴田宵曲『古句を観る』/感謝セントリックな方がみんな楽しい/コンテンツとディストリビューションは違う/届け方の研究ばっか進んでない?/2010年代、編集長屋さんだった武田/編集会議がグロースハックMTGになってしまった時代/必見!KAI-YOUの舐達磨インタビュー/深く感銘を受けること以外やらなくていい/広く届けたいという煩悩/そもそも我々のいう感謝とは?/悲劇と喜劇、カメラ位置の違い/講談社と集英社における少年マンガの違い/「戦うとはなにか」という問いに向き合う『あしたのジョー』/苦悩こそ新しい問いの種である/世界感受のしかたを変えること/友情・感謝・勝利/それぞれの感謝本の選び方/ピギー・スニードを救い続けること/スピらずに感謝について語ること/▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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36|黎明期を駆けた画家たちのレイト・ワーク─田中敦『画家がいる「場所」』
今回の感謝本:田中敦『画家がいる「場所」: 近代日本美術の基層から』(ブリュッケ)【今回のトピック】コメント、メッセージを欲しがる武田/国内の洋画の歴史/黒田清輝問題とは/印象派という最新技術を持ち帰った黒田による白馬会/文学史と絵画史の密接な繋がり/朝日新聞で展評を書いていた漱石/「場所」から見つめる作家像/実は黒田清輝が学んだのはパリではなかった/川上凉花という画家を知っていますか?/岸田劉生らによるフュウザン会のホープ/岸田、擬古典主義に没頭しすぎて周囲とぶつかる/舐達磨 VS BAD HOPの対立から見るアーティストのスタンスの違い/フュウザン会分裂後、川上凉花は弱小新聞へ/作家の晩年の変化に惹かれる廣田/前衛のその後/自分とは何かに回帰するそれぞれの「レイト・スタイル」▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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35|居場所を変えてひっくり返せ!逆襲の編集術─『ケアと編集』
今回の感謝本:白石正明『ケアと編集』(岩波新書)【今回のトピック】新しい授業の用意で本が読めていない武田/感謝のジャストミ〜ト!/こういう時に新書はいいね/名編集者とはEditor’s editorである/医学書院の最高シリーズ「ケアをひらく」/出版社別初任給ランキング/当事者視点から感じる「ケアブーム」への違和感/ケアラーとしての編集者像/ケアは圧倒的な現在思考である/がんばってメディアと編集を定義してみた/編集工学における「地と図」/コンテクストと表現/べてるの家の妄想幻聴大会/患者の特性はそのままに「場所」を変える/文脈をひっくり返せ!/マイノリティによる価値転倒の実践/ケアってパンクだ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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34|文学フリマ40の報告会
【今回のトピック】ふたりで出かけた文学フリマ40/2008年、批評家養成企画・ゼロアカ道場の一員だった廣田/インディペンデントマガジン『界遊』編集長だった武田/コミケじゃん!/ギリすべての島間の通路を歩ける規模/足を使ってつくった本の魅力/創作系は見極めが難しい/即売会こそ企画が重要/狂気!きぬた歯科の神経衰弱/デザインの気持ちよさと可読性/タイトルだけで手に取りたくなった「多摩と酒」/プロダクトとしてのかっこよさ・川崎大助『夢のかなたの街』/冥界の秘儀という特集「うみまち じんじん」/楽しみにしていた本・オカヤイヅミ『旅を撫でる』/エッセイブームを牽引する雑誌『随風』/よくも悪くも「きれいな本」が増えた/廣田が最も感銘を受けた・アイセチハル『改 モラトリアムジャーニー』/パトスほとばしるリトアニア滞在記/編集者VSリサーチャーのディグバトル/文フリの予習、すべきか否か/BOOKS CALLING、次回文フリでます! ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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33|戦争の前に無名の風景を描くこと──『川瀬巴水探索 無名なる風景の痕跡をさがす』
今回の感謝本:川瀬巴水とその時代を知る会編『川瀬巴水探索 無名なる風景の痕跡をさがす』(文学通信)【今回のトピック】大洗に出かけてひらめいた風景論/新版画ってジャンル知ってる?/出版プロデューサー・渡辺庄三郎/浮世絵2.0としての新版画の旗手・川瀬巴水/伊東深水作品から受けた衝撃/「自分がやりたいのは風景なんだ!」/30回重ねることで細かいグラデーションを表現/巴水ブルー/海外人気の3H(広重、北斎、巴水)/ジョブズも愛した巴水/巴水、関東大震災ですべて消失/渡辺の援助で100日以上のスケッチの旅へ/近代国家となった日本で描き続けた江戸情緒/日本がきな臭くなっていく時代と平行する新版画ムーブメント/那須塩原に疎開/無名だけどみんなの心にある場所/柴田宵曲『古句を観る』に通じる視点/アニメーターに与えた大きな影響/コンセプトアートにも見えてくる/大正と重ねて見てしまう令和のきな臭さ/新版画とY2K※エピソード内で伊東深水を「たんすい」と発話していますが、正しくは「しんすい」の誤りです。失礼致しました。▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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32|みんなで「いい読み」をつくる読書会のすすめ─平野啓一郎『小説の読み方』
今回の感謝本:平野啓一郎『小説の読み方』(PHP文芸文庫)【今回のトピック】練習は資本主義の外にある/AMCC=努力を楽しめる脳/洗濯ものを畳めない武田/学生たちとはじめた読書会/理論と実践/小説家・平野啓一郎の小説観をインストール/オースターから『恋空』まで/小説を動物行動学から考える/小説におけるメカニズム、発達、機能、進化とは/プロット=「物語の主語と述語」を結ぶ矢印/十人十色の解釈こそが読書会の楽しみ/映画鑑賞後の感想戦/「どう思った?」という感想ハラスメントの時代/マンスプに陥らず感想をぶつけたい/かっこいい見方・読み方/いい球を思い切り投げるキャッチボールの楽しみ/遊戯と暴力のあいだ/「正直浅いな」という感想にどうレスすべきか/読書会のために読んだ『読書会の幸福』/参加者の年齢が幅広いほど、読みが多様になる/協創的読書体験へ/なぜAmazonレビューは殺伐とするのか/いい読み手はいい書き手 ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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31|金融資本主義下でヘルシーに暮らすっていうこと
【今回のトピック】生まれてはじめてギターを買った武田/ユーフォニウムを吹いていた廣田/ 効率主義の社会で趣味はどう機能する?/中年はお金と健康の話ばかり/趣味を消費で終わらせない/ゴルフにかかるお金の種類/「楽しい」の2つのレイヤー/本当の幸せは報酬が遅れて届く/ギター初心者の9割が1年で辞める/大学受験における課金スタイル/ 趣味産業と情報戦/筋トレしようと思ってTarzan読んで終わる日/遊びのフロンティアはいずこに/ゲームをし続けるとなぜ落ち込むのか/名前のない趣味をつくる/Deep Researchで予定のない旅の計画をしてみる/新しいなにかが出てくる/渓流釣りの平等さ/達成感を最も感じられるモーメントはどこにあるか/趣味が人を救う時代▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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30|世界を(半笑いで)相対化するオカルト視点
今回の感謝本:武田崇元/横山茂雄 『霊的最前線に立て! オカルト・アンダーグラウンド全史』【今回のトピック】安心の国書刊行会/日経によるスピリチュアルブームへの警鐘/SBNR (Spiritual But Not Religious)という新概念/ 雑誌『ムー』立ち上げのアドバイザー・武田崇元とは/国内におけるオカルトの発信源/東大のブント出身/政治がダメなら精神の革命を起こそう!/古神道とカタカムナ文字/政治権力と国家相対化のためのオカルト/日ユ同祖論/青森のキリストの墓/「物語」の断片を集め「編集」する/UFOは政治色が強い?/メタ視点で眺める陰謀論像/オカルトの上澄みとしてのオウム真理教・Qアノン批判/「せめて爬虫類人出してくれよ」/陰謀論のパターン・ランゲージ/関西弁ママな編集方針/最前線=オルタナティブ/主流を疑い亜流を(半笑いで)展開する/オカルト視点からの陰謀論批判▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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29|すぐには効かない名言集─『366日 文学の名言』
今回の感謝本:頭木 弘樹、品川 亮『366日 文学の名言』(三才ブックス)【今回のトピック】超訳本ブームっておぼえてる?/知的パンチラインへの欲望/「今、どんな気持ち?」/短歌と俳句の圧縮率の違い/武田、若手時代に超訳本をつくった記憶/激昂するショーペンハウワー/収録日の名言はヴォネガット/文脈の重箱からひもとかれる名言/廣田の誕生日の名言を引いてみよう!/武田の誕生日名言は、偶然にも影響を受けたあの人/即効性に乏しい名言の深み/居酒屋の相田みつを、カラオケスナックの演歌/名言集を廊下に置いておく楽しみ/最短経路の感謝は危険/占いのような気持ちで▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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28|「陰謀論」論
【今回のトピック】なぜ今、陰謀論が話題なのか/プーチンのKGB仕込みのフェイクニュース製造法/米国内ロシア系メディアのトンデモ論を米保守系チャンネルが推す/陰謀と陰謀論を分けて考えよう/ツールとしての陰謀論/マケドニアのフェイクニュース工場/(笑)なき現在/「悪化」の原因を外部に求めたい社会全体の余裕のなさ/被害者ナラティブの誕生/宗教は救いを求め、陰謀論は敵を求める/敵、文脈、最短距離の「答え」/批判によって強くなる光の戦士/『チ。-地球の運動について-』のブーム/観念論から実在論へ/「とりあえず一緒にメシ食お?」/ネガティブケイパビリティの重要性/陰謀論もたまに当たる?/個人がメディア化する以前の風景/裏取りは3カ所から/人は物語がないと情報を理解できない/トランプとロイ・コーン/孤独が育むものたち/光の戦士から光の語り部へ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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27|タロットの神秘を暴く一大大著─伊泉龍一『タロット大全─歴史から図像まで』
今回の感謝本:伊泉龍一『タロット大全─歴史から図像まで』(紀伊國屋書店)【今回のトピック】分厚い本の選び方/武田が7年積んでいた本/はじまりはトランプから/めっちゃ俗!/ルネサンス期の北イタリアの詩人・ペトラルカ/祭りの衣装から生まれた大アルカナ/ナポレオンの時代=古代の記録が読み解けるようになった時代/タロットは古代エジプトの秘術?/ジプシーが広めた?/世はフリーメイソンの時代/澁澤龍彦もだまされた/激変する時代に占いが流行った/大人気占い師・マドモアゼル・ルノルマン/近代以降にオカルトと合流/黄金の夜明け団/トランスパーソナル心理学/ユングと心の発達理論/占い道具からカウンセリングツールへ/カードの意味もインスピレーションで解読していい/占いはAIにできない仕事 ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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26|嘘を混ぜることで描ける「真実」─ジョン・アーヴィング『ピギー・スニードを救う話』
今回の感謝本:ジョン・アーヴィング『ピギー・スニードを救う話』(新潮社)【今回のトピック】書くことへの感謝コア/アーヴィングのショウケース的1冊/病床で久々に手にとった本作/自らが作家となったきっかけを振り返るメモワール/おばあちゃん子だったアーヴィング/ある不幸を前にして咄嗟に嘘の物語を紡いだアーヴィング少年/「○○だったかもしれない世界」を紡ぐことが作家の仕事/小説家の真実を記した珠玉の冒頭部分/燦然と輝き続けるおばあちゃん像/廣田「武田さんの日記やエッセイにはフィクションが含まれるの?」/書くことは思い出すこと/フィクションを織り交ぜないと書けない「真実」の存在/一時期ブックオフで良く見たアーヴィング作品/自らの定点観測としての再読のすすめ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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25|いまAIとどう暮らしてる?
【今回のトピック】それぞれAIとどう向き合ってる?/クリエイターの集うAI勉強会で開眼した武田/いまが分水嶺/大手コンサル企業の新人仕事はほぼAIで行われている?/「AIを歓迎するか否か」という問いの陳腐化/SSWSでのマッキンゼー社員による問いの読み替え/AIとつくった大学のシラバス/サポートからエージェントへ/MCP×Obsidianによって世界が変わる/AIの手癖を理解する/「AIには○○できない」という人ほどAIに触れていない問題/丸山ゴンザレスとAI/AIの考えるギャグは笑えるか/AIとコピーライティング/人間が「人間にしか出来ない」と思いたいものとは何か/AIは厚い本も読んでくれる/便利のパラドックス/タイパよりプロパ/人はなぜ釣りをするのか▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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24|自伝として語られる蠱惑的なテックとサイケの精神史
今回の感謝本:武邑光裕『Outlying 僻遠の文化史』(rn press)【今回のトピック】圧倒的にかっこいい装丁の自伝/メディア美学者という肩書き/武邑先生の「技術と芸術」という講義を受けていた廣田/GDPRとICC/「そこまで書くか」という来歴が記される/本書の背骨になる概念「ゾーン」/複雑な家庭環境からはじまる魂の放浪/人智学と黒魔術/マンハッタンのアンダーグラウンド/バスキアとポストパンク/対抗文化の旗手たちとの出会い/サイケデリック体験のドキュメント/ITとサイケデリックカルチャーの重なり/トランスパーソナリティ心理学/からの芝浦GOLDのオーガナイズ/極私的な視点から記されるテック・アート・精神史/人文学サイドからの情報学/ポストモダンと学際/異才が集まっていた『遊』編集部/おまけの小冊子もアツい/オウム真理教とサイケとコンピュータ/分断しつつあるジャンルの交差点に立つこと/便利な社会で魂はどこに置かれるのか/あとがきで引用されるディラン・トマス▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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23|日記はクリエイティブの一番出汁─『文藝 2025年春季号』
小学校のとき日記以外の宿題がなかった武田による、日記への感謝回。日記本ブームのいま、日記を書くこと読むことの楽しみと効能を考えます。今回の感謝本:『文藝 2025年春季号』(河出書房新社)武田百合子『富士日記』(中公文庫)川上弘美『東京日記』(平凡社)図Yカニナ『白夜日記』【今回のトピック】またしても「書き方」の話/「つくる」への関心のルーツは福音館書店『工作図鑑』から/工学部卒なのに機械に関心があまりない廣田/ド文系なのに宇宙や自然科学が好きだった武田/スタンディングデスクの素晴らしさ/後悔しないためのこだわり/ルーティンへのあこがれ/起床即執筆×ポモドーロ×スタンディングデスクで利確する/多動の民は立って踊りながら書くべし/DJのように書く/やりたいことから順番にやる効果/何をやろうか迷う時間はムダである/迷う前に書け!/30分だけでも書く意味がある/ノってきても時間がきたらおしまい/日記の楽しみ/途切れても再始動すれば「続いている」/空前の日記本ブーム/日付さえあれば/『誰かの日記』/自分だけの日記と公開前提の日記の違い/宿題が日記だけだった小学生時代/よろこんでもらいたくて日記に書いていた「おはなし」/日記はクリエイティブの一番出汁/書かれなければ思い出されないことがある/3つのキーワードから記す「ありえた日の日記」/日々がおもしろくなるから書けばいい/『二十歳の原点』▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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22|鈍器本を読むよろこび
番組がはじまって早くも半年。2024年の本と暮らしを振り返っていく今回は、廣田が鈍器本を読むことの効能と喜びを熱弁します。【今回のトピック】本が読めている=ウェルビーイングな状態/余暇に読むのではなく、読むために調整する/なぜ本好きなのにスマホに手が伸びるのか/SNSは噂話のプラットフォーム/大量の鈍器本を読む秘訣/自分を責めないための読書術/難所なき見晴らしはつまらない/最近読破の鈍器をざっくり紹介/所有を巡る冒険/世界文学の旗手による88万字のマスターピース/実は大作ゲームよりタイパのいい鈍器本/長過ぎて混乱するストーリーラインが人生っぽい/進化心理学から見るハラスメントの起源/鈍器本ならではのよろこび/AIは物語を書けるが読んで楽しむのは人間では?/電子書籍ならいつでも鈍器?/読み方をつくる楽しみ/迷ったら一旦買おう鈍器本!▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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21|荒廃した資本主義下のサヴァイバルガイド─アナ・チン『マツタケ─不確定な時代を生きる術』
タイトルだけ聞き、生物学の本だと思いきや、じつは荒廃したグローバル資本主義下でのサヴァイバルガイドとして楽しめるこちら。鈍器本への誘い!今回の感謝本:アナ・チン『マツタケ─不確定な時代を生きる術』(みすず書房)【今回のトピック】442Pの中型鈍器/英題は「The mushroom at the End of the World」=世界の終わりのマッシュルーム/安心安定の知識の泉・みすず書房/京大初のマツタケ学/著者はフェミニズムと環境人類学を牽引する文化人類学者/森林には資本主義下の課題が全部現れる/「マツタケ、深いんすよ!」/学際的で多声的な書かれ方/荒れ地でないと育たない/量産・安定供給不可/輸入先はコロラド州の森/採集者は移民としてやってきたミェン族/楽しみとしての採集/「汚染されたダイバーシティ」の誇り/爆心地から最初に生えてきたのがマツタケ/珍重するのは日本人だけ/贈与としての食品/マツタケから学ぶ荒廃した資本主義下のサバイブ術/意外な里山批判/写真と文体のかっこよさ/マルジェラのきのこパーカー/マツタケをモチーフとしたポストグローバル資本主義論/幸せになる偶然性のあり方/結末に抗って/書籍の本質的なよろこびは鈍器本にあり/プルースト『失われた時を求めて』どの訳で読むか▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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20|電車の中で写真集を「読む」─佐内正史『写真がいってかえってきた』
収録日、出がけに感謝本を急遽変えた武田。その結果、生まれてはじめて電車内で写真を「読む」体験をします。写真と作意、表現と記憶についてのお話。今回の感謝本:佐内正史『写真がいってかえってきた』(対照)【今回のトピック】武田、出かける直前に感謝本をテーマごと変更!/なぜ日記本ブームが起こっているのか/下北沢の日記専門店「月日」/風景を見て感動するときに何が起こっているのか/何かを思い出さないと文章は書けない/思い出す以上作意が生まれる/写真なら作意を捨てられるのではないか/風景は作意でコントロールできない/いい風景は「やってくる」/風景そのものは存在しない?/「なにげない風景」のなにげなくなさ/なぜ自分の風景写真は佐内さんのものとまるで違うのか/クオリティとは/ジャクソン・ポロックの「上手さ」/アレック・ソスのポートレイトの圧倒的演出力/電車の中で写真集を「読む」/車窓に流れる風景、手元の風景/写真で説明をしてしまう廣田/被写体との品のいい距離/ファインダーの暴力性/いい風景には永遠に追いつけない/作意、記憶、時間▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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19|本の記録とドーパミン早起き術
2024年振り返り回。武田は本の記録へのあこがれと、あるアプリの話。廣田からは、月に1回鈍器本が読めるような生活の秘密を本邦 公開! 【今回のトピック】 感謝の2度漬け/読んだ本、記録してる?/本の読める店・fuzkue阿久津さんによる読書記録アプリ/テストに読んでもらった印象/脱読了至上主義/プロセスを記録する/積ん読は負債じゃなくて資産!/本好きならではのインサイト/衆人環境での★が記録の邪魔をする/Amazonで★1つをつける奴ら/ログにあんま興味ない廣田/「記録好き」にあこがれる武田/これまでの感謝本リスト化計画/読書時間のつくり方/時間なくて疲れてるときに限って、意味ない動画を見てしまうのか/結論:朝型になるしかない/Kindle unlimitedのディグ/『最高の気分と活力が手に入るドーパミン復活早起き法』を読んでみた/乖離とボーダーから依存症の時代へ/脳の報酬系をいじるデザインのダークパターン/1日の総ドーパミン量は決まってる?/現代人、スマホでテンションの先取りしすぎ/解決策:冷水シャワーを浴びろ/コ○イン並のドーパミンがゆっくり出る?/褐色脂肪細胞のはなし/「今のはほんとの科学?(笑)」/月1冊鈍器本が読めるようになりますよ… ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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18 |音楽への感謝に満ちた驚異の重要書─マイケル・スピッツァー『音楽の人類史』
久々の鈍器本へのトライとして廣田が選んだこちら。縦横無尽の知識を動員し、わずか2年で書いたという驚異の大著には音楽への圧倒的感謝が詰まっていました─。 今回の感謝本:マイケル・スピッツァー『音楽の人類史:発展と伝播の8億年の物語』(原書房) 【今回のトピック】 廣田、久々の鈍器本への挑戦/音楽誕生以前からAIによる作曲まで/「音楽は聴覚にとってのチーズケーキのようなものだ」への大いなる批判/「正統」な西洋音楽史とあえて距離をとる/『銃・病原菌・鉄』の音楽版/イルカには流行歌がある/蝸牛の起源はエラ/2足歩行によって生まれたリズム/学際的に横断する知恵があふれてくる/超重要遺跡=ギョベクリ・テペ/人類の定住は音楽によりはじまった?/西洋による世界の支配を音楽から解く/3つのキラーアプリ=音階・記譜法・対位法/記譜法によって批評が生まれ他/「作者」の誕生/ポリフォニーとしての武満徹/1番熱心にベートーヴェンを聴いているのは日本人/自我なき禅的音楽としての久石譲/円環する時間を描く西洋外の音楽たち/PSY『江南スタイルは音楽の最終地点/これを2年で書いた著者の知識が恐ろしい…/蠱惑的な鈍器本 ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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17 |猫から考える時間、記憶、世界の美しさ─保坂和志『ハレルヤ』
本は不思議なもので、読むタイミングによってその色彩が変わります。今回は武田がふと再読してみて、作品のほんとうの魅力に気がついた本。積ん読は資産、再読は世界と出会いなおす旅! 今回の感謝本:保坂和志『ハレルヤ』(新潮社) 【今回のトピック】 保坂和志は完読しづらい?/『趣味」を敵視していた20代の武田/村上春樹と顔が似てる/「猫がいるから花の美しさがあり、冬の寒さもありっていう」/趣味=世界の美しさや奥深さを知るための触媒=広義のメディア?/まっさらなままじゃ感受できない/猫を書くのではなく、猫「で」書く/「猫で書く」保坂和志を短編で味わえる『ハレルヤ』/円環し点在する猫たちとの時間/原因があって結果がある、というのは人間だけの感覚か/時間と記憶の猫を通した考察が泣ける……/葉っぱが落ちるような時間感覚を持つイスラーム文化/偶然性への感謝/未来を思い出す/プレミア12決勝での辰巳選手の円陣/偶然に思いを馳せられるのは高級なこと/中年とは伏線回収の年/時間の螺旋モデル ▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9
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ABOUT THIS SHOW
リサーチャーの廣田周作と、メディアリサーチャー / 編集者の武田俊によるpodcast。まるで呼ばれるようにして手に取った本から得た気づきや疑問、ひらめきやときめきを、感謝目線で紹介しあいます。--▼番組への感想、メッセージ、あなたの感謝本をぜひお送りください!https://forms.gle/jSZMtD58zpaD3gzH9--廣田周作NHKのディレクター、株式会社電通でのマーケティング、新規事業開発・ブランドコンサルティング業務を経て、2018年8月に、企業ブランド開発を専門に行うHenge Inc.を設立。独自のブランド戦略立案やイノベーション・プロジェクトに携わる。ヒップホップが好き。--武田俊KAI-YOU,LLC.の設立以降、「TOweb」「ROOMIE」「lute」「M.E.A.R.L.」などのWebマガジンにて編集長を歴任。多様なメディアを横断し、ナラティブで繋ぎ合わせる手法を探究中。野球、釣り、格闘技、ゲーム、人の日記が好き。現在はじめてのの子育て中。--制作Henge Inc.https://henge.co.jp■ロゴデザイン畑ユリエhttps://www.hatayurie.com■Special Thanks!!村井智、鈴木歩積、水野蒼生、小平桃子
HOSTED BY
Henge Inc.
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