親子の生態図鑑

PODCAST · kids

親子の生態図鑑

せいちゃん(娘)とまっさ(父)が、暮らしの断面に生じる微細な異変を、言葉で固定していく『親子の生態図鑑』。父は導く者である以前に、しばしば娘に気遣われる存在であり、観察者と被観察者はいつの間にか入れ替わる。子どもの率直さと大人の逡巡が交差するところで、日常はひそかに硬質の光を帯びる。今この瞬間の声を残し、十年後の父が慎ましく拾い上げるための、親子の生態記録である。

  1. 42

    #40 鯉は滝を登ると龍になる

    こいのぼりを持ち帰ってきたせいちゃんが、作り方を得意げに解説するところから始まる。棒に紙で胴体を作り、鱗はお花紙で、目玉はクレヨンで描いた画用紙——細部まで覚えている。「3匹いるよ」と言われて初めて気づくまっさ。得意げに鯉のぼりをふり回しながら、せいちゃんはこいのぼりの起源の話まで披露する。滝を登りきった鯉が龍になったという伝説。まっさも素直に感心する。話題はそのまま車検へ飛ぶ。「車の健康診断」とすぐ理解するせいちゃん。お腹をポンポンして、オイルを抜いて——子どもなりの解釈でなんとなく合っている。続いて二輪車の話になると「もう完璧、レースに出たい」と宣言。財布の中は300円と少し。おばちゃんからもらったお年玉だという。終盤、せいちゃんが「拍手するといいことある」という話を持ち出し、架空の友達「ほにゃららちゃん」と「ふにゃららちゃん」が登場して場が笑いに包まれる。明日から横浜のジージバーバの家に行くせいちゃん。少し鼻声の2人がバイバイと言って幕を閉じる。

  2. 41

    #39 タンポポの綿毛飛ばしマン

    春の散歩は、名前を呼ぶことから始まる。チューリップ、ムスカリ、ハルジオン、芝桜、よもぎ、つくし——まっさが名前を出すより先に、せいちゃんはもう指を伸ばしている。知っていることを、知っていると言わない子どもの静かさがある。「知ってたんかい」と笑うしかない場面が、今日だけで何度あっただろう。綿毛を飛ばした。「久々にやった気がする」とまっさが言う。子どもと一緒にいると、忘れていた動作が戻ってくる。吹く、触る、匂いを嗅ぐ、拾う——そして「戻しとこ」と言う。取ってはいけないものがある、という感覚を、まっさはルールではなく所作で伝えようとしている。橋の上で、足元の高さについて話していたら、せいちゃんが聞いた。「命って何?」。心臓が止まること、とまっさが答えると、せいちゃんは「骨がバキバキに折れるかも」と付け加えた。どちらが哲学者かわからない会話だった。今日の散歩は、発見の記録であり、命名の練習であり、「取らない」という倫理の反復だった。そしてそれは、弓道場の前を通り過ぎるように、静かに、あっさりと終わった。

  3. 40

    #38 噂話天国

    噂には、発端というものがない。気がついたら誰かが話していて、気がついたら本当のことのような顔をしている。この日、まっさとせいちゃんは噂話を持ち寄り、そして自分たちで作り始めた。雪女は息で人を凍らせる。雪男はもさもさしている。石男は顔も足もおっぱいも全部が石でできている。まっさがその場で考えた、このアパートの地下には、昔、食べ物を取り合って死んだ人が埋まっている。それを供養するために毎年春祭りが開かれている。「それ今俺が作っただけだけどね」とまっさは白状した。でもせいちゃんは笑って聞いていた。噂とは、そういうものだ。天国の話になった。雲の上が天国の入り口で、地面の洞窟の中に地獄がある。右と左にはみんなが住んでいる場所がある。斜めは——まだ名前がない。まっさのじいちゃんは、死んだら天国がどんないいところだったか電話で教えてくれると言っていた。でも一向に連絡が来ない。「天国がよっぽどいいところで、連絡するのも忘れてんじゃない」とせいちゃんは言った。それは、たぶん、かなり正しい。せいちゃんが5歳になった。だからシーズン2が始まった。誕生日の会話は、なぜお店には自分で作れないものが売っているのかという疑問へと転がっていった。せいちゃんの仮説は的確だった——糸を作る人がいて、糸を布にする人がいて、布を服にする人がいる。分業という概念を、せいちゃんはすでに体感として知っていた。「空気を作る人とか、まつげを作る人とかもいるんかもしれない」とまっさが言うと、せいちゃんはすぐに返した。「まつげは体が作るんだよ。だからどんどん伸びてくる」。正しい。まっさは今朝も眼鏡にまつげがついていた。紙は何でできているのか。せいちゃんの仮説は「布みたいなもの」。まっさも「そんな気がする」と言った。答えは次回以降に持ち越された。知らないまま終わることも、たまにはいい。

  4. 39

    #37 誕生日ケーキ餃子

    夜の内緒話として、このエピソードは始まる。4歳の最後の夜。せいちゃんはもう知っている。明日、自分は別の自分になる。だからこそ今夜は、ろうそくを買ってきた。ブルーベリーも、生クリームも、イチゴも。誕生日の前夜に、すでに準備が整っている。ケーキより餃子が食べたいまっさに、せいちゃんは丁寧に説明する。「ケーキを先に食べないと、ドロドロになって美味しくなくなっちゃう」。4歳の論理は、4歳の最後の夜に、完璧に整合している。5歳になるとは、何かを失うことではなく、何かを新しく覚えることだと、子どもはすでに知っている。4歳のせいちゃんへ、バイバイ。内緒で録ったこの会話が、その証人になる。

  5. 38

    #36 赤ちゃん返り

    今日のこども園では、5人のお友達と顔を描いた。自由帳にはまだページが残っている。パンダ組になって、担任の先生の名前を覚えた。プリエという技も覚えた。せいちゃんの世界は、着実に広がっている。そこで今回は、逆方向に時間をたどることにした。せいちゃんが赤ちゃんだった頃の話。まっさの記憶の中にあるのは、湯船の上でほーっとした顔、と、油断した一瞬に起きた水没事件だ。でもそのとき、せいちゃんはちゃんと息を止めていた。赤ちゃんはすでに、生きることを知っていた。滑り台のボルトをじっと観察していたこと。本のページをペペペとめくり続けていたこと。おむつ替えのたびに足をバタバタさせて、うんこが飛んでくること。小さな体の中で、何かがずっと動き続けていた。そして、笑わなかった話。生後6ヶ月、父と母の間に静かな仮説が生まれた。「ひょっとして、俺たちは世界で一番つまんない人間2人なんじゃないか」。でも6ヶ月を過ぎたある日、せいちゃんは急に笑い始めた。世界はそこから、また違う色になった。

  6. 37

    #35 いろんな話に世界の話

    話すことに理由はいらない。事務所のマイクの前に座って、まっさとせいちゃんはとにかく「いろんな話」を始めることにした。今日の議題は、名探偵プリキュア。グミがお店に出回っているらしい。アルカナシャドウという存在が前の回に現れて、次はきっとその戦いの回になる——とせいちゃんは読んでいる。まっさはリコとロイのアニポケさえ2週間見られていない。世界は前に進んでいるのに、大人の時間はなかなかついていけない。話題はハートのマークへと漂流した。キュンキュンするマーク。雨粒が落ちて跳ねるあの形。あれを「雫」と呼ぶのだとせいちゃんが言った。言葉と形と感覚が、子どもの中でまだ柔らかくつながっている。ポケモンの話は次回へ持ち越された。「私たちの力を持って素敵なラジオを始めちゃうタイム」——せいちゃんの締めの言葉は、毎回どこか呪文のようだ。

  7. 36

    #34 骨は拾ってね

    シーズンがある、ということは、終わりと始まりがある、ということだ。まっさがせいちゃんに相談した。5歳になったらシーズン2にしようと思う、と。せいちゃんは「やった!」と言った。シーズン3は6歳、シーズン4は7歳。その先はわからない。せいちゃんが一人で始めているかもしれないし、かーかと二人でやっているかもしれない。「まっさは?」と聞くと、せいちゃんは「たぶん死んでると思う」と言った。まっさは笑って「骨は拾ってね」と言った。「うん、拾うに決まってるでしょ」答えた。死について、4歳はあまり深刻にならない。畑には羊羹を2個持っていった方がいい、とせいちゃんは言った。1個は猿に取られるかもしれないから。備えとは、そういうことだ。まっさの一人ラジオ——軽トラの雑音が半端ないやつ——の一番のファンはせいちゃんだった。まっさは「俺が一番のファンだ」と思っていた。作り手と聴き手が同じ場所にいる。10年後に聞き返して、笑うために録っている。

  8. 35

    #33 変なおじさんは、ウィンクが届かない

    親の愛情とは、本質的に非対称だ。まっさはバレー教室の窓越しにウィンクを送った。せいちゃんは気づいていなかった。いや、正確には「なるべく見ないようにして、スキップしていた」これは拒絶ではない。成長だ。かつては「あっこ」と駆け寄っていた子が、今は自分の世界に没頭している。まっさはそれを「驚き」と表現したが、その驚きの中には誇りと、少しの寂しさと、変なおじさんとして一人でウィンクしていた滑稽さが混在していた。愛とはだいたい、そういうものだろう。後半、話は籠と紐と米粒で鳥を捕まえる「罠作戦」に飛ぶ。が、野鳥の捕獲は犯罪らしい。自由に飛ぶものを手に入れようとすることの、普遍的な無理さ加減。結局まっさはカラスが案外好きだと気づき、せいちゃんはバレーのプリエを丁寧に教え始める。このラジオの目的「10年後に俺が聞き返して、懐かしいなって思うため」。記録とは未来の自分への手紙である。聴衆はその誤配を、こっそり受け取っている。

  9. 34

    #32 あきらめない将棋

    将棋で飛車を失った瞬間、まっさは「負けました」と言った。王はまだ盤上にあったのに。せいちゃんの指摘は単純だ。「まだ終わってないのに、なぜ終わったと言ったのか」。だがその問いは、敗北とは何かという問いに直結する。負けとは、相手に決められるものか。それとも自分が決めるものか。まっさが認めたのは「覚悟の不足」だ。勝ちににじり寄る意志を持てなかった。そしてその不足の正体は、自分が負けると信じてしまったこと——つまり自己への不信だった。4歳のせいちゃんが持ち出したのはプリキュアであり、ご飯であり、NHK杯の棋士たちだ。彼女の論理は一貫している。「やめない人は、やめない」。同語反復のように聞こえて、これは意志論の核心に近い。諦めないとは状態ではなく、繰り返される選択なのだ。新年度の組替えという”小さな死と再生”を入口に、このエピソードは気づけば「自分を信じるとはどういうことか」を問うラジオになっていた。語ったのは父だが、答えを持っていたのは娘だった。​​​​​​​​​​​​​​​​

  10. 33

    #31 相撲と映画を見た話

    風邪が治ったから、もっと元気?電気?を出そうと思う。子どもの養生論は明快だ。この日は事務所での収録だった。いつもの部屋ではない場所が、せいちゃんをすこし違う自分にさせた。ボタンを全部閉めて、準備は整っている。せいちゃんがプレッシャーレッスンを教える。足の位置、手の置き方、姿勢の直し方。まっさは生徒になった。教える側が4歳で、教わる側が37歳であることを、ふたりは気にしない。相撲をとった。勝ち負けより、倒れない工夫の方が長かった。まっさはひとりで話した。アリエッティを見たこと、テーマを見つけられなかったこと、それでも可愛かったこと、ありがとうと思ったこと。解釈できなくても、感謝はできる。最後にスクワットをした。正しいフォームを教えながら、相撲になった。「全部嬉しい回となっています」とせいちゃんは言った。

  11. 32

    #30 プリキュア回

    なりたいものを聞かれたとき、子どもはすでに答えを持っている。大人はそこから考え始める。せいちゃんのプリキュアは細部まで決まっていた。色、メイク、髪型、頭につけるもの、名前まで。まっさのプリキュアは「スーツっぽい感じ」から始まった。せいちゃんがそれを受け取って、名前をつけた。変身の決め言葉も、せいちゃんはすでに持っていた。まっさはその場で作った。言葉は途中から崩れていったが、それでも変身は成立した。どこかに飾られているせいのお手紙のことが、ふと話題になった。

  12. 31

    #29 ハートロックマンは花を愛でる

    草取りというのは、本来は地味な仕事だ。カマと手で、花を踏まないように、ひたすら雑草を抜いていく。しかしせいちゃんが隣にいると、その作業はいつのまにか「調査」になる。アルケミラの葉に水が溜まっているのを見つけて、「可愛い」と言う。葉目と花目のちがいを教えると、真剣な顔でひとつひとつ確かめていく。赤い雑草を手にして「食べられる?」と聞き、「図鑑で調べようぜ」と言って大事そうにポケットにしまう。子どもの観察眼は、農家の目線とも、植物学者の目線とも、少し違う。「これ可愛い」「これ何?」という問いは、分類しようとしているのではなく、ただ純粋に、この植物と関係を結ぼうとしている。今回のせいちゃんは「ハートロックマン」だった。お花のために草取りをすることで、ハートをロックして守る。敵に取られないように。その論理の飛躍が、中島には少しだけ刺さった。農業をやっている理由を、こんなふうにシンプルに言語化したことがあっただろうか。ハートをロックする。そのために、今日も畑に来ている。背中がびしょびしょになっていることに二人で気づいて、笑いながら作業を続けた。そろそろ終わりにしようかという空気が流れたとき、「もう少しやってくれない?」と言ったのはせいちゃんの方だった。中島は「うん、分かった」と答えた。頼まれる側と頼む側が、いつのまにか入れ替わっていた。

  13. 30

    #28 話ながらダンスでも

    世界には名前がついていないものが、まだたくさんある。「ニッション」は「一番好き」という意味だ。4歳のせいちゃんがそう決めた。辞書には載っていないし、誰も教えてもいない。でもその言葉には、既製品の語彙では追いつかない何かがちゃんと宿っている。英語話者が “my favorite” と言うように、せいちゃんには「ニッション」がある。言語とはそうやって、誰かの内側から生まれてくるものだったはずだ。今回、せいちゃんは30個の「技」を持ってきた。アルニッション、ステロッコニッション、筋肉体操の膝漏れ。それぞれに手順があり、身体の使い方があり、名前がある。大人が「遊び」と呼ぶものを、せいちゃんは体系として持っている。技には正式名称があって、派生がある。股が痛くなって中断する父、それは真剣な実演だった。お金の話は外でしない。せいちゃんはそれを覚えていた。誰から聞いたかも、なぜそうするのかも。4歳が社会のルールを内側に取り込んでいく瞬間というのは、こんなにさりげなく訪れる。モバイルバッテリーに貼られたホタルイカのシール。逆さまに貼られたそれを「イカってこうだろ」と言うせいちゃんに、「水中だからどっちが上かわからないよね」と返す父。正しさより、視点の話をしている。エンディングは、せいちゃんの「聞いてくれてありがとう」だった。登録を呼びかける声は、もうすっかり配信者のそれだった。

  14. 29

    #27 バッタ組とトンボ組の発表会

    「できるようになったこと」を発表するとき、人は少しだけ胸を張る。それがネクタイの結び目でも、後ろでんぐり返しでも、パスワードの再設定でも——その重みはみんな同じだ。今回は父と娘が向かい合う小さな発表会。ルールはひとつ、自分の成長を自分で宣言すること。4歳は体で覚えた。37歳は日常のあちこちで、気づいたら何かができていた。スクワットのフォーム、図書館の使い方、いつも書いている自分の名前の書き順。できることの総数を二人で競い合ううちに、数字はどんどん膨らんで、100を超え、1000に届きそうになる。成長とは、積み上げるものではなく、気づくものかもしれない。

  15. 28

    #26 ポケモンパスポート

    チーズをかじりながら、アメタマは水タイプだと断言する子ども。その分類に誤りはない——彼女の中では。図鑑を開いてからのせいちゃんは、記述を読むのではなく検証していた。エーフィーが「空気の流れで天気を読む」と書いてあれば、「気持ちの天気もわかるんじゃない」と返ってくる。図鑑は彼女にとって答えではなく、出発点だ。好きな夏を2回体験できる——農業の季節の論理から生まれたその発想を、せいちゃんはすぐに「パスポート作る」で着地させた。折り紙で。

  16. 27

    #25 QBBチーズ

    QBBの略がクオリティ・ベスト・ビューティフルだと判明。その後、“ひまわり組”に見立てた即席ダンス教室がスタート。かかとを使うタップの基本から、アルダスキップ、アローピース、チリアルテップなど次々とステップが登場し、最後は「ハッピー星人」で締めくくるほっこりセッションとなった。

  17. 26

    #24 4歳と37歳の帰り道

    4歳と37歳、2人きりのおでかけ帰り道。車の中で自己紹介の練習をして、スーパーで使う買い物メモは折り紙にされて、しりとりでは「水」を3回出される。日常のなんでもない時間。ちなみに最後のぶちギレ泣きはガチ泣きじゃなくて悔し腹減りイライラ泣きなので、そのままお届けします。本人確認済

  18. 25

    #23 ニッション、妖精、ポケモンラムネ

    寒い風の中、石がゴロゴロする道を二人でのんびり散歩しながら収録。せいちゃんのお気に入りの服「ニッション?」「ミッション?」が今日のキーワードになり、国土調査の看板の文字がニッション?に似てる、彫刻でニッション?と読める、とどんどん広がっていく。ポケットのおやつとポケモンラムネをつまみながら、妖怪バス、妖精、魔女、ハリーポッター、「お化け島」へと話が展開。せいちゃんの世界では妖精も鬼もドラキュラも全員ハロウィンパーティーで共存している。最後はせいちゃんオリジナルソング「みんな友達レッツゴー」で締めくくり。寒くてもゆっくり、転ばないように、手を繋ぎながら帰ってきた。

  19. 24

    #22 春のつまみ種を食べながら

    記録することと、守ることは、時に矛盾する。パーソナルなラジオの本質的なジレンマが、このエピソードの核心にある。個人名という「小さなミス」は、表現の自由と他者のプライバシーという普遍的な問いを静かに召喚する。まっさはそれを「否定された」と感じた一瞬の痛みとともに正直に語り、しかし最終的には「いいダメ出し」として昇華させる。感情の揺れを経由しながら、より成熟した表現倫理へ着地しようとするその過程こそが、このポッドキャストが単なる記録を超えている証左だ。お菓子をつまみ、子供が手を洗いに行き、寝る時間が近づく——そういう何でもない夜の断片の中に、「それでも続ける」という静かな意志が宿っている。表現とは、傷つくリスクを引き受けながら、それでも開き続ける行為である。

  20. 23

    #21 ずっとずっと友達は優しいのかな

    今回は「お友達」をテーマに、子どもたち(父と子)からの名回答が続出「パパの足を臭いから舐める」という友だち衝撃の告白から始まり「臭いものをなぜ舐めるのか?」という哲学的な問いへと発展。名探偵プリキュアのキャラクター考察では、子どもたち(父と子)が黒いプリキュアや水色のプリキュアの設定をめぐって真剣に議論を展開した。後半は進行中のプロジェクトを紹介。ラジオ・日記・天候・気分のデータを記録し、自分そっくりの「まっさロボ」を作るという壮大な構想を語った。支援者も募集中。締めくくりは子どもたちに(父と子)よる手作りの歌「みんなともだち」と、謎ポーズ「外向きピース」の解説で和やかにお開きに。エピソード名はせいちゃんが推敲してくれました。

  21. 22

    #20 お別れの言葉練習必要ラジオ

    家の中にこっそり立てたテントの中で収録。テーマは「お別れの言葉」。卒園式に向けて、せいちゃんが一生懸命覚えたセリフを披露します。新聞紙遊び、スイカ割り、七夕、遠足、運動会、文化祭、クリスマス会……思い出が次々とあふれます。父は合いの手を入れつつ、少ししゃべりすぎつつ、娘の成長に静かに胸を打たれます。内緒のテントと小さな緊張感。今回、せいちゃんがエピソード名をつけてくれました。

  22. 21

    #19 トントントン、息切れ

    せいちゃん発案の「ダンススプリング」を親子で実演。右左の足運び、クロス、上下のリズム、そして“お父さん指とお母さん指”だけで立つつま先ステップまで、息を切らしながら全力解説。教えるせいちゃんと、ついていくまっさ。マイクに入るかな?と気にしつつも、スイッチオンで高まる夜。終わりたくない気持ちもそのまま記録した、親子の生きたダンス。エピソード終わり、就寝時間が近づいたので父独断の「ありがと」

  23. 20

    #18 最強の紙飛行機

    鏡や棒の動き、折り紙の花束、そして“最強の紙飛行機”づくりを実況。ハートを合わせ、何度も折り直しながら工夫する時間。キラキラのマニキュアを塗った左手で飛ばす父。笑いと試行錯誤がそのまま残る、親子の実験

  24. 19

    #17 ダンスバトル教室

    子どもは、見たものを真似るところから始まる。言葉を真似、動きを真似、それは自分の身体で奏ではじめる。ダンスの振付をなぞる時間の中で、模倣は少しずつ想像へと変わっていく。周囲の情報を取り込みながら、それでも固有のリズムで立ち上がる存在。生成や創造とは何かを、家庭の一室から静かに問い直す回。

  25. 18

    #16 ドライヤーの音がうるさくて聴きづらい

    ドライヤーの音うるさすぎました。ドライヤー中は録音するの難しい

  26. 17

    #15 眉毛がない

    保育園の行事で見つけた「ひな祭り」の不思議を一生懸命に語ります。伝統的な雛人形への素朴な発見や、新しく挑戦する習い事への期待。子どもの成長と好奇心が詰まった、春を待つひととき

  27. 16

    #14 歯磨きのことを「ハミ」と言う

    「ハミしよっか」という父の誘いと、やりたいことが多すぎてなかなか進まない子。

  28. 15

    #13 寝坊した

    寝坊した朝の賑やかな一コマ。誰が一番に起きたかを競いながら、朝食の準備を進めます。バターとブルーベリージャムを塗ったパンを食べて、元気よくこども園へ出発!

  29. 14

    #12 園芸ハック新理論!草取り名人天才マン

    「草取り名人天才マン」ことせいちゃんが、まっさに除草の極意を伝授します。赤い根の調査や、茎が四角いホトケノザの観察など畑には発見が続々。「カエルは植物」という驚きの珍説や、遊び心溢れる園芸トークをお届けします。『草取り名人天才マンの独特な理論』名人が教える、ただ抜くだけではない「深い」園芸術です。• 「中をのぞく」重要性: 土が固い場所は、無理に引かずに中をしっかりのぞき込むことが大切です。• 赤い根の処理: 赤い根っこを見つけたら、それを切って中を確認するのが名人の流儀です。• 「サッチ」の正体: 小さなヒゲのような根っこ(ヒゲ根)は「サッチ」の仲間で、放っておくと強く伸びて花の邪魔をしてしまいます。• カッコいいカマの使い方: 左手(お椀を持つ方の手)で草をつまみ、カマをしっかりと立てて「くんくんっ」と引くのがコツです。• カエルは植物説: 茶色いカエルも、どんな種類のカエルも、天才マンによれば「植物」の仲間です。• おばあちゃんの定義: おばあちゃんと呼ばれる年齢は、141歳からと定められています。• 田んぼと畑の違い: お米が植わっているのが田んぼ、お花が植わっているのが畑という明快な区分けです。

  30. 13

    #11 草取り名人天才マンがやってきた

    草取り名人天才マンが、鎌を斜めに使って根こそぎ取る除草術を伝授します。ノートと鉛筆で作業を記録する園芸管理のコツも必見。最後には「収録後の秘密の話」の予告も飛び出す、ユーモアたっぷりの園芸ライフハック

  31. 12

    #10 春探し散歩の続き

    まわりの景色を見つけながら春を探す散歩。雨不足を感じたり、不思議な像に目を留め、寄り道や忘れ物も含めて楽しむ即興の対話。日常に潜む発見と好奇心を綴る。

  32. 11

    #9 春探し散歩

    春を探す散歩で苔や石、何かの種を見つけるせいちゃんとまっさ。抱っこしていた頃を思い出しながら成長を感じる、やさしい対話と日常の記録。

  33. 10

    #8 これから朝ごはんを食べる

    図書館で借りた個性的な本を紹介し合う、賑やかな朝のひととき。花や動物の図鑑、迷路の本など、それぞれの興味が光ります。「隠れたものを見つける楽しさ」を語り合い、朝ごはんを食べて元気に一日が始まります。

  34. 9

    #7 素敵なレッスンでレッツゴー

    今回話題に上がったのは、日常の中にある「見つける力」畑で見つけた色とりどりの花の名前を次々と挙げる様子に、互いに感心し合う場面も。作業中に一生懸命ノートに書き留めた「お花の観察記録」や、大切な人への感謝のメッセージについても触れています。最後は、音楽に乗せて開催される、恒例の「ダンスバトル」の予感で賑やかに幕を閉じます。

  35. 8

    #6 図書館と海王星と月

    図鑑や手書きノートを広げながら、木星の模様や海王星の発見秘話など、太陽系の不思議を仲良くナビゲート。海王星は、望遠鏡で偶然見つけられたのではなく、「あそこに未知の星があるはずだ」という数学的な計算によって予測され、発見された。当時、天王星の動きが計算とズレていたため、「さらに外側に、天王星を引っ張っている未知の重力源(惑星)があるのではないか」と考えられたのがきっかけ

  36. 7

    #5 みえない自由とぬいぐるみ人形

    世界のどこかで誰かが聴いていると知って、張り切ってしまった人間2人。ぬいぐるみを増やしたいという夢から始まり、理想の部屋や高い木のベッド、ひとりで寝る自由について語り合う。ポケモンを愛でながら、途中でお酒の体質や「飲まない勇気」にも話題が広がる。眠気とともに、家族のやさしいやりとりで締めくくられる、あたたかい夜の会話。

  37. 6

    #4 部屋がほしいハムスター

    父と娘の家づくり妄想。ドアにリースを飾りたい、ハムスターを飼いたい、クラゲ飼えるの?小さな願いと大きな夢が交差する、ゆるくてあたたかい対話の時間。暮らしを少しだけ前向きにしたくなるポッドキャスト。

  38. 5

    #3 マイナス110℃のたぬきテール

    第3回は、せーちゃんとまっさによる賑やかなリース作りトーク!山で採ったツルを使い、丈夫で可愛い「たぬきテール」など個性豊かな作品が誕生します。昨年のマルシェで作品が売れた「プロ」のせーちゃんが、次なる商売を企む場面も。マイナス110度の寒さ(?)も笑いで吹き飛ばす、親子の温かな日常をお届けします。

  39. 4

    #2 ダンスを聴かせて

    ダンス教室で習った動きを全力で披露する、躍動感あふれる回です。響き渡る「どんたどんた」という足音や謎の掛け声「オッペ!」、そして即興の歌に乗せたダンスバトル。あえて「視覚的な動き」を音とリアクションだけで届ける。

  40. 3

    #1 ポケモン親子図鑑の話

    「ひみつの生態図鑑」、ついにスタート!第1回目は、せいちゃんが今一番夢中になっている**「ポケモン生態図鑑」**について親子で語り合います。図鑑で得た知識を自分なりに解釈し、一生懸命にパパへ伝えようとする熱量。そして、それを優しく受け止め、一緒に驚き、楽しむまっさの眼差し。二人の間だけで流れる、穏やかでいてワクワクが止まらない対話のトーンをそのままお届けします。図鑑のページを一枚ずつめくるように、日常の些細な発見を宝物のように分かち合う、そんな親子の時間をお楽しみください。

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せいちゃん(娘)とまっさ(父)が、暮らしの断面に生じる微細な異変を、言葉で固定していく『親子の生態図鑑』。父は導く者である以前に、しばしば娘に気遣われる存在であり、観察者と被観察者はいつの間にか入れ替わる。子どもの率直さと大人の逡巡が交差するところで、日常はひそかに硬質の光を帯びる。今この瞬間の声を残し、十年後の父が慎ましく拾い上げるための、親子の生態記録である。

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