PODCAST · health
酒とカラダRADIO 〜飲み続けるためのカラダケア入門〜
by 冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)
酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。  腸内細菌の研究・商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんと共に、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒と食を諦めることなく、“酒寿命”をのばす知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話します。 <出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家)<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105
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酒飲みのための「糖質戦略」。肝臓の渋滞を回避するスマートなスイーツ摂取法。
「飲んだ後のアイス、最高ですよね」──でも実はそれ、肝臓にとって一番キツい組み合わせかもしれません。今回は「お酒と甘いもの」の危険な関係を、冨士川が"高速道路の合流事故"にたとえて解説します。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第15回のテーマは「お酒と甘いものの危ない関係」。お酒だけ・甘いものだけより、組み合わせたときに肝臓で"化学的渋滞"が起きる、という話です。このエピソードでは、・肝臓は二車線の高速道路。アルコールで片側が封鎖されたところに果糖が合流するとどうなるか・「糖から脂肪を作る」経路(DNL)と、非アルコール性脂肪肝の新名称MASLD・MetALDの話・アセトアルデヒド+活性酸素の「酸化ストレスのダブルパンチ」・ビール+甘い割り材が痛風リスクに二重アクセルをかける理由・腸肝軸の視点:酒も糖も腸バリアを緩める。同時摂取はリーキーガットを加速・避けるべきワースト3(液状の糖/精製糖×飽和脂肪酸/締めスイーツ)・我慢ではなく「合流のタイミングをずらす」戦略的摂取という着地川島さんの「飲んだ後のアイスが最高なんだけど……」という切実な告白から始まり、"甘いものを諦めずに肝臓を守る"現実的な設計まで、ゆるく整理していきます。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)ゆるーいコミュニティを始めてみることにしました。LINEのオープンチャットですので、お気軽にご参加ください。・冨士川のダイエットリアルタイム報告・飲み会のご連絡・おすすめのお酒や健康食品の情報交換・その他なんでも情報交換などで利用しようかと思っています。参加はこちらから(もちろん無料です)↓オープンチャット「酒とカラダCLUB」 https://line.me/ti/g2/8YsuihI0EgznAtrXuu70cW97PsJQmwdjbUq6Ew?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>参考文献(1)Siler SQ, Neese RA, Hellerstein MK. De novo lipogenesis, lipid kinetics, and whole-body lipid balances in humans after acute alcohol consumption. Am J Clin Nutr. 1999;70(5):928-936.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/10479227/*アルコール摂取時に脂肪酸酸化が抑制され、同時摂取した糖が脂肪合成へ回りやすくなることを示した古典的ヒト研究参考文献(2)Softic S, Cohen DE, Kahn CR. Role of Dietary Fructose and Hepatic De Novo Lipogenesis in Fatty Liver Disease. Dig Dis Sci. 2016;61(5):1282-1293.doi:10.1007/s10620-016-4054-0URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4864984/*果糖が肝臓のDNL(de novo lipogenesis)を強く促し、脂肪肝形成の鍵となることを整理したレビュー参考文献(3)Rinella ME, Lazarus JV, Ratziu V, et al. A multisociety Delphi consensus statement on new fatty liver disease nomenclature. Hepatology. 2023;78(6):1966-1986.doi:10.1097/HEP.0000000000000520URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37363821/*NAFLDがMASLDへ改称され、アルコール+代謝要因の合併型としてMetALDが新設されたことを宣言する国際合議文書参考文献(4)Choi HK, Curhan G. Soft drinks, fructose consumption, and the risk of gout in men: prospective cohort study. BMJ. 2008;336(7639):309-312.doi:10.1136/bmj.39449.819271.BEURL: https://www.bmj.com/content/336/7639/309*糖加工飲料と果糖の摂取が痛風リスクを有意に上げることを示したコホート研究参考文献(5)Bishehsari F, Magno E, Swanson G, et al. Alcohol and Gut-Derived Inflammation. Alcohol Res. 2017;38(2):163-171.URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5513683/*アルコールが腸バリアを緩めLPS由来の全身炎症・肝障害を増幅する「腸肝軸」のレビュー参考文献(6)Bergheim I, Weber S, Vos M, et al. Antibiotics protect against fructose-induced hepatic lipid accumulation in mice: role of endotoxin. J Hepatol. 2008;48(6):983-992.doi:10.1016/j.jhep.2008.01.035URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18524415/*高果糖食が腸管バリアを弱めエンドトキシン経由で脂肪肝を誘発することを示した研究参考文献(7)Malik VS, Hu FB. The role of sugar-sweetened beverages in the global epidemics of obesity and chronic diseases. Nat Rev Endocrinol. 2022;18(4):205-218.doi:10.1038/s41574-021-00627-6URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35064240/*液状の糖(加糖飲料)が固形糖より代謝疾患リスクを高める理由を整理した総説参考文献(8)Shimba S, Ogawa T, Hitosugi S, et al. Deficient of a clock gene, BMAL1, induces dyslipidemia and ectopic fat formation. PLoS ONE. 2011;6(9):e25231.doi:10.1371/journal.pone.0025231URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3027687/*時計遺伝子BMAL1の発現リズムが脂質代謝と深夜の脂肪蓄積に関与することを示す参考文献(9)Field M, Wiers RW, Christiansen P, Fillmore MT, Verster JC. Acute alcohol effects on inhibitory control and implicit cognition. Alcohol Clin Exp Res. 2010;34(8):1346-1352.doi:10.1111/j.1530-0277.2010.01218.xURL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20477771/*飲酒が前頭前野の衝動制御機能を低下させ、衝動的な食選択につながることを示す
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「二日酔いのときこそやるべき仕事」についてAIに相談して整理してみた
二日酔いの日を「ダメな一日」で終わらせていませんか? 判断力が落ちたその状態、実は「ずっと先送りにしていた雑務を一掃する」には最高のコンディションかもしれません。AIに「二日酔いのときにやるべき仕事」を聞いてみたら、意外と的確なリストが返ってきたので紹介します。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第14回は、前回ep013の「二日酔いの時間をどう豊かにやり過ごすか」の続編的企画。今度は「二日酔いでも仕事に行かなきゃいけない人」のための実践回です。ep011で確認したとおり、二日酔いは判断力・注意力・情報処理速度が落ちている状態。だから「重要な意思決定」「複雑な交渉」「企画」には向きません。でも逆に、「判断を要しない作業」「ずっと先送りにしていた雑務」には、むしろ向いている。さらに「余計な自己検閲が減って、判断がシンプルになる」という意外な効能も。このエピソードでは、・二日酔いの日に向いている仕事・向いていない仕事の見分け方・整理・片付け系(領収書、名刺、写真フォルダ、PCアップデート)・定期作業の前倒し系(請求書、確定申告、有休計画)・棚卸し・解約系(サブスク、定期購入、フォローの見直し)・自分を見直す系(断る連絡、やめることを決める、ボツ企画の再評価)・関係・連絡系(お礼メール、感謝を伝える、プロフィール更新)・ep011「翌朝の自分に遺言を残す」シリーズの延長線上にある「飲む前に設計する」という発想二日酔いの日を「失われた一日」ではなく「先送りを一掃する日」に変える、実践的な一本です。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)https://note.com/saketokarada/n/n8530a4d1a294<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマ、あなたなりの「二日酔いの日のおすすめ作業」は下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!
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二日酔いのとき、何を聞く・観る?──時間をやり過ごすための「二日酔いコンテンツ」紹介
二日酔いの朝、布団から出られない時間をどう過ごす? 今回は科学の話をお休みして、冨士川と川島さんがそれぞれ「二日酔いの日に観てほしい・聴いてほしいコンテンツ」を持ち寄った完全に趣味の回です。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第13回は趣味の特別回。前回ep011で「二日酔いに確実に効く回復法はない、時間をやり過ごすしかない」という結論を出しましたが、だったらその「やり過ごす時間」を少しでも豊かにしよう、という企画です。このエピソードでは、・「回復できないなら、豊かにやり過ごす」という発想・冨士川の3本:太宰治「禁酒の心」、芥川龍之介「魔術」、ジョブズのスタンフォード大スピーチ・川島さんの3本:エリック・サティのジムノペディ/グノシエンヌ、高木正勝「Girls」、Elemental Parade(川島さん自身の作品)・横になりながら観られる・聴けるコンテンツを選ぶときの基準・ダメな自分を「赦してくれる」文学の力と、防御力ゼロのときに刺さる名スピーチ科学の話は一切なし。次の二日酔いの朝に布団の中で開きたくなる、完全に趣味のエピソードです。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマ、おすすめの「二日酔いコンテンツ」は下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードで紹介したコンテンツ>【冨士川の3本】1) 太宰治「禁酒の心」(朗読)URL: https://www.youtube.com/watch?v=xoHnIgoQnIc*ダメダメな酒飲みの自分語り。「ダメな自分には文豪という先輩がいる」という安心感2) 芥川龍之介「魔術」(朗読)URL: https://www.youtube.com/watch?v=Sml5eDGkYIQ*「魔が差す」ことは誰にでもある。飲みすぎた夜の自分を赦せる短編3) スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学卒業式スピーチ(2005)URL: https://www.youtube.com/watch?v=UF8uR6Z6KLc*防御力がゼロのときに観ると、言葉がまっすぐ届く名スピーチ【川島さんのおすすめ】4) エリック・サティ「ジムノペディ」「グノシエンヌ」URL: https://www.youtube.com/watch?v=CiuIap2BJJ8*意識をゆるやかに沈ませる、横になって聴くためのクラシック5) Girls (2003) - Masakatsu TakagiURL: https://www.youtube.com/watch?v=cwf0RLCuC5A*高木正勝の映像作品。理解せず、ただ「眺める」のにちょうどいい6) Elemental Parade(川島房恵さんの映像作品集)URL: https://www.youtube.com/@ElementalParade*画家・川島房恵さん自身が手がける映像作品7) 川島房恵さんInstagramURL: https://www.instagram.com/fusae0212/*日々の作品はInstagramで発信中
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お風呂教授石川先生に聞いた「飲む人のための入浴術」──適切な入浴時間、タイミングは?
初のゲスト回! "お風呂教授"石川泰弘先生を迎えて、飲む人のための入浴法を全部聞いてきました。泥酔での入浴はなぜ危険? 熱いお風呂と温めのお風呂、どちらが正解? お風呂と睡眠の深い関係とは?<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第12回は番組初のゲスト回。ツムラやバスクリンで入浴剤の研究に携わり、「お風呂教授」として知られる日本栄養大学特任教授の石川泰弘先生をお招きしました。前回ep011で「二日酔いのときのサウナはNG」という話をしたところ、「じゃあお風呂は?」という声が多く届いたのがきっかけで実現したゲスト回です。このエピソードでは、・飲んだ後のお風呂はアリ?ナシ? 泥酔がダメな理由と、ほどほどならOKのライン・皮膚は5〜6分で温まるが、筋肉は12〜13分かかる──「熱くて短い」が逆効果な理由・お風呂は疲労回復そのものではなく、最高の睡眠を作る「準備装置」だという話・入浴剤にうまみ調味料が入っている意外な理由と、日本の入浴剤が世界一優秀なわけ・生薬入浴剤の「君臣佐使」──温まる成分を全部入れたら逆効果だった実験・アスリートの温冷交代浴(13°Cと38〜39°Cを7往復)の世界・冨士川が直腸に温度ロガーを入れて2週間計測した深部体温実験の話「毎日入っているのに、意外と知らなかった」お風呂の正解を石川先生に全部聞きました。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)石川泰弘(日本薬科大学特任教授、お風呂教授)https://note.com/saketokarada/n/nf5c554df62f7<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>参考文献(1)Haghayegh S, Khoshnevis S, Smolensky MH, Diller KR, Castriotta RJ. Before-bedtime passive body heating by warm shower or bath to improve sleep: A systematic review and meta-analysis. Sleep Med Rev. 2019;46:124-135.doi:10.1016/j.smrv.2019.04.008URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31102877/*就寝前の入浴が入眠潜時を短縮し睡眠効率を改善するとするメタ解析参考文献(2)Kenttämies A, Karkola K. Death in sauna. J Forensic Sci. 2008;53(3):724-729.doi:10.1111/j.1556-4029.2008.00703.xURL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18471223/*サウナ内死亡事例の50%にアルコール摂取が関与。飲酒後の高温環境のリスクを示す法医学的調査参考文献(3)Roehrs T, Roth T. Sleep, sleepiness, and alcohol use. Alcohol Res Health. 2001;25(2):101-109.URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6707127/*飲酒がレム睡眠を抑制し睡眠後半の覚醒を増加させる。入浴との組み合わせで睡眠設計を考える根拠参考文献(4)石川泰弘. 1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法. 主婦の友社. 2023.*本エピソードのゲスト石川先生の著書。入浴と睡眠の関係を一般向けに解説
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「二日酔いに効く魔法はない」が科学的結論。それでも回復を早める方法とは?
「コーヒーを飲めば回復する」「スポドリを一気飲みすればいい」「シャワーを浴びれば楽になる」──二日酔いにまつわる「回復神話」を科学的にジャッジします。結論は、少し地味です。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第11回のテーマは「二日酔いの回復神話ジャッジ」です。前回ep010が「飲む前の予防」を扱ったのに対し、今回は「なってしまった後、どうするか」を科学的に整理します。このエピソードでは、・迎え酒・サウナ・コーヒー・スポドリ一気飲み・冷水シャワー、5つの回復神話をジャッジ・「動けてるから大丈夫」が実は最も危険な自覚のなさである理由・科学的に有効とされる「地味な3つ」だけが答えである現実「確実に効く魔法はない。でも、回復を早める『正しい地味』はある」という結論に向けて話していきます。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<本エピソードのnote記事>https://note.com/saketokarada/n/n515b86e1f317<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>参考文献(1)Pittler MH, Verster JC, Ernst E. Interventions for preventing or treating alcohol hangover. BMJ. 2005;331(7531):1515-1518.doi:10.1136/bmj.331.7531.1515URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16303745/*二日酔いに確実に有効な治療法は現時点では存在しないとする系統的レビュー参考文献(2)van de Loo AJAE, et al. Alcohol hangover versus dehydration: does hangover status predict dehydration? Eur J Nutr. 2020;59:2707-2714.doi:10.1007/s00394-019-02108-9URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29549498/*水分補給は脱水症状を緩和するが、二日酔い全体を治すわけではないことを示す参考文献(3)Roehrs T, Roth T. Sleep, sleepiness, and alcohol use. Alcohol Res Health. 2001;25(2):101-109.URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6707127/*飲酒がレム睡眠を抑制し、睡眠後半の覚醒を増加させることで回復を妨げる参考文献(4)Verster JC, et al. Effects of Alcohol Hangover on Cognitive Performance. Curr Drug Abuse Rev. 2010;3(2):116-126.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20712596/*二日酔い中の注意力・情報処理・意思決定の質が客観的に低下することを示す参考文献(5)Kunutsor SK, Laukkanen JA. Sauna bathing and risk of cardiovascular diseases. Prog Cardiovasc Dis. 2018;61(1):34-38.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29229588/*飲酒後サウナの循環器系への危険性、サウナ関連死亡例の35〜57%にアルコール関与参考文献(6)NIAAA. Hangovers. National Institute on Alcohol Abuse and Alcoholism. 2023.URL: https://www.niaaa.nih.gov/publications/brochures-and-fact-sheets/hangovers*二日酔いの定義、利尿作用、コーヒー・シャワーの神話性を解説する政府機関の公式情報参考文献(7)Mayo Clinic. Hangovers: Symptoms and causes. 2023.URL: https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/hangovers/symptoms-causes/syc-20373661*休息が基本、胃への刺激、あっさりした食事の推奨など回復の基本原則
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サウナで酒は抜けない?二日酔いを「設計」で防ぐ科学的な飲み方
「二日酔いはサウナで抜ける」「チャンポンが悪い」「ウコンは万能」──酒飲みの間で語り継がれてきた「都市伝説」、今日まとめてジャッジします。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第10回のテーマは「二日酔いの正体と都市伝説の真実」です。二日酔いは単なる水不足ではありませんでした。アセトアルデヒドによる毒性・脱水・胃腸ダメージ・睡眠の質の低下、そして近年注目の「全身の炎症反応」が重なった複合症状です。このエピソードでは、・二日酔いを引き起こす4つのメカニズムをやさしく整理・「チャンポンが悪い」「サウナで抜ける」「迎え酒が効く」など5つの都市伝説を本当/半分本当/ほぼ誤解でジャッジ・翌朝の対症療法より「飲む前の設計」で勝つための考え方川島さんの「え、サウナで抜けると思ってました!」というリアクションとともに、楽しくお届けします。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>参考文献(1)Swift R, Davidson D. Alcohol hangover: mechanisms and mediators. Alcohol Health Res World. 1998;22(1):54-60.URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6761821/*アセトアルデヒドが二日酔いの頭痛・吐き気・動悸の主因であることを示す古典的レビュー参考文献(2)Mackus M, et al. The role of alcohol metabolism in the pathology of alcohol hangover. J Clin Med. 2020;9(11):3421.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33207527/*二日酔いの全身炎症仮説(LPS漏出・炎症性サイトカイン)を扱う最新レビュー参考文献(3)Verster JC, et al. The alcohol hangover research group consensus statement on best practice in alcohol hangover research. Curr Drug Abuse Rev. 2010;3(2):116-126.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20712596/*二日酔いの多因子的メカニズム(脱水・睡眠障害・免疫反応など)に関するコンセンサス声明参考文献(4)Jones AW, Jonsson KA, Kechagias S. Effect of high-fat, high-protein, and high-carbohydrate meals on the pharmacokinetics of a small dose of ethanol. Br J Clin Pharmacol. 1997;44(5):521-526.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9370564/*食事がアルコール吸収を遅らせ、血中ピーク濃度を約30〜50%低下させることを実証参考文献(5)Pittler MH, Verster JC, Ernst E. Interventions for preventing or treating alcohol hangover. BMJ. 2005;331(7531):1515-1518.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16303745/*迎え酒・各種民間療法の二日酔い予防・治療効果を系統的にレビュー参考文献(6)Hewlings SJ, Kalman DS. Curcumin: A Review of Its Effects on Human Health. Foods. 2017;6(10):92.URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5664031/*クルクミンの生体利用率の低さと抗炎症・抗酸化効果のエビデンスレベルを整理参考文献(7)Roehrs T, Roth T. Sleep, sleepiness, and alcohol use. Alcohol Res Health. 2001;25(2):101-109.URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC6707127/*飲酒がレム睡眠を抑制し、睡眠後半の覚醒を増加させることを示す参考文献(8)Kunutsor SK, Laukkanen JA. Sauna bathing and risk of cardiovascular diseases. Prog Cardiovasc Dis. 2018;61(1):34-38.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29229588/*飲酒後サウナの心血管系への危険性と、サウナ関連死へのアルコール関与を報告
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酒寿命をのばす「解毒スイッチ」の科学、ケールとブロッコリーで肝臓をブーストしよう
「酒を減らせ」ではなく「解毒力を上げろ」。前回に続き、ケールとアブラナ科野菜の話。今回は科学編です。スルフォラファンが肝臓のアセトアルデヒド処理速度を2倍にする──そんな研究を出発点に、酒飲みのための「解毒スイッチ」をONにする食事戦略をお伝えします。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第9回のテーマは「スルフォラファンで解毒スイッチON」。前回のケール現地レポに続く科学メカニズム編です。このエピソードでは、・スルフォラファンがALDH(アセトアルデヒド脱水素酵素)を誘導し、処理速度を2倍にする仕組み・飲酒が葉酸を4つのルートで枯渇させるメカニズムと、ケールでの補給・食物繊維が腸内細菌を味方にしてアルコール性肝障害を軽減する最新研究・飲む前に食べるとアルコール吸収が最大34%低下するデータ・ザーサイ・高菜も同じアブラナ科。居酒屋メニューで「解毒スイッチ」・翌朝の青汁=罰ゲームではなく飲酒ダメージの一括回収ドリンクといった内容を、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。「説教」ではなく、お酒をもっと楽しむための「リカバリー戦略」としてお届けします。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>Ushida Y, Talalay P. Sulforaphane accelerates acetaldehyde metabolism by inducing aldehyde dehydrogenases: relevance to ethanol intolerance. Alcohol and Alcoholism. 2013;48(5):526-534.doi:10.1093/alcalc/agt063URL: https://academic.oup.com/alcalc/article/48/5/526/209660*スルフォラファンがALDHを誘導しアセトアルデヒド除去速度を2倍に加速Medici V, Halsted CH. Folate, alcohol, and liver disease. Molecular Nutrition & Food Research. 2013;57(4):596-606.doi:10.1002/mnfr.201200077URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/mnfr.201200077*飲酒による葉酸枯渇の4経路と肝障害促進メカニズムDietary fiber alleviates alcoholic liver injury via Bacteroides acidifaciens and subsequent ammonia detoxification. Cell Host & Microbe. 2024.doi:10.1016/j.chom.2024.06.008URL: https://www.cell.com/cell-host-microbe/fulltext/S1931-3128(24)00226-9*食物繊維が腸内細菌を介してアルコール性肝障害を軽減Psyllium fiber improves hangovers and inflammatory liver injury by inhibiting intestinal drinking. Frontiers in Pharmacology. 2024.URL: https://www.frontiersin.org/journals/pharmacology/articles/10.3389/fphar.2024.1378653/full*サイリウム繊維による二日酔い症状と肝炎症の改善Jones AW, Jönsson KA. Food-induced lowering of blood-ethanol profiles and increased rate of elimination immediately after a meal. J Forensic Sci. 1994;39(5):1084-1093.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8454989/*食事によるアルコール生体利用率の低下(食後:女性66%、男性71%)Šamec D, Urlić B, Salopek-Sondi B. Kale (Brassica oleracea var. acephala) as a superfood: Review of the scientific evidence. Critical Reviews in Food Science and Nutrition. 2019;59(15):2411-2422.doi:10.1080/10408398.2018.1454400URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29557674/*ケールの栄養成分と抗酸化能に関する科学的エビデンス総説
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【現地レポ】酒好きこそ"ケール"を味方に:磐田の畑でケールを摘んで食べてきた
「ケール=苦い青汁」だと思ってませんか?静岡県磐田市のケール専門種苗会社「増田採種場(マスダケール)」さんの畑で、ソフトケールを生で摘んで食べたら……苦味ゼロ、生でバリバリいける衝撃の体験をしてきました。今回は、ケールの驚きの進化史から酒飲みの体を守る科学的理由まで、たっぷりお話しします。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第8回のテーマは「酒好きこそケールを味方に」。冨士川と川島と仲間たちが静岡県磐田市の増田採種場を訪れた現地レポートとともに、ケールの知られざる魅力をお伝えします。このエピソードでは、・キャベツもブロッコリーも芽キャベツも、実は1つの野生植物から分かれた「ケールの親戚」・人間が好きな"パーツ"を選んで育てた結果──野菜の変身史・青汁は戦時中の医師が「命をつなぐサバイバルドリンク」として発明した歴史・ケールに含まれるスルフォラファンが肝臓の解毒酵素を活性化する仕組み・ソフトケールは苦味ゼロ。生で美味しい品種改良の進化・ケールチップス、冷凍ストック、スムージーなど酒飲みの食卓への取り入れ方といった内容を、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。「我慢して青汁を飲む」のではなく、「美味しくて酒のつまみにもなる最強の青菜」としてケールを再発見する回です。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<関連note記事>https://note.com/saketokarada/n/n0f1b803c5cfe<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>Mabry ME, Turner-Hissong SD, Gallagher EY, et al. The evolutionary history of wild, domesticated, and feral Brassica oleracea (Brassicaceae). Molecular Biology and Evolution. 2021;38(10):4419-4434.doi:10.1093/molbev/msab183URL: https://academic.oup.com/mbe/article/38/10/4419/6304875*野生キャベツからケール・キャベツ・ブロッコリー等への分岐の進化史を解明Maggioni L, von Bothmer R, Poulsen G, et al. Domestication, diversity and use of Brassica oleracea L., based on ancient Greek and Latin texts. Genetic Resources and Crop Evolution. 2018;65(1):137-159.doi:10.1007/s10722-017-0516-2URL: https://link.springer.com/article/10.1007/s10722-017-0516-2*古代ギリシャ・ローマ文献に基づくケール栽培史2000年の記録Houghton CA. Sulforaphane: Its "Coming of Age" as a Clinically Relevant Nutraceutical in the Prevention and Treatment of Chronic Disease. Oxidative Medicine and Cellular Longevity. 2019.doi:10.1155/2019/2716870URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5225737/*スルフォラファンによるPhase II解毒酵素の活性化メカニズムと臨床的意義Šamec D, Urlić B, Salopek-Sondi B. Kale (Brassica oleracea var. acephala) as a superfood: Review of the scientific evidence behind the statement. Critical Reviews in Food Science and Nutrition. 2019;59(15):2411-2422.doi:10.1080/10408398.2018.1454400URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29557674/*ケールの栄養成分(ビタミンC・カルシウム・ビタミンK・β-カロテン)の科学的エビデンス総説遠藤仁郎. 青汁の効用. 遠藤青汁グリーンライフ.URL: https://www.endoaojiru.com/rekisi.html*1943年の青汁発明から1954年のケール青汁誕生までの歴史
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咀嚼のコツ -コ スパ最強健康法”咀嚼”を極める
前回は「噛むだけで酒飲みの体が守れる」という話をしました。今回は、その「コツ」を徹底解説。"1口30回"の科学的根拠から、最強の咀嚼おつまみ5選まで、実践編をお届けします。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第7回は「咀嚼のコツ」実践編。前回の「咀嚼の効果」を踏まえ、具体的にどうやって噛む回数を増やすかを解説します。このエピソードでは、・「1口30回」の科学的根拠──満腹ホルモン(CCK、GLP-1)のスイッチ・麺類・丼物が肥満リスク4.4倍になる理由と、シメの置き換え戦略・自分の食事動画を撮る「客観的自己意識理論」によるショック療法・「箸を置く」だけで満腹感が向上するメカニズム・最強咀嚼おつまみ5選:あたりめ、極太きんぴら、砂肝、殻付きピスタチオ、たこといった内容を、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。あたりめは「酒飲みの筋トレ」。意志ではなく物理で勝つ、噛まざるを得ない環境設計をお伝えします。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>Hollis JH, Zhu Y, Bosworth ML. Effects of chewing on appetite, food intake and gut hormones: A systematic review and meta-analysis. Nutrients. 2023-2024.URL: https://www.mdpi.com/journal/nutrients*咀嚼回数1.5〜2倍でCCK・GLP-1が増加し、摂取エネルギーが10〜15%減少Eating speed, food patterns and obesity risk in adults: A cross-sectional study. BMJ Open. 2025.URL: https://bmjopen.bmj.com/*麺類・丼物の習慣的摂取と肥満リスク4.4倍の関連を報告Forde CG, van Langeveld AWB, de Graaf C. Effects of bite size and chewing behavior on oral processing and satiation. Appetite. 2024.URL: https://www.sciencedirect.com/journal/appetite*一口サイズと箸を置く動作が満腹感向上に直結するメカニズムDuval S, Wicklund RA. A theory of objective self-awareness. 1972.*自己の行動を客観視することで行動変容が促される心理学理論歯科領域における咀嚼能率試験. 日本補綴歯科学会.*炒り豆(大豆)を用いた咀嚼訓練の有用性に関する臨床知見
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”噛む”だけで肝臓が助かる?二日酔いを軽くする「咀嚼の秘密」
飲酒制限なし、食事制限なし、サプリも要らない──「よく噛む」だけで酒飲みの体を守れるとしたら?今回は、最新の研究が明らかにした「咀嚼の5つのメリット」をお届けします。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第6回のテーマは「咀嚼の秘密」。子供の頃から言われてきた「よく噛んで食べなさい」が、実は酒飲みにとって最強の健康投資だったという話です。このエピソードでは、・噛むと肝臓への血流が増える?迷走神経を介した意外なメカニズム・唾液が胃粘膜を守り、アルコールの吸収を緩やかにする仕組み・シメのラーメン欲を「神経ヒスタミン」で物理的にオフにする方法・1万人のデータが示す「噛む力と便秘リスクの関係」・翌朝の顔のむくみを解消する表情筋トレーニング効果といった内容を、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。「飲むな」「食べるな」は酒飲みには通用しない。でも「噛め」はできる。意志ではなく物理で勝つ、究極の環境設計をお伝えします。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<本エピソードのnote記事>https://note.com/saketokarada/n/n70b1a0f01281<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>Ueno T, Sugawara H, Sujaku K, et al. Therapeutic effects of mastication on liver function via the autonomic nervous system. Hepatology Research. 2016;46(11):1118-1125.doi:10.1111/hepr.12720URL: https://doi.org/10.1111/hepr.12720*咀嚼が迷走神経を介して肝臓への血流増加・胆汁分泌促進をもたらすメカニズムJournal of Clinical Biochemistry and Nutrition (JCBN). 2024年次報告.URL: https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jcbn/-char/ja*唾液(ムチン)による胃粘膜保護とアルコール吸収緩和に関する知見坂田利家ほか. 咀嚼と神経ヒスタミンによる食欲抑制メカニズム. 藤田医科大学研究報告. 2025年最新知見.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/*咀嚼が結節乳頭核を活性化し、神経ヒスタミン分泌を促進。満腹中枢を刺激して食欲を抑制Huang JF, Chen Y, Wang X, et al. Association between masticatory function and constipation: a cross-sectional study. BMC Gastroenterology. 2025;25:123.doi:10.1186/s12876-025-04123-3URL: https://doi.org/10.1186/s12876-025-04123-3*約1万人の横断研究で咀嚼能力と便秘リスクの逆相関を報告東京医科歯科大学・ロッテ共同研究. 咀嚼による表情筋トレーニング効果と顔面血流・リンパ促進. 2025年10月発表.URL: https://www.lotte.co.jp/info/pdf/20251010122519.pdf*咀嚼が表情筋を動かし、顔周りの血流・リンパ促進、肌の弾力改善とむくみ解消に寄与
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【実践編】漬ける・炒める・和えるだけ!爆速「麹つまみ」5選
【実践編】「で、結局何を食べればいいの?」──前回の論文回(リーキーガット×米麹)を踏まえて、今回は"台所で使えるレシピ"をお届けします。お酒が進むこと間違いなしの「麹おつまみ」5選です。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第5回は「実践編」。前回(第4回)で紹介した「米麹の酵素が酪酸産生菌を助ける」という理論を、明日の飲み会に持ち込むためのレシピ回です。このエピソードでは、・前回の理論を30秒でおさらい(なぜ「麹」がいいのか?)・「爆速」で作れる麹おつまみ5選を紹介 ① マグロの醤油麹漬け(漬けるだけ) ② きのこの醤油麹バター炒め(炒めるだけ) ③ アボカドの塩麹オリーブオイル和え(和えるだけ・火を使わない) ④ 砂肝の塩麹ニンニク炒め(和えて炒めるだけ) ⑤塩麹とニンジンのドレッシング(ミキサーするだけ)・「うまいから作る」が主役。腸にいいのは"ついで"そんな内容を、お届けします。今回のスタンスは「お酒を飲むことは変えなくていい。一品だけ『麹つまみ』に変えるだけで、結果的に腸にいい。しかも、普通においしい」。説教臭さゼロで、明日から使えるレシピをお楽しみください。<レシピ>① マグロの醤油麹漬け(漬けるだけ)のレシピ・マグロの刺身(柵or切り身)と醤油麹をポリ袋に入れて冷蔵庫で放置・1時間以上漬けた後、醤油麹がついたまま切って完成(分量目安:マグロ100g、醤油麹大さじ2)② きのこの醤油麹バター炒め(炒めるだけ)のレシピ・キノコをバターで炒める・仕上がり直前に醤油麹を加えて炒めて完成(分量目安:キノコ100g、バター10g、醤油麹大さじ1)③ アボカドの塩麹オリーブオイル和え(和えるだけ・火を使わない)のレシピ・アボカドを食べやすい大きさにカット・塩麹、オリーブオイル、レモン汁を和えて完成(分量目安:アボカド1個、塩麹大さじ1、オリーブオイル大さじ1、レモン汁大さじ1)④ 砂肝の塩麹ニンニク炒め(和えて炒めるだけ)のレシピ・砂肝を食べやすい大きさにカット・砂肝を塩麹、すりおろしニンニクで和えて、ごま油で炒めて完成(分量目安:砂肝100g、塩麹大さじ1、すりおろしニンニク1片、ごま油大さじ1)⑤塩麹とニンジンのドレッシング(ミキサーするだけ)のレシピ・ニンジン、玉ねぎ、塩麹、オリーブオイル、レモン汁、リンゴジュースをミキサーで混ぜて完成(分量目安:ニンジン1/2本、玉ねぎ1/4個、塩麹大さじ1、オリーブオイル大さじ1、レモン汁大さじ1、リンゴジュース50g)<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<関連note記事>https://note.com/saketokarada/n/nc07b6e909a86<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>Nakayama-Imaohji H, et al. Rice koji extract promotes growth and butyrate production of Faecalibacterium prausnitzii. Scientific Reports. 2026.doi:10.1038/s41598-026-36928-xURL: https://www.nature.com/articles/s41598-026-36928-x*【前回紹介・冨士川共著論文】米麹のα-アミラーゼが酪酸産生菌(F. prausnitzii)の増殖と酪酸産生を促進(今回のレシピの理論的背景)Akamine Y, et al. Effect of koji amazake on the human gut microbiome in patients with metabolic syndrome: a randomized controlled trial. Nutrition Research. 2022.URL: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0271531722000239*発酵玄米飲料で有益な腸内細菌(Clostridia class等)が増え、腸内環境が代謝に良い方向へ動く可能性Nagao F, et al. Amazake Made from Sake Cake: Its Functional Characteristics. 2021.URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/*甘酒摂取で炎症性サイトカイン(TNF-α)が改善し、脂肪肝や歯周病への好影響を示唆Kurahashi M, et al. Effect of Consumption of Koji Amazake on Defecation, Skin Condition, and Mood. Journal of Fungi. 2021;7(10):782.doi:10.3390/jof7100782URL: https://www.mdpi.com/2309-608X/7/10/782*麹甘酒の摂取により、排便頻度と便量が有意に増加
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【冨士川共著論文】酒飲みの腸は穴だらけ?発酵食品を食べるべき理由
【冨士川の共著論文公開記念】「お酒を飲むと腸の壁がゆるむ」──聞いたことはあるけど、じゃあどうすればいいの?今回は、冨士川が共著者として参加した最新論文をもとに、酒飲みの腸を守るヒントをお届けします。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第4回は「論文回」。2026年1月20日に科学誌「Scientific Reports」に掲載された、冨士川が共著者として参加した最新論文を起点に、酒飲みの腸と"麹×酪酸菌"の科学をお届けします。このエピソードでは、・「リーキーガット(腸漏れ)」とは何か?お酒が腸の壁をゆるめるメカニズム・腸バリアを守る「酪酸」と、それを作る腸内細菌の話・米麹の酵素(α-アミラーゼ)が酪酸産生菌を助けるという最新研究・「お酒を飲む時こそ、麹を使ったおつまみを一品入れる」という設計そんな内容を、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。専門用語が出てきますが、「腸壁のファスナー」「腸のエネルギードリンク」「菌のためのフードプロセッサー」といったイメージで噛み砕いてお伝えします。論文の話だけど、明日の飲み会から使える知識です。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<本エピソードのnote記事>https://note.com/saketokarada/n/ne7ecb09b9982<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>Bishehsari F, Magno E, Swanson G, Desai V, Voigt RM, Forsyth CB, Keshavarzian A. Alcohol and Gut-Derived Inflammation. Alcohol Res. 2017;38(2):163-171.URL: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5513683/*アルコールやアセトアルデヒドがタイトジャンクションをゆるめ、腸管透過性を上げるメカニズムを解説Leclercq S, Matamoros S, Cani PD, et al. Intestinal permeability, gut-bacterial dysbiosis, and behavioral markers of alcohol-dependence severity. Proc Natl Acad Sci USA. 2014;111(42):E4485-93.doi:10.1073/pnas.1415174111URL: https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.1415174111*アルコール依存症患者で腸管透過性の亢進と腸内細菌叢の乱れが観察されることを報告Zheng L, Kelly CJ, Battista KD, et al. Microbial-Derived Butyrate Promotes Epithelial Barrier Function through IL-10 Receptor–Dependent Repression of Claudin-2. J Immunol. 2017;199(8):2976-2984.doi:10.4049/jimmunol.1700105URL: https://journals.aai.org/jimmunol/article/199/8/2976/109761/Microbial-Derived-Butyrate-Promotes-Epithelial*酪酸がClaudin-2を抑制し、腸バリア機能を高めるメカニズムを解明Nakayama-Imaohji H, et al. Rice koji extract promotes growth and butyrate production of Faecalibacterium prausnitzii. Scientific Reports. 2026.doi:10.1038/s41598-026-36928-xURL: https://www.nature.com/articles/s41598-026-36928-x*【冨士川共著論文】米麹抽出物のα-アミラーゼがF. prausnitziiの増殖と酪酸産生を培養系で促進(本エピソードの核となる一次情報)Akamine Y, et al. Effect of koji amazake on the human gut microbiome in patients with metabolic syndrome: a randomized controlled trial. Nutrition Research. 2022.URL: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0271531722000239*麹飲料がメタボリックシンドローム患者の腸内細菌叢を調整する可能性を示唆したRCT
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「太りにくいつまみ」について本気で調べてみた
「唐揚げ禁止」じゃない。太りやすいつまみの"条件"を知れば、我慢しなくても大丈夫──そんな話をしています。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。"酒寿命"を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第3回のテーマは「太りやすいつまみ、太りにくいつまみ」。「何を食べちゃダメか」ではなく、「どういう条件だと食べ過ぎが起きやすいか」という視点で整理しました。調べてみると、太りやすいつまみには共通の条件があることがわかりました。「油が多くて水分が少ない(高密度)」「タンパク質・食物繊維が少ない」「塩分が強い」「超加工食品」──この4つの条件が揃うほど、食べ過ぎが起きやすくなります。このエピソードでは、・なぜスナック菓子は「無限に食べられる」のか・フライドポテトが"太りやすさフルコンボ"な理由・「最初の一手」に枝豆を頼むべき科学的根拠・塩味欲を酸味で満たすテクニックそんな問いを、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。「揚げ物禁止」ではなく、「条件を知った上で、量を決める」。我慢ではなく設計で、つまみと付き合う方法を考えます。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<本エピソードのnote記事>https://note.com/saketokarada/n/n1fa52ef78771<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、"お酒をやめる"ではなく"どう付き合うか"をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>参考文献(1)Rolls BJ. The relationship between dietary energy density and energy intake. Physiol Behav. 2009;97(5):609-615. doi:10.1016/j.physbeh.2009.03.011URL: https://dynamic-dudes.bangor.ac.uk/pdfs/Fruit and Vegetable consumption displacing HSFS intake/14.Rolls.2009.pdf*エネルギー密度(油多い・水分少ない)が高いほど過食が起きやすい参考文献(2)Rolls BJ. Dietary energy density: Applying behavioural science to weight management. Nutr Bull. 2017;42(3):246-253. doi:10.1111/nbu.12280URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/am-pdf/10.1111/nbu.12280*水分・野菜を増やすことでエネルギー密度を下げ、満腹感を維持しながらカロリーを減らせる参考文献(3)Paddon-Jones D, Westman E, Mattes RD, Wolfe RR, Astrup A, Westerterp-Plantenga M. Protein, weight management, and satiety. Am J Clin Nutr. 2008;87(5):1558S-1561S. doi:10.1093/ajcn/87.5.1558SURL: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0002916523236643*タンパク質は炭水化物や脂質より満腹感を出しやすい参考文献(4)Dhillon J, Craig BA, Leidy HJ, et al. The Effects of Increased Protein Intake on Fullness: A Meta-Analysis and Its Limitations. J Acad Nutr Diet. 2016;116(6):968-983. doi:10.1016/j.jand.2016.01.003URL: https://www.jandonline.org/article/S2212-2672(16)00042-3/abstract*タンパク質摂取増加と満腹感向上の関連をメタ解析で確認参考文献(5)Clark MJ, Slavin JL. The effect of fiber on satiety and food intake: a systematic review. J Am Coll Nutr. 2013;32(3):200-211. doi:10.1080/07315724.2013.791194URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23885994/*食物繊維は満腹感を高め、摂取量を抑える効果がある参考文献(6)Bolhuis DP, Costanzo A, Newman LP, Keast RS. Salt Promotes Passive Overconsumption of Dietary Fat in Humans. J Nutr. 2016;146(4):838-845. doi:10.3945/jn.115.226365URL: https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0022316623005795*塩分は食品のおいしさを高め、摂取量を増加させる参考文献(7)Hall KD, Ayuketah A, Brychta R, et al. Ultra-Processed Diets Cause Excess Calorie Intake and Weight Gain: An Inpatient Randomized Controlled Trial of Ad Libitum Food Intake. Cell Metab. 2019;30(1):67-77.e3. doi:10.1016/j.cmet.2019.05.008URL: https://www.cell.com/cell-metabolism/fulltext/S1550-4131(19)30248-7*超加工食品中心の食事では摂取カロリーが約+500kcal/日増加し体重増加(入院下RCT)参考文献(8)Li SS, Kendall CW, de Souza RJ, et al. Dietary pulses, satiety and food intake: a systematic review and meta-analysis of acute feeding trials. Obesity. 2014;22(8):1773-1780. doi:10.1002/oby.20782URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/oby.20782*豆類はタンパク質と食物繊維を含み、満腹感を高める参考文献(9)Prest M. Creative Ways to Add Flavor to Meals Without the Salt. J Renal Nutr. 2024. doi:10.1053/j.jrn.2024.08.009URL: https://www.jrnjournal.org/article/S1051-2276(24)00205-X/pdf*酸味・香り・スパイスで塩分を減らしても満足度を維持できる参考文献(10)Ponzo V, Pellegrini M, Costelli P, et al. Strategies for Reducing Salt and Sugar Intakes in Individuals at Increased Cardiometabolic Risk. Nutrients. 2021;13(1):279. doi:10.3390/nu13010279URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7835960/*減塩のための酸味・香辛料活用戦略のレビュー
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酒は飲みたい。でも太りたくない。そして我慢はしたくない。
飲みたい・太りたくない・我慢したくない酒飲みのための、現実的な要点整理回。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。“酒寿命”を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>今回のテーマは、「酒は飲みたい。でも太りたくない。そして我慢はしたくない」という、多くの酒飲みが抱えるジレンマです。調べてみると、太る原因はお酒そのものというより、「追加カロリー」「脂肪燃焼の優先順位変更」「食欲ブースト」「抑制のゆるみ」が同時に起きる"負のコンボ"にあることがわかってきました。このエピソードでは、・なぜ飲み会の後にラーメンが食べたくなるのか・「意志の力」で戦うのが難しい科学的な理由・我慢ではなく「環境設計」で勝つという発想そんな問いを、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。「お酒をやめる」か「太るのを諦める」かの二択ではなく、"どう設計するか"を考えるきっかけになれば嬉しいです。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<本エピソードのnote記事>noteではポッドキャストでお話ししたことの要点の整理、今日からできる小さなアクションなども掲載しています。https://note.com/saketokarada/n/nd3a319d3ac21<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、“お酒をやめる”ではなく“どう付き合うか”をテーマに話していきます!<参考文献>参考文献(1)Traversy G, Chaput JP. Alcohol Consumption and Obesity: An Update. Current Obesity Reports. 2015;4(1):122-130. doi:10.1007/s13679-014-0129-4URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4338356/*アルコールは約7kcal/gの高カロリーであり、満腹感に繋がりにくいため「追加カロリー」になりやすい参考文献(2)Suter PM, Schutz Y, Jequier E. The effect of ethanol on fat storage in healthy subjects. N Engl J Med. 1992;326(15):983-987. doi:10.1056/NEJM199204093261503URL: https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJM199204093261503*アルコール処理が優先されるため、飲酒中は脂肪燃焼(脂質酸化)が抑制される参考文献(3)Kwok A, Dordevic AL, Paton G, Page MJ, Truby H. Effect of alcohol consumption on food energy intake: a systematic review and meta-analysis. Br J Nutr. 2019;121(5):481-495. doi:10.1017/S0007114518003677URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30630543/*アルコール摂取は高カロリー食品への欲求を高め、総摂取エネルギーを増加させる参考文献(4)Giancola PR, Josephs RA, Parrott DJ, Duke AA. Alcohol Myopia Revisited: Clarifying Aggression and Other Acts of Disinhibition Through a Distorted Lens. Perspect Psychol Sci. 2015;5(3):265-278. doi:10.1177/1745691610369467URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26162159/*アルコール・マイオピアにより、将来の健康リスクよりも目の前の即時的な快楽に注意が向きやすくなる参考文献(5)Higgins KA, Mattes RD. A randomized controlled trial contrasting the effects of 4 low-calorie sweeteners and sucrose on body weight in adults with overweight or obesity. Am J Clin Nutr. 2022;115(6):1566-1577. doi:10.1093/ajcn/nqac034URL: https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8803498/*シメのラーメンを温かいスープ等に置き換えることで摂取カロリーを抑える参考参考文献(6)Sleep Foundation. Alcohol and Sleep. 2024.URL: https://www.sleepfoundation.org/nutrition/alcohol-and-sleepCapers PL, Fobian AD, Kaiser KA, Borah R, Allison DB. A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials of the impact of sleep duration on adiposity and components of energy balance. Obes Rev. 2015;16(9):771-782.*睡眠不足(飲酒による質の低下)は翌日の食欲を増進させる参考文献(7)Adriaanse MA, Vinkers CD, de Ridder DT, Hox JJ, de Wit JB. Do implementation intentions help to eat a healthy diet? A systematic review and meta-analysis of the empirical evidence. Appetite. 2011;56(1):183-193. doi:10.1016/j.appet.2010.10.012URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ejsp.730*if-thenプランニングを用いて事前に行動を決めておく環境設計が有効
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「お酒は少しなら健康」は本当?実は“人とのつながり”の方が大事かもしれない話
「お酒は少しなら健康」──よく聞くこの話、本当なのでしょうか?実は最近、その前提が少し揺らいできています。<番組概要>酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。腸内細菌の研究や商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら、「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんとともに、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒や食を諦めることもなく。“酒寿命”を少しでものばすための知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話しする番組です。<本エピソードの概要>第1回のテーマは、「お酒は少しなら健康」というよく聞く話は本当なのか?という疑問から始まります。近年の研究を見直すと、「少量飲酒が体に良い」というよりも、実は「人とのつながり」や「孤立していないこと」の方が、健康や寿命に強く影響している可能性が見えてきています。このエピソードでは、・なぜ「少しなら健康」という話が広まったのか・お酒そのものと、人との関係性をどう切り分けて考えるか・それでも私たちは、なぜ誰かと飲みたいのかそんな問いを、飲み仲間目線でゆるく整理していきます。「お酒をやめる」か「飲み続ける」か、の二択ではなく、“誰と、どう飲むか”を考えるきっかけになれば嬉しいです。<出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家/飲み仲間代表)<本エピソードのnote記事>noteではポッドキャストでお話ししたことの要点の整理、今日からできる小さなアクションなども掲載しています。https://note.com/saketokarada/n/n2d7990aed777<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105この番組では今後も、“お酒をやめる”ではなく“どう付き合うか”をテーマに話していきます!<本エピソードの参考文献>参考文献(1)Stockwell T, Zhao J, Clay J, Levesque C, Sanger N, Sherk A, Naimi TS.Why Do Only Some Cohort Studies Find Health Benefits From Low-Volume Alcohol Use? A Systematic Review and Meta-Analysis of Study Characteristics That May Bias Mortality Risk Estimates.Journal of Studies on Alcohol and Drugs. 2024;85(4):441-452. doi:10.15288/jsad.23-00283URL: https://doi.org/10.15288/jsad.23-00283*少量飲酒の健康効果は、研究デザインや「元飲酒者の扱い」に強く影響されることを整理参考文献(2)Ortolá R, Sotos-Prieto M, García-Esquinas E, Galán I, Rodríguez-Artalejo F.Alcohol Consumption Patterns and Mortality Among Older Adults With Health-Related or Socioeconomic Risk Factors.JAMA Network Open. 2024;7(8):e2424495. doi:10.1001/jamanetworkopen.2024.24495URL: https://doi.org/10.1001/jamanetworkopen.2024.24495*年齢・喫煙・既往歴などを厳密に調整すると「少量飲酒が有利」という結果は弱まる/消える参考文献(3)Holt-Lunstad J, Smith TB, Layton JB.Social Relationships and Mortality Risk: A Meta-analytic Review.PLOS Medicine. 2010;7(7):e1000316. doi:10.1371/journal.pmed.1000316URL: https://doi.org/10.1371/journal.pmed.1000316*社会的関係が強い人は死亡リスクが約50%低い参考文献(4)Holt-Lunstad J, Smith TB, Baker M, Harris T, Stephenson D.Loneliness and social isolation as risk factors for mortality: a meta-analytic review.Perspectives on Psychological Science. 2015;10(2):227-237. doi:10.1177/1745691614568352URL: https://doi.org/10.1177/1745691614568352*孤独・孤立・独居はいずれも死亡リスクを有意に上げる参考文献(5)Creswell KG.Drinking Together and Drinking Alone: A Social-Contextual Framework for Alcohol Use and Problems.Current Directions in Psychological Science. 30(1):19-25. Published online 2020-12-02. doi:10.1177/0963721420969406URL: https://doi.org/10.1177/0963721420969406*「お酒は健康食品じゃないけど、人間関係の潤滑油ではある」参考文献(6)内閣府(孤独・孤立対策).令和6年 人々のつながりに関する基礎調査(全国調査).URL: https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/zenkokuchousa/r6/index.html(調査結果概要PDF)URL: https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/zenkokuchousa/r6/pdf/tyosakekka_gaiyo.pdf*孤独感が強い人ほど主観的健康感が低く、抑うつ傾向が強い
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酒とカラダRADIO(飲み続けるためのカラダケア入門)は、「仲間と、ずっと楽しく飲み続けたい」という思いを原点にしたポッドキャストです。  腸内細菌の研究・商品開発に約10年携わってきた冨士川が、最新の科学情報を日常で無理なく試せる形に噛み砕き、飲み友達の体験談も交えながら「お酒とカラダのちょうどいい付き合い方」を探っていきます。飲み仲間代表の川島さんと共に、正しさを押し付けることなく、美味しいお酒と食を諦めることなく、“酒寿命”をのばす知恵を、きちんと調べて、ゆるくお話します。 <出演者>冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)川島房恵(画家)<ご意見・問い合わせフォーム>感想・質問・取り上げてほしいテーマは、下記のフォームからどうぞ。https://cool-dill-928.notion.site/2f103949bb7b801f8a20dd0dd933938c?pvs=105
HOSTED BY
冨士川凛太郎(株式会社simpleA代表取締役、腸内細菌検査協会理事)
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